昨日から新潟地方は本格的な雨。秋のながさめ、実は結構好きです。

「雨雨降れ降れかあさんが、蛇の目でお迎えうれしいな、ぴちぴちちゃぷちゃぷらんらんらん♪♪」という昔懐かしい唱歌が朝から頭の中を駆け巡り、なんとなく今日は友達の家へ上がり込んでままごとでも遊びたいところ。

でも、もう小学生ではないし平日にヒマしている人はいません。

で、訪れたところは県内きっての大地主、旧市島邸。座敷童ちゃんと遊ぼうかなと思ってね。

そういえば、伊勢神宮の宮司さんがあるブログでこんな事を述べていました。

伊勢神宮は20年に一度正殿を新たに建て直し、ご神体を新宮へ移します。

そのときの儀式を式年遷宮といいますが、式年遷宮を終えた翌日古い建物へ行ってみると、昨日までは荘厳な雰囲気を保っていたのにその荘厳さがすっかりなくなり、人が住まなくなって何年もたったあばら屋のように荒れ果てて見えたと。

新潟県内には観光客が訪れることのできる豪農や豪商の館が10軒近くあります。

それらの全てではないけれど、何軒かは今でも誰かが住んでいるような気配を保ち続けています。

どうしてかなあ??

写真2枚目がこの家でぼくが一番好きな部屋。いつもここで何枚も写真を撮ってしまいます。

シャッターを押すと、すぅーと心が軽くなります。

その後新潟市内のプールで40分泳ぎ、満ち足りた気分で帰宅すると、カブトちゃんのカップルが仲むつまじく添い寝していました。雌が雄の背中に覆い被さり、じっとしています。どうやら寝ているようです。

最近は二匹の親密さが一段と増したようです。ちょっと羨ましいかも。








今年の7月から飼い始めているカブトムシご夫妻が産んだ卵から孵った幼虫たちが、こんなに大きくなりました。

今朝ホームセンターで690円買ってきた衣装ケースに入れ替えるため土をビニールシートの上にぶちまけてみたら・・・おお、すご~い。

丁度9月の頭に生まれたばかりの幼虫や卵を20個近く暫定的に小さなポリバケツに移し替えたのです。成虫と一緒にしておくと、誤って土に潜る際卵がつぶされたりすることがあるからです。カブトは卵をよけて潜るほど賢くないのです。

そのときはまだ大きいヤツでも7-8mm程度だったのに、今回既に4cmくらいに成長しています。

予想以上に成長が早い。土も彼らのうんこまみれとなっており、早く大きいケースに移し替えてよかった思いました。

カブトたちを飼っているのは、実は罪滅ぼしするため。

昨年の夏はじめて知人から教えてもらったポイントに甥っ子たちを連れて昆虫採集に行ったのですが、ちょっと乱獲しすぎてしまいました。

そのためもあってかなくてか、今年の夏は昨年の半分くらいしかいなかったような。

甥っ子たちも興味半分に取っただけなので、持ち帰った虫たちをきちんと飼育することもなく、その多くを無駄死にさせてしまったのです。

甥っ子たちも彼らなりに誰から言われたでもなく反省しているようで、ぼくと同じ事を考えるに至りました。

今年は甥っ子たちもワンカップルだけを持ち帰り、きちんと飼育しています。

やはり15~20個ぐらい産卵したようで、大事に大事に飼育しています。

来年の夏は成虫に孵ったヤツから順に生まれた場所へ放虫するつもり。

一般にほ乳類と違って昆虫類には魂がないと言われていますが(形態形成共鳴場の波動パターンが根本的に違う。ていうかそれを持たない)、でもぼくは多少なりとも彼らの'意識'を感じました。

二人はとても仲がよく、最近は雌が遊ぼうよ~と言いながら雄の背中へよじ登り、じゃれ合ったりしています。

餌を食べるときも鼻をつき合わせて食べることが多いです。飼い始めた当初はよく雄が雌を角で押しのけてやりたい放題に振る舞っていたのですが。

生き物を飼うことは本当に大変です。その大変さを通じて、命の大切さや愛のなんたるかを学びました。

甥っ子たちは来年はクワガタを飼いたがっていますが、ぼくは新たな責任を引き受ける心の余裕は今はまだありません。






まだまだ赤道儀の扱いになれていないので、練習の意味もあり車で20分の胎内スキー場の駐車場へ行ってきました。あいにく空の三分のには雲に覆われていたけど、胎内の山の神さまにお願いして(中学の時から知り合いなのです、へへへ)30分だけ晴れ間を作ってもらいました。

