激流五鱗書+ -168ページ目

激流五鱗書+

我釣りにおいて後悔をせず

神無き月の洗礼を
 
大本命から見放され
 
もがき苦しみ
 
気付けば霜月
 
気持ちも新たに
 
最終戦に全てを賭ける。
 
初福渡船

本日はお世話になります。
 
二日釣り
二日目
 
乗船客は14名
キビナゴ師に底物師
 
本日の磯周りは
「一つバエ」
 
午前5時半
片島港を出港した。
 
一旦、弘瀬港に入港し
泊り客6名を乗せ
一つバエを目指す。
 
昨夜に吹いた
南東からの強い風により
ウネリが付き、
一つバエは
我々の前で呑みこまれた。
その光景に、
百戦錬磨の底物師も
流石に諦めた。
 
我が事のように
一月ほど前の記憶が蘇る。
 
船はくるりと反転し
一つバエに別れを告げた。
名残惜しく
一つバエを振り向けば
美しい日の出に出逢えた。
 
これだけでも幸せを感じる。
 
西に向け走る船
 
東寄りのウネリには強い
姫島に向かうようだ。
 
姫島に着き
 
先ずは千畳に
底物師3名を降ろした。
 
船はヨウチエンの前
尾長狙いの一級磯
 
もちろん
キビナゴの釣りも良い。
 
そこで呼ばれた。
 
船「息子さんら二人は
     ヨウチエンに行こうか」
 
私「よろしくお願いします」
息子達に手を振り、
頑張れよとエールを贈った。
 
船は南へと走る。
 
途中の高バエに
キビナゴ師を降ろす。
 
そして呼ばれた。
 
船「海人君、ハエやる?」
 
私「はい、やります!
     ありがたき幸せ」
 
で決まった
本日の舞台は
「南のハエ」
 
姫島での
最南端にある磯
 
そして私が
一番降りてみたかった
憧れの名礁
 
そこは
青物はもちろん、
過去には鮪やカジキ、
GTまでをも
実績のある磯なのだから。
 
そんな
憧れの名礁で
力強く握る
この愛竿
 
「大物よ来い」
 
気合いを入れて
いざ開始
 
潮は下り潮
 
東からの強く太い潮は
ハエの東沖にある
見え隠れする
シモリに当たり、
そこで沸き上がり
南西へと激しく流れていく。
 
その潮に引かれて出来る
反転流は、
ハエの前で渦を巻きながら
東へと流れ
本流に吸い込まれていく。
 
複雑で豪快な潮流
 
その潮の中に
あの潮は見付からない。
 
見付けられない。
 
ならば、
沖を流れる本流を狙う。
 
第一投
 
遠投した巨大なウキは
綺麗に潮を掴む。
 
手前のラインは
潮に邪魔されないよう
風を利用し、
浮かせ気味に
ラインメンディングをした。
 
馴染む仕掛け
 
ラインが引かれた。
本命モンズマ
 
次の投でも引かれた。
 
キビナゴが半分
食いちぎられていた。
 
モンズマの仕業
 
少し小さめのキビナゴを
針に付け
本流に仕掛けを置く。
 
釣れる。
 
モンズマが。
 
毎投当たる。
 
時に釣れる。
 
もう充分
 
美味しく頂ける分だけを
クーラーに入れた。
 
こうなれば
ただの餌取りと化す。
 
モンズマを交わす為に
違う潮を探す。
 
弱い潮を中心に
仕掛けを置いていく。
 
それでもたまに当たる。
 
奏功していると
次第に当たりが遠退いた。
 
モンズマタイムが終わった。
雲の切れ間から
太陽光が海中に射し込む。
 
フィッシュイーターの
活性が上がる。
 
仕掛けが入る。
 
弱い潮で
ウキが消し込み
ラインが弾かれた。
 
強くは無い引き
 
あの名脇役を確信する。
本命モンツキ
 
名脇役は
連発で登場してくれる。
本命モンツキ
 
たまには沖の潮にも
仕掛けを置く。
 
走るウキ
本命ダツ
 
これも連発する。
 
本命だけど疲れるだけ。
 
置く潮を戻す。
 
深く入る。
本命ヒメジのオジサン
 
この風貌と
色彩に癒される。
 
そんな釣りを楽しみながら
潮を待つ。
 
あの潮を。
 
午前9時半
 
潮が変わる。
 
下りから上りへと。
 
本流が
右側の岬をかすめ
南東に向け流れ始めた。
 
手前の潮は動かない。
 
午前10時
 
沖の本流が強くなり、
それにつられ
足元から沖に向け
一本の潮の帯が動き出す。
 
その潮の帯に
仕掛けを乗せた。
 
真南に向けウキが運ばれる。
 
50m沖
 
本流と重なる手前で
ウキが消し込み
強くラインが弾かれた。
 
瞬時にベールを起こし
巻きアワセからの
本アワセを叩き込む。
 
叩く相手
 
