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妄想最終処分場

好きなジャンルの二次創作ブログです。
現在はス/キ/ビメインです。
ちょいちょい過去活動ジャンルも投入予定。

*出版者様、作者様とは一切関係ございません。
*禁:無断転載、二次加工、二次利用

二次のお話じゃない記事です。興味ない人はバックプリーズ!

だらだらと日常の事とか、言い訳とか、雑談とか~。※ちょっと毒もあるかもw







今までもそうだったけど、最近もっと書かない、なまけ病発病中です。

なんとか書き上げなきゃ―と、プレッシャーだったコラボと長編続き妄想を何とか終わらせた反動でしょうかね?

妄想力もかなり衰えていますw

いあ・・・ちょっとした妄想は常にしてますけど、お話にして面白いとかそういう感じじゃないんですよね。細切れすぎたりワンシーンだったりエロだったり←おい


それよりもっとひどいのは、元からない構成力と書こうとする気力です。

脳内で妄想して文章をつらつら考えていますが、PCの前に座るとお手手が動かない、忘れた、等々。


こんな状態なので、なんとなく構想のある長編(多分…)とか改訂引下げ中のとかかけたとこまでとか、書き続けるって事前提で見切り発車できない状態です。少なくとも見通しが立つくらいストックができないと更新できそうにありません。

・・・ま、月イチのお仕事(?)として本誌感想は必ず書く気でいるので月1回は何かしら記事が上がるとは思います。


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あと事後報告。

うちは基本的には文章の二次なのですが、いただき物のイラストや(限定格納ですが)過去の遺物の別ジャンルのイラストが存在します。

先日イラスト中心のスキビ二次サイト様方が主に海外に向けた意思表示として情報を発信してくださいました。スキビジャンルしか閲覧しない方にはスキビ二次の問題と捉えられがちだと思いますが、これは二次創作その物の問題ですし、そういう意味では過去ジャンルをちょろっと包括していること、スキビに関してはいただき物のイラストがほんの数点ですが存在する事を鑑みて些細ですが対策を取らせていただきました。

サイドバーとメッセージボードに8カ国語対応無断転先禁止バナー(ありがたいことに利用自由!)を取り付けました。

ブログ内で扱っているイラストについては、限定記事内にしか存在しないので私とメッセージのやり取りをしていて、少なくともうちのアメンバー申請にのっとった内容の日本語を操れる人しかいないはずなので、伝わっていると思いますが、外国の方がいてもおかしくないので時間を見つけて一つずつこのバナーを挟み込んでいこうかなぁと思っています。

ご自身は絵描きさんではなくても頂き物やフリーのイラストを公開されている方は、お相手の絵師様に迷惑をかけないためにも、こういった対応を考えてみてはいかがでしょうか?(もちろん強制じゃありませんよ!!)この問題はひいては、原作者・出版者様に繋がり、比較的緩く二次創作を楽しんでいる方すべてに影響があることだと思います。

スキビ二次にいらっしゃる方はいただいたバナーの元はたどれると思いますが、もしわからなければ「8ヵ国語対応無断転載禁止バナー」で検索かけるとそのうち行き当たるはずです。


どんなふうに対策すればいいのか正解はありませんし、対応も人それぞれだと思います。

でも自分なりでも考えていくことが重要なんだな~!と皆様の活動をみて感じることができました。

行動を起こしていただいた絵師様方にはとってもとっても感謝してます。



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そういえば、久々にアクセス解析を覗いてみました。

相変らず、トップを走るワードは変わりませんが、時々見ると面白いのがありますね。

あとエロいモノを求めてるだろう単語が沢山・・・w

私も桃スキー公言してはばかりませんが、やっぱり需要があるんですね~


どうも明らかに他の作家様の作品を検索してなぜかうちにたどり着いているという不思議な現象が・・・。

某様(複数)のお名前やら、作品名やら、色々もろもろ。どうして引っかかるのか謎なお方や作品もありました。

あとは、某様(複数)の別館の鍵を検索しているワード。

皆様、うちに探しに来ても何にもないですよ?

