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菅野貴夫の野球電鉄

俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

時間堂「衝突と分裂、あるいは融合」
東京公演、おかげさまで二日間トントンと、無事に終了しました。

観に来てくださった皆様、ありがとうございました!



今回の公演で6度目の初日を迎えたわけで、もう何が何だか、いつが何ぞやという感じで。積み上げてきたものを真摯にやるだけと臨んでいます。




ただね、

ツアーから東京に帰ってきて、いちばん痛烈に思ったのが、


東京のお客さんってドライだわー


ということです。


感情がドライなわけじゃなくて、観る姿勢がドライだなと、感じたんです。それはもちろんお客様全員ではなく、おぼろげな平均値として。
そして平均値が違うということは、実感として圧倒的な違いをもたらします。



で、思い当たったんですが、
僕は東京で10余年独り暮らしをしていて、自分がお芝居を観にいくとき、


無意識に心のどこかで芝居の影響を受けないようガードをつくりながら観ている

んです。


もちろん東京でも全然そうじゃない方はたくさんいますし、個人的な感覚に過ぎないかも知れません。



ただ、この一千万人以上が暮らす大都市で生きていくこと、そりゃガードも高くなるよなと改めて思い知った次第です。




なので、僕はなるべく裸に近い状態で生きていこうと改めて思いました。お芝居を観にいく時も、ちゃんと影響を受ける状態で行く!


それは謙虚さだったりリスペクトにも繋がるというか。



そんな、十数年ぶりに東京の洗礼を受けた気がする男の興奮した日記でした。



久しぶりの深夜更新です。おはようございます。

世の中は三連休ですね。



長野県で大きな地震がありましたが、北アルプスに近い白馬・小谷村のほうで大きな被害があったようですね。心配です。
僕の実家は山を隔てた長野市なので、幸い両親も家も無事でした。いろいろ家の内外のものがひっくり返って、大変なようですが…





明日(つうか今日)からいよいよ、ラストの東京公演にむけて稽古再開です。



10年以上舞台俳優をやっていて、本番終わって一週間もすると肌感覚で公演は遠くなって、寂しさとか虚無がぼんやり漂うわけですが、今回はまだ公演ができるということで、これはとてもとても幸せだなあと思います。


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福岡での初日が終わって、飲み屋に移動しているところ。

3月の武蔵小山を思い出します。記憶がゴッチャだ。




これはお気に入りの写真。
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仙台サンコの御船理玖ちゃんと、作品について話し合っている図。(盗撮・ヒサオ)
16歳の女の子に「たかおさんはこの作品について、どう思います?」と聞かれ、ふだん真面目なことを考えない35歳は懸命に頭をひねったのでした。



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札幌のコンカリーニョで、照明で暖をとる福岡の富田さん。亡霊みたいな姿。さすが福岡での人気は絶大でした。




改めて台本を読んで感じたことや、これをもっと意識したらよりいいんじゃないかという思いつきもあって、稽古が楽しみです。単純に、東京メンバーに会えるのがいい。


今週木曜日から翌月曜日まで。まだお席はありますので、ぜひぜひお越しください。



時間堂の演劇の特徴は、舞台と観客の境界がなくなるように感じる瞬間がある、ということです。

実際、線で区切られているし、客席に入ったりお客さんをいじったりするわけでもないんだけど、俳優や観客のなかに同じ空気が流れるというか、空間全体に共有されていく感じ。味わってみてください。


時間堂「衝突と分裂、あるいは融合」

東京公演
11月28日(金)~12月1日(月)

28日(金)19:30
29日(土)13:0018:00
30日(日)13:00●18:00♪
1日(月)16:00

♪=終演後にイベント有(たぶんツアー報告会・トークなど)

会場:ミニシアター1010
(東京都足立区千住3-92 北千住ミルディスⅠ番館10F)


料金:前売2900円 
 
当日3200円 
学生2500円  
高校生以下1000円
リピ割:今公演をどこかの地域でご覧くださった方は2500円(要半券)


ご予約はこちらからっ!