すぐに分かった。
 
丁寧にやり取りをし
強引に磯に抜き上げた。
大本命タマン
 
本当は
優しく取り込みたかった。
 
一ヶ月ぶりの
出逢いなのだから。
 
それでもこの磯
 
とにかく取り込みが大変
 
長さ6mのタモが届かない。
 
となると、
磯に垂らされた
このロープを握り、
竿も握り
タモの届く場所まで降り
取り込む必要がある。
どの方向にもロープ
 
その危険がまた
楽しいのかも知れない。
 
とりあえず
大物とのやり取りは
かなり難しい場所である。
 
それでも釣りは続ける。
 
潮はまだある。
 
ウキを置く。
 
仕掛けを素早く馴染ませる。
 
早い段階で
ウキが消し込んだ。
 
アワセを叩き込む。
 
叩く相手
 
先ほどのよりも少し強い。
 
強引に寄せる。
 
海中に姿を確認
 
浮かせた。
 
抜き上げようとした。
 
足場の狭い磯
 
竿を立てれば折れる心配
 
浮かせた魚を引きずり、
磯の周りを回った。
 
クエが現れない事を
ひたすらに祈りながら。
 
漸く一ヶ所
タモが届くかという場所を
見付けた。
 
磯際のウネリに
魚が躍り、
片手で持つ剛竿までもが
持っていかれる。
 
かなりキツい
 
タモを伸ばす。
 
ギリギリ届いた。
 
ウネリのタイミングを計り
 
一気にタモに収めた。
 
そのタモが
またウネリに引かれる。
 
亀の手に網が掛かる。
 
気にせずに引き上げた。
大本命タマン
 
嬉しさが込み上げた。

同時に肩で息をした。
 
これでもう充分
 
今年のキビナゴの釣りに
納得出来た。
 
とは言え
まだ潮がある。
 
ウキを置く
 
消し込んだ。
 
激しく突っ込まれ
飛ばされた。
 
凡ミスを少し悔やんだ。
 
それも今の自分
 
潮が終わった。
 
納竿ギリギリに
何かが喰った。
 
叩きが荒く雑な引き
本命キツ
 
60cm程だが弱く感じた。
 
タマンは強い。
 
これを最後に竿を仕舞った。
 
片付けが終わり
ゆっくりと景色を眺める。
 
南のハエから
左を向けば
南の磯越しに沖の島
 
右を向けば
水島の左に
武者泊と中泊
 
正面には
太平洋と水平線
 
絶景の中
釣りをしていた。
 
迎えが来た。
本日はお世話になりました。
 
舳先に立つ息子が
写してくれた
南のハエに立つ私
南のハエを去る私
ありがとう南のハエ
ありがとう姫島
ありがとう沖の島
 
持ち帰りは
タマン50cm~2枚
モンズマ40cm~3本
大納得の少しだけ。
 
息子達二人は
狙いのタマンこそ
釣れなかったようだか
モンズマは3本釣っていた。
それでも
今の姫島の本命は
モンズマなのだから良し。
 
宿毛を後にし
いつもの南国PAにて
釣友のシボレーと
愛車二号で記念の一枚
 
そして乾杯
ノンアルが
疲れた全身に染み込んだ。
 
タマンが心に染み込んだ。
 
神無き月には
一枚も釣れなかった。
 
一ヶ月間
 
「私、失敗しないので」
 
そう言えるのは
まだまだ先になりそうだ。
 
釣神、海神、人神、船神、
全ての神に感謝する。
 
この釣り最高
 
また来年
いつまでやるの

どこまでやるの
 
今日まで明日まで
 
気が済むまでは。

それでも
腹では決めている。
 
豊丸

本日もお世話になります。
 
上物が始まり
賑わいを取り戻した
片島港

二日釣り
一日目
 
本日の磯周りは
「三ノ瀬」
 
乗船客は10名
キビナゴ師、上物師、
底物師、ルアーマン

午前5時
片島港を出港した。
 
磯周りは三ノ瀬だが
船は白岩へと向かった。
 
上物狙いは
一人だからだろう。
 
その白岩の磯へ
キビナゴ師とルアーマンを
順に降ろしていく。
 
程よい処で呼ばれた。
 
本日の舞台は
「岬のハナ」

私のキビナゴ釣りの
原点でもある磯

ある意味
私の中の聖地
そのキビナゴ釣りの聖地
岬のハナで
いざ開始
 
舞台に立つ次男

開始後すぐに竿を曲げた。
本命モンツキ
 
続いて私も
本命モンツキ

出番の多い
名脇役には感謝する。
 
それからは
多種多様な魚の掛け合い。
本命メガネハギ
こう見えて良く引く。
本命ムロアジ
鼻掛けにし
泳がせてはみたが
大型魚には
たどり着けなかった。
本命アカハタ
この磯はアカハタも多い。
本命ヒメジのオジサン
派手好きなのかこのオジサン
本命ミノカサゴ
派手好きなオバサン風
 