ヒントに従いちゃんと単行本読み直すとか、某様の作品を舐めるように読むとか正規ルートで鍵をゲットしてくださいませ。


他に多いのがアメンバー申請に関する事を検索してたどり着くのかな?

「申請(中・待ち・拒否・の仕方・例文…等々)」「」「アメンバー」「限定」などなどw

なんか・・・世の中分からないことがあるとすぐネットで検索が常識になって来てるんでしょうね。

これが本当に二次創作ブログでスキビでよくあるように限定記事扱いの作品が読みたくて申請をしてるとかしたけど拒否されたとか、そういう方が検索かけてきてるのだとしたらため息が出ますよー。

検索かけて調べるんじゃなくて、まずはアメーバ公式でアメンバーが何かを調べたり、申請案内を出している二次創作ブログさんなら申請案内記事を隅から隅まで読んだりとかそういうことすればいいのにー←毒

自ら申請は厳しめと宣言してますけど、厳しいというかある程度当たり前かなー?と思うことを条件にしてるつもりなんですよね。んで事細かに案内を書いた結果、あんな威嚇文章な申請案内が出来上がっただけでして。

申請案内記事はあっさりしていうけど、申請時のメッセージ内容は私とほぼ同じような内容を求めている作家様も少なくないと思うんだけどなぁ。←なぜか他の作家様にうちのアメンバーさんだから大丈夫かな?と思ってとか、うちのアメンバーさんなのに云々・・・なんて言われるのもどうかと思いますけどねw


そんなわけで、アメンバー申請はかなり書き手のモチベーションを上げ下げするので、申請案内にのっとって、受け取る側のお気持ちを慮ってしたためてくださいね☆←綺麗にまとめたつもり


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あと別館の方を少し整理しています。あまりのかけなさっプリに、過去の整理をするという言い訳を持つためですw

現在はアメ神洗礼対策で表示不可の話を突っ込んで、あとは危険な香りのする限定記事を優先的に移植してきました。限定記事作品はほぼ終了なので、通常作品の誤字とか改行とか細かい修正をかけて別館に突っ込む作業をはじめました。

あ、別館のみの新規投稿は無いですよ?

既存作品すべてを見直しののち別館に収納したら、別館は書庫として開放しようかなーと思っております。


まだ思っているだけで、何も進んでないのですがねw

かといって二次創作ジャンルでフルオープン(今はほぼフルオープンなくせにw)はキツイので入口は鍵付きにはなると思います。

現在鍵はアメンバー様にだけ配布で別館に作品個別の鍵はかけてない状態です。

入口にスキビスキーさん向けの設問&その回答が別館の最初の鍵にして、個別の鍵は個別配布・又は難易度の高い設問にするか・・・うーん、結局めんどくささが増すだけですよね。私も読みに来る方にも。

でもたださらーっと読みに来るのではなく、明確に読みたいという意思を持った方のみ来ていただけるというメリットもあるんですよね。あとアメンバー限定記事読みたさに好きでもないアメーバIDを取得している方も多数いるんでしょうけど、その対応もできますしね。

なんか書いてると、二次創作の作品アップとしては本館と別館が逆転する可能性はあるわけですけどねー・・・。全ての作品を突っ込んだ書庫な訳だし、本館より更新が遅れるかと言われるとそんなに変わらないような気もするし。


うう~~ん、なんかこう・・・もっとどなたにとってもラクチンで便利な方法ないのかなぁ~?


