サムネで謎めかしてもタイトルでバレるというねｗ
「謎のコンコルドヘッド 完成編」の最後に載せた写真ですが、
まぁ判る人はノブで判るだろうし、モザイクかけたメーカー名もモザイク加減で
元の字が予想付く人もいるでしょう。
マーシャルです。
VALVESTATE 10、「8010」ってやつですね。
「バルブ」って割りにはトランジスタですけど。
ユニオンジャックが誇らしげにまぁ。
YAMAHAのラベルに隠れてしまってますが、メイド・イン・GB(UK? どっちも同じか)。
えーっと、何だっけ、Lead12の後継機だっけ？
この辺あんまり詳しくないんでね、迂闊なこと書くとギターダー先生に鼻で笑われて
しまいそうでｗ
…まぁともかく、最初の写真にあったように「ガリで出音不安定」のジャンクで1000円。
サイドはそうでもないけど、上だけやたら汚い。
角の保護パーツはともかく、留め具(？)のサビが酷い。
てか、ビスじゃないのな。
外してサビ取るとか磨くとか出来ないじゃん。
内側で外装シートが剥がれかけてる。
なんか、メッシュのほつれとかあるし。
まずは不具合の程をチェックしましょう。
因みに、コンセントの変換コネクタは付いてませんでした。
まぁジャンクで売るなら単体で売れそうなパーツは外して売るよなぁ。
てな訳で、
コネクタも一緒にジャンク品100円を買いました。
コレがマーシャルのかどうかは判りません。
黒いのがコレしかなかったんで、コレにしました。
なので正確には1000円ではなく、1100円の税込み1188円ですな。
では、電源ON。
問題なし。
まぁ「電源入らない」とは書いてないしねｗ
シールド挿してギター鳴らしてみたら、GAINとマスターボリュームのガリが酷い。
トーンの方はちょっとガリ出るくらい。
音が出たり出なかったりの原因は概ねGAINとマスターボリュームの
ポットにあるように思われる。
とはいえ、全然音が出ない訳でもない。
とりあえず各ポットを何回かグリグリやってたら幾分マシになったんで
問題はガリだけのようだ。
であれば、うまく行けば接点復活剤、悪くてもポットの交換で直りそう。
コンデンサ絡みの何かも想定してたが、ソコは回避できそうだ。
てことで、ヘッド部外します。
ココ外すのにノブ取る必要はないけど、まぁ掃除とかそういうのもあるしね。
角カバーそばの4つのビスを外して(スピーカーの線も外しといて)後方に引っ張れば
出てきます。
サビが酷いねぇ。
外す前から前後面のパネルに侵食してきてるのが見えたのであるだろうとは
思ってたけど、予想以上に酷いな。
内側も所々にサビが点在してますが、そんなに酷くはないです。
整然と並んでるのは見てて気持ちがいいですなぁ。
故ジョブズはなんと言うだろうかね。
放熱パーツ(？)の一部が曲がってる。
なんか、ネットで色々調べたらココがこうなってる画像が散見される。
最初からこの状態のを取り付けてるのか取付時にこうなったのかは判らないが。
直そうかとも思ったけど、迂闊に戻してバキッと折れてもなんだし、機能的に
不具合があるわけでもなさそうなのでこのままにしときます。
にしてもこの基盤、前面にポットとジャックで留まってるだけで、シャシー(？)から
完全に浮いてるのな。
普通、支えも兼ねて基盤とシャシーはビス留めしてあるもんだろうに。
まあ良い。
556ではなく、接点復活剤です。
いやまぁ、最近アンプのリペアも多いし、いつまでも接点復活剤代わりに
556使うのもどうなんだと。
「良い子は真似しないように」といつも書いてるけど、真似する悪い子が
いないとも限らない。
まぁ悪い子が真似するのは俺の知ったことではないし、それによって何かしらの
不具合が発生しても当方は一切関知しないがｗ
…とにかく、接点復活剤買っとこう、と。
で、コレ買ったあとに行ったハードオフでアンプ見つけたわけです。
運命だね(違
ポットに吹いて、グリグリやって、しばらく置いて、
仮つなぎで音出してみたら、
……
…
直った。
ガリが無くなって、出音も安定した。
んー…
派手な不具合を期待してたわけではないが、こうもあっさり…
だからジャンク漁りもやめられないんだけどねｗ
ま、機能的な不具合は直ってしまったので、サビとか汚れとか、
目に見えるダメダメなとこ直してキレイにしてあげましょう。
続く。