派手といえばこの魚
本命ヒブダイ
 
「やったぜアーガイ」

等々、
釣れに釣れた。
 
キビナゴ釣りの聖地
「岬のハナ」
そこはいつも通りに
安定の釣果を与えてくれた。
 
ただし、
大本命は不在
 
持ち帰りは無し。

宿毛の夜が待っている。
 
迎えが来た。
本日もお世話になりました。
 
ありがとう沖の島
明日の朝まで暫しの別れ。
明日も楽しもう。
 
明日こそ。
 
最終戦に全てを賭ける。

私、五連敗でも幸せです。
本命が釣れた日の夜
息子達と乾杯
最高に楽しい。

明日はもっと楽しい。

その予感

夏魚を求めて

 
沖の島
 
秋魚が賑わう
 
沖の島
 
冬魚もちらほら
 
沖の島
 
いつまでもどこまでも
 
するするスルルー
 
豊丸
本日もお世話になります。
 
乗船客は10名
キビナゴ師、上物師、
底物師、ルアーマン
 
本日の磯周り
「姫島南」
 
夢ある磯周り
 
強い北西風
荒れ狂う海
 
豊丸
我夢者を乗せ
いざ出港
 
出港後すぐに
大きく揺れ始めた。
 
波を被る豊丸
外は見えない。

波高2.5m
 
船酔い知らずな私は
ブログを書いていた。
 
船は強い。
 
波を蹴散らし
フルスロットルで飛ばす。
 
二並島を越えた。
 
まだ走る。
 
島影が見えた。
姫島
 
北西風には強い姫島
 
ウネリこそは無いが、
それでも
吹き下ろしの風や
舞い込む風が
強く吹き付けており、
磯際には波気が見て取れる。
 
先ずは、
底物の方三名が
南の磯と
その近くの磯へと降りた。
 
次に
船長から呼ばれた。
 
船「海人君、どうする?」
 
私「出来れば今回も
     千畳でお願いします!」
 
船「潮は逆だけど大丈夫?」
 
私「はい、大丈夫です!
     逆潮も試してみたいので」
 
船「よっしゃ、
     鵜来島の渡船を待って、
     来なければ降りようか」
 
私「かしこまりました!」
 
で決まった
本日の舞台は
先週に引き続き
姫島「千畳」
 
もう一度、
あの強魚と対峙したく
夢あるこの磯で
いざ開始
 
潮は下り潮
 
本流は
東方向70m沖にあり、
南に向け
重く流れている。
 
その重い潮に
引かれて出来る反転流は、
大きく弧を描くように
回り込み、
千畳の右奥
「カベ」に当たり
潮目を作っている。
 
その潮目からあぶれた潮は
跳ねる潮へと変貌し、
千畳右手の岩場の角から
南東方向へと払い出す。
 
その跳ねる潮は
千畳からでは狙い難く、
ウキもギリギリ
届くか届かないかの
微妙な距離にある。
 
目の前は池状態
 
もちろん、
あの潮はない。
 
見付からない。
 
探しようがない。
 
それでも
この状況の中では
角から払い出す
あの潮に頼るしかない。
 
その潮を目掛け遠投する。
 
辛うじてウキが届いた。
 
潮を掴んだ。
 
仕掛けが馴染む。
 
途端にウキが消し込み
ラインが走った。
本命モンズマ
引き味は今一つだが、
食べ味は星三つの高級魚
 
次を狙う
 
が、しかし
 
舞い込む風は強く
気嵐の如く海面を走り、
遠投の邪魔をする。
 
当然、
狙いの潮には入らない。
 
ならば点で釣る。
 
仕掛けを縦に入れ込む。
 
緩いウキ入れ
本命ヒメジのオジサン
本命メガネハギ
 
たまに鋭く入れば
本命サンノジ
 
次男が
風に抗い
東沖で掛けた。
本命モンズマ
初の獲物に喜ぶ。
 
次男も
次を狙うが、
モンズマは続かない。
 
上手いこと出来ている。
 
緩い潮で
鋭いウキ入れ
 
叩きが固く荒い
本命キツ
 
変な引きの
本命ヘラヤガラ
 
仕掛けが入り込めば
本命アカハタ
 
今週も
それら本命達が
飽きる事なく
楽しませてくれる。
 
もちろん、
名脇役も高活性
本命モンツキ
 
続けて
本命モンツキ
 
何度も何度も。
 
名脇役には
心より感謝をする。
 
それでも、
何か強い魚を釣りたい。
 
願えば叶う
 
強く重い魚
 
ウキ入れの
速度こそ違えども、
竿に乗った際の
重量感はすさまじく、
一瞬、
大本命かと
期待をしたが、
強い突っ込みは
一度切りで、
後は重いだけの引き。
本命ヒブダイ
 
