謎のコンコルドヘッド その0 | Do or Do not, There is no try.

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ギターや音楽(含むDTM)絡みが多いかな

 

ギターを買った。

 

ギターと言うか、

 

一目瞭然のジャンク。

ほぼ、がらんどう。

 

メーカー不明。

 

フェルナンデスっぽい雰囲気もあるけど、メイプル指板でコンコルドヘッドって

ジャクソン(&シャーベル)くらいしか見たこと無い。

 

もちろんそのどれでも無いとは思うけどw

 

 

特に用途とかも無かったんだけど、

 

まぁこの値段ですし。

 

ともあれ、見てみましょう。

 

HSHレイアウトのザグリ。

 

HSHといえばアイバニーズだが、アイバニーズにコンコルドヘッドなんて無い。

となるとやはりジャクソン辺りの「もどき」なのかなぁ。

 

加工の程は推して知るべしといったところですが、

 

合板では、無さそう。

 

にしても(パーツ全部無いのを差し引いても)相当に軽いので、

大した木では無いだろうね。

定番のバスウッド辺りかな。

 

セレクター&1V1T。

 

ロックナットが付いてるのと、このスタッド穴からしてフロイドローズ的な、

何かしらの2点支持ロックトレモロが付いてたのでしょう。

 

にしても、右側のザグリの雑さよw

 

ちょっと「顔」に見えなくもない。

 

ジャックはサイド。

 

派手な傷というか塗装欠けはこの2ヶ所くらいかな。

 

では、裏を。

 

キャビティの蓋は付いてました。

 

白いけどこれは裏で、

 

ご丁寧に黒白の2プライでやんの。

 

…まぁ特に言うこともないよねぇw

 

スプリングハンガーは、付いてる。

 

裏のザグリ全体。

蓋はありませんでした。

 

ここさぁ、

 

このドリル痕というか、雑な加工が謎。

意味がよう判らん。

しかも塗装が乗ってるってことは、ハナからこの状態ってことだろうし。

 

その横のザグリも、スタッド穴半分くらい出ちゃってるし。

 

反対側も雑。

 

この、左右の加工は塗装後のようだが、コンパウンドの残り滓等を見る限り、

買い手が後から加工したとかでは無さそう。

 

うーむ…

 

そんじゃ、ネック外します。

 

特筆すべきこともなしw

 

何らかの何かが貼られてた形跡(シム?)。

書かれているのは丸に「T」?

判らん。

 

そして、ヤスリを掛けたような痕。

 

ネック側には特に何も書かれてない。

 

ロゴ的なものは何も無いコンコルドヘッド。

 

味気ない形状のトラスロッドカバーの両サイドに穴があるので、

おそらくテンションバーが付いていたのでしょう。

 

裏留めのロックナット、本体のみ。

 

これね、1ミリくらい6弦側にズレて付いてる。

しかも、1弦側に隙間がある。

 

よく見ると、指板がちょっと剥がれかけてる。

 

1弦側。

やはり指板が剥がれかけ。

 

にしてもこのナットの離れ方はどうなんだw

 

あと、ナットの下の薄い木は高さ調整というより指板の延長っぽい。

延長というか、ここまで指板があって、貼った後にナット部分を加工したっぽい。

 

裏側。

 

よく見ると、

 

3箇所の小さなくぼみと「JAPAN」の反転痕。

 

ゴトーのペグでも付いてたのかね。

 

ナットを外します。

 

まぁ特に語る(ry

 

なんか、テープの痕っぽいものが残ってるんだよね。

指板の剥がれに何らかの何か(こればっかだなw)をしたっぽい。

 

んー、よう判らんけど、やっぱ指板の一部のような気がする。

 

それより

 

メイプル指板(グレコストラトジャパフェンプレベしか無いマイノリティに

3本目の仲間だ)に塗装されてるのはいいんだけど、

 

なんか塗装が微妙というか、変。

ネックがサテンフィニッシュなんだけど、指板も同じ仕上げというか。

 

いやまぁ、わざわざ指板だけ塗装を変えることもせんだろうから当たり前っちゃあ

当たり前なんだろうけど、メイプル(塗装)指板なら全部ツルツル仕上げにせいよ、

とは思うな。

 

しかもね、

 

どうもフレットも塗装されてるっぽい(「~ぽい」ばっかだね、今回は)。

 

これがよく判らんのよねぇ。

 

別に再塗装されてるといった風情ではないのだけれどもね。

 

謎すぎる。

 

あと、

 

ボディに対して指板の位置、高くない?

 

フロイドローズ的なものがザグリもなしに付いてたっぽいからそれなりに指板面が

高くなるのは判るけど、それでも高いような気もする。

 

しかも、

 

判りにくいけど、若干ネックに仕込み角付いてるのよ。

 

てことは、これでいい感じの弦高に合わせるとなるとブリッジは相当ボディより

離れる(ロックトレモロなら個別に弦高調整はできないだろう)ことになろうて。

何ならザグリなくても2音くらい余裕でアームアップできそうなw

 

 

とまぁ、一応のイントロデュースですが、

 

 

どうしたもんか。

 

最初、なんとなくフレットレスギター作ってみようかなと思ったんだけど、

フレット殆ど減ってないのよね。

なんか、そうなるとフレット抜くのもったいない気もw

 

 

んー、

 

まぁ真っ当にリペアしたとしても、フロイドローズは付けないなぁ。

 

 

その前に、全然手付かずなMadAxeをボチボチ弄らんといかんね。

 

んー…

 

悩むなぁ(「海の上のピアニスト」風に)。

 

 

続く。