関西-松山、高知線減便へ 全日空、不採算で
全日本空輸が2009年度中に、関西空港と松山、高知を結ぶ路線の減便を検討していることが5日、分かった。
経営環境が悪化する中、不採算路線を見直す。今後、地元との調整を本格化させる。路線は廃止せず、維持する方向。
関西-松山、高知は現在1日それぞれ3往復運航しているが、利用率は30%台に低迷している。
松山、高知の利用者を大阪(伊丹)の路線に集約し、効率化を図る。
全日空は、09年度中に、関西路線のほか、札幌-岡山、広島などの路線見直しも計画している。
日本航空も09年度に、関西空港と地方を結ぶ5路線の見直しを検討。景気減速で航空業界の経営環境は厳しく、両社にとって不採算路線の見直しは避けられない課題だが、地元自治体の反発も予想される。
飛行機&CA JAL・ANAカレンダー対決
なじみの旅客機から貨物機まで
JALの「フリートカレンダー」(1575円)は25万部製作。JALブランドコミュニケーション(JBC、品川区東品川)によると、2~3年で部数が急増したといい、同社出版第2部、栗原智子さんは「最近の機種は筒型の単純な形も多く、小型機なども入れて工夫しました」と話す。ジャンボ機(ボーイング747型)の登場は1枚だけとなり、同777型機、同737型機など主力の中小型機からプロペラ機、無塗装の貨物機が並ぶ多種多様な構成。主な書店で販売、注文も可能だ。
一方、ANA主力機が並ぶのは「フライトカレンダー」(2940円)など大型~小型の4種。全日空商事(港区東新橋)が計9万部製作。機内誌による通信販売やインターネット販売(www.astyle.jp)が中心だ。
同社通信販売部の橋本剛マネジャーは「季節感を大事にしている。カメラマンには年間を通していろいろな場所で撮影してもらう」と説明する。
JAL伝統の古美術、ANAは空撮
このほか、JALは現役客室乗務員(CA)が登場する「キャビンアテンダント・カレンダー」(1575円、5万部)など。
世界各地の街角や自然風景と現地採用モデルが彩る「ワールド・オブ・ビューティー」(1575円、120万部)は40年以上続くロングセラー。来年版はモンゴル・バトスンベル村、米ニューオリンズ、沖縄、アラブ首長国連邦ドバイ、米ハワイなどを掲載する。
昭和29年から続く「アートカレンダー」(1575円、60万部)は国宝、重要文化財など日本の古美術を紹介する。JBC出版第2部の三船貢司次長は「海外に日本を紹介するため始まった。JALの会社としてのライフワーク」という。30年版には奈良・興福寺の阿修羅像(国宝)が掲載。「今では撮影許可は下りないでしょう」と三船次長もいう貴重な写真だ。
ANAも2種の風景カレンダーを発行。「TAKE OFF」(1470円、86万部)は日本の自然を空撮。「グラフィックギャラリー」(1470円、51万部)は世界各国の風景で、就航路線が多い中国が数多く登場するのも特徴だ。

