X’masケーキに合うお茶は
皆様、こんにちは。
おいしいお茶で癒しと健康をお届けする【下総屋茶舗】五代目の金久保です。
もうすぐクリスマスですね~。
クリスチャンでも無く、教会にも行ったことも無いのに、
外人の神様の誕生日を祝って、ケーキやイルミネーションで盛り上がれる私達は幸せなんでしょうね。
宗教戦争なんて日本人には無縁ですね。(一時の弾圧は宗教戦争と言わない。)
皮肉たっぷりで怒られそうですが(汗)。
他文化のいいとこ取りで成長できる適応力が、日本人の美点でしょう。
そう、お茶だって中国からのインポートですから。
さて、ケーキと言えば、
乳脂肪分、糖分、高カロリーが気になりますね。
でも、美味しいからつい食べちゃう。 そして、食べてから若干後悔する。
はい、例年のあなたの行動パターンに似ていますね~。
加えて宴会シーズンで、深夜まで飲み食いする機会が多い。
運動しようにも普段よりも忙しくて時間が取れない。
やっと、時間ができた時はスポーツクラブもジムもプールも年末年始でお休み。
また、体が重たい新年を迎えるパターンの危機が迫っていますよ~。
そんなこと分かってますよね。キツイこと言ってすみませんが、
皆さんの健康を思えばこそです。 お許しくださいm(___)m。
で、ケーキに合うお茶ですが、
やはり紅茶に軍配が上がりそうですね。
ケーキの甘さを引き立て、キリッと香りと渋みのメリハリで締める。
微妙な甘味やコクの煎茶では、双方の持ち味が活きませんからね。
紅茶は、様々なフルーツフレーバーやシナモンなどのスパイスやハーブとのブレンドで、
ケーキに合った多様な香りを選ぶこともできるのも良いですね。
ただし、砂糖や甘味料を入れてしまうと健康的にはプラスになりませんよ。
紅茶にはアミノ酸、カフェイン、ビタミンA・B・P、タンニン(ポリフェノール)が多く含まれており、
それだけでも健康にいいとも言われています。
また、特有の香りは気持ちをリラックスさせ、α波をだす効果があることも知られています。
紅茶は発酵茶に分類されるため、抗酸化作用がないと思われがちですが、
紅茶のテラフラビンという物質は緑茶カテキンと同等の活性酸素を押さえる働きがあるんです。
また、この成分には脂肪吸収を抑制する作用もあるんですよ。
これはサポニンの働きもあり、ウーロン茶(半発酵茶)にも同様の効果が期待できます。
ウーロン茶は脂肪を分解すると言われますが、これは大きな誤解です。
脂肪や油分を体に吸収されにくくするのであって、あくまでも予防です。
すでに付いた脂肪はウーロン茶では取れません。脂肪を分解できるお茶はありません。
脂肪は運動によって燃焼させるしか無いのです。
運動前に数杯の緑茶を飲むことで、脂肪燃焼効率が格段に良くなる点ではダイエット効果があると云えます。
ただし、緑茶ですよ。(ペットボトル緑茶は成分が薄いので、効果は期待できないでしょう。)
現在認められている紅茶の健康への効果は、老化防止、血小板凝集抑制、抗突然変異、
抗ウィルス、抗菌、抗ガン、抗虫歯、整腸、コレステロール低下分解、二日酔い防止、血圧上昇抑制、
抗肥満、抗糖尿病、抗酸化(疲労防止)、利尿、精神リフレッシュ効果などが挙げられるようです。
こうしてみてみると、同じ茶葉からできたものなので、緑茶の健康効果とあまり違いませんね。
一番違いがあるとすれば、香りの成分と、緑茶にはアミノ酸(テアニン)やグルタミン酸などの
旨み成分で健康増進に役立つものが含まれることと、ビタミンCが豊富であること、
しかも、緑茶のビタミンCはタンニンと結合していて高温でも分解されにくい点、葉緑素がふくまれている点です。
紅茶、ウーロン茶は味よりも香りを楽しむ飲料で、緑茶は香りと味のバランスを楽しむ飲料なんですね。
だから、お茶の褒め言葉も英国や中国では「香りの良いお茶」ですが、日本では「おいしいお茶」なんです。
