菅野貴夫の野球電鉄 -87ページ目

菅野貴夫の野球電鉄

俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

最近、虫が首筋にとまります。


てんとう虫より大きく、カナブンよりは小さい、中くらいの虫。





ある時は多摩川の河川敷を散歩していて。



ある時は稽古帰りの山手線の中で。

そして乗り換えた井の頭線で。


まさか一緒に乗り換えたわけじゃないだろうな。ちゃんと毎回追い払っているのに。




そんな事で思い出すのは前に住んでた家。庭があるおかげで虫の宝庫だったな…宝っつうのも変ですが。
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玄関でヤモリに見下ろされたこともありました。ヤモリはまた会いたいね。




虫や両生類もいいけど、現在せりさんの家が猫に占拠されているらしく、断然羨ましいじゃないかという事です。
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(the mudan hi-syack)




で、ホントに適当な書き出しだったんですが、次回出演のJACROW「カルデッド」、僕の出る演目は両方とも虫つながりのタイトルだと気づきました。


「リグラー」と「甘えない蟻」。


リグラーとはボウフラのことです。





「リグラー」は会社でのパワハラによって自殺してしまう男の話。

「甘えない蟻」は震災後にひとり自殺してしまう男の話。



自殺にまつわる4つの短編集「カルデッド」です。


そういうお話が嫌いな方にはおすすめしません。




僕自身、生まれてこのかた自殺を考えたことはありません。
ただ、身の回りにそういう人が居なかったかというと、そうでもありません。




相変わらずハッキリしない物言いですが、とにかくクリエイティブな姿勢を忘れず、身を捧げてやるだけです。



詳細はまた記載します。


では。
劇作家女子会×時間堂
「劇作家女子会!」

おかげさまで無事に終演いたしました。

たくさんのお客様のご来場、本当にありがとうございました!
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スタッフの皆さま、お手伝いに入ってくれた皆さま、共演者の皆さま、そして劇作家女子の皆さまと演出のせりさん、ありがとうございました。


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こちらが四人衆ですね。左からオノマリコさん、坂本鈴さん、黒川陽子さん、モスクワカヌさん。
このような、劇作家と表立って交流するイベントはなかなかないので、とてもいい経験でした。
だれか「モスクワさん」という4コマ漫画を書いてくれないかなあ。こんなに、膝から崩れ落ちるほど面白い(そしてコメントひとつひとつに芯というか鉛が入っている)人は滅多に居ませんよ。





それにしても「女子会」とか言っておいて中身はかなりハードな公演でした。はじめから分かっていたことですがね。



僕がメインで出たリコ先生の「Compassion」。

初めての、いわゆる不条理劇と言うんですか。とにかく手強かったです。同時に役者冥利に尽きる戯曲でした。
僕が痩せたのは、これのおかげです。
今の自分の端っこまで行った気がします。お客さんの感想や意見をこっそり取り入れながら日々味付けを調整していけたのは良かったのと同時に、稽古段階でそこまで行けなかったのは、今後やるべき事でしょう。役者って楽しいね。泣きそうだよ。


相方の新劇団員・阿波屋鮎美は、間違いなく僕より大変な思いをしていました。
ただ稽古のなかでで少しずつ、一つずつ階段を上って、本番では客席を席巻するような破壊力ある女を演じたわけで、これは本当に大したものだと思います。ありがとう。





もうひとつ出演した(というか全員出演)坂本鈴先生の「親指姫」。


この演目は、完全に劇団だるめしあんの逆転サヨナラ勝利です。

稽古初期からの逆風(恥ずかしながら僕もその風の一部でした)に屈せず、自らの世界観を作りあげた鈴さん、そして現場で凛と立ち続けた看板女優・河南由良さんには脱帽です。由良さんはしなやかで可愛らしくて華があるね。ぜひまた一緒にやってみたい俳優さんです。
そして何より初回から代打で登場し試合を支配し続けた木内P。今回の救世主であり、その独特の存在感をたっぷりと魅せつけてくれました。カッコいい場面で、自分で用意した小道具のラムネを食べようとして落とした時には、芝居中にもかかわらず爆笑してしまいました。




僕の軽薄話としてよくあるのが「はじめはブーブー文句を言うくせにやってみると一番楽しんでいる」というもので、今回の親指姫もその例に違いませんでしたね。


コンパッションのほうが40分メインでやってるのに、わずか2回、数秒の出番である有栖川くんへの感想のほうが多かったのは、どうしたもんでしょう。なぜ僕が完全に楽しみにかかっているのがバレたんでしょう。

これが今回もっとも物議を醸した衣装です。
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コンパッションあっての親指姫というか、どちらもできて嬉しい、みたいな感じですね結局のところ。


そのほかの役者さんについて書くと、まずは連続共演となった佐々木なふみさん。


この人すげえな、と心から思いました。
演技ももちろんこちらの期待を余裕で上回ってくるし、劇作家女子の先輩としても頼もしすぎる存在でした。
打ち上げでピシャリとダメ出しを頂きましたよ。おねえさん、僕がんばります!!


