今年の7月から飼い始めているカブトムシご夫妻が産んだ卵から孵った幼虫たちが、こんなに大きくなりました。

今朝ホームセンターで690円買ってきた衣装ケースに入れ替えるため土をビニールシートの上にぶちまけてみたら・・・おお、すご~い。

丁度9月の頭に生まれたばかりの幼虫や卵を20個近く暫定的に小さなポリバケツに移し替えたのです。成虫と一緒にしておくと、誤って土に潜る際卵がつぶされたりすることがあるからです。カブトは卵をよけて潜るほど賢くないのです。

そのときはまだ大きいヤツでも7-8mm程度だったのに、今回既に4cmくらいに成長しています。

予想以上に成長が早い。土も彼らのうんこまみれとなっており、早く大きいケースに移し替えてよかった思いました。

カブトたちを飼っているのは、実は罪滅ぼしするため。

昨年の夏はじめて知人から教えてもらったポイントに甥っ子たちを連れて昆虫採集に行ったのですが、ちょっと乱獲しすぎてしまいました。

そのためもあってかなくてか、今年の夏は昨年の半分くらいしかいなかったような。

甥っ子たちも興味半分に取っただけなので、持ち帰った虫たちをきちんと飼育することもなく、その多くを無駄死にさせてしまったのです。

甥っ子たちも彼らなりに誰から言われたでもなく反省しているようで、ぼくと同じ事を考えるに至りました。

今年は甥っ子たちもワンカップルだけを持ち帰り、きちんと飼育しています。

やはり15~20個ぐらい産卵したようで、大事に大事に飼育しています。

来年の夏は成虫に孵ったヤツから順に生まれた場所へ放虫するつもり。

一般にほ乳類と違って昆虫類には魂がないと言われていますが(形態形成共鳴場の波動パターンが根本的に違う。ていうかそれを持たない)、でもぼくは多少なりとも彼らの'意識'を感じました。

二人はとても仲がよく、最近は雌が遊ぼうよ~と言いながら雄の背中へよじ登り、じゃれ合ったりしています。

餌を食べるときも鼻をつき合わせて食べることが多いです。飼い始めた当初はよく雄が雌を角で押しのけてやりたい放題に振る舞っていたのですが。

生き物を飼うことは本当に大変です。その大変さを通じて、命の大切さや愛のなんたるかを学びました。

甥っ子たちは来年はクワガタを飼いたがっていますが、ぼくは新たな責任を引き受ける心の余裕は今はまだありません。