昨日に続き、今日も沢登りです。

連荘だと沢装備の洗濯がたいへんで、昨夜風呂で洗って夜干しておきました。

暑いんで朝には乾いてます。

 

今日は沢仲間3名で、とちが谷の佐俣中俣の沢を歩いてみました。

 

今回も、広島市西部の谷を調べ歩かれているiwamochan2さんの遡行記録

広島市西部の谷”を参考にさせて頂きました。 有難うございます。

 

前回、とちが谷の右俣を遡行し、とても良い沢だったので、佐俣・中俣も

遡行してみることにしました。 

 

左俣ゴルジュ内7m+15m滝  

ルート図 

 

8月18日 沢仲間3名、魚切ダムの駐車場に集合し、とちが谷へ歩いて向かいました。

今回は、カムも持っていくことにしました。

入渓箇所は、右俣と一緒です。 すだれ滝 F3 (1.5m)

前回は、左側から流れ込む箇所が、左俣出会いとなるのだが、流木の山にツルが

はびこり、水量がないので出会いとは気付かなかった、今回は左側からの流れ込み

を注意して歩きました。

あっ ここだ 流木のがれ場の下から、水が流れこんでる箇所発見!! しかし

流木の山の上をみたら・・・

2m程先の流木の上で黒い小さな動物が1匹動いてた 黒猫かな?(イメージ図)

いや よく見ると 黒く光る目が8つ見える あっ 小熊3匹と、その後ろに

大きな頭の母熊の姿でした!!  ヤバい ヤバい 逃げたら追ってくるぞ

母熊から目を離さず、じっと睨んでたら 母熊が後ろに振り返った、すると小熊

たちも母熊について山側に歩いて藪の中に消えていった。

ほっ 助かった たった5秒ほどだろうか  

こんな里山で 4匹のツキノワグマに出逢うなんて  

こちらは3人、この流木の山がお互いの防波堤となり、距離は2m程だが、

威嚇して襲ってくるには無理もあり、母熊は小熊を守るため、引き上げて

くれたんだろう ありがとう。

3匹の小熊が生まれてるとは、ここの生態系が,この熊家族にとって良い環境という

ことなのかなと ふと思った次第です。 どうでしょうか?

こんな時、熊にカメラを向けたら襲ってきそうで、写真撮れなかった。(;'∀')

流木の山を抜けて、母熊のいた箇所に行くと、20cmほどの排尿跡がついてた。

左俣の出会い滝 F1 (10m)は2段なのだが、いかんせん水量が少ない。

イワタバコの紫色の花が咲いてました。

流れてるところ以外は、苔で滑るので、流れの中に足を置くようにして登る。

F5 (10m)  ここは濡れた岩状態で、細い割れ目に足をねじ込み登る。

下段7m (F7)  視点は取れそうにないが足をねじ込み、手で突っ張り登る。

ゴルジュ内の上段の滝 15m (F8)

大きな流木で支点を確保

右岸のガリーをカムをセットしながら登りました。  

右岸のガリーを登ると

F9 (2m)+F10 (3m)

樋状F12 (3m) ほぼ枯れてて、流れる水は岩壁を濡らす程度

わっ 岩の上には マムシが蜷局を巻いてました!!!!  

木の棒にひっかけて、ポイと岩横に逃がしました 噛まれない距離が大切なんです。

マムシに、危険動物だらけでした(-_-;)

釜のあるF13 (3m)を登ったら、斜度が緩くなり倒木だらけの小川となる。

東側の斜面を登り稜線まで上がり、中俣に向け下りました。

中俣に下るが、沢は枯れてて、ガレガレの岩場が見えてきたが  ん- 悪い

このガレガレ沢を下るのは危険と判断し、左岸側の比較的緩やかな斜面を立木を

利用しながら懸垂下降で降りることとした。 

 

立木に懸垂支点を構築中に、スズメバチが飛びまわり、こちらを威嚇してきた。

多分、巣が近くにあるんだろう。 早く離れないと刺されてしまいそうなので、

30mロープを2本連結し早々に下降開始した。

今日は危険動物 コンプリートでしたね

1回目の懸垂下降

2回目の懸垂下降

3回目の懸垂下降

4回目の懸垂下降

30mロープ連結で4回下降し、入渓した沢に戻れました。  ほッ  ~14:00

皆さん 有難うございました。

沢からの帰路、遅めの昼飯は、来来亭さんで天津飯セット 

腹減りすぎてて がっつり食べたくて 背油多めでチョイス  旨し

 

猛暑続きで、雨も降らない為、今回の

沢は、水量が少なく、中俣に至っては

枯れ沢となっていた。

もっと水量があるときに登れば、もっと

面白い沢なんだろうと思いました。

危険動物たちに出逢えた、素敵な?沢行

となりました。

皆さん また行きましょう。(^^)/