こういう事書くと、ここ1年増えているアメーバからのお引っ越し検討中?みたいに感じるかもしれませんが現段階でまだそこまで考えてはおりません。

アメーバが特殊で使いづらい、洗礼とか広告コメとか不便な点もたくさんあるのですが、交流を持ちやすい(・・・からちょっと困る事例もあるんでしょうけどw)とか、HTMLが良く分かんないお馬鹿でもなんとか使えるとか、ピグとか。

アメーバだと交流が盛んな分、人との適切な距離感や関係性で悩むこともあるみたい、との情報を耳にすることはあるのですが、私自身はそっち系等のデメリットはそこまで大きなものは感じていませんしね。

うちは威嚇的な初期案内のおかげか、はたまたスルースキルのしっかりしたお嬢様しか来ない辺境なのか、読み手さんや他の作家様と連絡や意識のズレで私自身が悩んだりって事があまりなく非常に恵まれていると思います。

(まあ、いろいろ申したい人は居るのかもしれませんが、嫌いなら読みに来ない等のスキルのしっかりした方が多いのか、それとも絡むと面倒な奴っぽいからと正確に私の性質を見抜いてらっしゃるのか・・・。そして私が鈍感で気づいてないけどお相手が煩わしいと思って理う可能性はアリ)

メリットデメリットを考えるとまだデメリットがメリットを上回っていないんで。


私自身居心地は良いとは思っていますが、拝読しているマスター様や交流のある方のお引っ越しが多くなってくると寂しくはなりますね。←それは追っかける私の利便性の都合であって、ちゃんとサイトはweb上にあるから永久のお別れじゃないのですけどねー。ほんと、私って我儘だわ・・・


超久々?単発続き妄想、

9/5発売の本誌、ACT215の続き妄想です。

本誌未読・単行本派のかたはバックプリーズ!!





えっと・・・今回はかなり残念仕様な仕上がりとなっております。私の脳内のバカさ加減が露呈してますが気にしない~。

内容的には甘さ皆無のお馬鹿仕様です。






*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


ACT215妄想




久々に空いてしまったスケジュールが憎らしい。


台本を受け取りに事務所に寄ったはいいけれど、ちょうどその日は何も仕事が入っていなかった。

俳優部のオフィスだけならそのまま帰っても何の問題もなかったはずなんだけど、椹主任とばったり会ってしまい、予定は?と聞かれて馬鹿正直に今日はありませんと答えてしまったのが失敗だった。


『あ、今ラブミー部に最上君がいるよ』


それは暗にラブミー部に今雑用があるという事。

予定がないといった手前、同じ呪いを受けたあの子がラブミー部の仕事をしていると知っていて無視して帰る訳にもいかなかった。


(そういえば、あの子に会うのも久しぶりね・・・)


暑苦しいタックルに警戒しつつ部室のドアをそっと開いた。

室内の電気はついていてキョーコが在室なのはわかったけれど、事務仕事をしている様な雑音は聞こえない。

不思議に思って室内に視線を走らせれば、机の上に無造作に置かれたキョーコのバッグが目に入る。


「・・・?」


(たまたま今いないだけ?)


席を外しているタイミングだったのだろうか?
帰ってしまおうかどうしようかと迷っていたらブツブツと人が何か呟く声が耳を掠め、よくよく覗きこめば入口から影になった椅子に座り、丸くなったキョーコの背中が見えた。

余程集中しているのか、私の気配にまったく気づく様子が無い。まあ、何かしら呟いてはいるのは本人が全く意図しない心の声駄々漏れんだろうけれど、自称親友のそんな様子は何度も遭遇しているのでそこは気にしない。


居るからには声をかけずに帰るわけにはいかない。あとでそれが露見すると煩いったらりゃしないんだから。


(それにしても集中してるわね)


荷物をキョーコのカバンの隣にどさりと置いても、こちらを振り返る気配もない。

集中して何かしら仕事をしているなら邪魔をしない方が良いかと考えつつ、そういえば今日は何の仕事をしているのか椹さんに聞きそびれたことに気がついた。

部室内を見回してみても、特に整理すべき書類の山などは見当たらない。既に仕事は片付いたという事なのだろうか?


(・・・あら?)


