創業145年【下総屋茶舗】5代目、茶の匠 金久保俊也が伝える◆美味しくて安心な食と健康の関心を見つめ直す【医食同源ブログ】 -69ページ目

祝!新成人

皆様、こんにちは。


おいしいお茶で癒しと健康をお届けする【下総屋茶舗】五代目の金久保です。


今日は、成人の日ですね。

お正月休み明け早々の連休で、まだ調子が出ないって人も居るんじゃありませんか。


総務省統計局の発表によると新成人(2011年中に成人に達した人、

2012年1月1日現在20歳)の人口は122万人。男性が女性より2万人多いそうです。

また、辰年生まれの人口は1022万人で、そのうち男性は496万人・女性は526万人。

総人口1億2773万人に占める比率は8.0%と干支の中では3番目に少ないそうです。


さて、そんな新成人の皆さんの意識はというと…、

「日本の将来」に不安を感じる人が80.6%もいるとか。

でも、「自分の将来」は65%が「明るい・どちらかいうと明るい」だそうです。


そう、社会環境がどうあろうと、夢と希望は持って欲しいですね。


また、成人式というと、振袖や紋付・袴といった晴れ着が思い浮かびますね。

記念撮影もいいけれど…。


どうでしょう。せっかく着物を着たのだから「和の文化」を味わってみては?

そう、ほんのり甘い和菓子とほろ苦いお抹茶を

日本庭園を眺めながら畳の上でいただく。


ちょっと大人な時間の使い方って感じがしませんか?

ぜひ、素敵な経験・体験に自分の時間やお金を投資してみてください。


もちろん、新成人でない皆さんも、

着物を着るのは大変かも知れないけど、

お抹茶くらいは、点てて味わって見るのも良いでしょう。


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ちょうど今は、「初釜」の時期ですね。

初釜とは、茶道の稽古始にあたる日を指して言います。

茶人は、元日の朝に初めて汲む若水で釜を開き、

新年のあいさつが済んだ10日ごろ、客を招いてその年初めてのお茶をふるまいます。

普段はなかなか会えない稽古仲間がそろい、

各々の晴れ着姿が華やかな雰囲気を添える行事です。

特定の人だけを招いて行われる茶事のように畏まるものでもなく、

わきあいあいと楽しめ、花のある催しといえるでしょう。


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一服のお茶を通して、あなたは何を感じ取るでしょぷか?

その空間、掛け軸や茶花のバランス、器の感触、お湯の沸く音、お茶の香りや風味…。

全ての感覚をただそれを味わうためにだけ集中する。


日本には茶道や華道など「○○道」という、

ひとつの技術や作法を極めながら精神性を向上させる。

素晴らしい精神文化の世界があるのですから、

何かのきっかけを利用して、そういう世界に触れてみるのも素敵だと思いますよ。


そして、今はグローバルな社会。世界に向け無限の可能性が誰にでもあるのです。

しかし、その前に日本人に生まれたことの意味も味わって見ましょう。

日本の文化の良さに触れることを通して、自分の原点を見つめ直す機会が増えれば、

それはきっとあなたをもっと成長させてくれるエネルギーになるはずです。


お茶の味わいや心がわかる「素敵な日本人」が増えたら嬉しいなぁ~。








謹賀新年

皆様、明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。

おいしいお茶で癒しと健康をお届けする【下総屋茶舗】五代目の金久保です。


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辰年の新年、いかがお過ごしでしょうか?

十二支の中でも唯一の架空の動物「龍」は、

強さ・しなやかさ・健康・調和・幸運を運ぶとされています。

 

2012年は、日本復興にかける大事な年になることには間違いありませんね。

世界的にも大きな変化の年になりそうです。

各国リーダーの変わり目だったり、新たな関係作りや、世界規模での経済復興が必要だったり…。

まだまだ解決しなければならない問題が、国内外に山積していますが、

心を強く、しなやかに持っていなければ前に進むのは大変でしょう。

 

そして、昨年を代表する漢字が「絆」だったことの意味を引き継いで、

今年も人と人が、心から助け合い「愛」の底力で皆んなが共に豊かになれるよう、

協力し合って、がんばっていかなければいけませんね。

 

そう、家族の絆も一層強く持ちたい年ですね。

今年のお正月は家族や親戚が集まって、団欒のひとときを過ごす方も多いのでしょうか?

