こんにちは〜Cozyです。
今日は、英会話のロードマップについてお話します。
英会話を身につけるための第１ステップ、
STAGE1では基本単語と文法の土台をしっかりと身につけます。
その上で、STAGE2では、
英語の音の土台をしっかりと固めていきます。
そして、ここで
Cozyがみなさんに強くおすすめする学習法があります。
それが
【ループトレーニング】です。
何度も同じフレーズを発音しまくるという
シンプルかつ極めて効果的な学習法ですが...
今日は、具体的な教材の選び方や
ループ音声の作り方について詳しく解説します！
ループトレーニングとは？
ループトレーニングとは、
短い音声を何度もループさせ、
それを同時に発音できるように訓練するという方法です。
この学習法は一見シンプルに見えますが、その効果は超絶大です。
"オーバーラッピング"という練習法と似ていますが
ループトレーニングは何度も何度も聴き、
同様に何度も何度も発音させるところに特徴があります。
ループトレーニングのイメージとしては、
野球でいうところのノックや
テニスでいうところの一本打ちに近いです。
つまり、同じ動作を何度も何度も繰り返し行うことで、
その動作が無意識にできるようになるのが目指すところです。
ループトレーニングにおける目安としては、
最低でも50回、できれば100回の繰り返しを目指します。
その理由は非常にシンプルです。
なぜループトレーニングなのか？
それはズバリ...
【英会話は瞬発力が命だから】です。
聞いたことをすぐに理解し、
自分の言いたいことをすぐに伝える。
そのための反射神経こそが絶対に必要なのです。
英会話はスポーツと同じで、
ゆっくりと考えている時間はありません。
つまり、無意識に理解できて、
無意識に口から英語が出てくる必要があるのです。
この能力を身につけるためには、
毎日10分でも良いので
トレーニングする時間を作ることが重要です。
その結果として、確実に英語を聴き
口から出すという反射神経が鍛えられます。
コピーしたフレーズって、実際の英会話で使えるの？
"フレーズをコピーする"という学習法について
話すと、必ずいただく質問が....
完コピしたら、応用できなくない？
つまり、限定的な場面でしか
使えないのではと思われるかもしれません。
しかし、答えはノーです。
そんなことは全くありません。
完全にコピーすることから始め、
そこから少しずつ単語を入れ替えたり、
アレンジしていく....つまり着回します。
これは、おしゃれなファッションの
コーディネートを5種類くらい完コピし、
そのベースに、インナーのシャツの素材を変えたり、
パンツの色を変えたりといったアレンジを加えていくことに似ています。
また、会話で使えるお手本のフレーズを増やし、
少しずつアレンジして使えば、必ず通じるというわけです。
もちろん、
応用しやすいフレーズとそうでないものがありますので、
【お手本の選び方】は超重要となります。
ループトレーニングの素材を選ぶ4つのポイント
では、どんなお手本を使えばよいか？
ということですが...次の4つがポイントです。
1.中学レベルの簡単な単語で構成されている
できるだけ簡単な単語で構成された文章を選びましょう。
日常会話では簡単な単語が主に使われます。
TOEICなどの試験問題よりも、
中学生でも理解できる日常的な表現を選びましょう。
2 短めのフレーズ
フレーズが長すぎるとトレーニングが大変になりますし、
さまざまな場面で使いにくくなります。
短いフレーズ、目安として10単語以内のものを選ぶと良いでしょう。
3 日常で使いそうな基本フレーズ
自分が日常生活で使いそうなフレーズを選び、
練習することが最も効果的です。
4 出だしのフレーズ
たとえば、"I think he is coming"というフレーズがある場合、
"I think"の部分はあなたの主観を表しています。
この部分を....
"I know he is coming"
"I wonder if he is coming"
"It seems that he is coming"
"I can't believe he is coming"
といった形に入れ替えることで、
さまざまな表現が可能となります。
日常会話では、
自分の感情や意見を主観的に表現する能力が重要となるため、
このような主観的なフレーズを練習することがおすすめです。
ループトレーニングのおすすめフレーズ本、２冊！！
まずはループ音声の素材選びです。
以下の2つの本は、
中学レベルの単語で、短めのフレーズ、
日常で使いそうな素材、主観的なフレーズを含む
ループトレーニングに最適な素材としておすすめします。
そんな、
ループトレーニングにおすすめなのは..ズバリ
【パターン系フレーズ本】です。
1. ネイティブなら12歳までに覚える 80パターンで英語が止まらない!
