謎のコンコルドヘッド その11 (完成) | Do or Do not, There is no try.

Do or Do not, There is no try.

ギターや音楽(含むDTM)絡みが多いかな

 

前回も長かったけどビフォー画像載せてるのもあって今回も長いです。

ご容赦。

 

とりあえず、完成。

 

540円な正体不明が、

 

ビフォー。

 

アフター。

ボディの見た目は賛否あるでしょう。

 

サイド。

 

ビフォー。

 

アフター。

 

ビフォー。

 

アフター。

 

ビフォー。

 

アフター。

 

ロック用のコマ(蓋?)が若干小さい気がするし5、6弦用のが幾分右に寄ってるけど、

機能してるから問題ないのだろう。

6弦はかなりギリだけど。

 

1弦がテンションバーに引っかかってませんが、ペグが遠いせいもあって

ナットにしっかり弦が乗っかってるので無問題です。

 

ビフォー。

 

アフター。

 

このペグ、磨いたのでキレイですけどノブのメッキが浮いてるところが

何箇所かある。

 

てか弦切るか巻くかしろよw

 

穴の表面は全面的にパテで埋めたほうが良かったかもね。

 

ビフォー。

 

アフター。

 

フロントPUがちょっと斜めってしまったね。

 

ビフォー。

 

アフター。

 

スポンジ貼ったけど、その手前のザグリ穴がデカいせいでアームアップすると

フロイド後端より6弦側の耳部分のほうがボディに当たってしまう。

 

デカいというか、(おそらく)元々付いてたであろうトレモロよりかなり前方に

設置してるので隙間が大きくなってしまった、て感じ。

 

スポンジの意味殆ど無しだけど、見た目がいいので良し。

 

ブリッジ両側の耳部分の後方のザグリ、斜めな部分はちょっと削り過ぎたなぁ。

ごまかし的に削ってしまった前方はともかく、ソコと左右はもっとタイトでも良かったなぁ。

 

にしても、ファインチューナー用のネジが黒くないと幾分安っぽいよね。

とはいえ、このブリッジ自体は四半世紀以上前に結構な値段(15,000円以上はしてた)で

買ったもので、作りは良い。

 

PUの高さはコレくらい、かな。

 

ビフォー。

 

アフター。

 

その辺にあったバネを使ったけど、バネがザグリ限界近くまで伸びてるので

もし010-046のレギュラー弦張ったらバネ替えないと調整出来ない

だろうね(今張ってるのは009-046のヘヴィボトム)。
 

後方、空き過ぎw

 

木材やパテで埋める事も出来ただろうが、ぶっちゃけ、加工してるときは

そこまでアタマが回ってなかったw
 

あ、

 

この変な形状は、ちょっとだけそうしようとした名残なのか?

 

スプリングハンガーがギリなのもザグリ後方が空き過ぎなのも、

やはりブリッジを(おそらく)元々付いてたであろうトレモロよりかなり前方に

設置したからで、今の状態では裏のザグリそのものが今より1.5センチくらい

前方にずれてるのが正しいあり方だと思う。

 

ビフォー。

 

アフター。

 

なんか、ボディ厚に対してこの猫目プレートは心許ないサイズな気もするけど、

でも、この手のギターは大抵猫目だよなぁ。

 

あと、ジャックの位置がその辺にあるギターよりかなり前。

 

「謎」を解明すべく色々調べたんだけど、この形状のギターだと

大抵ジャックはもうちょい後方、アールがキツイ部分に付いてるんだよね。

 

ビフォー。

 

アフター。

 

この、ネックのジョイント部分のアールがネックポケットからかなり離れてるのを

見ても、「その0」でY・M(n‘∀‘)ηさんが指摘したようにボディとネックは別物の

可能性が高い。

 

とはいえ、ネジ穴が開けられ直してるということもない(全く同じ位置だった可能性も

無いではないが)。

 

ボディの出自も謎だが、それは置いとくとして、新品のネックをこのボディに充てがった

のだろうか。

 

だとすれば、

 

ビフォー。

 

この状態もそれなりに合点がいく。

 

アフター。

 

メイプル指板にシルバーなインレイステッカーは、

 

光の加減で見え方がコロコロ変わるのが面白い。

 

が、やはり派手だか地味だかよく判らないw

 

この色違いな部分は個人的に好きw

 

裏もね。

 

マホガニー以外の木材もオイルフィニッシュでかなり色が濃くなったので、

前後の突き板とのコントラストがより増した。

 

 

PUの音は、ハムはどっちもかなりパワフル。

センターのシングル(位置)をかなり上げないと音量差ありすぎで風邪ひくレベルw

まぁセンターのはレジェンドに付いてたしょぼいヤツなのでそのせいもあるけど。

歪ませても無駄に音が潰れる感じもあんまないし、なかなかに見た目通りに

硬岩重金属向けな感じがするハムバッカーではある。

 

やはりYiBuyは使えますなぁ。

 

キャラもかなりはっきりしてる。

特にリアは、かなりトレブリー。

歪ませたらそうでもないけど、クリーントーンだと結構ギラつくレベルでトレブリー。

そのせいか、ハーフトーン(&オートタップ)にするとテレキャスかってくらいに

チャキチャキな音になる。

 

フロント&センターのハーフトーンは普通というか「ああ、ハーフトーンだね」って

感じでコーラスやディレイが映える音だけど、リア&センターのハーフトーンは

使いどころと使い方を選ぶ音だなぁ。

フェイザーとかフランジャーかけてトーン絞り気味で単音ミュート弾きとかね。

 

 

フロイドローズのザグリは、6弦で2音ちょい、1弦で1音弱くらいまでアップする感じです。

 

――――

 

色々調べたけど、結局このギターがどういったもんなのかは判らずじまい。

 

ポリで塗装されてたから普通の製品だと思ったけど、ザグリの雑な加工とか

スタッド穴埋めるのに色鉛筆とか、そういったのを鑑みるとポリ塗装も含め

誰かが加工したんだろうね。

 

ネックヘッドの塗装が(剥がすときに)ボディと微妙に違う感じだったのは、

ヘッドは元から塗装されてたのかもしれない。

 

で、それに合わせて(元の色を剥がして諸々加工した)ボディにポリ塗装を

したのかも。

 

そんな推測は出来るけど、でも、このボディとネックの出自はやはり判らない。

 

ボディはどこぞのC級メーカー製品な気もするけど、細かい特徴(ジャックの位置とか

HSHなザグリとかエルボーカットの形状とか)で調べても同じようなモンが

出てこないのよなぁ。

 

ネックはグレコ辺りが怪しい気もするけど、これもどこぞのC級メーカーかもしれない。

 

ホントに判らん。

 

ま、仕方ない。

 

判らんものは判らんのだし。

 

考えても無駄なことは考えるだけ無駄だ。

 

てな訳で(?)、

 

謎のコンコルドヘッド、これにて完成の終了。

 

 

おまけ。

 

コンコルドヘッド2本で記念撮影。

 

 

にしても、

 

もう、

 

置く場所が、

 

無いぞ。

 

謎のレスポール(もどき)が車庫でリペアを待っているんだが…

 

 

そして、

 

おや、これは…

 

うーむ…