しばらくの間、連載中の、武田勝頼vs織田信長、「信長怒涛の甲州征伐~勝頼滅びへの道~天目山の戦い」 はお休みにして織田信長追悼特集「戦乱の旅-本能寺の変~織田信長の首の行方は?」 を連載します。
炎とともに消えた織田信長の遺骸
1582年6月2日、織田信長は明智光秀の謀反に合い、炎に包まれた本能寺とともに果てました。
信長の遺骸は本能寺とともに灰燼に帰し、光秀は焼け跡から必死になって信長の遺骸を探しますが、発見する事はできませんでした。
遺骸が見つからなかった事は光秀にとって大誤算で、信長の行方が分からぬまま光秀に味方する諸将は少なく、結果、秀吉に敗北を喫してしまいます。
いったい信長の遺骸はどこに消えたのでしょう
数回にわたり、本能寺周辺の史跡や信長の墓などを紹介しながら信長の埋葬地に迫っていきます。
人物名 | 首塚のある施設 | 住所 |
---|---|---|
織田信長 | 西山本門寺 | 静岡県富士宮市西山671 |
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織田信長の首塚は西山本門寺にあります。
JR身延線芝川駅からバスで15分。
発見難易度★☆☆☆☆
駐車場があります。
JR身延線芝川駅からバスで15分。
発見難易度★☆☆☆☆
駐車場があります。
本能寺から信長の首を持ち出したのは原志摩守
西山本門寺には、織田信長の首を本堂奥の大柊の下に埋めたという伝説が残っています。
寺の言い伝えおよび史料をまとめると、信長の家臣であった原志摩守が本能寺の混乱の中から父と兄、それに信長の首を持ち出し、ゆかりのある駿河の西山本門寺に3人の首を埋葬したそうです。
原志摩守にそう指示したのは本因坊算砂という人物で、算砂は当時信長に招かれ本能寺で囲碁の対局をしていました。
算砂は西山本門寺の境内に坊舎を持っており、原志摩守の子・日順は西山本門寺の僧侶で算砂の弟子でもあったことから、おのずと西山本門寺が埋葬地に選ばれたのでしょう。
本堂。
鐘楼。梵鐘は寛永21年(1644年)作です。
二代目の柊。
信成くんって宗家か信長の子孫じゃないとは言わないけど、信雄系の方が宗家のような
この案内板、わくわくしますよね。早く会いたい
案内板。
これが大柊の木。
この大柊の下に信長の首を埋めたんだそうですよ。
かつては本門寺には宿坊が18あったそうです。今は3つ(だったと思う)
偶然にも本能坊っていう宿坊もあったみたいですね。
信長の首の埋葬地は3つあり
信長の首はここ西山本門寺に埋葬されているのでしょうか
それとも、清玉上人が首を持ち出したと伝わる阿弥陀寺
あるいは、お鍋の方が密かに首を持ち出したと伝わる崇福寺
候補地は3つまで絞れたものの、真相は藪の中になってしまいました。
しかし、持ち出されたという伝説がある以上、いずれかへ持ち出されたのは確かではないでしょうかね。
明智光秀に見つかり晒されることなく静かに眠っているわけですから、持ち出した方に感謝ですね。
歴史ミステリーは面白いですね。
…次回は、番外編として、本能寺で織田信長に手傷を負わせた安田作兵衛の墓 を訪ねます。
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