紅茶は、健康に大変効果の高いシナモンやカルダモン、クローブなどのスパイス類、
また、風邪の特効薬ショウガやカモミールなどの薬用ハーブなどを加えてもおいしく飲むことができます。
緑茶は味のバランスが微妙で、素材を活かすブレンドが難しいですが、
紅茶はこうしたブレンドでフレーバーを楽しむにはいいですね。
緑茶は、味のわかる温度70~80℃のお湯で淹れるのが最適ですが、
こうした香りを楽しむお茶は、熱い熱湯で蒸らすように香りを引き立てて淹れて下さいね。
そして、どちらもティポットや急須にお茶のエキスを残すことなくカップに絞りきって下さい。
英国貴族の優雅なティータイムの風習として知られる「午後の紅茶」でも、
ティーポットの最後のひと滴(しずく)は、「ゴールデン・ドロップ」といい、
その日一番の賓客のカップに注ぐしきたりなんです。最後の一滴が一番エキスが濃いからなんですよ。
色々なケーキやスイーツ、お料理に合うお茶を見つけて楽しんで下さいね。
ティータイムは、団欒と素敵なコミュニケーションの場であり、安らぎを楽しむ最適の機会ですから。
そして、お茶はあらゆる食事の締めくくりとしても、健康づくりのためにもご活用下さい。
殺菌作用で、口の中がサッパリして、虫歯予防、口臭予防のエチケットにもなるからです。
ボケ防止に1日数杯のお茶
皆様、こんにちは。
おいしいお茶で癒しと健康をお届けする【下総屋茶舗】五代目の金久保です。
あっという間に年末を迎え、何かと慌ただしい日々を送っている私ですが、
皆様はいかがでしょうか?
ホント、忙しいとちょっとした捜し物が多くなりませんか?
「あれ、どこに置いたっけ?あれだよ。あれ。」
言葉さえ忘れてる(汗)。
「最近、ボケてんじゃないの?」なんて…言われつつも、
言葉で言わなくてもちゃんと探してくれる女房どのは偉い!
しかし、パートナーや家族に迷惑をかけないためにもボケちゃいけませんね。
若い読者の方には、あまり関係なさそうですが、
でも、食生活の欧米化は日本人には少なかった若年性アルツハイマーの増加と関係がありそうですよ。
若い人は、あまりお茶を飲まないでしょ?飲んでもペットボトル茶。
あれは、健康成分も本来の<茶葉を急須で淹れるお茶>とは大分濃度などが違いますからね。
緑茶(茶葉を急須で淹れるお茶)を1日に2杯以上飲むとボケ防止になる、
という研究成果が発表されているんですよ。
ボケっていうと認知症やアルツハイマーのことですが(関西人の会話とちゃいまっせ)、
毎日お茶を淹れて飲むだけで、予防できるなんてお手軽で安上がりですよね。
詳しくは、以下の記事をお読みくださいね。
お茶の成分でカテキンなどのポリフェノールには、神経保護作用があり、
アルツハイマー病やパーキンソン病などを予防する可能性が示されている。
2005年、守隆埼玉医お大助教授と米サウスフロリダ大などのチームが、
緑茶に含まれる「エピガロカテキンガレート(EGCG)」に
アルツハイマー病の原因物質とされるβアミロイドが
脳内でつくられるのを抑える作用があることを見つけたと、
アメリカの米科学誌が掲載した。
緑茶の葉には化学構造の異なる4種類のカテキン類が含まれているが、
エピガロカテキンガレートはカテキンの中で最も強い抗酸化力を持つとされている。
また、東北大大学院の栗山進一准教授らの調査によると、
認知症は神経細胞が死んで脳が萎縮することで起こるが、
栗山准教授は「緑茶に含まれるカテキンが神経細胞を保護することが
動物実験でわかっており、人へもその働きがある可能性がわかった」としている。
仙台市内の1地区の70歳以上を対象に行った寝たきり予防の聞き取り調査で、
認知機能検査を受けた1003人に、緑茶を飲む回数を尋ねた。
飲む回数が「週3杯以下」の認知障害がある人の割合に比べ、
