2019年1月2週発売の新作、NSw「NewスーパーマリオブラザーズUデラックス」発売 | 忍之閻魔帳

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ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)


▼PS4本体のDLソフト2本付きキャンペーンは1月6日まで

 

【01月06日終了】PS4 大バンバン振る舞い!今すぐカモン!キャンペーン(Amazon)

 

発売中■PS4:PS4 黒 500GB + DLソフト2本セット

発売中■PS4:PS4 白 500GB + DLソフト2本セット

配信中■PDF:PS4本体1000円OFFクーポン付き PS4 Winter カタログ

 

12月上旬から開催中の「大バンバン振る舞い!今すぐカモン!キャンペーン」は

いよいよ本日1月6日で終了。PS4本体の新規購入、買い替えなどを予定している方は

1,000円引きになるデジタルカタログ(PDF)を先に落としておくべし。


▼今週発売の書籍+α

 

 

01月08日発売■Book:今日の治療薬2019: 解説と便覧

01月11日発売■Book:FACTFULNESS 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

 

★Amazon 来週リリースの注目作品の売れ筋ランキング(書籍全般)

▼今週発売のゲーム

 

 

01月11日発売■NSw:New スーパーマリオブラザーズ U デラックス

01月11日配信■NSw:New スーパーマリオブラザーズ U デラックス(DL版)

 

「スマブラSP」と「ポケモンLet's Go」の2枚看板を用意して

年末商戦を圧勝したニンテンドースイッチから

Wii Uで発売された「NewスーパーマリオブラザーズU」DX版が発売。

DSで2006年に発売されたマリオ本来のシステムである

2Dタイプ横スクロールアクション「Newスーパーマリオブラザーズ」をきっかけに

「スーパーマリオ オデッセイ」などの3Dとは別の軸で展開し続けている王道路線の新作。

 

Switch版はWii U版では有料コンテンツ(別ソフト)として発売されていた

「NewスーパールイージU」を最初から丸ごと収録しており、

さらにプレイアブルキャラクターとしてWii U版のマリオ、ルイージ、キノピオに加えて

トッテン、キノピコが追加されている。

年末商戦は放っておいても任天堂が強いのだから、年明けに「スマブラ」を持ってきて

年末にこちらを発売していればと思わないでもないが

年末商戦が終わると長い冬眠に入ってしまう任天堂の悪い癖が

改善されているだけでも良しとしたい。

 

しかしほとんどのWii UタイトルがこうやってSwitchでリメイクされ

ほぼ新作として人気を集めているのを見るにつけ、

良かったなと思う反面、つくづくWii Uとは何だったのかと思ったりも。

 

配信中■PDF/Kindle:ニンテンドーダウンロードソフト500円OFFクーポン付きカタログ

【01月31日終了】★Nintendo Switch インディーゲーム スタンプカード キャンペーン

 

Switchや3DSのDLソフトが500円引きになるクーポン付きカタログが現在配布中。

以前はKindle版のみだったが、今年はPDF版とKindle版の2種あり。(画像はPDFへのリンク)

「Newマリ」も値引き対象タイトルになっているのでDL版を購入予定の方はお忘れなく。

またインディーズゲームの割引キャンペーンが1月末まで開催中。

価格以上に楽しめる掘り出し物が多めなので覗いて損なし。

 

 

01月11日発売■PS4:テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER

01月11日発売■PS4:テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER 10th EDITION

01月11日発売■NSw:テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER

01月11日発売■NSw:テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER 10th EDITION


▼今週発売のBlu-ray

 

 

01月09日発売■Blu-ray:アントマン&ワスプ MovieNEX

01月09日発売■4K:アントマン&ワスプ 4K UHD MovieNEX

配信中■Amazonビデオ:アントマン&ワスプ 字幕版

 
【紹介記事】軽快で温かいマーベル産ファミリー映画より抜粋。
 

マーベルキャラクター史上最小のヒーロー、アントマンの活躍を描く

アクション・アドベンチャーシリーズの第2弾がBlu-rayで発売。

今作からヒロインのワスプが加わり大幅にパワーアップ。

主演はポール・ラッド。共演はマイケル・ダグラス、エヴァンジェリン・リリー、

マイケル・ペーニャ、ミシェル・ファイファー。監督はペイトン・リードが続投。

 

