前回↑↑↑センター試験過去問で
現代文を解く基礎を身につけよう
というお話をさせていただきました。
入試現代文の基礎はセンター試験に詰まっていますので
しっかり解く練習を積んでいただいて、
その後の本文の読解もやり直してもらえてたら
確実に力はついているはずです。
(国語力として完全ということではなく、あくまで入試問題に本格的に入ってもなんとかこなせるという段階という意味での力がついている、ということです)
ここまで来れば、
次に
各自の第一志望校である過去問を
解く段階に入ってみると良いですね。
(同志社志望なら同志社の過去問、関大志望なら関大の過去問を解くということです)
センター試験を解いてきた後なら、
同志社大学マーク問題なら...
同志社大学の本文はセンター試験の2倍の長さがありますが
マーク問題に関しては選択肢が少々甘いため、選びやすく感じると思います。
(記述問題に関しては後述しますね)
関西大学マーク問題なら...
関西大学のマーク問題に関しては、傍線部はありませんが該当箇所は絞りやすい構成になっているので、
選択肢はセンター試験と同じくらいの長さではあるけどこれも甘いため、選びやすく感じると思います。
(記述問題に関しては後述しますね)
(選択肢が甘いというのは、誤りの選択肢がセンター試験ほど紛らわしくないため、
センター試験に慣れていれば割と迷わず正解が選べるという意味です)
(この2大学のマーク問題に関しては、レベルはさほど変わりません)
(両大学とも高得点が必要ですので、現代文のマーク問題は外してはいけません!!)
一方、立命館大学の問題は...
立命館大学の問題に関しては、いわゆる私立大学の典型問題であり種々雑多な設問で構成されていて
難易度的には、記述問題を除く関西大学や同志社大学よりは難しい問題となっています。
まずは過去問を解いてみてから、色々判断をしてみてください。
(立命館大学の記述問題は抜き出し問題なので、記述対策が必要というものではありません)
(立命館大学は、伝統的に古文が難しいため現代文2題である程度点数を稼いで、
トータルで最低7割(合格目安ライン)にのせる必要があります。
⇒現代文60点・古文40点の配点ですので、
仮に現代文を8割の48点が取れたとすると
古文は半分の20点でトータル7割(68点)となりますね)
関西大学・同志社大学のマーク問題のトレーニングとしては
先ずは過去問20題を
①解く
②答え合わせの前に再度検討
③正解を確認し、間違えた場合は再度検討し直して、自
分なりに納得するまでチェック&思考をしてみる
④解説を一応確認してみる
⑤本文の通読を最低3回はしておく
という手順で、一問一問を丁寧に扱ってください。
これでも足りないように感じましたらあと10題やってみて
さらに足りないようならさらに10題やってみてください。
その際に、記述問題に関しては
最初の20題のうちの10題は
何を書くべきか?よく掴めないこともあるので
解説を紐解きながら
何をどのように書いているのか確認してみてください
(これを行うことで、両大学における記述問題へのアプローチが何となくでも掴めてくると思います)
その次の10題は、
(正解がズバリ書けなくても良いので)
自分解答を作成してみて
一つ一つ何が足りないのか?
確認してみてください
(最初の10題で捉えたイメージがどう活かされるのかを考えながら行うことが大切です)
その後、
さらに10題、さらに10題と記述問題への経験値を高めていく頃には
(満点とはならないかもしれないけど)それなりの解答が書けていくようにはなります。
(両大学においては、記述問題は書こうとする意識・書くパターンのモデル収集・本文の捉え方の経験値
が合わさってくるとある程度は書けるようになりますので、トレーニングを放棄しないでくださいね!)
(⇒放棄すれば配点が高いので、入試ではあっという間に詰みますので。。。)
センター試験と問題の形式的にそれほど相性が良くない
立命館大学(関西学院大学もここに含まれます)
のトレーニングとしては、
過去問をまずは5回解いてみて、
7割〜8割前後が取れるな、と思えたら
そのまま過去問の問題数を増やして
一つ一つ、解答解説を確認しながら検討し直してみてください。
半分〜6割でウロウロしている
or 3割前後でウロウロしているなら、
そこで過去問演習はいったんストップして、
以下↓↓↓の問題集を1冊仕上げてみてください。
それから再度過去問をやり直してみると、
問題の見え方がだいぶ変わると思います。
数少ない
(難関)私大国語への一般的な解法が述べられている問題集
現代文 私大対策プラクティス(駿台文庫)
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このシリーズには一連の流れがありますので、出来れば順にお読みください