塩記事ログ1
カスティリェホさん、王座陥落 2007.06.25エキサイトマッチではすでに何試合も中継されているにも関わらず、WOWOWのサイトでは顔写真すらなし、という破格の扱いを受けたハビエル・カスティリェホさんが、フェリックス・シュトウルムさんを迎えて敵地ドイツにて防衛戦を行った。初戦は手元が狂ってKOをしてしまった反省から、両者序盤から慎重な立ち上がりを見せる。しかし両者不調は隠せず、一見強いパンチを良い角度でしっかり打ち込むという、一流塩選手らしからぬスリリングな方針を選択。そんな中、ベテランのカスティリェホさんが 「亀ガードの上から突き合うだけでは本物の塩とはいえない」 とばかりに、攻めながらももらうところはもらう、決めるところは決められない手堅い試合運びを披露。落とし所をわきまえたボクシングで試合も落とし、結果ばかり欲しがる若い挑戦者を操縦。気がつけばいつものように程度の高い作品を完成させ、若輩者に塩の何たるかを見せつけた。 試合中のどの打ち合い、どの強打によりも、最終回露骨に逃げを打つシュトルムさんのフットワークにこの日一番の大歓声を浴びせた本場ドイツのファンから、自らに求められているものは何なのかということを感じ取ったことだろう。 ドレウスさん、塩対決を制し戴冠。 2007.06.25WBA世界Lヘビー級タイトルマッチ。どっちが王者だったかすら忘れられたこの一戦、挑戦者のスティペ・ドレウスさんが長身の左構え技巧派という情報が流れた時点で塩ファンの脳裏によぎった不安が、実物を見た時点ではやくも動かしがたいシビアな現実となった。試合は全国塩ファン95%の予想どおりの展開が眼前で繰り広げられた。ドレウスさんが左構えからちょこちょことブランコさんを遠慮がちに触りつづけながら、クリンチ・アンド・アウェイでポイントを連取。その塩分濃度は超ベテランブランコさんにパンチを出すのを忘れさせてしまうほど。終盤には左をしたたかに強打。勝負どころで大きい一打をクリーンヒットするや、あからさまに安全運転に徹するという基本に忠実な塩ボクシングをされては、元来がボクサー型のブランコさんに成すすべはなかった。 最終回、逃げ回るドレウスさんに大歓声を浴びせたドイツ人ファンこそがこの日唯一の勝者と言えるだろう。 スピンクスさん防衛&ミドル級タイトル挑戦へ 2007.04.24ネクスト・ジェネレーションなる不遜なニックネームで塩ボクシング活動を続けるスピンクスさんが、38歳のロドニー・ジョーンズをむかえて防衛戦を行った。試合は、ガクガクした動きでラフな打ち合いを仕掛けるジョーンズを、スピンクスさんが迎撃する展開に終始。最初は果敢に打ち合いに応じ、KOをするのではないかとファンを心配させるも次第にいつものソルティックなボクシングでポイントを荒稼ぎする展開に。 終盤に入っても変化の無い試合展開を盛り上げようと、WOWOWの高柳アナが懸命に面白い試合ですと煽るが、アナウンサーの本能からか直後に「お客さんがウンともスンとも言わなくなってしまいました」などとうっかり本当のことを言ってしまい、全国100人からの塩ファンの失笑を買う結果となった。 最初はブーイングをしていたリングサイドの客もいつしか疲れ静かになり、やがて試合はそっちのけで隣の人とにこやかに談笑する・携帯をいじるといった和やかな空気が流れる。ところが最終Rのゴングではじめて試合が終了したことに気づいた客が怒り出し、金返せとばかりにブーイングするという異様な光景のなか、大差の判定が下された。次戦ではミドル級王者テイラーへの挑戦をぶち上げ、世界ミドル級タイトルの塩分濃度が深刻な状況に陥ることとなった。 |
