▼今週発売の新作ダイジェスト
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▼「Pixel 4/ 4XL」予約受付中
10月24日発売■ETC:Google Pixel 4 / 4XL(ソフトバンクオンライン)
▼「HBO Max」がスタジオジブリ作品の配信権を獲得
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世界中で大人気のドラマ「フレンズ」や
最新シーズンがHuluで配信開始になったばかりの「ゲーム・オブ・スローンズ」など
ヒット作を多数輩出しているワーナーメディアが
2020年春のスタートを予定しているサブスクリプションサービス「HBO Max」にて
スタジオジブリ全作品の配信権を獲得したとの電撃ニュースが発表された。
アカデミー賞の長編アニメーション賞を受賞した「千と千尋の神隠し」を筆頭に、
「もののけ姫」「ハウルの動く城」など20本を超えるジブリ作品のほぼ全てが
サービス開始と同時に配信される予定。
「HBO Max」ではワーナー傘下のHBOが制作した
人気作品の全エピソードの独占配信の他に、
ロバート・ダウニー・ジュニア主演の「ペリー・メイソン」、
スティーブン・キング原作の「The Outsider」、
「Tokyo Vice:アメリカ人記者の警察回り体験記」といった
オリジナルコンテンツを多数準備中。
同じくワーナー傘下のCARTOON NETWORKには「トムとジェリー」もあり
キッズ向けの作品も充実することが予想される。
圧倒的なシェアを活かして逃げ切りを図るNetflix、
プライム会員向けのサービスとして安定した供給を続けているAmazonプライムビデオ、
先日ディズニーが完全子会社化すると発表されたばかりのHuluに加え、
11月1日(日本含む)からはAppleの配信サービス「Apple TV+」が、
11月12日(日本未定)からは「Disney+」といった大手が新たに参入し
いよいよ戦国時代へと突入する定額配信サービスに
(少なくとも日本市場からすれば)ノーチェックの伏兵が登場したという印象。
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今回のニュースで気になるのはディズニーとHuluの2社。
1996年にジブリは同社作品の発売および海外での作品配給において
ディズニーと事業提携をしていた。
「海外版制作においても無断で作品のカット・改変はしないこと」とする
ジブリ側の(対ディズニーと考えれば)高圧的な要求も全て飲んでの締結の背景には
ジョン・ラセターが宮崎駿への絶大なリスペクトを持っていることが原因とも言われていた。
2013年の「風立ちぬ」の海外配給までこの関係は続いていたが
2017年にラセターがセクハラ事件でディズニーを去ったことから風向きが変わったとみられる。
一方、日本国内におけるスタジオジブリの作品制作には日本テレビが大きく関わっている。
両社の信頼関係は単なるスポンサーの枠を超え、特に故・氏家齊一郎(元日テレ会長)は
日テレ副社長時代からスタジオジブリとの提携を推し進めた功労者であり、
徳間書店・日本テレビ・スタジオジブリのトリオ結成の立役者でもあった。
海外のHuluはディズニーに子会社化されたものの、
日本国内のHuluは本社から切り離され、現在は日本テレビ主導の配信サービスとなっている。
そのため、スタジオジブリが配信に参入するのであれば、
海外配給で協力関係にあったディズニーの「Disney+」か、
「金曜ロードショー」のジブリ祭りの流れからも
日テレ主導の「Hulu」の独占になるとばかり思っていた。
ワーナーは現在邦画の制作にも積極的なので
NetflixやHuluに提供しているHBOコンテンツの引き上げや
ジブリ配信など日本市場向けに特化したラインナップを揃えれば
一定のシェアを獲得する可能性は大いにある。
日本の民放各局が運営する配信サービスは、
WOWOWやテレ東との提携で生き残りを図るParavi(TBS)、
フジテレビのFOD、日テレのHuluと、基本的には見逃しメインで
オリジナルコンテンツはどこも少なめ。