新劇団員の長瀬みなみ。
今回、いちばん大変だったのは彼女でしょう。4本中3本に出演、ひとつひとつの作品のなかで大きな壁にぶつかりながら、怒涛の日々を乗り切りました。
今後の彼女のさらなる成長を、楽しみにしていて下さい。


そして時間堂中堅になりつつある直江里美。
彼女の成長ぶりは本当にすごいもので、偉そうな言い方かも知れませんが着実に「任せられる」俳優になってきています。
次回の黒澤世莉+直江・あゆみ・みなみで乗り込む利賀では、さらに先輩として頼れる部分を披露してくれることでしょう。



長々と書きました。



ワタクシは明日から、7月24日・下北沢にて開幕の
JACROW「カルデッド」
へ向かいます。


ではまた、会う日まで。


菅野貴夫
なんだか、台風がフラフラとナックルボールのように近づいているようですね。


そんなお天気のなかですが、
劇作家女子会×時間堂
「劇作家女子会!」

おかげさまで満員御礼の初日が明けました。


稽古を重ねてきて、やっと今日お客さまと出会えて、本当に本当に幸せな初日でした。


ありがとうございました!!


楽しんで頂けたなら幸いでございます。






さて、ここで話の舵は大きく切れて僕の個人的なことになります。いいよ、興味ない方は端末のそういうボタンを押せばいいと思います。






役者はアスリートに似た部分があると僕は思っていて(憧れも混じってます)、特に今日のリハ後の木内コギト氏の髪型と肩で息する佇まいを見て(カッコよかった!)再確認したところもありますが、

今日の本番含め3回のプレイのなかで、本番のためにあえてゲネプロ(本番前の、本番仕様の稽古)を調子を落として間違いだらけでやれたことは、いい経験でした。



調整と割り切ったエースがオープン戦でボコスカ打たれながら、開幕したら連勝みたいな。


ウィンターブレーク明けで動きも悪く勝ち点を拾えないチームが2月後半からエンジン全開になるような。



自分のことを理想的な感じに言い過ぎですね。すみません。



でもね、そういうカッコつけたい所があってもいいじゃない。男なんだから。俺がカッコつけて不快な思いをする人はいるかも知れないけど(わりとたくさん)、でも傷つく人はいないでしょ。ならいいじゃん。



そんな感じで明日も世界を変えるためにやります。



い言わないと恥はじまらないからね!


ではまた。


ご予約はこちらから
 http://ticket.corich.jp/apply/44962/009/
6月ですね。


東京の空はまだ梅雨入りを疑っているようです。それでいいのです。


photo:01

これは今日見つけてきた、オリオンビール系の第三種的なやつ。


「うん、たしか沖縄で飲んだオリオンビールはこの系統の味だったな、もう少し本格派だったような気がするかな、どっちでもいいや、ここは沖縄」と、すっかり上機嫌で島唄なんか歌っちゃいました。僕は単純です。


このビールを飲む前に、これまた今日買ったばかりの低周波治療器で、腰ケツまわりを都合30分責めました。


最高です。





昨日の夕方をスタートとすると、稽古場での俺の態度はかなり悪かったんだけど、その罰をすぐ深夜のファミリー市場で受けて、そうだよね巡ってくるよね本当ごめんなさいと思いながら仕事して、日が登ったら前述のように楽しげな方向になっているので、よしとします!



一番クリエイティブだったのは、そのままなんだけど、台本読んでて、野球でいえば一回表にあたるところ(開始直後)の役としての居方で「これだ!」というのを掴んだこと。これは絶対にいいほうに変わるだろう。こういう類の僕の期待はだいたいその場を迎えると1cmくらいの収穫にしかならないことが多いですが。



次の稽古が楽しみだ。

本番はもっと楽しみだ。



良い午後を。



時間堂×劇作家女子会「劇作家女子会!」
ご予約はこちらから
 http://ticket.corich.jp/apply/44962/009/

ご無沙汰であります。


稽古したり、万引きをされたお客様を追いかけて行ってナニしたり、まあいろいろやっております。



いつでもポジティブに行きたいとこだけど、そうもいかない事もあって、そんなときは1mmだけでもクリエイティブな可能性を探してみよう、と思ったこの頃です。

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で、今回の劇作家女子会×時間堂において僕のメイン出演作品である「Compassion」。


今までのやり方ではうまくいかない所がたくさんあり、非常に厳しい思いをしながら稽古しております。


ま、そんなのは観に来て下さる方々には関係のないところなのですがね!


とにかく、うまく行かないことが苦しくも楽しい。


いつも以上に意見を求めたり口答えもしたり、台本にノックアウトされたり、うまく行くようになった所が嬉しかったり、最終的には僕らの演劇らしいものをお見せできればと思ってやっております。

僕らの演劇ってのは、何だろう、

そこに生きている人と人がちゃんコミュニケーションを取って、お客さんとの間に起こる物語の密度が自在に変化して、何処かに連れて行く、みたいな感じです。わかりづらいですかね。

そこは時間堂ホームページにある文句を読んでいただいたほうが良いかもしれません。



ちなみに今回は、出て来てドーン!正面きってバーン!みたいな芝居もやります。久しぶりなのでチョットまだ調整がきいていませんが。




言い方はよくないかも知れませんが、脚本も演技も、これ実はかなりお得なんじゃない?ってぐらいのボリューム満点な作品集になりそうです。



ぜひ観に来てくださいませ~


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直江とみなみ。バースデイという素晴らしいタイトルのお芝居ですが内容は極めて…