巨大岩塩ワルーエフさん、王座転落 2004.04.24最近のヘビー級塩ボクシングシーンの元締めと言ってよいワルーエフさんが、なんと自分より30cmも小さい挑戦者ルスラン・チャガエフを迎えて防衛戦を行った。体格的には大人と子ども、最近KOが生まれているワルさんの圧勝の予想が支配的だったが、挑戦者はパーリングを多用しつつ、左を効果的に合わせる頭脳的塩ボクシングで対抗。意外に左が届きどうにかアウトボクシングが成立する。パーリングで左ジャブを封じられたワルさんのボクシング体系はあっさりと崩壊した。 ペースを掌握されてもワルさんが取る作戦はあくまで変わらない。右で切り込んで左を返すといった基本的な仕掛けもなく、いつもの徹底した左ジャブ作戦。徹底しているというよりはそれしか出来ないのではと疑いたくなるほどの一本気なボクシングを立派に貫いたワルーエフさんだが、当然のようにポイントを連取され最後はベロンベロンにスタミナを消費してジ・エンド。 その規格外の体格と重圧で注目度だけは高かったワルーエフさんだが、今回の敗北でもともと心配するほど高くはなかったかもしれない商品価値の暴落は避けられず、ヘビー級シーンがまたしても混迷の一途をたどることになりそうだ。 |
マスケさん、ヒルさんを3-0で塩漬け 2007.04.01本場ドイツで、ボクシングのみならずさまざまな分野で特別の存在であると言ってよいヘンリー・マスケさん(43)が、11年越しの雪辱を果たした。マスケさんが挑戦者として相応しくないなどの腑抜けた理由で世界タイトルマッチとして承認されなかったこの試合だが、塩ボクシング界におけるレナード対ハーンズと言ってよいレベルのドリームマッチに人が集まらないわけがなく、全ドイツ人と一部の物好きな塩ファンたちは大いに熱狂した。 試合は、現役を続行してきたヒルさんがKO勝利するなどという塩ボクシングの見方を知らない専門家たちの素っ頓狂な予想を裏切り、当然のようにポイントを取り合う渋いボクシングに。 後半、マスケさんが微小のリードを得る展開に焦ったか、 9回に入ってあのヒルさんがワンパンチでKOを狙いだすなどという塩にあるまじきミスを犯し、さらにポイントを献上、マスケさんがポイントアウトしてヒルさんを塩漬けに仕返した。 復帰戦でもきっちり3-0の判定シーンを見せ付け、そこらの選手には到底塩出不可能な11年漬けの塩技巧を誇示し、世界中のボクシングファンを困惑させたマスケさんの今後の動向に注目が集まる。 |
亀田、初防衛に成功 2006.12.20何気なく返した右フックで亀田がダウンと喫するという、まさかのランダエダさんのミスから4ヶ月。数ヶ月にわたる綿密な打ち合わせの甲斐あり、亀田は今回こそはととても自然にランダエダさんをアウトボックスした。亀田にハイレベルなボクシングを要求して観戦をするという好事家たちを深遠な眠りに叩き込み、吹き荒れるバッシングを沈黙させた。試合は持ち前の亀ガード戦法を捨て、手堅く脚を使うという大胆な戦術を選択し、手打ちのストレートでポイントを連取。「マスコミが言うほどの楽勝ではなかったのでは」という声は聞こえないようだが、文句なしの快勝にて初防衛を果たした。 この年末の糞忙しい時期に来て、不自然なKOアーチストからまさかの手打ち塩アウトボクシングへの転向を果たし、意外なポテンシャルの高さを発揮した亀田には、全国100人からの塩ファンたちは彼に対する評価と不満を急上昇させざるを得ず、徳山さんが去りそうで去ってくれないスター不在の今後の日本塩ボクシング界にあって、一挙に熱い視線を浴びることとなろう。 |
ライトさん、クォーティ退治 2006.12.02もはやミドル級シーンの中心的人物と言わざるを得ないライトさんが、前回のタイトルマッチ引き分け明けに手堅く選んだのは90年代を代表する砂糖ボクサーの一人、アイク・クォーティだった。試合は大方の予想通り、ジャブを始めとした小さいパンチの応酬が堅いガードに吸収される展開に終始。元々Jウェルター級出身のクォーティが完全に体力負けしてポイントを吸い取られ、早々に技術的な興味が消えうせると、後は残酷な塩漬けショーが展開される。一方的に攻め立てながらも、中盤から自分から先に失速するという見所もしっかりと演出しプロの器の何たるかを見せ付けて、最後はしっかりポイントアウト。 相手の知名度、人気、安全度を考慮しての対戦者の選び方で高い塩分を見せ、試合前後の本人含めた陣営の態度のでかさ、対戦者の選び方・作戦の無謀さを今回も見せてくれたクォーティ陣営とまさしく明暗を分けた格好となった。世界に散らばる根強いクォーティファンを完全に敵に回し、ますますキャラクターを際立たせたライトさんの来年度の活躍、ミドル級でのタイトル挑戦も堅いと言えるのではないだろうか。 |