「マーベルの単独主演作は2作目で大化けする」が今作でも炸裂。

憎しみや哀しみの要素を多分に含んだ他のマーベル作品とは一線を画し、

異色のファミリー映画として多幸感に溢れた仕上がりは、

単独主演作の中でもひと際異彩を放っている。

マーベルのプロデューサーが

「アベンジャーズ復活の鍵を握るのはアントマン」と言っていたのも

アントマンだけが平凡な幸せを噛み締めながら生きるヒーローだからかも知れない。

 

特筆すべきは秀逸なストーリー構成。

MCUの他作品を1本も観ていなくても楽しめるアクション映画の体裁を保ちながら

直近の「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」と密接な関係を持ち

何故アントマンが参戦しなかったのか、参戦しない間にどこで何をしていたのかが

ちゃんと解明される多重構造のシナリオが素晴らしい。

映画の冒頭で「お前の愛する人達が永遠に量子世界を彷徨うことになる」と

「インフィニティ・ウォー」の結末を暗示するような台詞が出てきて、

これは「インフィニティ・ウォー」とほぼ同じ時間軸の、

別の場所で起きている話なのだと分かる。

ハンク・ピムとジャネットの30年を隔てた壮大な愛を縦糸に編みながら

横糸で「シビル・ウォー」と「インフィニティ・ウォー」で抱いた疑問を

ひとつひとつ解決してくれるのだ。

 

カーチェイスのシーンは、ド派手なアクションを駆使して強奪を繰り返す

リュック・ベッソンの映画を観ているかのような楽しさ。

誰でも楽しめる娯楽作品でありながら、肥大したマーベル作品群の

入門編としてもちゃんと機能している文句なしの傑作。


01月09日発売■Blu-ray:MEG ザ・モンスター

01月09日発売■4K:MEG ザ・モンスター 4K ULTRA HD&3D

01月09日配信■Amazonビデオ:MEG ザ・モンスター 字幕版

 
【紹介記事】巨大ザメは怖い生き物だと忘れていましたより抜粋。
 

スティーヴ・オルテンの同名ベストセラーを元水泳の飛び込み選手で

イングランド代表でもあったジェイソン・ステイサム主演で映画化。

監督は「ナショナル・トレジャー」のジョン・タートルトーブ。

 

ジェイソン・ステイサム主演の鮫映画ならば

「エクスペンダブルズ」系のパニック・コメディになるのだろうかと

全く新しい切り口を期待して劇場に出かけたものの、

序盤は「ザ・デプス」で中盤以降は「ジョーズ」と基本を守った作りでやや拍子抜け。

数年前の出来事をきっかけに現役を退き、酒浸りになっていた男が現場に戻って大活躍。

元妻との関係も修復し、新しい女性も掴まれてやったぜエンドロールという

ディザスター・ムービーによくあるストーリーで、

巨大鮫を楽しむパニック映画というよりは、銀行を襲ったり運び屋だったり

ワイルドに爆走したりしてきたジェイソン・ステイサムが

次に立ち向かうのが大きな鮫だった、という感じだ。

B級パニック映画ではお馴染みの無意味なエロティックシーンはないし

基本的に丸呑みばかりで一向に喰いちぎろうとしない

お行儀の良い食べ方も恐怖感を削ぐ原因になっているのではないか。

 

獰猛な鮫の恐怖に震えるのではなく、

例え相手がメガロドンでも一歩も怯まないジェイソン・ステイサムの

世界一セクシーな禿げっぷりを堪能する映画なのであって、

そこを間違えなければそこそこ楽しめる。


01月09日発売■Blu-ray:ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷

配信中■Amazonビデオ:ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷 字幕版

 

