下の写真は,ある飲食店の厨房器具の下の状況です。



害虫・害獣から街を守るPCOの調査日記-厨房機器下の油汚れ

油汚れや食品の切れ端が溜まっていました。



さらに,棚にある食器類の周りには食品残渣がありました。


害虫・害獣から街を守るPCOの調査日記-食器周りに汚れ

餌を求めてゴキブリが食器の周りをウロウロすることもあるでしょう。



幸いなことに,このお店では,ゴキブリの発生は確認されませんでした。
しかし,厨房内の清掃の状況をみる限り,一度チャバネゴキブリが侵入したら
大量に繁殖できる条件が整っています。
ゴキブリだけでなくコバエ類の発生もありえます。
(実際に,チョウバエが発生していました。)



 また,掃除をしているのですが,見落としている汚れがある場合もあります。


下の写真は,別の飲食店の排水溝です。



害虫・害獣から街を守るPCOの調査日記-排水溝の蓋に汚れ

排水溝の蓋に汚れが溜まっています。
これも十分害虫類の餌になりえます。


せっかく厨房の床を掃除していても,これでは不十分です。




 チャバネゴキブリは暖かい場所があれば,一年中活動できます。
熱源が多く,隠れ場所も多い厨房は格好の棲みかです。


また,チャバネゴキブリは物流とともに侵入してくる種類ですので
物品の搬入が多い飲食店は,一年中侵入の可能性があります。



飲食店は常にゴキブリ発生のリスクを抱えています。
だからこそ,清掃の徹底をし,害虫発生のリスクを下げる努力が必要だと思います。




株式会社エスケーシステム では衛生害虫の防除・駆除を行っています。
 また,危険個所の指摘などのアドバイスも行っています。






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カタツムリ左巻き存在の謎解明 天敵ヘビが進化手助け
河北新報 12月9日(木)6時12分配信


 もともと殻が右巻きだったカタツムリで左巻きに進化した種が
存在するのは,カタツムリを餌とするヘビが手助けしたとみられる
ことが,東北大大学院生命科学研究科の細将貴研究員(進化生物学)
らのグループの研究で分かった。カタツムリの体は殻の巻き方が
異なると,交尾しにくい構造。通常,突然変異の左巻きが子孫を残せる
可能性は低いが,天敵の被害に遭いにくいという利点が交尾の難点を
補う形で進化につながったという。

 カタツムリは数多くの種が存在するが,左巻きは少ない。
右巻きを保ったまま多様化してきたと考えられ,少数派の左巻きの進化は
謎だった。細研究員らは2007年,カタツムリを食べるセダカヘビの
口の構造と捕食行動を調査。セダカヘビは右側に多くの歯を持ち,左巻き
よりも右巻きのカタツムリの方を効率よく殻から中身を引き出して食べて
いることを突き止めた。
 調査結果に基づき,左巻きのカタツムリはセダカヘビに襲われても生き
残る可能性が高く進化が促されたと予測。ほぼすべての種のカタツムリの
分布と大きさを調べ,左巻きの属の割合を検証した。
セダカヘビが生息する東南アジアなどでは,殻が2センチを超える57属
のうち約20%が左巻きだった。
一方,セダカヘビが生息しない北米などでは,殻が2センチ以上の
141属のうち左巻きは約1%にとどまり,仮説が裏付けられた。

日本周辺でも沖縄県の石垣島や西表島,台湾など,左巻きが多い地域と
セダカヘビの生息域はほぼ一致。系統を解析したところ,
右巻きから何度も分化して進化していることも判明した。
 細研究員は「天敵の存在が種を分化させるという,生き物の進化を考える
上で興味深い結果となった。
セダカヘビがいなくても左巻きが確認された地域もある。
今後,セダカヘビが生息した時期と左巻きの分布も調べる必要がある」
と話している。

研究成果は8日,英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズの
電子版で発表した。


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生物というものは,同じ種であったとしても生息地域の環境に合わせて,
長い時間をかけてその形態や行動に変化が現れます。
進化というものは,偉大な力ですね。



