こんにちは。どこ野鉄夫です。
東京でも久しぶりに雪が降りましたね。
ワタクシは来週からJACROW闇将軍シリーズの第2話『宵闇、街に登る』で北海道ツアーがあるので(一般の公演ではなく「演劇鑑賞会」主催の公演となります)、より本格的な雪国に向けて心と装備を整えているところです。
さて今回は、そんなJACROWで共演したお2人からの写真をやっていきましょう。
まずはお初の、しっしーさんからの動画(注:音が出ます)。
快走する電車からの風景。
だいぶ郊外な感じで、走りっぷりも良い。JRの幹線クラスの路線かな。
音から判断して、特急ではなく一般型の電車だろう。
そう。音でいえば加速音や制動音が入っていないのがとても残念!あの音にこそ車両の個性が出るのです!
さておき。
分かりやすいように(?)スクショで分割してみましょう。
太陽光発電パネル。
架線柱に△の印。
こちらは緑色も。
畑が広がり、広い空の向こうに山も見える。
お、線路が一本増えて、そこに分岐するポイント。
踏切。駅に近づいてきた感。
駅構内とおぼしきゾーンに入り、もう一本線路が増えたところで動画終了。ちっ、この先は見せてくれないのか!わかってますね!
ずっと西日が当たってるので、なんとなく北のほう(北西?)へ向かっている線路な気がする。
しかし手がかりになりそうな施設・車両などは何も写っていない。
まずは……しっしーさんの地元である仙台付近から探そう。
配線略図大先生召喚。
↓
北向きに走っていて、駅の手前で(南向きの)線路が一本増えるのは白石駅だけか。
いざ。
しかし線路が増える地点に陸橋が。
動画では線路をまたぐ陸橋はひとつもなかった。
南下して白河駅も、
さらに南下して関東平野の北辺・栃木県へ。(もはや地元ではない)
ここはどうだ?ちょっと密集しすぎか…?
↓
残念。
動画では駅付近の踏切は、道路がカーブしていた↓
メイン道路がそのままカーブしているような、特徴のある造り。
仙台以北もチェックした結果、どうやら東北本線では無さそう。。
次はどこの路線を探そうかと、動画を止めたり送ったり拡大したりを繰り返していると。
………………調べちゃおう!!
「ヤマサ醤油」みたいな山の下に光。
「山光」とかそういう感じかな?
そう上手くはいかなかった。
てか「山光」という会社多いな!
鉄道に戻って。
東北本線の捜索で引っかかっていたのが、架線柱の表記。
動画では△。
しかし実際の東北本線では↓
△の表記は無い。
JRの他の主要幹線で、架線柱の様子を確かめてみよう。
まずは東海道本線。郊外ということでJR東海の区間はどうだ?
あったーっ!△とオレンジ色!!
さらに東海道本線を辿って。
よしよし△と緑も!
念のため、東海道本線のJR西日本区間も見てみよう。
△がなくなった。
よし、東海道本線のJR東海区間でいこう。
ここで改めて着目するのが、↑↑動画では明らかに駅構内に入っているのに、スピードを落とす気配がなかった点。
すなわち快速系の列車が駅を通過するところ。
動画の先にあるのは、快速が停まらない駅だろう。
JR東海区間で快速列車が運行されている(通過駅が存在する)といえば、まず豊橋〜岐阜間。
名古屋の郊外から南下していって、、
快速通過駅の西小坂井駅。
あ、この踏切。ここだな。
よっしゃービル発見!
道中にあった別の建物も、念のため仕留めておきます↓
ウム。
というわけでJR東海道本線・豊橋〜西小坂井間を走る快速列車からの風景、粛々と確保!!
動画撮影区間は、こんなところだろう。
多くの路線が集まる豊橋駅を出て間もなく、見事に何もないところを撮ったんだな!
風景にヒントは見つけられなかったけど、鉄道要素が隠れたいい動画でした!
さて気になっていた「山光」のビルは、
鈴木建設さんだと、、あの屋号との関連性はいったいどこに??
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さあ続きましては。
JACROW闇将軍シリーズにおける我らが田中角栄役・和馬さんからの1枚です。
出た…恐るべき途中の景色。
昨年9月に頂いて以来、他ならぬ座長・和馬さんからの写真ですからね、何度も挑戦しましたよ。何とか東京公演が終わるまでに解こうと頑張っていたのですが、結局は年を越した新潟公演が終わっても解けず。
だって何も写ってないんだもん。
こんなの、どこだか分かりませんよ!
落ち着いて写真を見ていきましょう。
・非電化・単線の線路
・枕木はコンクリートぽい(ローカル過ぎない)
・四角い信号機がある
・茂みの向こうに住宅群
・さらに向こうに大きめの工場がある
・背後にはなだらかな山
・右端で山の高さが上がっている(房総半島のような丘陵地帯ではなさそう)
こんなところ。
他に特筆すべき点として、手前のガードレールと撮影地点の高さが離れているように見えること。
これは高速or観光バスから撮ったのではないか?