机に置かれたキョーコのカバンの口は無防備にも開いていて、その中にちょっと前から気になっていた美容グッズのパッケージが覗いている事に気が付いた。


(気にはなっていたけど、使用感は人それぞれで効果もマチマチって聞いたから手を出せずにいたのよね)


ましてや使用中のあの状態を考えると、使うタイミングも難しい。

でもこれから暑くなって露出の多い時期がやって来るし、これで綺麗にケアできるなら使用に値するだろう。


(この子が使ってみたのならどんな感じか聞いてみよう)


というか、確実に使ったのだろう。

パッケージは開封済みだ。

ネットや口コミで存在は知っていたけど手に取るのは初めてだったので思わず興味からそのパッケージをつまみあげていた。パッケージに記された使用方法や注意点を読むために箱を裏返したら、カサリと音がした。


「??」


おかしい。

この商品、1回分のセットしか入ってないはず。


音の正体は箱から転がり出てきたこの商品なのだが、1回分セットで使用するはずの商品の片割れだけが箱から滑り落ちてテーブルの上に転がっている。

これは両方同時にするのが普通であって、片方だけ残っているなんて解せない。


「・・・あっ、キョーコ、ここが正念場よ!ここを乗り切らなければ・・・っ」


どうしてこうなってるのかよく分からないのだが、いまだに私に気が付かないキョーコはやっぱり自分の世界に入っているらしく、自分を叱咤しながらますますその背を丸めていた。


「し・・・慎重・・・に・・・っ、と」

「・・・ねぇ」

「あっ、もうちょっと・・・!」


声をかけてみてもどうやら耳に入らないらしい。

仕方ない、もう少し大きい声で、と思っていたら・・・


「・・・っ!!・・・やった!やったわ!!」


どうやら何かしら佳境だった作業が終わった瞬間だったらしい。

緊張感から一転、達成感に満ち溢れたキョーコの声に、区切りがついたんなら好都合だったともう一度呼びかけてみた。


「ねぇ、そんなになんか面倒な仕事だったの?」

「ひゃああっ!!??・・・って、えっ?モー子さん!?」


やっぱり気づいてなかった。

奇声を上げて飛び上がったキョーコだったが、振り返って私の顔を見た途端ぱっと顔を輝かせた。


「モー子さん~~~!久しぶり~~!!」

「はいはい」


予想通り抱きつこうと伸びてきた手を躱して、自分の関心を満たすため手にしたパッケージをキョーコの目の前に突き出した。


「これ使ってみたの?気になってはいたから使用感を聞きたいんだけど」

「え、それ?」


キョーコの様子から使ったというのは事実のようだ。


「使ったんでしょ?開封済みだし。効果が出るまである程度時間がかかるみたいだけどどうだった?」

「使って3日くらいは何にも変わらなかったけど、その後からうたい文句通りの状態になったよ」

「じゃあ、やっぱりこんな風になったの?」


パッケージには使用中や使用前後の写真が印刷されている。

ちょっとグロテスク・・・というか、この状態の時は人に見せれたもんじゃないわね。


「うん。4日目あたりから辛かったわ」

「え?コレ、痛いの?」

「痛みはないんだけど、こう・・・手を出したい衝動をぐっと我慢して、弄らず触らず全体に効果が出るまでの我慢が・・・っ」

「は?我慢?」

「そうなのよ!綺麗に残すためにはここの我慢が肝心で」

「???」


なんか私が聞きたい事とキョーコが言わんとしていることが食い違ってる?

過程はどうであれ、使用後が満足いく状態なら何でもいいんだけど。


「でもねっ!そこを乗り越えると綺麗にとれた時の爽快感が・・・!」

「確かにこれでつるりとなったら気分がいいでしょうね」


この商品でうたい文句通りにケアできるようになったとしたら、手間も少なく今までより安上がりだろうし。


「どんな風になるの?見せて」

「もちろんっ!!モー子さん、見て見て!!」


何故か前のめりになってテンションの上がったキョーコ。


こんなに興奮するほど効果があるのなら私も試してみようかしら?


