ある日、どこかの界隈で



私の周りで起こった出来事や人の体験談を元にした創作です。障害児育児関係の話がメインになると思います(予定)

ご都合主義もりもり。
内容・キャラクターによって過激な表現などもあると思いますが、あくまで読み物とし受け取って頂けたら幸いです。

こちら不定期更新となります。

※前連載の登場人物をそのまま使い回してますが同性同名&同デザの別人です。







  連載『ママ友の過剰接待


 《これまでの話》            

                  




↓前回の話↓

その後、エイジとビイタくんはまた一緒に遊ぶようになった。
私はやっぱり、時々口出ししちゃうこともあるけど・・・子ども同士はなんだかんだうまくやっている。
親同士もお互い気を使いすぎない、ほどほどの関係に落ち着いた。
時々週末はビイタくんの家に遊びに行ったり、家族ぐるみの付き合いもできて・・・2年生まではそんな関係が続いたと思う。












小学4年生。
お互い環境が変わったこともあり一緒に遊ぶことはなくなった。

それでもビイタくんは会うと必ず声をかけてくれるし、エイジも同様だ。
たぶんこれからも···色んな友達ができて、時に離れることもあるんだろう。

それでも

同じ時間を過ごせたこと―――その思い出は色褪せることはない。
ビイタくんが友達であることに変わりはないんだ。




またひょんな事がきっかけで交友が再開することもあるかもしれない。
その時が来るかどうか···私にはわからないけれど、そうなったら嬉しく思う。

「遊んでもらってる」なんて
もう思わないよ。

エイジが背伸びをせず、無理もせず、ありのままいられるように。
私も子供たちの関係を見守っていきたい。








〜終〜





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※『ある日、どこかの界隈で』シリーズは実話を元にしたフィクション&センシティブな内容もあるため基本的にコメント欄は閉じさせて頂きます。

 

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