現在,昆虫は全動物種の70%以上を占めています
昆虫は陸上に進出した動物で一番繁栄しているのです。
さて,昆虫はいつごろ地球上に現れたのでしょうか。


地球誕生が約46億年前
海の誕生が約40億年前。
そして,最初の生物が海の中で誕生するのが,約38億年前。
この時は,まだ単細胞の生物です。そこから長い間,単細胞生物のままです。


多細胞生物が誕生するのが約6億年前。
そして,約5億4000万年前の古生代カンブリア紀になると
様々なタイプの生物が海中に現れます。(カンブリア大爆発)

この時点では,まだ陸上に生物はいません。


その後,光を求めて浅い海から河川へ植物が進出し,約4億3500年前に陸上植物が誕生しました。


おそらく最初に上陸を果たした動物は昆虫で,約4億年前の地層から節足動物の化石が見つかっています。
この昆虫は,今のカゲロウに近い仲間で,すでに翅がありました。
つまりそれ以前には昆虫が出現していたことになります。
おそらく,動物としてはまず昆虫が,餌を求めて植物を追うように陸上へ進出していったと考えられています。


初期の頃の昆虫は,翅を持たず変態もしないトビムシのようなものであったと考えられています。その後,様々な環境に適応した昆虫が誕生し繁栄していきました。


なぜ,これだけの繁栄が出来たのでしょう?

昆虫は外骨格ですので,大きな体を持つことができません。

しかしこれが昆虫繁栄の理由の一つです。


体が小さいということは,わずかな空間があれば生息できます。
また,体が小さいことで,1個体に必要な餌の量は少なくて済みます。
大きな体の動物が生息できないような環境でも昆虫なら生活できます。
おかげで昆虫は大繁栄することができているのです。


でも,この小さいということが,害虫の防除・駆除の難しさにもつながっています

小さいことでわずかな隙間から侵入でき,狭い空間で生息し,少ない餌でも多くの個体が生きていける。



害虫・害獣から街を守るPCOの調査日記-小さな体のタバコシバンムシ

(小さな体のタバコシバンムシ)

害虫・害獣から街を守るPCOの調査日記-壁の裏に集まるチャバネゴキブリ

(棚の裏のわずかな隙間に集まるチャバネゴキブリ)

害虫・害獣から街を守るPCOの調査日記-薄い体のトコジラミ(南京虫)

(厚みのないトコジラミの体)


見方を変えると,防除・駆除は,進化の力というものを相手にしているとも捉えられますね。



株式会社エスケーシステム ではトコジラミ(南京虫)ゴキブリ などの
  害虫の防除・駆除を行っています。



 先ほど,自販機で飲み物を買ってきて,いざ飲もうと思ったら

手から缶がすべって足の中指に落してしまいました。


指に当たったのは缶の縁の硬い部分です。

あまりの痛さに,声も出ず,痛みをこらえてパソコンまで戻ってきました。


買ってきたのは暖かい紅茶。患部を冷やすことができず,しばらく悶えていました。


今もちょっと痛い・・・。


骨にひびがいっていないか心配になりましたが,どうやら大丈夫なようです。
よかった!(缶ジュースで骨を折るなんてあまりになさけない。)



 さて,我々人間の体の中には骨があり,浮力が無い陸上で体を支える役割を果たしてくれています。内骨格といいます。
進化的な視点で見れば,生体活動に必要なカルシウムを体内に保持しておく意味もあります。(海水中には豊富にふくまれており,いつでも手に入った。)



 しかし,昆虫に人間みたいな骨はありません昆虫は,体の外側に硬い体表を作ることで体を保持しています。内骨格に対して外骨格といいます。


 この外骨格には,乾燥から身を守るという役目もあります。


外骨格は主にクチクラ(硬タンパク質の層)といわれるもので構成されています。
このクチクラは3層構造になっていて,一番外側のクチクラ(上クチクラ)はまったく水を通しません


