塩 -4ページ目

塩ボクサースレッド

需要があるかわかりませんが、塩スレ避難所として。


http://jbbs.livedoor.jp/sports/40279/


もっといいところ知ってる方は教えてください。

クリチコさん、KO防衛

世界ヘビー級タイトルマッチ、王者ウラジミール・クリチコさんが
サウスポーの巨漢ファイター、フランチェスコ・ピアネッタを
相手に防衛戦を行った。


試合はクリチコさんが巨漢のサウスポー相手にもジャブ、
右強打でピアネタを自在にコントロールし、接近戦を
むさ苦しいクリンチで回避。遠くから小突いているだけなのに
相手が勝手に弱っていくといういつもの展開。


1回でもはや試合の趨勢が決し、世界中のボクシングファンを
「なんだ、またこのパターンかよ」と驚かせた。


以降、起伏のない公開リンチを繰り返し、ファンの予想通り
6回あたりで対戦者が力尽き、防衛成功と相成った。
ダウンもあったようだが、何回のことだか思い出せない程の
激闘であった。


クリチコさんの試合を番組メインとして宣伝を繰り返しておきながら、
実況・解説者一同、対戦相手に肩入れし、悪役扱いしてしまうほどの
完勝を果たしたクリチコはこれで三団体統一王座の防衛に成功。


手合い違いとも言える防衛劇を繰り返し、この日も
でかいものには勝てないという厳しい自然界の摂理を突きつけた。


KOしているのに塩という新境地はもはや、欧州重量級の専売特許とも
なりつつある。ボクシング界の花形、世界ヘビー級の
絶対的な王者として、一刻も早い陥落が望まれるのは言うまでもないだろう。

メイウェザー、完勝防衛

世界中のボクシングファンに卓越した技巧とスピードを
認められながら、敗北を祈願されているフロイド・メイウェザーが
4階級制覇王者ロバート・ゲレロを相手に防衛戦を行った。


試合前、恒例の口汚い罵り合いを展開しておきながら、
「今の私には挑発の必要がありません」とぬけぬけと
言い放ち、精神的な充実度を強調。
今回も大差判定の予感漂わせながら試合開始と相成った。


試合は、緊張感あるにらめっこに終始。
いつものようにメイウェザーがカウンターを決めながら
ゲレロの前進を捌き、ポイントと観客のストレスを
積み上げた。


序盤から不調をにじませ、普段の試合より鋭いパンチを放ち、

もしかしてKOするのではとファンを心配させながらも、終盤

きっちり拳を痛めてタッチボクシングに切り替え汚名挽回。

効かせてからも当然のように安全運転と、不調ながらも
付け入る隙のない磐石の試合運びを見せつけた。


大差で迎えたラストラウンド、リング狭しと逃げ回り、
フットワークの衰えを指摘する関係者を黙らせ完封。
1年ぶりの復帰戦を判定で飾った。


何かあるぞという危険な雰囲気を、雰囲気だけで
終わらせたゲレロは2敗目。


メイウェザーは磐石の防衛。WOWOW1000回放送記念日に
花を添えた。あまりの完勝ぶりに、目の肥えた古くからの
WOWOW視聴者をして、「あの頃はよかった・・・」
エンディングのさなか言わしめた。

ブラッドリー、貫禄の薄氷防衛

世界ウェルター級タイトルマッチ、マニー・パッキャオから

王座を掠め取ったチャンピオンのティモシー・ブラッドリー(米)

が、ロシアの有象無象ルスラン・プロモドリコフを迎えて

初防衛を行った。


試合は、何をアピールしようとしたか、スターを破ったという

ブラッドリーの勘違いにより猛烈な打ち合いで幕を開けた。


打ち合いに強い、というかそれしか出来なさそうなパワー

ファイターの挑戦者に対し、当然のように打ち負けて

初回から滅多打ちを浴びる。それでもムーンウォークや

千鳥足フットワークなどといったど派手な足技で、わざわざ

会場に足を運んだ唐変木たちの度肝を抜いた。

3回からは早くもガス欠に陥った挑戦者に対し、

ジャブとサークリングで顔面を触りまくってポイントを挽回。

定期的に訪れるピンチに対しては、慌てて乱れ打ちを

繰り出し、かえって致命打を受けるという落ち着いた

試合運びで流れを掌握。会場は強烈なストレスに

苛まれることとなった。


最後は失神寸前の滅多打ちを浴びて、試合終了のゴング。


「よくわかんないけど、多分ブラッドリーだろ」という

やるせない空気の中、王者が明白な僅差判定をものにした。


クリンチ少なめの塩」という新境地の開拓を試みたが、

人気獲得の面からも塩技巧の醸成の面からも失敗に

終わったことは否定できないだろう。

しかしながら、中盤での中だるみ、はっきりとした

つまらなさ、将来への展望のなさが強烈に伝わってくる

試合であり、未熟ながらも塩としての期待をかけずには

いられない次第である。



同時に、打たれもせず、ダメージがないうちから組みに行く

ジョンルイさん、マスケさんらレジェンドのクリンチワーク

完成度の高さが伺い知れることとなった。


健康に悪い塩ボクシングで防衛したブラッドリーは

これで初防衛に成功。次世代のスターの踏み台にと

ファンや業界からの熱い視線を受けることは疑いない。


リゴンドー、ドネアを完封

軽量級頂上決戦とも言える今回の試合、スターの

枯渇が激しい現代ボクシング界において、久々の

ビッグマッチとWOWOWの力の入れ方も凄まじく、

一般のファンも巻き込んでの大イベントと相成った。


試合は、ドネア、リゴンドーともジャブをちょいちょい付き合いながら

ビッグパンチ、カウンターを狙い合う展開。緊張感あふれる

ハイレベルなにらめっこに終始した。KO狙いを見透かされた

ドネアがパンチを外され、少しずつポイントを掠め取られるという

ラウンドが続き、派手なKO見たさに集まったファンの度肝を抜いた。


客のブーイングに焦ったドネアの青さが敗因である

ことは言うまでもなく、チャンスになったら安全運転、

客のブーイングを合図にサークリングを始めるという、

塩ボクシングの鉄則を貫いたリゴンドーにポイントが

集まるのは自然な流れであった。ラストラウンド、KOチャンスを

迎えてもきっちり様子を見るというトドメをさし、リゴンドーが

きっちりと僅差判定をものにした。

試合直後にドネアが潔く負け惜しみを連発するに、

リゴンドーのポイントの操り方も評価せざるを得ない。


録画したけれども多分フルではもう見ない、というほど

素晴らしい試合だったことは間違いない。

悪質な品質の、中国の工業塩のような塩梅の塩試合が

続く昨今において、今回のような程度の高い試合は、

塩の存在意義というものが改めて投げかけられたものだった

といえよう。


トークのおもしろさも期待できないリゴンドーはこれで

世界Sバンタム級王座統一。今後、爆発的に人気が上がる

とは到底考えられず、名塩王者としての実力を蓄えて

業界人の眉間に皺を寄せさせることができるか、期待される。