沖縄では
「アーガイ」
「イラブチャー」
超人気魚種
 
もちろん、
沖縄が大好きな私は喜ぶ。
 
「やったぜアーガイ」
 
このアーガイも
何度も楽しませてくれた。
 
とにかく
千畳は魚が多い。
 
大本命は釣れないが。
 
夢がある磯
 
来年こそは夏に来たい。
 
持ち帰りは
モンズマ43cm~2匹
アカハタ35cm
夢磯だけに少しだけ。
 
迎えが来た。
本日もお世話になりました。
 
帰りも荒れる海
微かに鵜来島が見える。
次男は爆睡
ありがとう沖の島
 
本日の風速
明日も風爆
 
釣り師爆
 
二日釣り
二日目を取り止め、
帰路に着くことにした。
 
南国PAにて
乾杯
 
いつものではない
メニューでも
いつもの笑顔で癒された。
 
最終の持ち帰りは
モンズマが増えていた。
 
船長に感謝します。
 
来週は土曜日を予定
 
気分次第で二日釣りも。
 
この釣り
 
やり込むほどに楽しくなる。
 
まだまだ終わらない。
 
終われない。
 
私、四連敗でも幸せです。
食欲の秋
 
魚の喰いも高まる
 
この季節
 
キビナゴの釣り
 
終盤大詰め
 
悔い残らぬ様にと
 
親子三人
 
晩秋の沖の島へ
 

豊丸

本日もお世話になります。
 
乗船客は18名
キビナゴ師にルアーマン
 
磯周りは
「姫島南」
 
そこは、
一発大物を期待させる海域
 
カジキも跳ねる
 
そして狙える
 
姫島に到着
 
先ずは、
疑似餌部の方々から
南のハエ、南の磯へと渡礁
 
船はカメバエの前
 
船長から呼ばれた。
 
船「海人君、二人一人と
     別れるやろ?」
 
私「はい」
 
船「カメバエはまだ
     洗っとるから、
     息子さんら二人は
     マサバエに行こうか」
 
私「よろしくお願いします」
 
無事に息子達を
マサバエに降ろし、
 
その近くの磯にも
数人の釣り師を降ろした。
 
そして私が呼ばれた。
 
船「海人君、船長する?」
 
私「あ、はい、
     操船は出来ますけど」
 
船「いやいや、
     千畳にする?」
 
私「それなら
     はい、喜んで!」
 
と決まった
本日の戦場は
いや、
舞台は
「千畳」
 
そこは、
沖の島と鵜来島との
境界線にある磯
 
またその千畳は、
私自身の
沖の島海域に於ける
自己記録でもある
タマン76cmが釣れた
姫島「カベ」の
すぐ隣の磯でもあり、
否が応でも期待は高まる。
船着きであり立ち位置
 
足場は最高
 
基本、
底物場の千畳にて
大型タマンを狙い