アリ類で考えてみましょう。
アリ類は体長が1mm-300mmほどです。


もちろんアリも水分が無くては生きていけません。
しかし,あれだけ小さいアリです。
その体に含まれている水分の量は,水1滴にも満たないでしょう。

そんなアリがクチクラを持たないで夏場の日の当たる場所を歩いたとしたら・・・。あっという間に水分が飛んでしまい干からびて死んでしまいます。


クチクラのおかげで,昆虫は乾燥にある程度耐えることができるのです。
(クチクラは植物や人間の髪にもあります)


 でも,昆虫はこのクチクラを持つことにによって

大きな問題を抱えてしまいました。


成長し大きくなる時には,このクチクラが邪魔になってしまうのです。


そこで,成長するたびにこのクチクラを一度脱がないといけなくなりました。


それが,「脱皮」という現象です。(写真はトコジラミ成虫と脱皮殻)



害虫・害獣から街を守るPCOの調査日記-トコジラミ(南京虫)成虫と脱皮殻



昆虫は,あんな小さな体の中に,精巧な仕組みを持っています。すごいですよね。





株式会社エスケーシステム では衛生害虫の防除・駆除を行っています。




 次の記事を読んでみて下さい。


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地面に落とした食べ物は,3秒以内なら食べられる?
web R25 11月29日(月)10時5分配信



飲み会などの席で,うっかり落としてしまった食材を,素早く拾い上げて
「3秒以内だからセーフ!」などといって口の中に放り込む。
…そんな人,たまに見かけることがある。

これはいわゆる「3秒ルール」と呼ばれるもので,
つまりは食べ物を落としても3秒以内であれば,
“なかったこと”にして食べちゃってOKという,
一種のジョークみたいなものだ。

このルール,誰が言い出したのかは不明だが,
全国的に浸透しているのが面白い。
地域によっては「5秒ルール」だったりと多少のバラつきもあるようだが,
筆者の周辺では概ね「3秒」で統一されている。

けど,3秒(あるいは5秒)の根拠って何だろう? 
不思議に思って調べてみたところ,なんと,「3秒ルール」を大真面目に研究した
データがアメリカに存在することが判明した。
今回はこの論文をひもとくことで,都市伝説の真相を探ってみよう。


論文は2003年に米イリノイ大学で,当時高校3年生(!)だった
ジリアン・クラーク氏主導で行われた実験によるもの。
クラーク氏は大腸菌をまいた床に,グミキャンディーやクッキーを放置し,
経過時間ごとの菌の付着状況を顕微鏡でチェックした。

ちなみにアメリカでは「5秒ルール」が主流なのだそう。
実験は環境条件を様々入れ替えながら実施された。
はたして,床の形状や食材の種類にかかわらず,5秒以下の短時間であっても
相当量の菌の付着が認められ,このルールが大間違いであることがあらためて
実証されたのだ。


なお,この調査では,乾いた床には細菌そのものがあまり存在しておらず,
落とした食品を口にしてもそれなりに安全であることも突き止められている。
しかし,床の雑菌状況などいちいち調べられるものではないから,
やはり落ちた食材を口にするのは控えた方がよさそうだ。

ともあれ,世界の「3秒ルール」に一応の決着を付けたこの実験には,
2004年のイグノーベル賞が授与されている。検証されてみれば,
「拾い食いはやっぱり危険」という,至極当たり前の結論に至ったこの都市伝説。
あえて真っ向から研究に挑んだ若き研究者は,公衆衛生の歴史に貴重な足跡を
残したといえるのでは!?(笑)
(R25編集部)


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「3秒ルール」。

多くの方が1度ぐらいはやったこと・見たことがあるのでは?


「ちょっとぐらいの間なら大丈夫」という思いと,飲み会などの雰囲気もあり
おもわずやってしまうこの行為。よくよく考えてみると危険な行為なんでしょうね。



害虫・害獣から街を守るPCOの調査日記-冷蔵庫の周辺のチャバネゴキブリ


もし,そのお店に大量にゴキブリがいて
客席のテーブルの上を歩いていることがあったとしたら・・・。

考えたら気持ち悪くなってきます。




また,こんな記事もありました。

(拡大写真付き記事はこちら)


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最悪死亡も…ペットからの感染症が増加 生活や環境の変化が背景に
産経新聞 12月2日(木)10時41分配信