そんな考えは、目の前に突き出されたソレで吹き飛んでしまった。




*******


【数日前のキョコさん】


(あっ、いけないいけない)


キョーコはカートを引く手を慌てて左手に持ち替えた。空いた右手に視線を落とし、手のひらに描かれた描線が乱れてないことを確認しほぅ・・・と安堵のダメ息を漏らす。


「水性なんて、不要な気遣いよね」


蓮に描かれた手のひらの特大ラブミースタンプを見下ろしてキョーコはぽつりと呟いた。


(折角の敦賀さんの手書き・・・しかも満点どころでなく∞点だなんて。消して良い所か永久保存しておきたいのに!)


愛おしそうに自らの掌を指先でなぞり、キョーコは考える。

このスタンプをこのまま仕事の支障になるからと洗い流して消してしまうことなどできやしない。

油性ペンならそう簡単に落ちなかったのに…とも思うがさすがに仕事でこの手のひらを晒すわけにはいかない。


(手袋とか・・・あっ、袖が長くて手のひらまで隠れる服とか・・・うーん)


どうすべきか迷いながら日本に到着したキョーコは帰宅途中の駅ナカにあるドラックストアの前で足を止めた。






↓↓↓↓





※キョコさんが目にした商品







*********


それは右手だった。

正確には右手のひら。


でもうっすら透けていて、その先には得意満面なキョーコが見える。



(・・・って、なんで剥がした手の皮なんて見せられなきゃいけないのよ!!)



「すごいでしょ!?切れないように細心の注意を払って採取したの!」

「・・・・・・・・・・・・・」


心の中では大絶叫なのだが、目の前に突き付けられた異常なものに言葉が出ない。

手のひらから5本の指先まで指紋もはっきり見て取れるほどの手の皮だった。よく力士がしている手形をそのまま立体にしたような感じだ。


そんな私の反応など気にすることなく、キョーコはどうやら今しがたはがし終わったらしい自分の掌の皮を誇らしげに自慢してくる。

よくよく見れば薄くはなっているけどその手の皮の表面には見覚えのある図柄の拡大版が見て取れる。


(何でこんなことしたのかなんて、聞くだけ野暮ね)


男性にしてはあまりにもきれいな字で印象に残っていた筆跡と、図柄の中の文字が一致する。

こんな異常行動を引き起こした原因は推測できるけど追及するのも面倒くさい気がした。


(これ・・・・ゲテモノだけど将来オークションとか出したら値がつくのかしら?)