スピンクスさん、王座奪回 2006.09.11ローマン・カルマジンさん対コーリー・スピンクスさんの WBA世界Sウェルタータイトル王座決定12回戦は、スピンクスさんが納得の2-0の判定でタイトル奪回に成功した。WOWOWの放送試合数削減への異様な熱意の感じられた本日の試合中継は、入場シーンからいきなりヒートアップ。毎度の風説の流布に近いエキサイト・マッチの選手紹介に辟易した視聴者は、どうでもいいスピンクスさんの阿波踊りを5分近くも見せ付けられ強烈に出鼻をくじかれると、左ボクサーの試合でしばしば見られる、距離が合わずに足が引っかかり、ガチャガチャ手は出すがクリーンヒットがなくお互いにノー・ダメージというような実にもどかしい試合を叩きつけられた。 スピンクスさんは離れた距離から軽いパンチを飛ばしカルマジンさんのボディ、顔面を撫でまくってポイントを稼ぎ、クリンチと右ジャブ、逃げのフットワークで試合を支配。内容は違うはずなのに、ぱっと見同じに見えるラウンドの羅列のなか、効かないコンビネーション、効果的なんだけどいまいち当たりが浅くていらつく右ジャブ、当たらなさそうでほんとに当たらない強打、操り人形が絡まっているようなお互いに当て切れない打ち合い、足の引っかかりなど、重要な塩ポイントはしっかりと演出。カルマジンさんも中盤~終盤にかけて盛り返し、ペースをとって強打を当てたと見せかけるが、スピンクスさんの塩テクがまさりもう一歩のクリーンヒットが奪えず、果敢な反撃も解説の浜田さんを味方につけるに終わり、ファンは次から次へと繰り出されるカルマジンさんとスピンクスさんの波状攻撃に完全にグロッギーとなった。 結果、技術的な見所は多いはずなのにフラストレーションはたまり、感想はと聞かれるともう勘弁してくれとしか答えられないようなハイレベルなシーソーゲームを、最終回にポイントが接近しているにも関わらず、迷わず逃げの一手を打ち、塩としての器・貫禄を見せつけたスピンクスさんがきっちり2-0のスコアで抑えた。 スピンクスさんはタイトルの奪回に成功。なぜか1年以上もブランクを空けた選手同士が決定戦に出場するという激戦区のSウェルター級という重要な王座に居座り、面白い選手などという不埒なボクサーに積極的にちょっかいを出していきそうな気配を漂わせ始めた。敗れたカルマジンさんもハイレベルなボクシングとスター性の無さを存分に見せ、まだまだこの階級近辺で十分に迷惑をかけられる存在であることを証明しており、これからの季節の秋の夜長には欠かせない一戦としてビデオ棚の肥やしになるといえよう。 |
岩塩男ラクマン轟沈! 2006.08.14WBC世界ヘビー級タイトルマッチのタイトル防衛に挑んだ王者ハシム・ラクマンは、オレグ・マスカエフと対戦。どっちが勝っても迷惑なこの一戦のマッチメイクにファンは困惑の色を隠せず、一部ファンがよせばいいのにわざわざ会場に詰め掛けて見守った。試合は右狙いの両者ともに、自分の右ストレートが一番強烈に当たる距離を積極的に放棄し合い、突進してからの高度なレスリングの応酬へと展開した。文句なし超重量級の筋肉男二人のもみ合いが醸し出す試合展開の暑苦しさと重さは、もはや一般相対性理論の適用範囲に達したか、明らかにリング上の時間の進行を遅らせ、外から我々が見るにボクサーとは思えぬスローモーさを見せ観客を驚かせた。 そんな中、中盤を過ぎると予想通り両者とも完全に疲れきり、大振りは体ごと流れ、クリンチ際にもさもさとスローなショートパンチを交換するというヘビー級特有の見事なダルファイトになだれ込むが、そこはラクマンがレスラーとしての意地を見せ、終盤までは腕力に物を言わせてやや有利に試合を運んでいるかに見えた。