 

1年の初めに「ふるさと」で自分の存在意義やアイデンティを意識したり、

支え合って生かされている事への感謝の気持ちや目標を見つめ直す良い機会ですね。

 

普段は、忘れがちな「健康」にも感謝しましょう。

「心身の健康」「経済状態の健康」「人間関係の健康」は幸福感の基礎ですからね。

 

「心身の健康」増進に栄養素として一役買うのが、暮らしの中のお茶ですが、

「癒しと安らぎ」や「くつろぎ」はもちろん、「おもてなし」や「いたわり・思いやり」と

「人間関係の健康」にも一役買うのがお茶の良い所だと云えます。

 

お茶の楽しみ方は様々ですが…、

やはり心通じ合う人同士が集まって、

団欒の一時やコミュニケーションを円滑に楽しむには欠かせませんね。

おせち料理やお雑煮の後などは、やっぱり緑茶がおいしいですよね。

 

田舎のお爺ちゃん、お婆ちゃんへ笑顔と共に手土産においしいお茶をっていう、

お客様も沢山いらっしゃいます。

そういう思いやりのギフトって、商いをさせていただいているこちらまで心が暖かくなります。

「きっとこの人の先に笑顔がいくつも広がる」と思うと、こちらまでありがたい気持ちになります。

そんな人への優しさを伝えるお手伝いが出来るのがお茶なんだなぁ…。

少しでも安心でおいしいお茶を作らなきゃ。

 

人の優しさがいっぱい詰まったお茶。

あなたは誰の為に淹れてあげますか?

誰と一緒に楽しみますか?

 

今年もあなたが「健康」で、愛に満ちた素晴らしい1年でありますように。

 

 

 

 

 

 

お正月のお茶

皆様、こんにちは。


おいしいお茶で癒しと健康をお届けする【下総屋茶舗】五代目の金久保です。


忘年会やお付き合いで、つい食べ過ぎ、飲み過ぎになってませんか?

