【真 関関同立に逆転合格 21】英語・政経の演習期に先に関西大学過去問をやる理由 | 大学受験逆転合格法☆偏差値20台⇒80台へ

大学受験逆転合格法☆偏差値20台⇒80台へ

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東大、京大、早慶、国公立医学部、旧帝大、MARCH、関関同立すべてに通用する考え方を
本気で人生を切り拓くべく頑張ってる人に向けて発信しています

ここまで、英語の政治経済の勉強の進め方として

基礎学力を身につけたらまずは関西大学過去問をやりましょう!

とお伝えしてきましたが、

今回は、その意図を説明しますね。





これまで述べてきたように

基礎学力を固めるための演習というのももちろん意図としてあるのですが



滑り止めラインの引き上げと

滑り止めの確保


というのが最大の意図としてありますね。







よくおられる関関同立受験生を例に挙げながら

この辺りのことを説明しますね。






A君は関西在住の(一応)立命館大学志望

(同志社大学は合格しないだろうと半ば諦めている)


偏差値58の高校に通ってるため

一般入試で立命館大学に合格すれば、周りからそこそこ凄いと思われます。

(周りの多くは産近甲龍や摂桃追神に推薦などで合格を決めるか専門学校へ進学)




それなりに勉強を重ね

試験直前の1月に入る頃には

立命館大学は「もしかしたら」合格できるかも

という状況にまでどうにか漕ぎ着けました。





このA君が出願するパターンを考えてみましょう。




日程と予算の関係上

以下のような受験大学の組み合わせになることが予想されます。




合格したい大学·····立命館大学·····3つ出願(→受かればラッキー)


合格したら行っても良いと思える大学·····関西大学·····2つ出願(→受かる予定)


滑り止め大学(高いレベルの方)·····近畿大学前期·····2つ出願(→もしかしたら厳しいかも)

滑り止め大学(低いレベルの方)·····龍谷大学·····1つ出願(→たぶんいける)


(出来れば滑り止めのこの2つの大学には行きたくないけど浪人は避けたい...

周りの友達との兼ね合いによるプライドもあるから、

一般入試組としては、この2大学のどちらかに行くことになるのは嫌だけど...)





こういう受験生の場合、


立命館大学にはそれなりに時間をかけて対策してますが

受かる自信が持てる点数には達していないと見受けられるので

たいてい、立命館大学は全敗となります。


(本番になると、入試が甘くないことを実感させられます。。。)




立命館大学に全力を注いでいたが力がつけば大丈夫だろうと

(甘い見込みで思っているため)

関西大学過去問は放置気味にしてたが、


直前期なので、とりあえず2、3回やってみて

立命館大学と比べて意外と点数が取りにくいことに気づいたけど...


残り時間もほとんどないため、このまま受験しに行って

なんとかなるんだろうな...と思いながら

関西大学にもアッサリ蹴られてしまうことが普通ですね。


(立命館大学に確実に合格できるわけではないレベルの生徒さんが

無対策に近い形で関西大学に合格することは普通は考えにくいですね。。。)




そして高得点レースが毎回行われる近大前期入試でも

アッサリと蹴られることでしょう。


(関西大学に合格する力がないと確実に近大は合格というのはちょっと厳しいかな…)

(近畿大学中期にも出願していたらチャンスは少しはあるかも)




龍谷大学はNO対策に近いでしょうから

ここも合格は厳しいけど...

こんな状況でも受かることがまあまあある大学なので合格するかもしれない



という受験結果に終わると思われます。



A君の実力では

龍谷大学の下にも

滑り止め大学を用意しておかないと滑り止まらない可能性が大だったんですね。






さて、このA君は

ダメダメな受験生だったのでしょうか?




周りの人も応援してただろうし

本人も関西大学くらいなら合格はできる、

立命館大学も上手くいけば合格できる

と望めるくらいには頑張ってたんでしょう。




それでも

大学受験では良い目が出なかった...






立命館大学や関西大学をそれなりに目ざして

こんな風な結果で終わる一般入試受験生が

めちゃくちゃ多いのをご存知でしょうか?






そもそもの問題点としては、


立命館大学に向けた対策を頑張ってるのに

(すなわちそれなりに立命館大学に合格したいはずなのに)

立命館大学に合格できる力に仕上げてないことと、


そこから派生して、

(対策をろくにやっていない)滑り止め大学をいくつも用意してしまう

という状況では、


もはや何をしたいのか...

