新日本キックボクシング協会 -42ページ目

新日本キックボクシング協会

国が認める唯一のキックボクシング団体

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新日本キックボクシング協会 TITANS NEOS 23 

4・15(日)後楽園ホール
セミファイナル73.5kg契約3分3R
斗吾(日本ミドル級王者/伊原道場本部)
vs
任朝恵(元TENKAICHIキックミドル級王者/ワイルドシーサー沖縄)

斗 吾(伊原道場本部)直前インタビュー

――試合が近づいています。調子はいかがですか。

(斗吾)「いつも通りいい感じで仕上がっています。練習では(伊原信一)会長から厳しく見ていただいて、常に自分と向き合って気持ちを強くしていくように言われています」


――前戦の3月大会を振り返っていただきたいのですが、昨年12月に引き分けた齋藤智宏選手と対戦し、2R11TKO勝ちと短期決着でした。

(斗吾)「3Rみっちりいくのかと思いましたが、倒すことに必死でした。12月の試合が終わってからずっと齋藤選手のことばかり頭にあって眠れないぐらいでしたね 。それが試合結果につながったんだと思います。今まで50戦近く試合をやってますが、ここまで相手のことばかり考えた試合はありません。前回の引き分けが物凄く悔しく、このままでは終われないと思ったので会長にまた同じ相手で試合を組んでいただいて感謝しています。ああいう結果で自分自身にすっきりしましたし、自信を持つこともできました」

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――今回の相手、任朝恵選手についてはどのような印象を持っていますか?

(斗吾)「沖縄を主戦場にしている選手なのでなかなか情報が入らなかったのですが、パンチも蹴りも両方できる選手なので、凄く面白い試合になると思います


――以前には、ミドル級の他団体のチャンピオンと対戦していきたいと言われれていました。

(斗吾)「他団体の元チャンピオンということでモチベーションは上がっています。70㎏級が盛り上がっていますが、自分がミドル級=72㎏級ももっと面白いというのを見せていきたいですね」


――70㎏級に階級を落とすと選手層も厚くなると思うのですが、斗吾選手は72㎏級にこだわりがあるのでしょうか。

(斗吾)「こだわります! 70㎏だと減量がきついですし、自分のベストは72㎏なんです。次の試合をクリアーしたら、ベルトをもう一本狙いたいですね。あと変わらず、他団体のミドル級の選手とどんどんやっていきたいです」

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――最後に会場に来てくれるファンにメッセージをお願いします。

(斗吾)「いつも熱い応援ありがとうございます。4月の試合でも倒せるように、斗吾らしい試合を出来るように皆さんの応援よろしくお願いします。毎試合そうですが、試合に懸ける想いを見て下さい」

(新日本キックボクシング協会広報部)

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新日本キックボクシング協会 TITANS NEOS 23 

4・15(日)後楽園ホール

スペシャルエキシビションマッチ

勝 次(日本ライト級チャンピオン/藤本)直前インタビュー


KNOCKOUTが開催するアジアトーナメントの
一回戦で森井に雪辱したい。


──天下分け目の一戦となった森井洋介戦は残念な結果に終わってしまいました。その後どのように気持ちを切り換えました?
勝次 気持ちの切り替えですか。その日は負ける事を考えてなかったので、全ての予定が狂いましたね。本来はベルトを持ってそのまま(両国国技館から後楽園ホールでやっていた)協会の興行に行くつもりでしたが、正直悔しいという実感もなく『自分は何やってたんだ?』と自問自答をずっと繰り返してました。それから負けたんだって実感して、だんだんと悔しい気持ちが込み上げて来た。動画を見て負因、要因を考えながら、悔しい日々を過ごしてきました。『絶対にリベンジしてやる』って気持ちで自分で自分を研究して練習してるだけです。気持ちの切り替えなんて綺麗事はないです。今でも悔しいだけです。

──失礼しました。ケガやダメージはなかったんですか?
勝次 トーナメント始まってからケガやダメージは蓄積される一方でしたよ。トーナメントが終わってから完全に治しゆっくりしたいと思いました。

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──それはそうと、今回はなぜ実戦ではなくエキシビションマッチなのですか?
勝次 今回のエキシビションは伊原代表からの提案でした。トーナメント終わって年明けに伊原代表が気に掛けてくれて話す機会を設けてもらったというか誘ってくださったんです。そこで今後の再起に関して話し合いました。ケガとダメージを取り除いてから少しづつ復帰する提案をいただけまして、試合感覚が鈍らない程度に調整してやっていこうと伊原代表から激と喝を注入されました。