すなわちこの道路は、国道か幹線クラスの県道ではないか。
それでは、途方もない旅を始めましょう。
まず着目するのは鉄道要素。
こんな四角い信号機は珍しいのではないか?
調べてみると「遠方信号機」という装置とのこと。
ありがとうございます。
すごく簡単に言うと「全国の単線ローカル区間にありうる補助的な信号機」という事になりますね。
全く地域は絞れず!!
どうにか、目を付けられそうな点はないか……写真を凝視。
工場を挟んだ家々、特に山腹に集まっている住宅群の屋根、オレンジ色っぽいのが目立つかな…?
島根県のほうに、こんな色の瓦が名産であった気がする。
↓
これこれ!石州瓦というんだな。
この地域を通っているのは、非電化単線の山陰本線。特急も走っているから枕木はしっかりしているはず。
捜索開始。
同じ地域を国道9号線も通っているものの、平地でピッタリ並走する区間は思いのほか見つからず。
島根県から山口県、捜索完了。
瓦の推理は違うとすると、、、
以前、和馬さんがくれた写真は伊勢だった。
時を隔てて同じ地域の写真をくれるという確率は低いかも知れないけど、、他に手掛かりもないので調べてみるしかない。
伊勢地区には参宮線・名松線そして紀勢本線・関西本線と非電化単線が豊富にある。
出発。
しかしここでも、なかなか幹線道路と並走しない。
野球場近くに並走と茂みがあるけど、こんな脇道は通らないよな…とりあえず見てみよう。
どこに線路が!
高低差が全くわからん!
参宮線・名松線・関西本線を終え紀勢本線を南へ。
うーむ。
信号機の検索に戻って、気になった路線を探してみる事にしよう。
JRもローカル私鉄も関係なく、全国さまざまな路線にあるんだよな……
まずは北関東と東北地方から。
背後の山との距離感が難しい。(磐越東線)
瓦は諦めても、山陰本線の非電化単線区間は規格の良い路線。全部見ておきたい。
いい茂みだが!!
ここはどうだ……?
↓↓
高架区間でした!撤退!
四国へも平気で出かけます。
線路と道路が同じレベル。
というか当たってみた場所はだいたいこういう感じ。マップから高低差を見分けるのは不可能。
ここは住宅のほうが高い。
今度は北陸へ。
高山本線沿いに素晴らしい高低差発見!!
期待を込めて周辺を捜索したものの、該当地点は見つけられず。。
そしてまた四国へ。地域を絞れないんだから、地域を絞らず捜索するしかないのです。
絶望的な途中の景色が2つ並んでいるだけ!
一転東北へ、石巻線。
もう全然当たる気がしない!
〜ここまで捜索した路線〜
石見瓦→山陰本線 山口線 美祢線
伊勢→参宮線 紀勢本線 名松線 関西本線
信号機→水郡線 磐越東線 磐越西線 只見線 米坂線 芸備線 姫新線 津山線 小海線 烏山線 四国全線
海沿い?→石巻線など そこから東北
完全に迷宮に入っております。
海沿い?と書いたのは、
とはいえ、その着目から始まった東北・四国巡業も空振りに終わり。
信号機の下についている、
この文字を頼りにしてやろうと躍起になった事もありました。
2文字目が「島」に見えやしないか?
「○島駅」と闇雲な検索。
↓↓↓
ヒイー!鉄道マニアこわすぎ。
あんなぞんざいな質問に、これだけの駅を淡々と繰り出すなんて!「まだ120個持ってるんだけど」って恐怖以外何物でもない!
あまりの情報量に、漢字が似てそうな駅を2.3個調べたところでギブアップ。
手を出しちゃいけないゾーンだった!
やはり自分で探すしかない、整理するために絵を導入。
こういう景色を、地道に探し出すしかない。
今まで捜索した中にも取りこぼしがあった事も考えられる。
旅は続きます。
やはり気になる山陰本線。
いい高低差だが!
以前にも絶望の末に辿り着いた境港線。
ここでも無いのか……!
ガードレール脇に生えてる植物の感じも違う、山陰ではないという事か?
少し内陸部に入った因美線沿い。
国道ではないけど、少し広い道から工場群が!
ここは……?
くーっ違った!!
高山本線の時もそうだったけど、惜しい所を見つけると、それだけに落胆も大きい。
気持ちを切り替え、Xでの「遠方信号機」からの路線捜索や、信号機の形状をチェックする作業も開始。
信号機後ろの足場?の形状がちょっと違うか。
再び高山本線。
遠方信号機ではないけど、後ろの形状が広がり気味なのは似ているか?
同じく高山本線にて。
左右の画像で山がつながった!!もうここで良いんじゃないか?
紀伊半島へ。
やはり後ろが違うか。
あの青いアパートが気になってきたので、捨て身の検索も繰り出し。
残念!
