浮世のスケッチブック -1217ページ目

手帳の話4 電子手帳(Compaq iPAQ )からまた紙の手帳へ

 先日、紹介したHP200LXは、結局6年使いました。21世紀になったある日、やっぱりカラーで手書き認識が使って見たい、ひょっとすると、簡単なスケッチが出来るかも。などの思いもあり、PDAを買うことにしました。


 買ったのは当時流行っていたコンパックの「iPAQ」と言うWindowsCEで動くPDAでした。当時はコンパックはPCも好調で、ものすごく勢いがあり、反対にHP(ヒューレットパッカード)は200LXの製造も中止するし、あまり元気がなかったのに...


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「Compaq iPAQ H3630」
浮世のスケッチブック  両サイドに見える黒い部分はジャケットと呼ばれるコンパクトフラッシュを使うためのカバー。


 スタイラスで画面を操作します。

「モバ絵」と言うPDAで絵を描く人々のHPなどを見て、自分もやってみようとソフトを入れてやって見ましたが、私には合いませんでした。結局、一枚も最後まで描けませんでした。


 スケジュール管理は200LX風と評判のスケジュールソフトを導入したので、それなりに使えました。

 住所録はPCと連動できるので便利でしたが、すでに携帯電話に重点が移っていたのであまり使いませんでした。


 多少の不満は持ちながらも前に紹介したA4ノートと一緒に使っていました。


 約4年使っていた時にに突然、画面が真っ黒になり動かなくなってしまいました。色々と試してもまったく反応がなく、ご臨終かなと思い、取敢えずHP200LXを引っ張りだして、使いました。

 しばらく経って電源を入れると普通に立ち上がりましたがデータは無くなっていました。又、壊れたら怖いのでそのまま200LXを使っていました。


 200LXは4年ぶりに使っても違和感なく使え良かったのですが、プライベートの内容はスケジュールソフトを日記的にも使っていて、200LXから移行した分も含め10年分のデータがなくなってしまいました。


 当時、PCのOSも新しくなり、同期ソフトが上手く動かなくなった事もあり、バックアップも取っていませんでした。200LXやiPACの最初の頃のデータは頑張れば復活できたのですが、面倒で結局そのまま、単体のPDAにデータで情報を貯める事の怖さを思い知りました。

(データがなくなっても普段の生活にはそれ程、影響は無かったし。)


 その後、半年後にネットで見た「ほぼ日手帳」を買っていました。


 先日紹介 した、A4ノートにすべての情報を集約すると言う使い方もIT化が進むにつれ、難しい面が出て来ました。ほとんどの社内・社外連絡がE-mailになってしまい、ノートに集約するには、E-mailをプリントアウトして貼る事になり、それはあまりにも無駄な作業です。

(メールに添付されてくる書類の量も半端な量ではなくなった。)


 また、会社のPCもノートPCになり、LANも無線LAN接続になったので、社内ならどこでもLANが繋がるようになりました。メールのチェック、サーバ内の書類の閲覧が社内のどこでもできるので、紙で保管する必要性が減ってしまいました。


 ノートに貼る書類の量が減ってきたので、書くスペースがある程度あって一年に一冊で済む「ほぼ日手帳」で十分対応できるようになりました。

 また、子供も大きくなってきて、家族で出掛けた事などプライベートの内容も残したくなったりして、手帳に日記的要素も求めるようになり、ますます「ほぼ日手帳」が合っている気がしました。

(ほぼ日手帳については以前の記事 をご覧ください。)



 5年前から紙の手帳に戻り今の所、特に困った事もなく使えています。今年からは手帳にスケッチを描き出したので紙の手帳をやめる気は無いのですが、最近買ったスマートフォンを使っていて、少し心が動いています。


 前にも紹介しましたが、ToDoリストはcheck*pad と言うオンラインサービスを使っているし、スケジュールもグーグルカレンダーと連動できるので会社でも家でもPCから入力でき、入力内容がスマートフォンのスケジューラーにも反映され、とても便利です。


 オンラインサービスだとPCなどの機器が変わってもネットにさえ繋げれば機種を問わずに使えるし、バックアップもきちんとしているし、前に電子手帳の時に困った事は起こらない様な気がしています。

「LYNX SH-10B」
浮世のスケッチブック  今、使っているアンドロイド、スマートフォン「LYNX」

非常に使い易い、スマートフォン。唯一の欠点は電話がしにくい事。

 仕事の電話は最近、会社内の内線も出来る携帯電話に変わったので、自分の携帯はまったくのプライベート用になりました。


 友達が少ないので、奥さんに帰るコール以外でほとんど音声通話を使わないので、あまり困らないと思って買いました。


 でも、毎日帰るコールはしないといけないので、音声通話の使い難さはちょっと困ります。


 

先月は使い始めの設定で、パケ放題の上限近くまで使ったので、そのまま色んな機能を試してみました。。

(購入した時の設定にドコモのお姉さんがいきなり3G通信でソフトをダウンロードするのはどうかと思います。一言、確認してからにして欲しい。)


 今月は3G通信をなるべく使わず、音声通話とWi-Fiでどこまで使えるか検証中です。

 ワイヤレスゲートに申し込んだのでマクドナルドのコーヒー代が余分に掛かっているような気がするが、パケ放題の上限の金額よりはましだと思う。


 今の所、3G通信を使わなくてもそれなりに使えます。3G通信を使えばグーグルマップ簡単なナビもしてくれるので、会社の外出で始めて訪問する所に行った時は大変便利でした。