■免疫力低い高齢者増加/ペットを人間扱い



 ペットなどの動物から人間にうつる「動物由来感染症」が今後,
国内で増加しそうだ。背景にあるのは,高齢化やペットとの生活の変化。
かまれたり,ひっかかれたりして感染し,中には死に至るケースもあり,
専門家は「ペットから感染症がうつる可能性があることを認識してほしい」
と警鐘を鳴らす。(小野田雄一)


感染症の病原体は哺乳(ほにゅう)類や鳥類,爬虫(はちゅう)類などが
保有し,世界に数百種類あるとされる。最も身近な犬や猫からうつる可能性が
あるのは,かまれたりひっかかれたりすることで感染する
「パスツレラ症」や「猫ひっかき病」などだ。

 厚生労働省が注意喚起している「カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症」
では平成5~20年の間に国内で20~90代の18人が感染し,
6人が死亡した。



 これらの感染症の病原体は犬や猫が一般的に保有しているうえ,
国は医師に発症患者の届け出を義務付けていない。

そのため,実際の発症件数や重症者数,
死者数は症例報告数よりも多いと思われるが,詳細は不明だ。



 しかし,近年のペットブームによるペット数の増加

▽免疫力の低い高齢者の増加
▽ペットを人間同様に扱う習慣の一般化

▽屋内でペットと一緒に過ごす時間の増加-など,

人とペットを取り巻く環境は大きく変化。


国立感染症研究所の今岡浩一・獣医科学部第一室長(48)は
「今後,動物由来感染症は増加する可能性もある」と推測する。

 特に注意が必要なのが,持病がある高齢者。


カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症で死亡した6人は50~90代の高齢者だった。核家族化や高齢化で1人暮らしとなり,癒やしのアイテムとして家族代わりに
ペットを飼う高齢者は多い。


口移しで餌を与えたり,顔をなめさせるなど過剰な接触を避け,食べ残しの餌や抜けた毛,糞尿(ふんにょう)などはすぐ掃除し,飼育場所を清潔に保つことなどが大事だ。



 ペットフード協会によると,平成21年に飼育されていた犬猫は全国で
約2234万匹で6年の約1・4倍。ペットの飼育は今後も増加するとみられ,
動物由来感染症に対する注意が必要だ。



 今岡室長は「ペットとの接触を過剰に怖がることはない。
ただ,ペットと暮らす際には感染症のリスクもあるということを知り,
体に異変が出た場合はすぐに病院に行くことを心掛けてほしい」と話している。


拡大写真
犬・猫から人間にうつる主な感染症と症状(写真:産経新聞)


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 さて,ペットだけでなく,ネズミやゴキブリ,ハエや蚊も,感染症の原因となる菌やウィルス・寄生虫などを運ぶ運び屋(ベクター)になり得ます。

だから,衛生害虫といわれるのです。




 その代表者であるゴキブリからは,腸炎,赤痢,腸チフス,コレラ,
O-157,ライなどの病原菌約40種が確認されています。

また,実験的にゴキブリが感染可能であると確認されいているものには
肺炎,結核,脳脊髄膜炎などがあります。
さらに,ポリオ(ウィルス),鎖状鉤頭虫(寄生虫),アメーバ赤痢(原生動物)なども
ゴキブリから検出されています。



 ネズミは,ペスト菌,サルモネラ菌,レプトスピラ菌などの細菌の他に
E型肝炎ウィルス(E型肝炎),ハンタウィルス(腎症候性出血熱),
エボラウィルス(エボラ出血熱)などのウィルス,
広東住血線虫やクリプトスポリジウムなどの寄生虫,
イエダニなどのダニ類を運びます。
(ダニもリケッチアやペスト菌のベクターになります)