「週4~6杯、あるいは1日1杯」の人は34%低く「1日2杯以上」は53%低かったという。
(2008年朝日新聞に掲載)
緑茶による認知症の抑制効果は、動物実験では確認されていたが、
東北大大学院の調査結果は、緑茶の認知症抑制効果が人間にもあてはまる
ことを証明したとも言えそうだ。
また、カテキンのほかに、緑茶中のアミノ酸の一種「テアニン」が
神経細胞を保護する作用があるという研究結果もあり、
どうやら緑茶またはカテキンを含む食材を摂ることは認知症の予防に役立つことは間違いなさそうだ。
この調査研究によると、ウーロン茶や紅茶、コーヒーでは効果がなく、
あくまでも緑茶のカテキン(渋み成分)によるものだそうですよ。
カテキンが多く含まれていても、まろやかにおいしく飲めるのは【深蒸し煎茶】ですよ。
また、上等なお茶ほどテアニン(旨み成分)が多く含まれています。
お茶はカロリーもゼロで、天然のアルカリ飲料ですから、いくら飲んでも安心です。
しかも、コレステロール値を改善する効果まであるのですから、メタボ対策にも最適です!
こんなに健康に良いお茶が、今は放射線の風評被害で敬遠されがちなのは残念でたまりません。
この放射線の検査方法にも疑問を感じます。
お茶には基準が無いため、野菜の基準を適用しているのです。(500Bq/1kg)
野菜は洗ってから測っても良いのに、お茶は洗えません。
野菜は丸ごと摂取することがほとんどですが、茶葉を全部食べるなんて有り得ません(粉末茶は別)。
通常は、お湯を通してその浸出液を飲むので、放射線量は50~80分の1になるのです。
むしろ、お茶のデトックス効果(体内解毒)は、毒素を体外に排出してくれるので、
食品の残留農薬や防腐剤、添加物などから体を守ってくれるのです。
どうか、安心しておいしいお茶を楽しみながら、健康増進に役立ててくださいね。
お茶の保存方法
皆様、こんにちは。
美味しいお茶で癒しと健康をお届けする【下総屋茶舗】五代目の金久保です。
早くも師走ですね!!
気温が急に変わったりすると、風邪をひきやすいですから、
健康管理には気をつけてくださいね。
そう、風邪の予防には急須で入れた緑茶がいいんですよ。
殺菌効果もあり、ビタミンCも豊富で、免疫作用が強くなりますからね。
飲む他に、出がらしでうがいをすると予防効果も大きいですよ。
それから、忘年会シーズンでつい飲みすぎちゃう方にも、
お茶は酔い覚ましの効果があり、利尿作用もあるので、
より速くアルコール(毒物)を体外に排出できます。
さて、今日はお茶の保存方法についてお話ししましょう。
一般的に、店頭に並んでいるお茶はアルミ蒸着等の防湿密閉袋で、
真空パック(ぎゅっと硬くなっている)か窒素ガス充填パックしてあります。
なので、そのまま開封しなければ常温で1年以上品質保持ができます。
通常、煎茶の茶葉は3~4%の水分を含んでいますが、
乾燥食品なので、他の食品と比べれば保存性があります。
お茶の風味を損ね、変質させるのは温度、湿度、光線、移り香などです。
お茶は他の食品同様に酸化すると風味が落ちます。
香りが悪くなり、水色も茶色く濁り、味もまずくなります。
酸化の一番の原因は、酸素と結合することですが湿気も大敵です。
だから、真空パックや窒素ガス充填で酸素に触れないようにしています。
真空パックの場合、袋が柔らかくなっていたらピンホール等で穴が開き、
空気が入ってしまっているので、買うのを止めましょう。
買ってきてから、漏れてしまった場合は2週間位の内に使い切るようにしましょう。
窒素ガスは、安定性が高く他の物質と結合しにくいので、空気を一旦抜いて代わりに充填します。
ピンホールで袋に穴が空いてもわからないので注意が必要です。
ポテトチップス等のギュッと絞めると割れてしまう食品は窒素ガス充填包装します。