しかしラストラウンド唐突にピンチに陥ったラクマンがKO決着を嫌い、なんとしても判定決着をと執念を見せる。誰がどう見てもダウンなのにカウントに抗議して時間を稼いでみたり、マスカエフの脚・レフェリーにまでもクリンチしてごまかすなど、これまで見せなかった斬新なテクニックで塩王者としての意地を見せるが、最後はもうクリンチは勘弁してくれとばかりに、半ばヒステリックにレフェリーが試合を止めた。 ラクマンはタイトル防衛に失敗。過去のKO負けの雪辱ならず、アメリカから世界ヘビー級タイトルがすべて奪取された。新王者マスカエフはまだまだ37歳と今後が楽しみな年齢にあり、これからの成長と一刻も早い陥落が期待される。 |
ランダエダさん、無念の惜敗 2006.08.02WBA世界Lフライ級王座決定戦は、新井田戦ですでに日本のファンにも馴染み深く、その実力は一部かなり高く評価されていたファン・ランダエダさんとなにかと香ばしい話題の多い亀田で争われた。その言動から有識者は一様に眉をひそめる亀田だが、試合振りは極めて単調で塩という一部ファンの評価もあり、全国100人からの塩ファンたちも、異様に長い亀田のこれまでの軌跡なる使い古された映像群に辟易としつつ、新スター誕生なるかとあくびをかみ殺して試合を見守った。しかし世界の塩テクには一日の長があり、試合はランダエダさんがゆるい右フックとスローな左ボディでペースを掌握。世界戦は初体験の亀田も1ラウンド早々絵に描いたようなカウンターを食ってダウンを喫し、その後は腕は上げているのに衝撃は殺せていないほどの硬いチューリップ・ガードで相手の強打を受け確実にダメージを蓄積させながら、ダメージ0の手打ちパンチで対抗。期待以上の単調な試合を展開した。 亀田完全グロッギーのまま試合は終了し、解説の鬼塚、畑山、竹原氏らが暗に「こりゃだめだ」と早くも番組の締めにかかっているような状況で、日本人ファンの期待を一身に背負ったランダエダさんがポイントを抑えたかに見えたが、最後はきっちり亀田本人も仰天の 2-1の判定でケリを付けた。唯一敗因が挙げられるとしたならば、最初にダウンを奪ってKOに色気を出すという塩にあるまじき欲を出し打ち合い、階級が上の亀田のパンチがないのに油断してディフェンスが雑になってしまったことに尽きよう。 国際問題に発展しかねない香ばしい判定で初戴冠をなした亀田陣営は、これ以上の塩判定で業界の権威を失墜させてはならないと、再戦を避ける意味でも早くも王座返上・フライ級転向という逃げを打つ構え。ランダエダさんは2階級制覇に失敗。日本のファンからの同情を武器にまだまだ来日して塩を売りに来る可能性は高い。 |
越本隆志さん王座陥落! 2006.07.30WBC世界フェザー級王座初防衛戦に地元福岡で臨んだ越本隆志さんだったが、相手に打たせて優勢を印象付けペース配分を狂わせ、後半に勝負をかけるといった高度な”アリ”戦略によりレフェリーをも欺いてしまい、試合を止められて7回TKO負けと相成ってしまった。ブンブン振り回してくる挑戦者に対し、防御を固めて手数を抑えカウンターを狙うという塩ボクサーがいかにも選択しそうな戦法で試合をコントロール。一方、ランキング14位の最強の挑戦者も、早くも3回には口をあけて息が上がっているように見せかけ、だらしのないロングフックの多用で疲れている様子を演出するなど高度なボクシングの応酬を見せつける。その中にあっても、あたっても効かない左カウンター、サウスポーなのに右フックを使わないという余裕ぶり、左フックに対する顔面ブロックなどで王者が試合を掌握するかに見えたが、効いたフリが過ぎてパンチをもらった際に腰を落としてしまい、単細胞レフェリーが騙されて慌てて試合をとめた。 越本さんは同タイトル初防衛に失敗。高度な技巧を見せつけまだまだこれからの選手であるということを改めて感じさせる内容ではあったが、挑戦者の体力不足、技術的稚拙さを装ったパンチャー振りを目の当たりにするに、既に30代後半に差し掛かる越本さんと比べたとき、新しい時代の潮流を感じないわけにはいかなかった。 |