──いい話ですねぇ。その結果、キックでは珍しい1VS2のハンディキャップマッチになったことについては?
勝次 エキシビションの相手は同門の2人とすることになりましたが、馴れ合いなんかはせず目黒の伝統に従いいかなる時も倒す気迫で!で行きたいと思います。これを忘れずにやりたい。相手となる2人が気を抜けない状況にしたかった。

──今回のエキシビションを通じて何を伝えたい?
勝次 僕はまだまだ発展途上でこれからももっともっと強くなるってことをアピールしたいですね。「勝次はKNOCK OUTのトーナメントがピークだった」なんて思わせない、これからもどんどん練習して強くなって行くので今後は今までと変わらず、いやもっと応援して貰える様にアピールしたいですね。

──実戦での復帰はいつになりそう?
勝次 本格復帰は78、後楽園ホールで開催の新日本キックボクシング協会のリングになります。年頭に伊原代表が考えてくれたプランに沿って完全復活をしたいと思ってます。伊原代表には「強い相手を呼んで来るからな」と言ってもらえたので、これからを賭ける一戦になると信じて臨みます

──最後に今後の目標を教えてください。
勝次 まずは伊原代表に声をかけてもらえたように世界に通用する自分である事を応援してくれる方々に解って貰いたいです。そしてリベンジですね。KNOCK OUTプロデューサーの小野寺(力)さんから声がかかればいつでもKNOCK OUTのリングに上がる準備、そして森井選手との再戦をアピール出来る試合をする準備は虎視眈々と狙ってますKNOCK OUTライト級アジアトーナメントが開催される話も耳にしてますのでその1回戦で森井選手と組まれても良いと思ってます。1回戦で森井選手を倒して僕が優勝する。そんな事も考えてます。そうやって勝ち進んで行けば応援してもら貰えてる方々に満足して貰えることにもつながるので、今年の目標としては是が非でも叶えたい現実であります。

(スポーツライター 布施鋼治)

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新日本キックボクシング協会 TITANS NEOS 23 
4・15(日)後楽園ホール
ダブルメインイベント 日韓国際戦ライト級3分5R
重森陽太(前日本フェザー級王者/伊原道場稲城支部)vs ウ・スンボム(KMMAF韓国60kg級王者/韓国)

重森陽太(伊原道場稲城支部)直前インタビュー

──3月に大学を卒業し4月から社会人キックボクサーになりました。その心境は?
重森 まだまだ『日本設計工業』に入社をしてから日が浅いので、不安な気持ちがありますが、キックボクサーとしては安心しました。現役を続けられなくなる理由はケガや年齢だけではありません。高校生の頃、意外と金銭面も理由の1つとなっていることに気づきました。就職して社会人キックボクサーとなったことで仕事も頑張らなければいけない。矛盾するようですが、社会人になったことで思い切りキックボクシングと向き合うことができます。今まで私を支えてくれた多くの人と、私を受け入れてくださった日本設計工業の皆様に良い影響をキックボクシングを通じて与えられたらいいと思っています。

──新入社員としてどんな仕事を任されている?
重森 まだ研修中で仕事という仕事は出来ていませんのでなんとも言えませんが、学生に向けて会社の説明や企業説明会等に少しずつ参加をして行って欲しいとのお話があります。私は大学4年生の春に多くの説明会に足を運びました。その多くの説明会の中でく知らなかった業種の会社を説明会で惹かれて選考に進みました。学生の皆さんに新しい選択肢を与えられるようにわかりやすく、興味を持ってもらえるような説明をしたいと思います。

──御社の顔として頑張ってください。練習スケジュールの変化もある?
重森 会社に応援をしてもらっているので大きな変化はありません。むしろキックボクシングを多くの人達の支えがあってこそできているという事を実感することができ、練習に身が入っています。

──半年ぶりにホームリングで闘う心境は?重森 半年前のホームリングでは納得のいく試合をすることが出来なかったので(1022VS森下翔陸)、今回の試合には気持ちが入っています。久しぶりに帰って来るような感じがしてホッとします。試合をしに戻るのですが()