迷ったらこれを選んでください。
本屋へ行けば必ず平積みされている
最近のベストセラー本です。
こういうパターン系の本は
今までにも何冊もありましたが
この本は本当に美味しいフレーズしかありません。
デザインも見やすくて
売れているのが納得の１冊でした。
初心者の方はもちろん、
すでに話せる人も表現の幅を広げるのに
かなり役立つと思います。
もちろん音声もダウンロードできます。
2. 基本の78パターンで英会話フレーズ800
かなり前に発売された本ですが
使える英語だけ覚えなさい！
というこちらのパターン本です。
この本の特徴はなんといっても
シュールです(笑)
個人的にはこのぐらいの感じが好きです
実は、この本は
海外ドラマはたった350の単語でできている
を制作した編集者の担当方が作った本だということが
後から判明したのですが...
デザインも無駄がなく
コンパクトにまとまっていて良いです。
こちらも音声もダウンロードできます。
ループ音声をどうやって作るか？
では、ここからはいよいよ
ループ音声を作成する具体的な方法をシェアします。
メルマガやアカデミーで配信している音声は
Adobe auditionを使って編集していますので
実は、かなり手間とコストがかかっており
個人的に制作するのは結構大変です。
そこで、アプリを使って
音声をループ再生させる方法をシェアします。
ーーー
1. / Speaterを使う
Speaterというアプリを使うと、
音声を任意の区切りで分割し、
ボタン一つで同じ部分を何度もリピートできます。
👆フレーズごとに自動で区切られる
iPhoneのミュージックアプリで読み込んだ音声も再生できるため、
書籍のCDを取り込んでSpeaterで再生するだけでOKです。
価格は610円で、使いやすくめちゃくちゃ便利です。
ただし、長い文章の一部だけをループ再生するのは難しく、
また、iPhone専用のアプリなので、Androidユーザーには使えません。
こちらの記事に詳しく書いてます!
ーーー
2. / Otterを使う
このアプリは、
音声ファイルを取り込むとAIが全てを文字起こししてくれるという
とんでもない機能を備えています。
しかも文字起こしの精度もかなり高く、
編集も自由に行えます。
有料版では単語ごとに分割してくれるため、
どの部分からでもクリックして自由に再生が可能です。
👆好きな単語、どこからでも再生できる
サブスクリプション制で月額13ドルですが
取り込める音声の文字数に制限があります。
価格はそこそこしますが...
Otterに色々な音声を取り込んで管理できるので
ループトレーニングだけでなく
英語素材のプラットフォームとしても
本当に役立つすごいAIアプリです。
ーーー
3. / Natural Readerを使う
特定の文章を練習したい場合や、
自作した文章を練習したい場合には、
Natural Readerがおすすめです。
これはAIによる音声読み上げアプリで、
希望する文章を貼り付けるだけで
何度も同じフレーズを読み上げてくれます。
テキスト入力が必要なため少々手間がかかりますが、
AIの読み上げが非常に自然なのでおすすめです。
無料プランでも十分使えます。
👆同じフレーズをコピペすれば、ループ音声完成！
ただし音声ファイルを
取り込むことはできないので、
自分で練習したいフレーズのテキストを準備する必要があります。
有料版を使えば、
読み上げ音声をmp3にファイル化することもできます。
もし他に良さそうなアプリや方法があれば
シェアしますので、ぜひ教えてください！
まとめ
ーーーー
いかがでしたか？
ループトレーニングにおすすめ書籍と
とループ音声の作り方をお話ししました。
何度も口に出すことで
英語を話すための土台が作られるので
ぜひ試してみてください。
「自分で作るのは、少々面倒くさい...」
という方のために、
毎週配信している無料メルマガでは
ループトレーニングを提供しています。
さらに、短期間で必要なフレーズをマスターできる
"ループトレーニング"を中心とした
オンラインアカデミーの開催も今後予定しています。
興味がある方は、ぜひご利用ください！
Thank you very much!!
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