はしゃぐキョーコを前に鈍くなった頭でそんなことを考えていると、ふとついさっき脱皮したばかりのキョーコの右手が目に入る。

何もしてない左手と比較するとつるりとした生まれたての肌のように見える。


やっぱりこの商品は後で試してみよう。


帰り道にあるドラッグストアの場所を思い出すことで私は現実逃避を図った。



~~~~~~

おバカでごめんなさいっ!


こんばんは~


9月に入ってから何かと予定ががっつりでバタバタしております。(主に遊びの・・・ですがw)

ま、それと更新がドン亀なのは関係ないのですがね。


すでに眼福にあずかっている方はたくさんいらっしゃいますし、告知不要と思いますが一応お知らせを出しておきます!


もう大好きすぎて私のストカの勢いに皆様ドン引きしてるのも重々承知ですが・・・


kero様宅で現在公開中のお話・・・皆様より一足も二足も先に堪能させていただきました!

ええあれは春先・・・kero様のお話におもいっきり妄想スイッチ押されてここ最近稀にみぬスピードで捧げモノを携えて突っ走りました。(kero様宅の『時に想う』シリーズです)

なんと!そのお返しにいただいてしまったのですよ!!

しかもワタクシ、自他ともに認めるカイセツすきーの桃すきー。


kero様のカイセツ、しかもちょっと内容的にはACT214の続き妄想、関連派生っぽい雰囲気のお話で

もう・・・っ、もう・・・っ!!←悶絶中。近づいたらバカがうつりますよ

kero様!愛してます~~~!!!←出たな変態!


kero様宅で公開(限定ですが)されております。下記リンクでkero様のブログのトップページに飛びます。


keroちゃんの暴走!?


えっと、公開自体はkero様の別宅となっておりますし、別宅の入り口はkero様のアメンバー様しか入手できない仕様となっております。

なので、アメンバーじゃないけど読みたいわ~って方は、常識を携えてkero様宅のアメンバー申請の案内にのっとて申請を行ってくださいね!



ザ・花ゆめ掲載のスキビ番外の続き妄想です。未読の方・ネタ/バレお嫌いな方はバックプリーズ!!

ありきたりですが、意図的被せではないのでご容赦ください。






※番外続き妄想A~Cの設定でのお話です。いや、ちょっとずれてるかもしれないけど・・・話の辻褄がちょっとあってませんが目を瞑って下さいませ。連載というかシリーズでちょっとだけ世界観が繋がってるか、ズレてるかといった感じです。

時間軸的にはA のあとです。




番外続き妄想 D




収録が終わり蓮の車に乗り込んだ社は、視界に流れる景色が予想していたものと違う事に気が付いた。俳優部に急に呼び出しを喰らい、そのまま単発の仕事の溜め急いで現場に向かうことになった。仕事自体はすぐ終わる類のもので、時間調整のために夜に入っていた仕事は延期となり今日はこれで上がりだ。しかも珍しく早い時間でこれから夕食をゆっくりとってもいいくらいの時間。


「事務所に向かっているのか?今日はこれで終わりだから直接帰っても良いのに。俺も今日は事務所にいかなくてもなんとかなるぞ」


最後の仕事場から事務所と蓮の自宅は正反対だ。ましてや今日は直帰できるから自分も真っ直ぐ帰るから現地解散にしようと言っていたはずなのに・・・。

ナチュラルに車にどうぞと言われ、蓮は蓮なりに気を遣って送ってくれるつもりなのかと思ったらどうも社の自宅に向かう道のりとも違う。車は明らかに事務所に向かって走っている。


「・・・ああ、そうでしたね。でも何とかなるだけで事務所に寄った方が社さんは都合がいいんじゃないですか?」

「・・・まあ・・・そうだけど・・・」


言われてそうだったと気が付いたような蓮には珍しく歯切れの悪い言葉に、そもそも蓮自身が事務所に用があったのだろうかと社は首を傾げた。

仕事中は蓮の携帯は社が預かっている。社長からの呼び出しかとも思ったが蓮に連絡が入った様子もない。


「なに?お前自身事務所に用事があったのか?」

「用事というか・・・まあそんなもんです」


微妙に濁した蓮の様子が妙に引っかかる。前方の路面を見つめている蓮の表情を伺ってみるがポーカーフェイスからは何も読み取れない。

社は今日一日の流れを思い出し、なぞり始めた。


「もしかしてキョーコちゃんに約束取り付けたのか?」


この仕事に向かう前に、ラブミー部室で蓮を休ませキョーコと一緒に部室に出向いたことを思いかえす。