ポテトチップスのようにパンパンに袋が膨れていればわかり易いですが
お茶は、あまり膨らまさないので窒素が入っているのか、含気包装(空気を抜いていない)か、
判別が付きません。だから、私の店では真空パックにしています。
真空パックによって、茶葉が粉っぽくなることはほとんどありませんし
深蒸し茶は、製造段階で細かくなってしまいますので、あまり関係ないのです。
また、茶葉は光線に当たると日当臭(ひなたくさくなる)が出て香りが悪くなります。
紅茶や烏龍茶などの発酵茶に比べて、鮮度感のある青葉臭が特徴の緑茶は、
特に香りがデリケートなんです。
スーパーなどで、茶葉が見えるように展示してあるお茶は、
香りが落ちていますから、買わないようにしましょう。
2時間ほど蛍光灯の下に置いただけで、ひなた臭さが出てしまうのです。
袋に窓が空いていて中が見えるようになっているのもダメです。
次は湿気です。
防湿密閉包装がしてあれば、これはあまり問題ありません。
通常は室温で常温保存でOKですが、真夏などは冷蔵庫に保管するのがお薦めです。
ただし、冷やし過ぎると冷蔵庫から出したときに室温との差で袋が結露しますので、
この結露による吸湿には注意してくださいね。
なので、長期保存でなければ、野菜室くらいの温度が適しています。
そして、出し入れは手早くしましょう。
香りの良い新茶の時期に年間分をまとめ買いして、冷凍保存するお客様もいますが、
結露による吸湿には十分注意していただいています。
お抹茶は、微粉末なので特にデリケートです。
煎茶に比べて湿気やすいし、酸化しやすいのです。
だから、密閉して冷蔵庫に保管しますが、やはり野菜室で十分です。
私共プロも、一番茶の時期に年間分を買い付けて、
大袋で真空パックにして-5℃位の低温倉庫で保管しています。
なので、今年の夏の電力不足による停電には神経を使いましたよ(汗)。
静岡県だから停電無しで大丈夫でしたけど。
また、お茶は他の食品の臭いを吸収しやすいので、密閉度を良く注意して下さいね。
基本は、茶袋の裏側にも表示してある通りです。
「高温・多湿を避け、冷暗所に保存の上、開封後は移り香に注意して、
お早めにお召し上がりください。」です。
開封後は、茶筒などの密閉容器に移すなどして涼しい場所に保管しましょう。
最近の茶袋はチャックが付いていますので、そのまま空気を押し出してチャックすればOKです。
かえって茶缶よりも空気に触れる割合が少ないので良いでしょう。
空気に触れると1ヶ月以内に変質しますので、2~3週間のうちに使いきりましょう。
一度湿気たり変質した茶葉は、新しいのと混ぜないでくださいね。
先程触れたように茶葉には脱臭作用があります。
出がらしの茶葉を干して、古いストッキングなどに入れシューズボックスに入れておくと、
脱臭効果抜群のエコリサイクルになりますよ。
茶葉をお父さんの枕に入れるのも有りかな(笑)。
消臭効果を謳った緑茶の石鹸もありますよね。
※(注)問題を起こしたのは、お茶の成分ではなく、小麦ですからね。
ほうじ茶は、お茶を煎ってあるので水分含量が少なく変質しにくいです。
健康茶や麦茶なども同じですね。
で、酸化して風味の落ちた煎茶の茶葉は、
油気の無い鍋やホットプレートなどで煎ってほうじ茶にするといいですよ。
また、急須に出がらしをいつまでも入れっぱなしにするのは良くありません。
一度お湯を通した茶葉はビタミンCやタンニンが溶け出しているので、
酸化し腐敗しやすい状態だからです。
次に入れるお茶がまずくなってしまいますからね。
昔から「宵越しのお茶は飲むな」というのはこのためです。
以前に、出がらし茶殻による洗顔をご紹介しましたが、
必ずその日のうちの痛んでいない茶葉を使ってくださいね。
以上、お茶の保存についてでした。
美味しいお茶を楽しみながら、上手に健康に役立ててくださいね。
