ヨガの瞑想では、基本的に座位が推奨されています。
ヨガの聖者の推奨する2つのポーズがあります。
聖典の一番のおススメは蓮華座、パドマアーサナ。
細かくいえば、つま先が、腿よりも外側に来ます。
この写真では、まだ足りないくらい。
脚全体がぎゅっと締め付けられることで
血液が下腹部にとどまり、神経がリラックスします。
達人座、シッダアーサナも、蓮華座と同レベルで、かなり推奨されています。
左足のかかとの上にある会陰が圧迫され、
片方のかかとの上にもう一方のかかとが置かれた姿勢。
聖典には、
この微妙な姿勢によって
骨盤底に眠っているエネルギーを引き上げると書かれています。
しかし、これらの超オススメポーズは、股関節が開いていないと
容易にはできません。
だから、ポーズ(アーサナ)の練習が必要になります。
ちなみに、あの2つのポーズで瞑想するのは大変なので
安楽座がおススメです。
安楽座は、呼吸法の時などに聖典でも勧められています。
この写真は、厳密にいえば、この人の左足を
腿とふくらはぎの間に挟み込む必要があります。
そうでないと、足がすぐにしびれます。
足を挟み込む、微妙な角度の調整は、
1人1人見てみないとわかりませんが
ちょっと調整するだけで、違和感がなくなって
すごく座りやすくなります。
というのも、私自身、初めて瞑想を教えてくださった
シャチ先生に微調整していただいて
座りやすくなったからです。
それまで5年くらい、ずっとしっくりこないまんま行っていたのが
一気に座りやすく、そして座るのが楽しくなりました。
瞑想の座位がいまいち、しっくりこない…という方は
クラスやWS前後に聞いてください。