──今年の初戦となったKNOCKOUTでの宮越慶二郎戦は引き分けに終わりました。
重森 完全に勝ったと思っていたのですが、宮越選手に1人、ドロー1人、僕に1人という判定でしたので良かったところはよくわからないです。手数もヒット数も甘く見たとしても僕の方が上だと思うのですが。次からは多少無理しても倒しに行こうと思います。宮越戦では実際にはポイントが付いていないのに、自分でポイントが付いていると思っていたところがありました。そのため自分が勝手に優位だと思って動いてしまった。求められていることはやはりKO勝ちですので、この試合をポジティブに捉えて倒す技や倒す流れを身に付けるよう練習メニューを少し変えました。宮越戦の引き分けは、僕が見ていて面白く、対面して恐ろしい選手になるための引き分けだったと思います。

──ポジティブですね。今回対戦するウ・スンボムの印象は?
重森 名前を検索したら駿太選手と試合をしたことしか出てきていないのでわからないです。5ラウンドあるし、しっかり攻略はできると思います。

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──どんな勝ち方を望む?
重森 ゴングが鳴るまで相手の情報がないままなので、少しずつ攻略していく流れを楽しんでいただきたい。最近武器が少しずつ増えてきましたので、どんな勝ち方と言われると迷いますね()。ザックリで良ければKO勝ちです。

──自分のどんな部分を見てほしい?
重森 倒せる選手と言ったけど、倒せる選手=ファイターという概念をなくすような選手になりたい。前も出れるし、下がりながら試合の展開もできる、そして崩しやキャッチなどキックボクシングならではの魅力を僕がファンの皆様に伝えたいと思っています。やはり盛り上がる試合は殴り合いですが、ムエタイで盛り上がる試合は蹴り合いです。タイの空気を僕は日本で作ります。盛り上がる蹴りを期待してください。是非僕が蹴る時は声を出して盛り上がってください! そのためにフルラウンド蹴り続けます。

──社会人キックボクサーとしての今後は?重森 社会人キックボクサーではなく、社会人とキックボクサーです()。会社にいる時はキックボクサーという目で見られないで社会人。キックボクシングしている時に「あのサラリーマン、動けるな」というのではなくキックボクサー。仕事をしている時は社会人として一人前になれるように精進しようと思っています。目標としてはキックボクサーだと思われないようしっかりとした仕事をしたいです。またキックボクサーとしてはキックボクシング一本だと思われるようなパフォーマンスをしたいですしそうなるべきだと思っています。どちらもしっかりと結果を残したいです。

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──年内に闘いたい相手は?
重森 協会内ではライト級に上げたのでタイトルマッチがしたい。ライト級タイトルマッチでもうれしいですが、新日本キックボクシング協会にはWKBA世界タイトルがあります。そのベルトでも十分面白くなると思いますし、WKBAの価値が高まる一戦になると思いますKNOCKOUTでは森井選手と闘いたい。まだ出場は決まっていませんが、10月からアジアトーナメントが始まります。そこで森井選手に勝って優勝するのが一番良いですね。

(スポーツライター 布施鋼治)

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新日本キックボクシング協会
TITANS NEOS 23  4・15(日)後楽園ホール
☆スペシャルメインイベント 日韓国際戦56K契約3分5R
江幡 塁(WKBA世界スーパーバンタム級王者/伊原道場本部)vs ユン・ドクジェ(MAX FC 57kg級王者/韓国)

☆江幡 塁(伊原道場本部)直前インタビュー


――試合が近づいてきました。

「昨年12月以来の試合(宮元啓介戦)になるので、試合間隔が空いた分、調子良く仕上がっています。前戦では日本人対決をやらせていただき刺激のある1年になりました。自分の中で新たに成長できるような学んだ部分がたくさんあったので、今回それをしっかり練り上げてきました」


――練習ではどういうところを強化してきたのでしょう。

「今まではタイ人を相手に倒すパターンを練習してきました が、それ以外にも何パターンか作ってきたので倒せる幅が広げられたかなと思います」


――前戦となった宮元啓介戦は、20125月に志朗選手とやって以来の日本対決でした。タイ人選手との連戦が続く中で、日本人選手と対戦するとやりづらいという選手もいますが、どうでした?