 どこまで通信費にお金を掛けるかはこの二ヶ月の実験後、費用対効果で決めようと思います。

 
 ただ、グーグルなどのサービスが未来永劫続く訳でなく、ある日突然、サービスを停止したり、有料になったりするかも知れないので、そう言うサービスにあまり依存するのもどうかと思っています。


 技術の進歩や、自分自身の状況の変化などで手帳に求めるモノはどんどん変わってきます。

自分に合った手帳探しはまだまだ続きます。



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連休中のスケッチ

 連休中に描いたスケッチです。連休中だからといって特別変わったスケッチは描いていません。家族で出掛けたりはしましたが、忙しくてスケッチ所ではありませんでした。


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「病院のロビーチェアー」 「電車の中で」
浮世のスケッチブック

 近所に最近出来た病院のロビーチェアーです。ソファーのRに合わせて壁を作ったのか、壁のRにあわせてソファーを作ったのか、たまたま壁のRとソファーのRが合ったのかはわかりませんが、壁のRとピッタリでした。


 家族で出掛けた帰りの電車の中で描きました。隣に座っていた上の子がチラチラ覗き見をするので恥ずかしくて集中して描けませんでした。描いている所を知っている人に見られると恥ずかしい。まだまだ、精神修行が足りない。



「ほぼ日手帳」に10色ボールペン、色鉛筆(マルチ8)、芯ホルダー


 土曜日に買い物に行き、たまたま寄った無印良品でノック式の芯ホルダーを買ってしまいました。グレーや黒はシャープペンシルで描いていたのですがちょっと面倒くさいと思っていた所に便利そうな芯ホルダーを見かけて衝動買いをしてしまいました。
浮世のスケッチブック  芯削器付きで\330。アルミボディのもっと高級なモノも合ったのですが、高いので(\650)やめました。

ABS六角鉛筆芯シャープペン 2mm芯


浮世のスケッチブック  「ほぼ日手帳」のバタフライストッパーにペンが4本刺さっています。

 青いのが、シャーペン・ボールペン・繰出し式消しゴムが一本になったペン。

 赤いのは消せる赤ボールペン。

白いのがノック式芯ホルダー(2mm)。

奥に見えるグレーのモノがマルチ8。





 無印良品で以前にも紹介した、プリズメイト(マルチ8の海外版)が替え芯とセットで2000円で売っていました。さすがに3本(プリズメイト×2本・マルチ8×1本)あるので、買いませんでしたけど、一瞬買いそうになってしまった。(心配性なので今使っているペンが壊れた時の予備が欲しくなってしまった。)


ポリカーボネイト8色鉛筆芯シャープペン 8色・替芯付き

(無印は今、円高還元セールで1割引きになっています。上記価格は店の値札に書かれていた値下げ前の値段です。)


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手帳の話3 ノートの使い方

 今回はノートの話です。スケジュール管理と住所録などの情報管理は、電子手帳(HP200LX)で快適に行うことが出来るようになりました。残りは日々の仕事の記録管理をどうするかと言う事になります。


 そこで、議事録や備忘録など日々の仕事の内容はノートに書く事にしました。会社に入った頃からノートは使っていたのですが、後から読み返す事がほとんどなく、また後から書いた事を探そうとしても時間がかかるばかりで見つけられない事が良くありました。



 色々と試した結果、ノートがうまく使えない理由の一つは情報が分散して保管されているので後から探せない。もう一つは、記入のボリュームが日によって違いすぎるので、時系列での検索が難しい。最後に字が汚いので読みづらい。以上の3点に問題があると思いました。

(問題点や、ポイントを3点にまとめるのはビジネスマンの常套句です。)


 この3つの問題を解決するために考えたのが「何でもノートに貼って一日一ページ(以上)使う。」という使い方です。


 キャンパスノートのA4サイズに大事な書類はB5にコピーするか、そのままのサイズでコピーして周囲を少し切って貼ります。ノートの上にセロテープではり、記入面はコピーを捲って読めるようにします。何枚もある時は上に重ねて貼ります。元の書類は会社のルールに則って保管します。二重に書類を持つので少しもったいないですが、そこは許してください。伝言メモも必要なものはノートに貼ります。


 ノートには書く事があっても、無くても上に日付をふり、一日一ページ使います。書く事が非常に多い日は二ページ三ページ使います。議事録だけでなく、チェックリスト、メモ、落書き全てノートに書きます。


 この様に使うと書類も手書きの議事録も、メモも全て同じノートに集約できます。また後から書いたものを探す時もスケジュール帳を見ながら記入した大体の時期さえ思い出せれば、数ページノートを捲れば必要な情報を見つけることが出来ました。


 最初から一日一ページ使うと決めていると、あまり詰めて書く必要も無くなるので、私の汚い字でも読みやすくなり、情報を探すのが楽になりました。


「何でもノートに貼って一日一ページ(以上)使う。」はしばらくの間、私の基本的なノートの使い方になりました。

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 このノートの使い方は便利でしたが、この使い方を真似ても出世はしないと思います。私が出世していないのがその証拠です。でも大きな問題は起こさずには過ごす事は出来るかも知れません。



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