アルコール(=毒素)を早く体外に排出するには、濃いめの煎茶か番茶がいいですよ。


そろそろお正月の準備も忙しいですね。


当店でも、お年始まわりの進物に普段よりちょっと上級な煎茶や「新のり」。

金箔を付けてお年賀用にパッケージした「紹福茶」(商品名)が売れています。


関東では、特にお正月に飲むお茶というのは決まっていないようですが、

関西では「大福茶」(おおぶくちゃ)と云うのが飲まれています。

新年の喜びと無病息災を願っていただく、お祝いの縁起ものです。


「大福茶」はどんなお茶かというと、

梅干し(小梅)と結び昆布が入っている緑茶です。

ベースになるお茶は、京都や関西では「柳(やなぎ)」と呼ばれる番茶や、

煎茶、芳ばしい香りの玄米茶などを使います。 


先週も書きましたが、煎茶は高級なほど香りと甘味、渋み、苦味などの

風味のバランスが繊細なので、ブレンドは難しいのです。

それぞれの持ち味が活きにくく、繊細な旨みが負けてしまうことが多いのです。

だから、ブレンドして楽しむ緑茶のベースは味も淡白であっさりと飲める、

下級煎茶や番茶(一番茶を摘み終わった後の番外の固くて荒い茶葉)が適しています。


さて、「大福茶」の由来は古く、天暦5年(951年)に、

空也上人が京の都で疫病の流行に際して、疫病を退散させるため十一面観音を刻み、

それを車に乗せて市中をひきまわりました。この時にお供えした小梅干と結び昆布を入れたお茶を

病気で苦しんでいる人たちに飲ませたそうです。

すると、疫病が下火となったことから始まります。

その後、村上天皇も正月にこのお茶を服用したということです。

村上天皇が飲んだことにより、“皇服茶”(王服茶)と呼ばれるようになりました。

皇服茶は庶民に幸福をもたらす意味から「大福」の文字が当てられるようになり、

縁起のよいお茶として庶民には「大福茶」として広まったと伝えられています。

今でも京都の六波羅蜜寺(空也像がある)や北野天満宮では、

正月三が日に皇服茶がふるまわれ、その習わしが残っています。

また、京都地方では一般家庭でも元日にはお茶に梅干などを入れて飲む風習があり、

年末になると、お茶を扱う店では神社で祈願した緑茶と梅干、結び昆布をセットにして、

販売しているところもありますよ。


昆布は喜ぶに通じ「子生婦」とも書き、子孫繁栄を願うもので、

梅は春に先がけ一番に花を咲かせ実を結ぶものとして尊ばれ、

お茶そのものは葉の緑が色を変えぬところから、意思の強さを大地にしっかり足をつけて生き続ける験の良いものとして、この三つを合わせてお祝いするのです。


緑茶も、今でこそカテキンの効能やビタミンB、Cなどやアミノ酸、などの健康に良い

成分が豊富なことが研究で明らかにされていますが、

昔から、先人達は経験的に免疫力を高める「食」を知っていたんですね。


また、梅干しの効能は昔の本にも、

「食当たり、水当たりを治し、日射病の予防、ご飯の腐敗を防ぐ、

下痢を治す、伝染病を予防する、疲労を回復する」と書かれているんですよ。
そのほか、食欲を増進し、唾液の分泌をよくし、腸内の異常発酵を防ぐなどの効能があります。

また血液をサラサラにし、カルシウムの吸収を良くし、老化現象を予防し、

なんと放射能ストロンチウム90を吸収する効能がありるそうです。
梅干しにはタンパク質、脂肪、ビタミン類などの栄養はほとんどなく、

大部分はミネラルと酸っぱいクエン酸です。

梅干しが健康によいのは強烈な酸っぱさの主成分であるクエン酸です。

私たちがとった炭水化物は消化吸収されてグリコーゲン(糖質)に変化し、

一部は筋肉、血液に貯えられますが、大部分は肝臓に貯えられ、

エネルギー化した後、最後は炭酸ガスになって肺から呼吸によって排泄されます。
この過程で体内に乳酸が発生しますが、血液中の乳酸は疲労素の一種です。

これが多くなると蛋白と結合して乳酸蛋白になり、蓄積すると細胞が老化し組織を硬化させて高血圧、リウマチ、肩こりの原因にもなります。グリコーゲンが何かの関係で不完全燃焼する状態になると、乳酸が増えてこのような病気の元になるのです。

クエン酸はグリコーゲンからエネルギー(熱)に変わる途中でオキザロ酢酸に変化し、

乳酸の過剰生産を抑制するという重要な役割を果たすことがわかっています。

グリコーゲンの完全燃焼が体内で円滑に行われれば、

燃えかすの発生が少なくなり、活力がみなぎり、

いつも若々しい健康人であり、長寿者になれるのです。


昆布も 高血圧・動脈硬化・ガンなどの予防に効果的だと言われています。

「ぬめり成分」であるアルギン酸が体内の余分な塩分やコレステロールを排出する作用があり、

塩分(ナトリウム)を排出することで、結果的に血圧を下げることができます。

カルシウムやカリウムがたっぷり含まれおり、動脈硬化予防に作用すると言われる

「ヨード」の含有量は食品中でトップレベルだそうですよ。


やはり、日本の伝統食は健康長寿の源ですね。

ご先祖様、ありがとうございます!



海藻なのでミネラルも豊富ですよね。