子どもと本音で対話する方法 | 家庭を子どものBASEに 佐伯和也公式ブログ

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お風呂に1人で入れないから、お母さんが脱衣所で待つことになってるんやけど、

 

「ママなんか喋って!」

 

っていう追加の注文が出てきてる。

 

 

 

つまり、娘ちゃんが求めていたことは、

 

「脱衣所で待っていてもらうこと」

 

じゃなくて、

 

「お母さんの存在を感じながら、安心してお風呂に入りたい」

 

っていうことやったんやな。

 

 

 

娘ちゃんが、この生活リズムを選択しているのは、何も問題ない。

 

ただ、この話は、

 

「夜中」

 

の話なんよな。

 

 

 

娘ちゃんがその生活リズムを選択するのは、何も問題無いんやけど、お母さんに、

 

「1人で入れないから、脱衣所に居て、何かを喋ってほしい」

 

ってお願いをするのなら、話は別。

 

 

 

お母さんだって人間なので、眠くなるし、疲れる。

 

親として、娘を想う気持ちもあるでしょう。

 

でも、親として、我慢して無理をするなら、そのストレスで自分がしんどくなるし、結局、娘ちゃんに対して冷静に関われなくなる。

 

 

 

お母さん的には、ちょっとしんどいお願いなので、断るのもありだし、引き受けるのもあり。

 

どっちでもいい。

 

 

 

ただ、断るにしても、引き受けるにしても、娘ちゃんと話し合いたいところ。

 

脱衣所で1人でいるのは寒いし、眠いし、何か話さないといけないし、なかなか大変。

 

それを大変だと思わずに、楽しんでできるんなら、

 

「いいよ」

 

って引き受けたらいい。

 

 

 

でも、そうじゃないなら、

 

引き受ける ⇒ その大変さを子どもに話して、解消してから引き受ける

 

断る ⇒ 自分が感じていること、考えていることを素直に話して、娘ちゃんの気持ちも聴いた上で、どうやって協力していけたり、工夫していけるかを模索していく

 

っていう感じの対応になるかな。

 

 

 

「引き受けるか断るか」

 

よりも、

 

「娘ちゃんと対話して、どうやって折り合いをつけていくか?」

 

の方が圧倒的に大事。

 

 

 

自分と娘ちゃんが納得できるんなら、断ったって全然いい。

 

自分が納得していないのに引き受けるのは、自分が辛いし、娘ちゃんも、

 

「期待ハズレだった」

 

みたいに思って、引き受けたのに、あんまり喜んでもらえないこともあります。

 

 

 

 

 

ここら辺の対話や交渉が苦手だと、子どもとコミュニケーションが取れないわけだから、

 

「子どもをコントロールする」

 

か、

 

「自分が我慢する」

 

かの二者択一になったりする。

 

 

 

自分が苦しむか、子どもが苦しむかの二者択一。

 

普通に考えて、

 

「自分も、子どもも、やりたいと思えて、幸せでいられること」

 

を選択するのがいいやん?

 

 

 

どっちかが犠牲にならないといけない時点で、対話が足りてないのよね。

 

対話っていうのも、色々と技術はあるんやけど、基本はとってもシンプル。

 

相手の気持ちに寄り添い、本音を話してもらう。

 

自分の本音を素直に話す。

 

 

 

お互いの本音が出せたら、

 

「自分も、相手も、幸せでいるためにはどうしたらいいか?」

 

を話し合いながら、一緒に考えていく。

 

 

 

お互いに本音を話して、

 

「自分も、相手も、幸せでいるためにはどうしたらいいか?」

 

を話し合って、一緒に考えていく、ってめっちゃシンプルなんやけど、これができていない家庭も多い。

 

 

 

「対話ができていない」

 

ってことは、

 

「親か子どものどちらかが我慢している」

 

っていうことであり、

 

「家庭が子どもの安全基地になっていない」

 

ってこと。

 

 

 

家庭が子どもの安全基地になっているためには、

 

・家で子どもが安心安全に過ごすことができている

 

・家で親が安心安全に過ごすことができている

 

っていう2つの条件がクリアできている必要があります。

 

 

 

「子どもの安全基地なんだから、子どもが安心安全に過ごすことができていればいいんじゃないの?」

 

って思うかもしれんけど、そのための必要条件として、

 

「親が安心安全に過ごすことができている」

 

っていうのがあるんです。

 

 

 

親が安心安全に過ごせていなかったら、

 

「子どもが安心安全に過ごせる家庭作り」

 

ができひんのよ。

 

 

 

親が自分の本音を話せていないのに、子どもの本音を聴けるわけがないのよ。

 

「私は、本音を話せていないのに、子どもは本音を話してズルい」

 

「私は、やりたいことできていないのに、子どもはやりたいことをやってズルい」

 

「私は、こんなに我慢しているのに、子どもは我慢しないなんて許せない」

 

「私は、こんなに苦しんでいるのに、子どもは笑顔でいるなんて許せない」

 

そんな感じの感情が湧いてきて、子どもの安心安全を心から願えないし、どうしても、親と同じ苦しみを子どもに味わわせようとしてしまう。

 

 

 

ある意味、対等な関係よな(笑)

 

対等に不幸。

 

対等に苦痛。

 

対等に我慢。

 

対等に不安。

 

対等に恐怖。

 

親も子どもも不幸だったり、苦痛だったり、我慢してたりするようになるんよ。

 

 

 

なので、

 

「子どもが不幸でいる家庭(その背後には、不幸な親がいる)」

 

「子どもが苦痛でいる家庭(その背後には、苦痛な親がいる)」

 

「子どもが我慢している家庭(その背後には、我慢している親がいる)」

 

「子どもが不安でいる家庭(その背後には、不安でいる親がいる)」

 

「子どもが恐怖を感じている家庭(その背後には、恐怖を感じている親がいる)」

 

みたいな家庭を作っちゃう。

 

 

 

親が本音を話して、

 

安心安全でいられて、

 

幸せを感じられているからこそ、

 

子どもの本音を聴けるし、

 

子どもが安心安全でいられる家庭を作れるし、

 

子どもが幸せを感じられる家庭を作れる。

 

 

 

そう考えていくと、

 

「子どもと対話ができていない」

 

っていう原因は、

 

「そもそも、親が安心安全で過ごせていなかったり、幸せに過ごせていない」

 

っていうことに行き着く。

 

 

 

つまり、

 

「親の自己受容ができていない」

 

っていうことやね。

 

 

 

まずは、親が我慢をやめて、自己犠牲をやめて、やりたくないことをやめる。

 

そして、やりたいことをやって、言いたいことを言って、自分が生きたいように生きる。

 

 

 

そういうことができるようになると、

 

「子どもの話を聴く余裕」

 

が出てくるから、子どもの方も、

 

「親に本音を話してもいいかも」

 

って思えるようになってくる。

 

 

 

子どもとの関係を良くするには、何事も、

 

「まずは、親から始める」

 

ってのが鉄則です。

 

 

 

鉄則っていうか、親ができていないことは、子どももできるようにはならんので、

 

「必然的に、親から始めるしかない」

 

っていうことやね。

 

 

 

 

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