今日の一言。
「コンビニは日勤のほうがキツいかもな…と思いはじめた最近、久々の夜勤でさっそく酔っ払いがトイレ便器外にぶちまけたアレをナニするはめに。結局どっちもどっちだ」

東京の家に戻ってきて暮らしていますが、10年来の夜勤にはまだ復帰してなくて、一方で公演が終わったわけでもなく、ちょっとふわふわした日常を送っています。



本日は、夏のwaqu:irazで出会った、きっこちゃんこと菊池ゆみこさんがリーダーをつとめる高校生演劇ワークショップのアシスタントに行ってまいりました。


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写真はWS終了後の、とっぷり暮れた北松戸駅。


夏に時間堂メンバーで、いわき88人ワークショップを経験してきたおかげで、へんに苦労することはなかったんですが。


「アシスタントに入った大人たちが、それぞれの班で高校や大学時代の思い出や印象深いエピソードをいろいろと話し、その中でこれだと思ったものを高校生たちに演劇にしてもらう」というメニューで、私はもはや十八番となった恋愛エピソードを生徒たちからの質問もあって今まで以上に開陳し、高校生たちから「キモい」と言われてたまらずダーッと走って教室の隅まで逃げたりしながら、大変楽しい時間を過ごしてまいりました。


学校が演劇に力を入れている(部活だけでなく授業としても)学校であったし、いわきWSや最近のツアーで高校生と一緒にやる機会もたくさんあったので、彼らの演劇的順応性の高さに感心はしますが驚きはしませんでした。
それより演劇そのものが、彼らのコミュニケーション能力や自己表現力を成長させる助けになっているような話を、長い期間見ているリーダーや高校の先生から聞いて、改めてすごいなと思いました。



そして、僕以外のアシスタントの方々はアシスタントと言いながら非常に経験豊富なひとたちで、シーンづくりの際も自分のエピソードの聞かせ方や生徒の話の聞き方、導き方などが本当にうまくて、刺激になりました。これは今後に活かせる!




それにしてもAO入試ってなんだ。今日の生徒たちは三年生だったんですが、この時期にほぼみんな進路が決まってるって言ってたぞ。


僕がエピソード中でポケベルの話をしたら「あー、そういう物があったってことは知ってます」って言われたのと同じようなイメージだな!



帰りのバスで、ベテランアシスタントの方と話してたら「あのくらいの子たちって常識を守りたがるよね」というような言葉が出てきて、ああなるほどなと思いました。


実際自分もそうだったし、いやもっとガチガチだったかも、でもなぜか演劇に出会って、でも中々うまくいかなくて、二十代後半でサンフォード・マイズナー・システムのWSを受けて初めてズルムケになったわけで(言葉が汚くてすみません)、多感な時期にこういう機会があるのは素晴らしいことだと思います。


同時に、先日の札幌公演前の稽古見学に高校演劇の先生が来てくださっていて、「演劇をつくるたびに、このシーンは何故そうなったとか、何故そういう見せ方をしたとか、配役の理由はなんだとか、そういうのを求める勢力にうんざりしながらも戦っている」のような事をおっしゃっていたのを思い出して、なんだか繋がるなあという話です。



ここまで書いて、ひとの話のあとに「のような事を」とか「みたいな話を」と記述していることに気づいて、ああ僕はひとの話を自分のいいように解釈してるんだなと思いました。でもそれでいいと思います。


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関係ないけど「衝突うんぬん」のプレビュー公演写真だよ。







最後に。

高倉健さんの訃報。

はじめて観たのは、映画「海峡」だったかな。まだ自分が俳優になろうと思うはるか前に知って、なんだかものすごく格好良い人だなと思ったことを覚えています。あとは「幸せの黄色いハンカチ」とか、そんなに多くは観ていませんが、いつも役の人物と本人の狭間というか、他の誰にもない影の魅力で君臨する俳優だと思います。
さん付けは逆にできないや。天下の高倉健に向かって「俳優さん」なんて。
福岡出身なのに、北国の風景が似合うところがとても懐深くて、好きです。


あなたほどの俳優にはなれないかも知れませんが、遠くあなたの方向を目指して、これからも僕はやっていこうと思います。

ご冥福を心から、お祈り申し上げます。

菅野貴夫



時間堂「衝突と分裂、あるいは融合」
福岡公演、無事に終了いたしました。

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ご来場くださったお客様、お手伝いくださった原さんをはじめFFACのみなさま、ぽんプラザホールさま、僕らが住むところを貸してくださった三坂さん、そして福岡キャストのみなさま、

本当にありがとうございました。


おかげさまで、札幌で記録した動員数を早くも塗り替えるという盛況となりました。すごい!


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福岡キャストのみんな。(とタジー真弓さんとヒサオ君)

明るい家族でしたねー。全体の明るさというより、一人ひとりがそれぞれ外向的な感じが印象的でした。
中島栄子さんは全国唯一の女性ママだったので、襲われるシーンがまた面白かったです。



お芝居とは関係ないけど、札幌で使わなかったからヒートテックのタイツいらないやと家に置いて来たら、福岡のほうが移動もあって格段に寒いので、周船寺のファッションセンターしまむらで結局タイツを購入するはめになりました。過去2回、九州に演劇やりに来て両方風邪ひいたんですが、その教訓を全く生かせなかった格好です。次は絶対…!