もともと社はキョーコに蓮の夕食の依頼をしようと思っていたのだが、タイミングを逃し伝えそびれていた。お膳立てなく自発的にその状況に持って行ってたとしたら・・・。

自分が飲み物を買っている間にうまい事やったのだろうか?思わず社の目が三日月の形に変化し口角も自然と吊り上る。


「だったらここで下してくれ。俺は馬に蹴られて死にたくない」

「え?何でいきなり馬が出てくるんですか」

「だからキョーコちゃんとこの後会うんだろう?お邪魔虫にはなりたくないって」

「お邪魔虫って・・・別の俺も最上さんも社さんの事をそんな風には思ってませんよ?」

「お?キョーコちゃんのこの後の体と時間を確保してることは否定しないのか」


否定もせずそのまま会話に乗った蓮に、社はぐふふと含み笑いをする。


「なんですかそのいかがわしい言い方・・・」

「いつぞやのお前のセリフだぞ。いかがわしいと認めるのか」

「・・・・・・・・」


そういえばそういう事も言ったし、淡白な反応なキョーコにちょっと残念に思った事もあったなと思い出す。そんな蓮の沈黙に、沈黙は肯定と解釈した社は勢いづいた。


「いかがわしい言い回しで好きな子を自宅に呼びつけたくせに何もしないなんてこともあったよなぁ。そろそろ抱かれたい男No.1の称号のイメージも守って欲しいもんだ」


蓮とて別に何もしなかったわけでもない。

不慮の事故とはいえ華奢な体を腕の中に閉じ込め、キスを迫って十分に動揺させ、そしてあまりにも余裕のない自分の行動に驚き、自分の中の恋心を自覚した夜だった。


「とはいえ相手は愛を信じない最強最悪のラスボスだからな~。いいか蓮!お前の芸能生命がかかってるんだそろそろ本気でキョーコちゃんを落としにかかれ!」

「いや、あの・・・社さん?俺に遊び人になれって言ってるんですか?」


蓮が過去を思い返している間に、社のセリフはヒートアップしている。黙ったままでいたのが失敗したかと蓮は社をなだめにかかったのだが・・・


「過去のお前は知らんが、今はキョーコちゃん以外の女の子に興味ないくせに。その子に対してだってこんなヘタレで・・・。お兄ちゃんはお前の表向きとのイメージとのギャップが悲しいよ。そろそろ世間とのギャップを埋めてくれ!」

「何を暴走しているんですか・・・」


赤信号で停止したタイミングたっだため、くるくると変化する社の表情をまともにを見てしまった蓮はぐったりとハンドルにもたれた。


「さっき最上さんの具合が悪そうだったから横になって休んでてと言ったんですよ」

「え、キョーコちゃんが?」

「すぐ戻るつもりだったから荷物の番もしててとお願いして部室に置いて行ってしまいました」

「お前な、そういう事は早く言えよ!キョーコちゃんの事だから具合悪くても律儀に荷物の番してるだろ!?連絡くらい・・・」

「いれれば良かったんですけどね。もしまだ寝ていたとしたら電話で起こしてしまうのもどうかと思って」


社は慌てて時計を見た。蓮を連れ出してから時間にしておおよそ1時間半。部室に向かっていたキョーコはラブミー部の書類整理の雑用があると言っていたから、回復していたとしてもきっと仕事をしているはず。蓮の言いつけのために不要に事務所で待機してはいないだろうし、具合が悪いままなら仕事終わりの蓮と送っていっても良いだろう。


既に事務所の駐車場に滑り込んだ車の中で、社はそんなことを考えつつキョーコに対するお詫びをどうしようかと考えた。そして先ほどの仕事でお土産にとお菓子を手渡されたのを思い出した。

ありがたく受け取ったものの食べないので社さん貰ってくださいと言っていたので、とりあえずのお詫びの品にこれを手渡しても良いだろう。

後部座席に置いた紙袋を振り返ったところで、今日最近蓮が持ち歩いている少し大きめのバッグが無い事に気が付いた。ラブミー部に置いてきた荷物がそれかと気が付くと同時に、その中身が何か知っている社はつい遊び心を膨らませてしまった。


「キョーコちゃん、ちゃんと寝てるかな?」

「俺が出ていくときには横になっていましたけど、どうでしょうね」


真面目に仕事してしまっているかもしれませんね、と苦笑して返してくる蓮がまだ社の意図するところには気が付いてない様子だ。

停車した車から降りた社は後部座席に置いた紙袋を手にとり、結局蓮と一緒にラブミー部へと向かう事にした。


