今回は
立命館大学英語の対策について語りたいと思います。
立命館大学・関西学院大学・同志社大学を比較してみますと、
英語の対策のしやすさで言えば
立命館大学がダントツに対策がしやすく、次は同志社大学、
(高得点を狙うという意味で)対策しにくい部類に入るのは関西学院大学となります。
立命館大学はオールマーク形式で、
毎年同じ形式のもので問題が構成されていて
難易度の概ねは、センター試験レベル(➕α)であるため、
出題分野は多岐には渡りますが、演習成果は出やすいものとなっています。
現に、塾生の中で関関同立を第一志望にしてた方の中では
演習を積んだ分だけの成果は、入試会場である程度正確に発揮され
不合格になった方は、1人だけでした。
(関西大学に関しては3人の不合格者が出ています。。。)
同志社大学は記述(英文和訳・英作文)を含むマーク式ではありますが
記述で問われるものも内容的には和訳なら直訳を英作文なら定型文を正確に書いておけば
満点が狙えるものです。
関西学院大学のようにこなれた日本語にする必要がない形式であるがゆえに
演習が点数に結びつきやすいという点では安心感があります。
また、ここ数十年同形式の問題で構成されてるため
過去問も豊富に用意できることから、対策が立てやすく高得点は狙えるタイプとなっています。
(同志社大学の場合は、他の教科でいくら頑張っていても英語で高得点が出せないと合格には至らないので、英語の高得点は合格のための必須要件とはなっていますが...)
一方、関西学院大学の英語は
さすが英語の関学と昔から言われるだけあって
設問が少し捻られているため
関西大学・立命館大学・同志社大学のように素直に選べるタイプではなく
また、長文3題(和訳問題含む)、英作文ありの語句整序問題や文法語法問題も割とキツめの内容となっているため、時間制約が厳しい出題となっています。
また関学は国語・社会も割とキツめの内容となっていますのでこの点においても
他の3大学とは違って、しっかり対策をする必要が出てくるため
3教科と言えど、他の3大学に比べて対策自体が重めの設定となっています。。。
社会は政治経済を選択できないので
必然的に日本史か世界史の選択となるため
ここから追い上げて合格を勝ち取りたい人にはかなり厳しい戦いとなることが予想されます。
関学は推薦率が7割と多くの学生さんを推薦で合格を取るシステムとなっていて、
問題の難易度と反比例するかのように一般入試における人気度は下がってはきてますので
ある意味ではチャンスなのですが
対策がなかなか困難しますので、『関学でないといけない』
という事情がない限りは、他の3大学て何も問題ないような気がしてます。
単純に関関同立のどこでも良いから合格を勝ち取りたいというのであれば
これまで勉強をサボってしまい今から何としても追い上げたい!!!
という立場での努力なら、
国語と社会(政治経済選択)の対策も考慮して
努力が報われやすい(追い上げ型の人が合格しやすい)順序としては
関西大学>立命館大学>同志社大学>関西学院大学
というのがホンネです。
以上の理由から
今回は立命館大学
次回は同志社大学にスポットをあてて
英語の対策について述べたいと思います。
(関西学院大学の対策は、別の機会に譲りますね)
ここで、問題形式や配点を確認しておいてくださいね
【立命館大学 英語対策】
まずはこの本で
第1問のが長文の〇△✕問題の△の✕の判断基準について学んでください。
受験生のほとんどはこの違いがなんとなくで捉えてるため
不用意に間違えてしまう傾向にありますので
ちょっとしたコツが分かれば見分けがつくため先に対策しておきましょう!
(ここは差がつくところですので、先に得意に出来たら後がラクになります)
次の第2問の長文の空所補充問題は難度が少し高いため
すぐには努力が実りにくいため一旦後回しにしておいて、
(第1問の問題がきちんと取れるようになってから改めて対策を練るのが、
立命館大学の長文の難易度にも慣れてきてる段階なので、得策です)
第3問の会話問題の練習を多めに取り組んで自信が持てるまでやっておくことです。
(ここは難易度が高くないため1問も外したくないゾーンですのでしっかり慣れておきたいところです)
次に得点が上げやすいのは
第4問の文法語法4択問題ですが
なにぶん範囲が広いため、
今は、問題の難易度や自分にとってのウィークポイントになりそうなジャンル(文法・語法・英熟語)はどこなのか?を見極めるつもりで解説などに目を通してみてください。
8問中6問がコンスタントに取れたらそれほど問題ではありませんので
どちらにしても今の段階で深追いしすぎないことです
(2問間違え🟰4点マイナス という程度ですので気にしすぎないことも大切ですからね)
これは次の第5問の語彙問題にも言えることです。
知ってる範疇をとにかく広げようと意識して
莫大な時間を投入してしまう可能性があるため
かえってムダが生じやすくなります。
それなら長文問題で外さないよう努力したりする方が
その場での対処の仕方が問題となるため
(→考えたり該当箇所を探すことが出来れば得点になるという意味で)
練習によって得点を安定させやすくなり、総合点も安定してきます。
知識レベルのことは深追いしすぎないことが
立命館大学対策として特に意識しておきたいところですね。
あと、
立命館大の英語(最新は第10版)という本が関西大学同様発売されてますが
問題数がどうしても限られるため、
関西大学を滑り止めのために練習している今の段階ではそれに頼らず、
できるだけ多くの問題に触れることができるという意味で
赤本を購入した方が良いですね。
型を知れば、あとは多めに練習して慣れていきたいところなので
国語・社会の問題確保のためにも、赤本はできるだけ多めに用意しておいてください。
(立命館大学の問題はコツを知りその後の演習で慣れることにより、点数が高得点で安定する問題レベルとなっています)
最新の5回分は入試直前期に用いるため手をつけずに置いておいて、
その他の問題に対して
英語の分野別演習やテスト演習に使用されることをオススメしときますね。
仮に、
立命館大学もそれなりに練習はしときたいが
ど本命は同志社大学です、という場合でしたら
立命館大学の赤本購入は
ひとまずは最新の2024年だけにしておいて
立命館大の英語(第9版)
(→2011〜2020の問題からセレクトしての構成ですので、2024赤本に収録されている問題(2023〜2021年)と内容が被ることはありません)
をメインの練習に使うのもありです。
立命館大学がメインで関西大学がおさえ
というのでしたら、立命館大学の赤本は多めに用意しておいて
国語・社会対策も含め万全にしておきたいところですね。
ここまででちょっと量が多くなりましたので
【同志社大学 英語対策】
につきましては、次回にお話しますね。
関関同立に逆転合格するための受験サポートです
続きはこちらからどうぞ
このシリーズははじめから一連の流れがありますので、出来ればはじめから読み進めてくださいね!