Huluは最近増やし始めたが、地上波放送のドラマの追加エピソードなど
地続きのコンテンツが多いため視聴者からの反発の声も大きく舵取りに苦労しているようだ。
いずれにせよ、元から狙いが狭いし掘り起こせる層も限定的なことから
ワーナー、ディズニー、アップルが本気で仕掛けてくれば
国内サービスは総倒れの可能性もある。
マーベル作品が「Disney+」以外から引き上げられるならと、
Netflixにあるマーベル関連を早くさらわなければと思っていたところに
今度はNetflixからDC関連も引き上げられる可能性が出てきたのか。
もう睡眠時間を確保するのも難しくなってきた。困った。
▼「ライオンキング」12月4日Blu-ray/4K発売
12月04日発売■Blu-ray:ライオン・キング MovieNEX
12月04日発売■4K:ライオン・キング 4K UHD MovieNEX
12月04日発売■4K/Blu-ray:ライオン・キング 関連商品一覧
【紹介記事】映画「ライオン・キング」完コピに近い”超実写版”の存在意義より抜粋。
鑑賞後に「DISNEY DELUXE」でアニメ版を見返して何が驚いたかというと
この超実写版スタッフの執念とも思えるほどの完コピっぷりだった。
「Circle of Life」のメロディに乗って方々から動物の群れが集まり、
高く掲げたシンバに次々と跪くオープニングがほとんどそのままだったことは
うっすら覚えていたが、その後の本編も台詞やカット割まで
ほぼ完璧にアニメ版をトレースし、最新技術を使って実写化している。
敢えて違いを挙げるとすれば、「美女と野獣」の「Be Our Guest」を
一瞬だけ取り入れたシーン(これが絶妙)があることと、
「ジャングル大帝」に酷似していると指摘されたシーンの演出が修正されていること、
実写版オリジナル曲が採用されているぐらいで、あとは違いを見つけることが難しい。
それほど、絵的な部分はアニメ版を踏襲している。
映像の進化を体験したいのなら文句なしにお薦め。
アニメ版を何度も観た方ならば、違いを見つけるぐらいの気持ちで。
多少怖いシーンがあるので、小さなお子様は素直にアニメ版を楽しむが吉。
▼第92回アカデミー賞・長編アニメーション賞候補は日本から4作がエントリー
「天気の子」(新海誠監督)
「若おかみは小学生」(高坂希太郎監督)
「海獣の子供」(渡辺歩監督)
「プロメア」(今石洋之監督)
【紹介記事】映画「天気の子」時間不足と煩雑さが際立つ残念な出来
【紹介記事】映画「若おかみは小学生!」口コミによる広がりも納得の秀作
【関連記事】2019年夏公開の劇場用アニメを振り返る。1位は『プロメア』
【関連記事】2019年度最高の激熱アニメ「プロメア」がBlu-ray化決定
偶然にも4作とも当BLOGで紹介済み。
「プロメア」は最高だがこの熱さはロボットアニメ好きな層にしか
リーチしない気もするので、総合的に判断して
メッセージ性、芸術性を兼ね備えたのは「海獣の子供」しかないと思う。
「天気の子」はエンタメとして優秀だが作品としての深さはそれほどなく、
物語も詰めが甘いので仮に候補に入ったとしても受賞は難しそう。
「海獣の子供」頑張ってくれ。
▼PS4「十三機兵防衛圏」先着特典にPS4「プリンセスクラウン 復刻版」
11月28日発売■PS4:十三機兵防衛圏 プレミアムボックス
職人気質溢れるヴァニラウェアに惚れ込み
当BLOGでも新作が出るたびに紹介してきたきっかけにもなった
「プリンセスクラウン」をPS4で楽しめる復刻版のDLCが先着特典に追加。
こんなものをつけてはダメだ。欲しくなる。
▼「Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ 2」11月5日発売
11月05日発売■XB:Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ 2
電池式だった「Xbox Oneワイヤレスコントローラー」から進化して
USB-C接続/充電ドックが可能になった新型が発売。
AppleがiOS13でPS4、Xbox Oneのコントローラーに対応したこともあり
今後はコントローラー単体の需要も増えてきそう。にしてもちと高いな。