「横になる時に枕があると楽だよなぁ」


コツコツと靴音を響かせながらの社のセリフ。

「・・・・・・・・・」


含みを持たせた言葉に蓮はチラリと社の表情を見てしまった。至極楽しそうな声色と表情に遊ばれるていることを悟り口を閉ざす。


「お前だってソレ実感してるから最近持ち歩いているんだろう?」

「・・・・実際に使ってみたら良いですし」


「時に蓮君。その君ご愛用の枕が入っているバッグがここにはないと思うんだが」

「・・・・・・・・・・・だから、部室に荷物を置いてきたって言ったじゃないですか」


観念したのか微妙な間のあと、社の言葉を肯定する旨の回答が返ってくる。

蓮は蓮で自分の羊枕『キョーコちゃん』とキョーコのツーショットをケータイのカメラに収めた事実に対して、追及されまいと微妙な罪悪感と優越感もあったりするのだが・・・


「具合が悪くて横になる時に枕があると楽だよなぁ?」

「・・・・・・はいはい。俺もそう思って枕を最上さんに貸して休んでと言いましたよ」


確信を持ってつついてくる社に、蓮はこれ以上誤魔化しても余計面倒だと白旗を上げた。

そんな担当俳優の敗北宣言に、マネージャーは更なる追い打ちをかけるべく勢いのままに口を開いた。


「いいか蓮!いくら好きな子が使った枕だからって良からぬことに使うなよ!」


「・・・・・・・・・・・・・・・は?」



「だから!自分の枕をキョーコちゃんに使わせただろ?」


「・・・あの・・・?」



「キョーコちゃんの香りがうつってるかもだなんて」


「ちょ・・・社さんっ」


ラブミー部の扉がもう目の前なのに、つい声が大きくなる社を蓮は慌てて制止した。


「なに?お前そういう事は考えないわけ?」

「・・・・・・・・そこまでは考えてませんよ」


「お前、ホントに大丈夫か?」

「・・・・・・・・考えてなかったんですけどね」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


片手で顔を覆って、どうしてくれるんですか?と言わんばかりの様子に、それは考えてなかったけどそういえばそうだなって気がついちゃったって事か・・・?と社は少しばかりしまったと閉口するが後の祭り。




ガチャリ



扉の前で二人が逡巡していると、不意にドアが開く音がした。


「あ、やっぱり!物音がすると思ったらいらしたんですね」


ひょっこりと中から顔を出したのは話題の当事者で。気まずい沈黙から逃れられたことと、回復したのか明るい声色と血色の良い顔色に社はほっと胸をなでおろした。


「キョーコちゃんごめんね。すぐ戻るって蓮が言ってたのに急な仕事でこんなに遅くなっちゃって」

「とんでもない!ラブミー部の仕事もありましたし敦賀さんに荷物の番も仰せつかりましたし!」


急なキョーコの登場に先に動けたのは社の方だった。貰い物で悪いけどと手土産のお菓子をキョーコに手渡し、お茶でもというキョーコに誘われ部室に足を踏み入れた。


「・・・蓮?」


当然一緒に部室内に入って来るはずの蓮が入口に立ったままなのに気が付き、不思議に思って蓮の視線をたどった。



そこには・・・



「敦賀さんっ、ご安心ください!清潔に使っていただけるようにリサーチして選んだ枕ですから!肌に当たる部分は着脱可能で本体も外側もお洗濯可能なんです」

「・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・」


丸裸のピンクの肌を晒した羊枕『キョーコちゃん』とその毛皮が、洗濯ばさみで挟まれてつるされていた。

どことなくその羊の姿が悲しげに見えるのは気のせいだろうか?


「敦賀さんの御持物を勝手に洗うのはどうかと思いましたが、私が使用したままでお返しする方が失礼かと思いまして!所帯臭さも完璧に除去済みです!!」

「・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・」



胸を張って『ご安心ください』と宣言するキョーコを目の前に、社は担当俳優の表情を振り返ってみることができなかった。



~~~~~~~~~~


うううっ、やっぱり文章がおかしい・・・

ヤッシー視点で書くべきか蓮さん視点で書くべきか迷いに迷い、微妙な3人称でどうにも違和感がぬぐえませんぬ・・・。

最近の妙な違和感の正体はこれなんだなぁ。表現とは難しい。