成功のための7か条
プロ野球界で落合、イチロー、小久保、田口、
伝説の天才打撃コーチ高畠導宏さん。
その高畠氏は『成功のための7か条』
1.素直であること。
2.好奇心旺盛であること。
3.忍耐があり、あきらめないこと。
4.準備を怠らないこと。
5.几帳面であること。
6.気配りができること。
7.夢を持ち、目標を高く設定することができること。
スポーツは勿論、人生を豊かにする秘訣かもしれません。
皆さんはいくつあてはまりますか?
私は・・・さて幾つ該当するでしょう??
後輩に対する責任
君たち選手を叱咤激励してくれる人はたくさんいます。
監督、コーチ、先輩、OB。
そういう人たちのためにも頑張ろうという気持ちになるでしょう。
しかし、君達の練習に取り組む姿勢、
誰でしょう?
実は監督でもコーチでも先輩でもありません。
(もちろん全く影響を受けないというわけではありませんが・・・
今シーズンの成績の影響を一番受けるのは来年の選手たちです。
来年のチームがもの凄く強いチームだとしても、今年降格すれば
来年1部リーグを目指すことは出来ません。
逆に来年それほど強いチームでなかったとしても今年昇格すれば
来年1部リーグで戦うことが出来ます。
同じように、君たちが素晴らしい姿勢で練習に取り組めばチームとして
いい習慣が根付き
数年後の後輩たちもいい環境で練習に取り組むことが出来ます。
大学校の内外でスポーツマンらしく振る舞い、
上がれば、後輩たちは恩恵を受けることが出来ます。
自分のことしか考えず勝手な振る舞いをし、結果を残さなかったら
将来のCadetsに迷惑をかけることになるのです。
後輩の指導をして、後輩の実力を上げてやろうなどと思うよりも
自分自身の行動を変革し、実力をつけ、いい結果を残すことの方が
よっぽど後輩のためになるのです。
4年生は長くてもあと2ヶ月。
まだまだ上手くなれます。まだまだ強くなれます。
やるのか、やらないのか、それはあなた次第なのです。
信頼される選手
信頼される選手について書いてみたいと思います。
あなたは信頼される選手でしょうか?
どんな人が信頼される選手なのでしょうか?
コーチの立場からすると
大事な場面で期待通り(期待以上)のプレーをしてくれる選手は
信頼が出来ます。
厳しい局面を打開してくれる選手も信頼できます。
しかし、上記2点は結果論なのかもしれません。
なぜかと言うと、ある選手に何かを任せる(期待する)ためには
その選手を選択するというプロセスがあるからです。
私には選手を選択するときに明確な基準があります。
それは
「任せたプレー(ミッション)を失敗しても許せる人」です。
どういう人なら許せるかというと
・感情の起伏が少なく黙々と努力を継続してきた人
・コーチのアドバイスを理解し実践した人
・自分なりに課題を設定しクリアしてきた人
・前向きな姿勢で仲間を引っ張ってきた人
・練習や試合で実績を積み上げてきた人
なのです。
このことは、スポーツだけでなく社会人になってからも
同じことだと思います。
評価されたければ評価されるような行動をし、習慣を身につければ
いいのです。
評価されない行動をしておいて、「自分は評価されない」などというのは
愚の骨頂。
スポーツも同じです。黙々と努力を続け練習で実績を積めば
仲間やコーチから信頼される選手になれると思うのです。
サッカー日本代表W杯5回目の出場決定!
6/4(火曜日)夜、サッカー日本代表はW杯出場を決めました。
その翌日の選手たちの記者会見でのコメントは、
私がCadetsの選手に伝えたいことのオンパレードでした。
例えば、本田選手のこの言葉。
「日本の最大のストロングポイントはチームワーク。
でも、そんなものは生まれ持っている能力。
結局は個。
自分が前に出る気持ちを強く持って集まっているのが代表選手」
これをCadets風に置き換えてみるとこんな感じでしょうか!!
「防大の強みはチームワーク。でもそんなものは防大生なら当たり前。
結局は個人の能力。自分を高めたいと思っている選手の集団がCadets!」
もう一つ、本田選手はこんなことも言っています。
「W杯優勝と言っているが、その情熱・思いが実際に『行動』に表れないと
勝負できない。お題目では意味がない。」
これもCadets風に置き換えてみると
「『一部昇格』と言っているが、その情熱・思いが実際に『行動』に
表れないと勝負できない。スローガンだけでは意味がない!!」
いや~、スポーツ新聞の記事も勉強になりますね。
何かを欲し、真面目に継続的に行動すれば結果がついてくるし、
協力者も増えてくる。
「欲」と「継続した行動」はスポーツ以外でも大切なことだと思います。
iPhoneからの投稿
時間は平等
読んだだけで何を言いたいか理解してくれると思いますが、
お節介ついでにウルサイおっさんの話しにおつきあいください。
人に与えられた時間は1日24時間。
総理大臣も、NFLの選手も、4年生も、1年生も、1日24時間というのは変わりません。
であれば、その24時間をどう使うかは人それぞれ。
防大生は自分達を忙しいと思っているかもしれないけれど、通学時間も無く、専用グランドがあり、食事を作る必要もなく、アルバイトをしなくても食べることに困らない。
これらのことをしなくて済むのですから、意外とフットボールに打ち込む時間は確保出来るのではないでしょうか?
TVはなくてもPC、スマホはあるし!
チームのメンバーは全員同じ住所だし!
この恵まれた環境を活かさない手は無い!と思うのです。
但し、学生の本分は勉学!
フットボールはオマケ。
本分をしっかり取り組んだ上で、
オマケにどれだけ時間を費やし、真剣に取り組み、没頭出来るかでその後の人生は大きく変わるはず。
5月も終わりました。
ここらで24時間の使い方を今一度再確認してみてはいかがでしょうか?