武将な史跡めぐり | 涙の森!哀れ、勝頼夫人、燃える新府城を見て涙す! | 地図付き | 武るるん♪ 武将と城の旅。時々観光とグルメ(地図付き)

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燃える新府城を見て勝頼夫人が涙したという、涙の森の紹介です。
武田勝頼vs織田信長、「信長怒涛の甲州征伐~勝頼滅びへの道~天目山の戦い」
ともリンクしていますのでよろしくお願いします。

史跡名 ゆかりの武将 住所
涙の森 武田勝頼、勝頼夫人 山梨県韮崎市上ノ山

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涙の森は韮崎インター近くの山村にあります。
くるまr駐車場はありません。


新府城を焼き捨てた 勝頼一行は、小山田信茂の岩殿城 をめざし、山道を進みます。
ろくに旅の支度もしていなかったのでしょう。夫人たちの様子は「信長公記」によると、
歴々の夫人や子供たちは踏みなれない山道を裸足で歩き、足は紅に染まり、落ち人の哀れさ、見ていられなかった。
と記されています。

しかし、
「三河後風土記」では、
習ってもいない馬に乗り出立~。
「信長公記」には、
武田一門親類の夫人、付き人の中で馬に乗ったものは20人を過ぎなかった。
と記されていますので、勝頼夫人らは馬で移動したと思われます

勝頼夫人、新府の燃えるのを見、涙す汗
そんな中、ここで休息でもしたのでしょうか、勝頼夫人は、この地で赤々と燃え上がる新府城を眺めて戦国の世の厳しさに胸をうたれ涙を流したといいます。
そんな境遇の勝頼夫人の歌が残っています。
勝頼夫人の歌
「うつつにはおもほえがたきこのところあだにさめぬる春の夜の夢」
なんか…、哀れですね(T_T)


 

namidanomori04
涙の森全景。


 

namidanomori02
案内板。「三河後風土記」によりますとこの地で歌を詠んだとは限定されていません。


 

namidanomori01
勝頼夫人の歌(左)と南無妙法蓮華経(右)が刻まれている。


 

namidanomori03
涙の森から新府城方面を見る。新府城は右端ぐらい。新府城方面は赤々としていたんでしょうねメラメラ



なかなかに悲しい場所でした。
勝頼夫人の歌がまた泣かせますね汗



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