北極星方面がずっと曇っていたので、今日は赤道儀を使わずに普通の三脚を使っての固定撮影のみ。

22日は月の出が22時26分、現地を40分頃には出たのだけど、その頃には天気が急変。新発田に着く頃には雨が降り出しました。

2枚目の写真の左下の赤みは決して夕焼けのそれではありません。新発田市の街明かりなのです。

雲が出ているとそれに反射するので余計明るさが目立ちます。

2枚目の写真にはスバル(プレアデス星団)が写っていますが、その下に明るく輝く星はアルデバラン、中央にさらに明るく輝く星はカペラ。カペラの上には流星群で有名なペルセウス座が写っています。(二重星団も写っているのですが、この写真サイズでは判別が難しいかも)

最初の写真は天の川を写したものですが、空がやや明るいのでなんとか星が密集しているのがわかる程度です。

せめて深夜営業の店を少しでも減らしたら、もっと暗くなると思うのですが。

全てのコンビニがオールナイトで営業する必要性が果たしてあるでしょうか。

星を探索することは、実は心の深部を探求することと同義です、たぶん。

ぼくは今心の闇の部分にとても興味があるのかもしれません。そこに自分の秘められた可能性やなんやかや、限られた語彙で表現尽くせない広大な宇宙がそこに拡がっていることを直感します。

意識して自分の探しの旅を初めて20年くらいになるのかな?

今ぼくの旅は新たな局面を迎えたような気がしています。

さあ、ディープスカイを探訪するぞ。









今日も真夏日の新潟。五十嵐浜では大勢のサーファーが繰り出し、波と戯れていました。

残念ながら波のコンディションはよくなかったけれど、やっぱり海はいい。

いつもはスナップ写真で使うKissX2に300mmの単焦点望遠レンズ+1.4倍テレコンの組み合わせで試し撮りしたけど、40Dに比べると全然オートフォーカスの食いつきが悪く、毎秒3コマ撮れるはずのカタログスペックもテレコンを付けたせいかとても遅く、レスポンスもバッド。

スポーツ写真は40D以上の機種じゃないとだめですね。こういうことはカタログには書いてないから、撮ってみて初めてわかるのです。光がたっぷりあるこの状況でこうだから、やっぱX2はスナップ用途で使うのが正しいようで。

夜は甥っ子を連れて胎内天文台の定期観望会へ行ってきました。20分もすると曇ってきてなにも見えなくなったけど、取りあえず口径60cmの望遠鏡で木星とアンドロメダ、アルビレオ、ベガなどを大迫力で見たので満足。

サブ機の口径13cmの屈折式望遠鏡でもかなりクリアな像が楽しめたので、ますます天体望遠鏡一式を購入したくなりました。

それにしもベガの青白い光は印象的。恒星は太陽系の惑星と違って点にしか見えないけど、それでもそこから放たれている光は大きな望遠鏡で見るとよく違いがわかります。

ベガは私たちの魂の故郷の一つでもあるのです。色は青白かったけど、とても暖かな波動が感じられました。











今日も新潟は残暑が厳しかったです。

午後になったら曇ってきてやや過ごしやすくなり、午後からちょっとビッグスワンのある鳥屋野潟公園をお散歩。

この公園は花博の会場にもなったのですが、その後新潟アルビレックスの本拠地ビッグスワンが作られると徐々にスポーツ公園へと変貌していきました。

5年前に来たときは鬱蒼とした森もあったのですが、今はほとんど芝生広場に変身してしまい、わずかに残っている木たちもあまり元気がありません。

それでもこんなところにという場所に彼岸花の群生地を発見。

そこは鳥屋野潟に面した、本当に公園の裏というか隅っこの方なので、まず人目に付きません。

秘密の花園を見つけた気分で、ちょっと嬉しくなりました。

最近キャノンの広角ズーム16-35mm F2.8L USM IIは星野写真に使っているので、拡散系フィルターが付けっぱなし。

なので、そのフィルターを付けたまま撮影してみたのですが、これがいい感じ。

きょうび、ほとんどの効果はソフトによる画像処理で創り出すことができますが、でも撮影時にちゃんと計算した上でフィルターを選びシャッターを押すと、気持ちが入るのでやはり写りは全然違ってきます。

フィルターワークを見直してみようかと考えている今日この頃です。