立命館大学に合格したい覚悟があったのか...

とさえ、思われてしまうのです。



漠然と立命館大学を目指して

漠然とした勉強をやって

頑張る方向性を誤ってしまったんですよね。。。






こういう受験生には以下の特徴がよく見られます。



①立命館大学は社会が難しいからとやたら力を入れて細かいことまで勉強している

(→時間がかかる上に仕上がらず、しかも弱いところがまだ意外と散見している、また英語に対する時間も削られてしまっている)


②ネクステなどを無目的に回していてそれが勉強をしてる間に繋がっているところがある

(→回しても回しても立命館大学入試での得点が劇的に上がるわけではないのに、その辺りを計算していないのか、周りの意見を受け売りしてるだけなのか...)


③英語長文、特に過去問に多めには取り組んでいない

(→立命館大学はクセに慣れてきたら得点は劇的に上がるはずなのにあえて避けているのか...?)


④ややこしくて長い本文の立命館大学古文に対して、ありきたりの文法と単語をただ固めているだけで終わる勉強をしている

(→過去問をきちんと見てないのかな...)


⑤関西大学・近畿大学を受けるならそれなりに対策をしないと合格点(かなり高得点)には届かないはずなのに、それを知らないのか、立命館大学対策がそのまま関西大学入試や近畿大学入試での高得点につながると思い込んでいるのか、立命館大学対策に忙しいからと足元が見えてないのか、、、いずれにせよ、それでは受かるわけがない...と思われる行動をとってしまっている

(→要するに、立命館大学以外のことは真剣には考えていない舐めた受験生あるあるですよね...)







こういう形で受験を終わらせたくないために、

そしてこれから逆転したい人のために、



被害を最小限に抑えつつも、立命館大学に合格できる流れで

勉強してもらいたいと考え、


合格プログラムを作成して

このシリーズで展開してみたわけです





プログラム通りに頑張って

関西大学過去問演習でしっかり力をつけた後なら

最悪ここで入試時期が来ても、

関西大学を最低4回受ければ1回は合格できる状況には

なっているようにはしてあります。



また、


そこから立命館大学入試で合格するために

足さないといけない勉強はそれほど多くなく、

(関西大学対策で勉強の到達中継点を作っていました)


立命館大学過去問にも十分当たれる状況だと思います。

(残り時間次第ではありますが)





こうして関西大学の合格がある程度確保できる状況で

さらに立命館大学合格に向けての対策もある程度出来たと自信が持てるA君なら、



出願大学は、(連戦覚悟ですが)


合格したい…立命館大学…3つor4つ出願(→70%受かりそう)

合格すれば行きたいと思える…関西大学…3つ出願(→合格の確信ができる)

出来れば行きたくない…近畿大学前期中期…1つor2つ出願(→関西大学は取れるけど念の為)


と、様変わりしてきます。




ここまでの勉強の流れから、力も着実についてきてますので、

共テが終わった頃に近畿大学の過去問で時間調整をしながら

テスト演習で叩いておけば、近畿大学も2つのうち最低1つは取れるでしょう。




これでA君は、

立命館大学1つ、関西大学2つ、近畿大学1つくらいの合格には

持ち込めてるはずです。


(これまでの指導での体感から来る合格数ですが、見込みとしては十分有り得る数字です)






滑り止まらないか、

最低、関西大学をおさえてるかで

ほんまに天地の差があると思います








こういう結果に持ち込むためにも


①英語には十分時間を割いて

必要な基礎学力(構造把握・シス単の段階暗記・速単読み込み)

をひたすら詰め込み、

長文読解問題で落とさないように過去問演習を重ねることで、

英語の高得点化を図る

②社会の勉強時間を圧縮するため、

政治経済を選択し最短ルートで乗り切れる教材を選定して、

過去問演習で段階的に仕上げる

③(国語に関しては後日高得点化のための演習について書きます)



という流れで

関西大学過去問演習で合格点を安定的に取れるようにしていたことを

ご理解いただけたら幸いです。






関関同立に逆転合格するための受験サポートです






続きはこちらからどうぞ

このシリーズには一連の流れがありますので、出来れば順にお読みください