「そうですね。ですが、そこまでやりにくいとは感じずに、ああこういうもんなんだなと。タイ人と比べて単調な攻撃が多く、タイ人だとカウンターでヒジを合わせてきますが、日本人はアグレッシブな選手が多いです。もっと自分からアグレッシブな攻めを見せても良かったかなと思います」


――宮元選手の三日月蹴りで下がる場面がありました。

「初めてのパターンだったのでいい勉強になりました。 道場には空手の選手もいるのでスパーリングで受けてもいたのですが、やはり試合となると違うものですね。あと、KNOCK OUTのリングは新日本のリングと比べて小さかったので不慣れな部分もありましたが、5Rフルに戦うことでリングに慣れました。今度はもっと面白い試合が出来ると思います。僕たちはムエタイの500年の歴史がある中でベルトを獲って革命を起こそうというモチベーションでやっています。そういう目標を持ちながら日本人のトップクラス選手を倒すことで力を証明できたので夢に向けてつながっている試合にもなっていると思います」

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――今回の相手、韓国のユン・ドクジェ選手についてはどのような印象がありますか。

「映像を見たところ、出入りの速いスピードある選手だなと。結構気持ちの強い選手だったので、観ているお客さんに楽しんでもらえる試合になると思います」


――ドクジェ選手は過去に加藤竜二さん(引退)とドロー、貴・センチャイジム選手に勝っています。

「そういう選手と比較される試合になりそうですね。タイ人とは違うパターンで来ると思うので、色んな技を試してみたいと思います。長身の選手なので、またハイキックで倒せたら気持ちいいでしょうね」


――兄の睦選手は最近パンチを磨きをかけてますが、塁選手は蹴りなんですね。

「そうですね。パンチもいいのですが、蹴りの方が綺麗に倒せるかなと」


――今年初戦をクリアーして、どういう1年にしたいですか?

「今年はタイ人以外に、日本人と対戦する機会も増えてくると思うので、普段見たことがない人にもキックボクシングの魅力を伝えられるような試合を1年を通して やっていきたいと思います。もうじきタイのベルトにも近づけるような試合も組まれると思うので、夢を現実に出来る1年にもしたいと思います」

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――最後にファンにメッセージをお願いします。

「対戦相手は気持ちが強いので盛り上げる試合になることは間違いないです。しっかりKOしてメインを締めたいと思います」


(新日本キックボクシング協会広報部)

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新日本キックボクシング協会 TITANS NEOS 23 
2018・4・15(日)後楽園ホール

☆ダブルメインイベント 日亜国際戦70K契約3分5R

緑川 創(前日本ウェルター級王者/藤本)vs アニーバル・シアンシアルー(スダメリカーナムエタイ2014王者/伊原道場アルゼンチン支部)


緑川 創(藤本)  直前インタビュー

──4勝2敗で終わった2017年を振り返っていただくとどんな感じ?
緑川 大事な試合で2つ負けてるので最悪の年でしたが、そのおかげで自分に足りないところがわかって、今それを中心に練習してました!!

──今回は4か月ぶりの試合。インターバル中には、どんなことを重点的に練習してきましたか?
緑川 30歳を過ぎたこともあるので、体作りと動きのチェックですね。その中でもいろいろ考えて練習してました。

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──アニバル選手についての印象は?
緑川 なんもわからない(苦笑)。試合映像も見ていないのでなんともいえない。パワーや技術面では負けないと思いますが、南米人特有のパワーだけには気をつけたいと思います。

──どんな試合をイメージする?
緑川 どんな形であれ、一方的に倒しに行きます。お客さんには僕の動きや心意気を見てもらいたい。

──決戦先日にKNOCKOUTで組まれている宮越宗一郎VST-98の行方は気になる?
緑川(T-98に勝っているけど)宮越選手には負けてますからね。ここから最高の自分を作っていくだけです。

──国内の70㎏級戦線で自分が最も優れていると思う点は?
緑川 去年は久しぶりに倒れましたが、そもそも僕は頑丈ですかね。KO負けは一度もないし。パンチ技術やスピードなら負けない。


──海外の70㎏ファイターで闘ってみたい相手は?
緑川 誰といわれるとわからないけど、タイのトップはもちろん、クンルンファイトとかに出ている選手ともやりたいですね。自分がどれだけ強いかがわかると思う。

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──最後に今年の目標を教えてください。
緑川 全勝全KO! その中でラジャダムナンスタジアムの王座挑戦もできたらやりたいですね。(聞き手・布施鋼治)