アランブレッドさん、健在振りを誇示 2006.07.24亀田にKO負けして実力どころか存在さえもファンの記憶から抹消されかかっていた元世界ミニマム級王者ノエル・アランブレッドさんだが、久々に実力をアピールする好試合を展開。強豪王者の風格を漂わすべく、偉そうに余裕を持ってKOを狙おうなどといった目論見が顔に書いてあるような強打のバスケス相手に、フルラウンド正々堂々と真正面から逃げ回り、文句なしの3-0の判定で試合を落とした。今回はいつもに比べクリンチを多用せず、相手の攻撃を、スリリングな場面を演出しない程度に被弾を許してダメージを蓄積させながら、危険なタイミングだがあたっても効きそうにないカウンターで応戦。12ラウンズに渡り若手の王者にテクニックの何たるかという塩精神をきっちり注入すればもはや、レッスンを受けた王者はうんざりした表情の中に恐怖感をひた隠すしかなかった。キャリアはもはや晩年に差し掛かってもいいという状況にありながらなお、新たな境地を開拓するかのような試合振りをみせたアランブレッドさんの今後の活躍が懸念される。 ロベルト・バスケスはタイトル3度目の防衛に成功。 |
ライトさん、充実の試合ぶりを誇示しドロー 2006.06.18ホプキンスに勝利し、ミドル級の世代交代を終えスターダムをのし上がろうとするテイラーを阻止すべく、塩ボクシング界最大の刺客ライトさんが王座に挑んだ。試合開始後見られる光景は、ガードを上からのパンチばかり、ライトさんは細かく地味に当てて塩漬けにするいつものパターンで、どっちともいえないシーソーゲームを展開し、いい加減にうんざりした観客がやっと終わったかと一安心して聞かされたのは、ドローという非情の結論先送りコールであった。これで再戦に事が運ぶ可能性は俄然高まり、ヘタに決着がつくより確実に長く、スター候補のリング人生の運命の車輪に絡みつくライトさんの勇姿が見られるであろうこととなった。テイラーは2度目の防衛に成功。しかし、一部専門家の間では既にホプキンス氏とライトさんとの連戦から来る塩ダメージが懸念されている。 |
ホプキンス氏、ターバーに完勝 2006.06.11ミドル級王者バーナード・ホプキンス氏が、ラスト・ファイト気分で世界Lヘビー級王者アントニオ・ターバーに挑戦。試合開始早々いつもの泥仕合に引きずり込み、試合前の態度はでかいがリングの中では弱気になる高評価王者ターバーをタコ殴りにして予想外の一方的な完勝劇を見せ付けた。ホプキンス氏はこれで世界ミドル級に続きLヘビー級タイトルを手にし、マイナータイトル戦ではあるものの、事実上の2階級制覇を達成。引退を視野に入れているにもかかわらず、階級の中心的選手に対し、大差判定にて限界を感じさせ心を折り、商品価値を暴落させる一番やってはいけない形で圧勝し、ようやくまとまりを見せつつあったLヘビー級戦線をスター不在の混迷のどん底に叩き落とした。 |
ワルーエフさん、KO勝ちで初防衛に成功 2006.06.05名王者ジョン・ルイスさんを下し、そのスローモーなボクシングで塩ボクシング界の主役に躍り出たワルーエフさんが、世界ヘビー級王者でありながら軽量級のカードの代打中継という大舞台で、日本のお茶の間に登場した。急なはずの代打中継なのになぜか長い入場シーン、国家演奏つきという不可解な空気のなか、試合はワルーエフさんがスローモーなジャブで試合をコントロールする。選手紹介の段階でダルンダルンの体を晒しファンに一抹の不安をよぎらせていた挑戦者は予想通りに脆く、何気ない右でダメージを蓄積させ勝負あり。3回KOと物好きをあざ笑う結果と成った。 ワルーエフさんは初防衛に成功。周囲の期待度からすると消化不良の感もあるが、既に再起を表明しているジョン・ルイスさんとの再戦など今後の展開に期待される。 |