ハエは赤痢や腸チフスを,蚊は日本脳炎やデング熱を運びます



衛生害虫というものは様々な病原体を運んできます。
発生数が多ければ多いほど,リスクは高くなっていきます。



ゴキブリやネズミがたくさん侵入・発生しているのに放置している人はいませんか?あなたはそれだけ感染症にかかる可能性が高くなっているのです。



あなただけではありません。飲食店でしたらお客様が被害にあうかもしれません。

特にお客様は上の記事にあるような意外な行動をとることもあります。



感染症にかかってしまってから・発生させてしまっってから駆除・防除をするのは遅すぎます。


被害が出る前に,しっかりと対策を立てることをお勧めします。





株式会社エスケーシステム では衛生害虫の防除・駆除を行っています。





 樹木の葉の色も綺麗に色付き,紅葉シーズンですね。
テレビでも連日,紅葉の名所から中継をしています。


神戸のシンボルでもある六甲山系も見事に紅葉し山肌がモザイク状になっています。神戸は街と山が近いですから,街にいながら紅葉が楽しめます。
街から眺める紅葉も乙なものですよ。



さて,害虫も生き物ですから,季節の移り変わりによって
その発生種や状況が変わってきます。

あたりまえでしょうが,昆虫は、どちらかというと寒い時期は苦手で,発生しにくくなってきます。(種にもよるし,うまく条件が整ったら発生することもある)



でも,寒くなるに従って,ネズミによる被害は増えてきます。



ある統計を見ると,寒くなる10~11月でネズミによる苦情件数が上昇し
もっとも寒い2月にそのピークを迎え,春になると下降する,ということがわかります。現に,我が社でもネズミの問い合わせが増加しています。



現在,各地で問題となている「クマネズミ」は暖かな場所を好みます。
だから寒くなってくると屋外にいたクマネズミが暖かな室内に侵入してくるのです。



そう,これからの時期が,ネズミ侵入に要注意な時期なのです。




ネズミの侵入防止において,まず大事になってくるのが掃除・整理整頓です。
過去の記事でも何度も書いています。
掃除・整理整頓の大切さがわかる現場があったのでそれを紹介したいと思います。



 先日,ネズミではなくゴキブリの駆除施工である居酒屋で作業をしていました。


ここのお店,ほとんど掃除をせずに営業されていたらしく非常に汚い状態でした。



害虫・害獣から街を守るPCOの調査日記-ゴミだらけ

害虫・害獣から街を守るPCOの調査日記-ゴミがいっぱい


ちなみに画像は床や機器の清掃作業を行ったあとです。
それでもこれだけ汚れていたのですから・・・。

その結果,チャバネゴキブリが厨房だけでなく客室でも多数生息するはめになっていました。



ゴキブリの発生数が多い場合は,厨房機器の内部にも処理をしないといけません。そこで,厨房機器を動かしながら作業をしていました。


ある冷蔵庫を動かすとやっぱり床に汚れが蓄積しています・・・。



害虫・害獣から街を守るPCOの調査日記-冷蔵庫裏の汚れ


冷蔵庫のモーター部分を保護しているカバーにも油汚れが。



害虫・害獣から街を守るPCOの調査日記-冷蔵庫カバーの汚れ


そして,そのカバーをあけてみてびっくり!!



害虫・害獣から街を守るPCOの調査日記-冷蔵庫内に・・・


写真の赤丸部分に何があるかわかりますか?


ひっぱりだしてみます。



害虫・害獣から街を守るPCOの調査日記-クマネズミのミイラ


クマネズミの死骸です。半ミイラ化していました。



どうやら冷蔵庫のモーター部分に巣を作っていたようです


ネズミも出てくるとは聞いていたのですが(契約はゴキブリのみ),
まさかこんなところに巣があるとは思いませんでした。


おそらく,厨房に落ちている食品残渣を餌にし
厨房に落ちているビニールやタオル,紙きれを巣材にして
暖かなモーター部分の程良い空間に巣を作っていた
のでしょうね。

そのネズミが死に,モーターの熱により乾燥されていったのでしょう。


この居酒屋は,厨房内でネズミを飼っていたようなものです。


ネズミが生息できないよう,ネズミにとって魅力のない空間を作り出すこと。

これが,ネズミ駆除・防除の鉄則です。



さあ,飲食店の皆様,ネズミに侵入・生息されたくなかったら,日ごろから掃除・整理整頓をしときましょう。(もちろん,一般の家庭でも同じです。)




株式会社エスケーシステム では,ネズミの防除も取り扱っております。