【紹介記事】狂人か、聖人かより抜粋。
 

「クィーン」のヘレン・ミレンが主演を務めるホラー・サスペンス。

屋敷に巣食う亡霊を恐れるあまり、

妄信的に増改築を繰り返した未亡人サラ・ウィンチェスターの姿を描く。

主人公サラを演じるのはオスカー女優のヘレン・ミレン。

共演は「エベレスト 3D」のジェイソン・クラーク、「ジェサベル」のセーラ・スヌーク。

監督は「ジグソウ:ソウ・レガシー」のピーター&マイケル・スピエリッグ。

 

オスカー女優として多くの作品から引く手数多のはずのヘレン・ミレンが

何故このようなオカルトホラー、しかも「ソウ・レガシー」の監督の作品に

出ようと思ったのか、私はむしろそこに興味があったのだが、なるほど納得。

本作は霊媒師に踊らされた老婦人サラ・ウィンチェスターの

奇妙な言動を面白可笑しく取り上げる作品ではない。

巨大な迷宮は、人殺しの道具を売り財を成したウィンチェスター社の代表としての

人生をかけた贖罪そのものだったのではないかと解釈しているのだ。

世界中に知れ渡った幽霊屋敷伝説からサラの魂を解放・浄化し、

同時に銃社会への痛烈な批判にもなっている。

 

メッセージ性を含んだストーリー重視の作品だけに

怖さだけを求めているホラー好きにはあまり向かないかも知れない。

ジェームズ・ワンの「死霊館」や「インシディアス」が大好きな方にはお薦め。

サラはただの狂人だったのか、それとも死者を弔う墓守としての人生を選んだ聖人だったのか。

その判断は、映画を観た人それぞれが出していただきたい。


発売中■Blu-ray:ザ・プレデター

発売中■4K:ザ・プレデター 4K ULTRA HD + 2D

発売中■4K:プレデター クアドリロジーBOX(9枚組)4K + 3D + 2D

配信中■Amazonビデオ:ザ・プレデター 字幕版

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【紹介記事】映像系サブスクリプションサービスまとめ2018(改)

 

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無料体験申し込みでユーミンも米津玄師も繰り返し見られるので

見逃した方、もう一度見たい方は無料体験だけでも。


▼久しぶりに日本の音楽シーンに希望の持てる記事を読んだ

 

★「2019年はアーティストの自作自演禁止!」作詞家いしわたり淳治の実験的提案

 

一般的にアーティストというものをイメージしたとき、

まだまだ日本には「アーティスト本人が作詞作曲をしているか」を重視する傾向が、

音楽を作る側にも、聞く側にもあるような気がする。

 

1980年代までは、日本でも世の中で聞かれるものは、

いわゆるプロの職業作曲家・職業作詞家が作った曲が主流だった。

アーティストによる自作自演が増えたのはそれ以降で、

そこから徐々に「アーティストは自分で作詞作曲するもの」という意識が

広く浸透していったように思う。

 

本来、すぐれた歌い手は“シンガー”でよいはずで、

その人が作詞、作曲、編曲の何もかもすぐれていなければいけない、ということはない。

もちろん世の中に自作自演による名曲はたくさんあって、

そんな風に全てを自分で出来てしまう天才も大勢いるけれど、

だからといって皆が皆必ずしもそうでなければいけないわけではないと思う。

 

世の中に無意識のうちに浸透してしまった「作詞作曲は本人であるべき」という考えが、

昨今のヒット曲の減少と関係がないとは言い切れないような気もしてくる。

 

昨年末の紅白をかっさらっていったのが結局はサザンとユーミンであったように

日本の音楽シーンに革命を起こした巨人達が軒並み還暦や古稀を迎えている中で

次の世代がなかなか育っていないことについては、当BLOGでも何度も書いてきた。

老若男女から愛される絶対的なスターが不在になって久しいが

美空ひばりも山口百恵も(近年は自作曲中心であるが)松田聖子も中森明菜も、

歌姫と呼ばれた天才的な歌手は皆ほぼ提供曲を歌うのみでその地位を確立してきた。

名物オーディション番組の「スター誕生」も評価基準は歌の上手さのみ。

自作曲である必要など無かったのだ。

ちあきなおみや高橋真梨子、岩崎宏美といった

ずば抜けた表現力を持つ歌手は皆自作曲は(ほぼ)書かない。

歌に専念するからこそ得られるものが必ずある。

 

