ある日、どこかの界隈で



私の周りで起こった出来事や人の体験談を元にした創作です。障害児育児関係の話がメインになると思います(予定)

ご都合主義もりもり。
内容・キャラクターによって過激な表現などもあると思いますが、あくまで読み物とし受け取って頂けたら幸いです。

こちら不定期更新となります。

※前連載『エイコとビイミ』の登場人物をそのまま使い回してますが同性同名&同デザの別人です。





  連載『女湯に入らないで!

※入浴シーンあり(表現上、登場人物はバスタオルを着用して入浴しています)

※混浴ルール等は自治体により異なります

 

《これまでの話》                     





↓前回の話↓

シイチの声で我に返ると、宿題のプリントを持ったシイチが私に見せてきた。

シイチが見せてきたプリントには、漢字で書かれたシイチの名前―――『四一』

夫のシーイチが考えた名前だ。
4月1日生まれという安易な理由で、当時私はそれに腹を立てたけれど····

夫なりに調べて考えてくれていたことを後で知った。
早産で、早生まれになってしまったことを気にしていた私への配慮もあったのかもしれない。
思い出した。あの時シーくんは···
「可哀想」って思うことをやめようって、あの時誓ったはずなのに。

いつの間にか私は、私達は···可哀想な立場で、配慮されて当たり前だと思うようになっていたのかもしれない。

シイチのことをいつまでも小さい子扱いしてた―――シイチはシイチなりに成長しているのにね。












↓余談↓



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※『ある日、どこかの界隈で』シリーズは実話を元にしたフィクション&センシティブな内容もあるため基本的にコメント欄は閉じさせて頂きます。

 

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