無理なことは分かっていたよ!
いま再びの四国。
後ろが似てる。
高知へ。
おっ、植物の感じも近くなってきたか?
海沿いという観点からも四国は入念にまわったけど、どうしても見つからず。
Xでの検索継続。
画像をアップしてくれてありがとうございます。
思いっきり廃線だけど、、この信号機の後ろの広がり、似てるな……!
たとえ廃線の信号機でも、少しでも匂いがあればすがりたくなる程度には疲弊が積もってきている。
九州を本格捜索開始。
この廃線があった宮崎県を起点に、鹿児島から北へと回っていく作戦。
道中すごい住所を見つけたので貼っておきますね↓
〜第二次大規模捜索路線〜
山陰本線 因美線 智頭急行 鹿島臨海鉄道 三陸鉄道 会津鉄道 伊勢鉄道
八戸線 男鹿線 飯山線 山口線
紀勢本線 高山本線 関西本線 氷見線 城端線
四国全線(土佐くろしお鉄道含む)
指宿枕崎線 吉都線 日南線 豊肥本線 久大本線
本州中の地域を制覇し九州にも突入したほか、私鉄のなかでもかつて「鉄建公団」が建設した路線にも注目しました。
鉄建公団の路線は、簡単に言うと「ローカルな地域でも規格の高い路線である」点が特徴で、踏切も少なかったり枕木がコンクリートだったりするからですね。見つけられませんでしたけど。
ほんとに、これだけ探しても見つからないって、一体どこなんだここは?
見つけられる時の絵(マップ)は一体どんな感じなんだ?
どこに行った時の写真なんだ??
写真をもらってから5ヶ月、徹底的な捜索を開始してから既に2週間が経過。このままでは2月の北海道ツアーも終わって全公演終了してしまう…是が非でもそれまでに和馬さんに解答したいところだが……!!
そう言えば北海道の路線は全く調べてないんだけど、それは北海道ではない気がするから。そして房総半島でもない気がするので調べていない。ほんの少し残っているどこ鉄プライド。
とにかく、まだ見ていない路線を無心で探してみよう。
まずは九州の残り。
思いついたのが、電化された幹線である長崎本線の末端に、非電化の旧線が残っている地点。
この上側のうねうねした線路。
こっち側だけ非電化だと知っているんだぞ!
(下のほうは電化されている)
山を越えて市街地に出たあたりはどうだろう?
↓↓
やはり長崎は坂の街か。
第二次大規模捜索の途中から、外れても一喜一憂しなくなってきています。ダメだったら次に行くだけ。淡々と、次の路線の幹線道路と線路が並走して近くに工場がありそうな地点を延々探すだけの流れ作業。これぞメンタルの向こう側。
次は、、長崎まで来たから大村線行ってみよう。
大村線、大まかに言うと長崎と佐世保という2大都市を大村湾沿いに結ぶ路線です。枕木はローカルだった気もするけど…
いい感じに幹線道路と並走しているけど、この方向じゃ見えるのは海だけだな…懐かしの千綿駅もある。
さらに進んで。
ん、湾が終わって陸が出てきたところに、大きな工場がある。住宅より工場のほうが多すぎか…?
とにかく見てみよう。
ここでマップを線路のほうに、ぐるっと振り向かせた時。
あーーーーーっ!!!!
茂みの向こうに、青いアパートっっ!!!!!!
ついに、ついに、ついに見つけたぞ………!!!
ようやく闘いが終わった。突然、終わった。
完璧な写真を送りつけてやろう。
それでは皆様大変お疲れさまでした、元の写真↓
長い長い闘いの末に辿り着いた写真↓
完璧。
万感の完璧。完璧にも程がある。
JR大村線・彼杵(そのぎ)〜川棚間の絶望的な途中の景色、2月7日14時02分、確保!!!!!!
いやー、本当に厳しい問題だった!
まさか長崎県だったとは!
和馬さん、稽古から公演中まで長崎のナの字も出してくれてませんでしたね!笑
ここで(僕だけ)気になるマップと絵との比較。
思ってたより山が全然遠かった!工場デカかったし。
海の匂いを感じられたのは良しとしよう。
余談。
2月の北海道で上演する『宵闇〜』では、
角さん「俺の代わりに全国行脚をしてくれないか?」
元帥(私)「俺が断るわけないだろう!田中を担ぐためなら全国どこへだって行くさ!」
と威勢よく応えるやり取りがあるんですが、
全国行脚って本当に大変なんですね。公演の最中より今が一番痛感しております。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回は以上です。
大変な問題だったので大変長くなってしまいましたが、最後までお読みくださりありがとうございました。
これで気分よく北海道ツアーに行けるっ!
ではまた!













































