1980年代のアイドルソングが未だに名曲として歌い継がれているのは

細野晴臣や桑田佳祐や松任谷由実や中島みゆきといった巨人達、

松本隆、阿久悠、筒美京平ら、いわゆる職業作家が裏から支えていたからに他ならない。

私が青春真っ直中の頃は、その新曲を誰が書くのががまず注目すべき点であったし、

レコードを買ってきて最初にするのは、

歌詞カードに記載された参加ミュージシャン一覧をチェックすることだった。

「Woman Wの悲劇より」をユーミンが書き、

「春なのに」を中島みゆきが書き、

そうやって巨人達は自作アルバムの制作費用を捻出し、

アイドルは名曲を手に入れるWINWINの関係が築けていたのである。

名盤と言われる吉田美奈子の「Bells」が中森明菜への楽曲提供による印税で

日本初のインディーズアルバムとしてリリースされたことは

WINWINを象徴するような出来事と言える。

 

桑田佳祐や松任谷由実や中島みゆきがデビューから40年を過ぎても

未だにトップを走り続けているのは、それだけ不世出な才能の持ち主だからであり、

誰もがそのクオリティを維持出来るはずがない。

私はそこそこインディーズやセミプロのミュージシャンのライブにも足を運ぶが

はっきり言って大半はメジャーの焼き直しであり、

これはと思えるようなアーティストには滅多に遭遇しない。

それでも彼(彼女)らは、どこかで聞いた言葉を

どこかで聞いたメロディに乗せて、自分を表現したと思い込んでいる。

そこには自己陶酔しかなく、誰かを圧倒するような輝きは見出せない。

引き出しの中が四次元と繋がっている天才は、この世に一握りしかいない。

 

しかし、レコードメーカーは制作費を抑えるためにSクラスではなくても

曲を自作できる使い勝手の良いA、Bクラスのアーティストを

率先してデビューさせてしまい、そこにカラオケブームが重なって

作詞・作曲に携わった者のみが巨万の富を得る構造が出来上がってしまった。

その曲を普及させた歌い手の存在が軽んじられ、曲を書かなければ喰えない環境が

専業としての「歌手」を衰退させてしまったのだと思う。

 

その昔、カバーアルバムとは本当に力を持った歌手にだけ許された特権であったが、

職業作家に新曲を依頼する金すらかけたくないレコード会社が仕掛けた

偽物のカバーブームによって「簡単に作れて一定の枚数を見込めるお手軽企画」に成り下がってしまった。

カバーを歌う歌手が「カラオケシンガー」と揶揄されるのは

カバーアルバムのクオリティが昔に比べて著しく落ちているからであって

柴田淳の「COVER 70's」や吉井和哉の「ヨシー・ファンクJr.〜此レガ原点!!〜」のように

選曲の段階から吟味され、楽曲本来の魅力を充分理解した上で

制作されたカバーアルバムは素晴らしい。

柴田淳や吉井和哉はオリジナルも良いが、自作曲を歌っている者だけが

アーティストと認められるような今の風潮は私には全く理解できない。

 

椎名林檎がしきりに「もう自分では歌わずにプロデュース業に専念したい」と言っているのは

その辺の空気を敏感に察知しているのではないか。

石川さゆりや林原めぐみへの楽曲提供や、トータス松本やエレカシ宮本とのコラボは

いずれ自身が表舞台を去った時のプロデューサーとしての下地作りに見える。

 

いしわたり淳治氏は、手嶌葵、薬師丸ひろ子、原田知世らに多くの歌詞を提供している。

自作自演禁止とまではいかなくとも、もう少し氏のように楽曲提供に注力する

職業作家が増えてくれば、秋元康とジャニーズに埋め尽くされている

日本の音楽シーンにも変化が訪れるはず。

「歌が上手いだけ」の人がもっと出てきて欲しい。

カラオケの採点機で満点を出せる上手さではなく、心を打つ歌を歌えるシンガーが。