謎のコンコルドヘッド その8 | Do or Do not, There is no try.

Do or Do not, There is no try.

ギターや音楽(含むDTM)絡みが多いかな

 

一応、「その10」くらいまでで終わらせたいとは思っている。

 

さて。

 

フロイドローズの表側ザグリは出来たので、スタッドのアンカーを嵌めます。

 

嵌めましたw

 

スタッド付けてフロイドローズを仮置きしてみましょう。

 

ネックも充てがってないので適当もいいとこだけど、まぁ仮にコレくらいの高さだとしましょう。

多分こんなもんですよ、きっと。

 

てか、高さは今はまだいい。

ネック付けて弦張ってからじゃないとどのみちちゃんと調整出来ないし。

 

それより、実際の可動に対して裏のザグリがどんな感じなのか。

 

で、裏から見ると

 

ダウンはともかく、やはりアームアップするとブロックやアーム差し込み部分がボディに当たるね。

 

ブロックよりも先に差し込み部分ががっつり当たりますね。

 

この雑な加工にはやはりちゃんとした(?)理由があったのだな。

 

まぁ埋めて直した部分の加工も必要だろうとは思ってたし、前に書いたように

足し算で成形加工するより引き算のほうが仕上がりもマシだろうということで

当たる部分を削ります。

 

大体コレくらい削ればいいですかね。

 

またまた木材で簡易テンプレート。

 

コロ付きビット先輩(長)で削りました。

 

――――

 

しかし、今更ながらに思うがネックポケットの加工はコロ付きビット買った後に

やるべきだったよねw

 

――――

 

閑話休題。

 

で、

 

ブロック自体はコレくらいの加工で(アップ時に)特にボディに当たることは無いんだけど、

アーム差し込み部分はがっつり削らないとやはり当たる。

 

なので、

 

表から差込部分の逃げ加工をしました。

 

こういう加工はどうなんだと思ったけど、でも、ネットで色々調べてたら

たまに見かけたのでさほど特殊な加工でも無いっぽい。

 

改めてフロイドローズ置いて確認。

 

当たりませんね。

 

ただね、

 

まぁ設置の高さは適当ですけど、この状態でブロック底面はボディ裏とほぼツライチ。

 

アームアップすると、

 

コレくらい下がるんですが、

 

思いっきりボディからはみ出る。

 

まぁ、裏蓋はハナから付けないつもりだったのでアレだけど、

実際付けるとなると蓋は要加工だね。

 

てことで、

 

一応ボディの加工は全て終わりました。

 

 

問題は塗装ですが、

 

面倒くさい。

時間かかる。

 

てことで、トーカイのベースに続いてオイルフィニッシュにします。

この妙な見た目も割と気に入ってるしw

 

てか、今後、合板ボディでもない限り塗装を落としたモノは

基本オイルフィニッシュにしますw

 

とはいえ、色を多少は付けたい。

 

どうしよう。

 

ステインやら水性塗料やらニスやらを色々混ぜて、

 

その辺にあった突き板の切れっ端で試し塗り。

 

こんな感じかなぁ。

 

トーカイのベースみたいに真っ黒にしちゃうとこの特徴的なボディが味気なくなりそうだし。

 

木肌自体はサンドペーパーで1500番くらいまで追い込んでソコソコに

つるつるです。

 

で、

 

んー…

 

…悪くはないが、何の特徴もない突き板だからなんかこう…

 

しかも、ソコソコにつるつるな木肌も塗ってると微妙に毛羽立つ。

それはまぁ、最後の最後で調整すればいいけど。

 

塗ってたら表面の突き板がちょっと剥がれてしまった。

 

パテで補修。

 

んー…なんかなぁ…

 

とりあえず、先にザグリに導電塗料塗ります。

 

フロイドローズのザグリ部分は黒の水性塗料で塗ったんだけど、

いまいち下地がマスキングされなくてね、

 

まぁ隠れてしまう部分だからそこまで気にすることもないんだろうけど、

でもやっぱ気になるので、

 

PU部分と一緒に導電塗料塗りました(もちろん裏のザグリも)。

導電塗料はとにかく真っ黒だからねw

 

ブリッジ後半辺りの塗りが適当なのは、そこはゴム板か薄いスポンジでも

貼るつもりなので。

 

そんで、

 

まぁ上の写真ですでにちょっとなってしまってますが、

 

突き板が普通にキレイで面白みにかけるので、黒のステインでちょっと汚しました。

 

かなり汚しましたが、

 

この後の数回のオイル塗り(最後はサンドペーパーでオイルサンディング)で

幾分落ち着くはずです。

 

では、

 

乾いたボディにビタミンEをたっぷりと与えてやりましょうw

 

塗った直後はテカってるねぇ。

油谷さんみたいだw

 

塗ってちょいと置いて余分な油を拭き取ったら一日乾燥。

それを4回ぐらい繰り返したら、

 

最後はサンドペーパー(ホントはスポンジヤスリですが)でオイルサンディング。

削り粉をオイルと共にボディに刷り込んでく感じ。

 

オイルサンディングを終えて余分な油を拭き取った後。

 

施行直後(乾燥前)なのでテカリも多めですが、

 

これから数日間乾燥させたら、

 

もうちょっと落ち着いた感じになります。

 

PU部分と裏のキャビティ部分は導電塗料を二度塗りして、更に

各ザグリ間の穴にも導電塗料を塗りました。

 

結果、各ザグリ及びキャビティを電線で繋がなくてもきちんと

導通しました。

 

 

この、レリックとも言えんが木目とも言えん、妙にまだらな見た目は

好き嫌いが分かれそう。

 

かくいう自分も最初は「ちょっと失敗したかなぁ」と思ったんだけど、

でも、見慣れてくるとこういう、古ぼけた感じも悪くないと思えてきたよ。

 

たまにある、ボディ焼いて焦げ目出すやつみたいに見えなくもない。

 

まぁいざとなりゃトーカイのプレベみたいに真っ黒にしちゃう手もあるし、

何ならちゃんとラッカーで塗装したっていいしね。

 

元より「謎」なギターだ、ネックのヘッドロゴも合わせて「得体のしれなさ」に

拍車がかかって良い。

 

続く。