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お手伝いに来てくれた大阪サンコの元西彩子ちゃんと、福岡サンコの武石夢香ちゃん。
18歳と14歳はすぐに意気投合したのか、ずっとワーキャーいってました(笑)
若いって、いいね。


そしてこれで、全ての地域に、他の地域のキャストや演助のひとが観に来てくれたりお手伝いに来てくれたことになりました。コンプリートだ!嬉しい!




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明治の騒動舎で同期だった峰明大氏が観に来てくれました。


彼は、僕が大学を卒業してからも演劇を続けていこうと思ったきっかけになった、最重要人物です。
いまは地元の佐賀で難しい資格を取って働いているようですが、あの時ペーペーで彼におんぶに抱っこだった僕が演劇を続けて、こうやって全国ツアーの劇場で再会できるというのは、とても感慨深いです。


だからものすごく嬉しかったんだけど、ただ「山田一郎」とかいう偽名でコッソリ来るのはやめてほしかった(笑)芝居が始まる前に入場した時に見つけてしまって、正直東京プレビューから考えてもダントツ一番動揺しました。



そんなこんなで、他地域での公演はすべて終わりました。あっという間だった気もする。一週間あたりの情報量がいままでの人生でないほど多すぎて、夢を見ているようです。そういえば昨日仙台キャストの人々が夢に出てきたな。



ただ、長くツアーメンバーで共同生活をしていると、疲れとかいろんな食い違いでイライラしたり八つ当たりしてしまったこともあったので、そこはしっかり反省して、まだ大切な東京公演もありますし(まだやれるのが嬉しい…)その有り難みと敬意を持って、グッとやっていきたいもんです。


まだまだ書きたいことはある気がしますが、このへんで。とんこつラーメンは毎日食べました。



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最後に福岡ポートタワー。

僕が撮ったのではなく、せりさんの写真をパクっています。



相変わらずおんぶに抱っこの人生だ。

まいど週一の更新です。

時間堂「衝突と分裂、あるいは融合」
札幌公演、おかげさまで多くのお客様にご覧いただけて、無事終演いたしました。


おもな事は時間堂ブログに書いたので、こちらは他のことを書きます。


いやー楽しかった。そしてお客様もそうだけど、初めての北海道公演でたくさんの方々に支えてもらえて、本当に幸せです。ありがとうございました。


寒さに関しては、7日の金曜日だけちょっと雪が舞ったりして寒かったけど、他の日はわりと過ごしやすい気候で助かりました。持っていったヒートテックのタイツも出番なく。



そうだ、気候といえば、東京プレビューからすべての公演で、千秋楽の夜に必ず雨が降りました。東京でも、大阪でも、仙台でも、札幌でも。これはどういう偶然なんでしょうか。何かを洗い流してくれてるのかなとか、これは祝いの雨だと思うようにしています。



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お世話になった札幌の劇団introの女優・のしろゆう子さんと。同い年です。すごい独特な存在感の方です。

今回introさんも大阪・東京・札幌ツアーということでコラボ割などもやっているんですが、日程の関係で僕らはintroの公演が観られず…残念!こんど東京に来た時は絶対に観に行こう。


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話は戻りますが、大阪公演に大学時代の友人キャベタが差し入れをくれました。

彼女(あだ名じゃ性別わからないですね)は時間や子供の都合で観劇は無理だったんですが、こんな素敵な差し入れやお手紙までくれて、嬉しさで震えました。




そして札幌では4年前に岩☆ロック座で共演した加藤紗希ちゃん(ダンスカンパニーのビルヂング主宰)とバッタリ。すっかり大人になって特別なオーラが出ていました。写真撮りゃよかった。


何日目かの夜には、これまた大学時代の友人てある理系(あだ名です)から電話があって、電車で城崎温泉から四国への行き方を教えてくれと言われました。彼もちょうどハイバイの全国ツアーにスタッフで参加していて、月末にはコンカリーニョに来るという話でした。


今回新しくつながった人々もいれば、古くからの知り合いと時間を経てまた再びつながったり、とても素敵な時間のなかにいることを実感します。



明日からは福岡。
また新しい家族に会える!楽しみだ~
過度に浮つくことなく、まずはお芝居をちゃんとやります。
初日13:00の回は残り少なめ!ですが他の回はまだお席ありますよ!



福岡公演
11/15(土) 13:00/18:00
16(日)14:00

@ぽんプラザホール
福岡県福岡市博多区祇園町8-3


料金  前売2500円  当日2800円
時間堂のグッズや過去フライヤーなどお持ちの方は2000円!
高校生以下1000円!


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