いざ開始
 
潮は当て潮
 
南から突いてくる潮は
立ち位置の真正面
10m沖に潮壁を作り、
そこを起点に
左右へと潮流が別れる。
 
その別れる潮
 
右流れに比べ
左流れの潮は速く、
東に向け綺麗に流れている。
 
その潮の中に
あの潮を見付けた。
 
第一投
 
その潮に
巨大なウキを置く。
 
潮を掴む
 
50m沖
 
沖の本流と合流する手前で
鋭くウキ入れ
そしてラインが弾き飛ぶ。
 
足場を固め
ベールを起こし
強いアワセを叩き込む。
 
フッと軽くなる。
 
上から飛んでいた。
 
海中に沈む
見えない根に触れたようだ。
 
残念
 
すぐに仕掛けを作り直す。
 
が、しかし
 
潮が変わっていた。
 
緩んだ。
 
潮目が磯から離れた。
 
当たり潮が緩くなっていた。
 
当然、
左流れの潮も
緩くなり、
角度も変わっていた。
 
そうなれば
その当たり潮の
マモタエを目掛け遠投する。
 
40m程沖で潮を掴む。
 
磯に向け
巨大なウキは
真っ直ぐに近付いてくる。
 
磯から離れた潮目
 
20m程沖にある潮目
 
そこでウキが消し込み
竿を引かれた。
 
強くアワセを叩き込む。
 
物凄い速さで潜る
 
全力で止めに掛かる。
 
フルドラグ
 
引きずり込まれそうになる。
 
耐える。
 
何とか止めた。
 
叩く
 
タマンを確信
 
浮かせに掛かる。
 
また強く潜る
 
根擦れを感じる。
 
弱気になった。
 
根に張り付かれた。
 
待つ
 
待つ
 
待つ
 
動いた。
 
動かない。
 
待つ
 
手で引きずり出そうとした。
 
動かない。
 
飛んだ。
 
サルカンの上から。
 
ここのタマンはデカイ
 
とにかくデカイ
 
恐怖を感じるほどに。
 
悔しい。
 
まだ潮はある。
 
すぐに仕掛けを作り直し
その潮を狙った。
 
何度も何度も。
 
が、しかし
巨大なウキは
その潮で
沈むことは無かった。
 
気持ちを切り替える為に
ウキで少し遊ぶ
釣りは楽しく。
 
最近の私は
タマンタマンと、
タマンを獲る事だけに
重きを置き、
釣り本来の楽しみや喜び、
そして
遊ぶ事すら忘れていた。
 
東の潮目でウキが走る
本命モンズマ
釣り味は今一つ
食べ味は星三つ
 
潮に入れ込めば
本命モンツキ
この釣りの名脇役
 
名脇役が
入れ食いになる。
本命モンツキ
本命モンツキ
本命モンツキ
本命モンツキ
 
ひたすらに釣れた。
 
磯際10m沖までは
派手な力持ちが仕切る。
本命ヒブダイ
この連発は疲れる。
 
弱い潮を釣れば
本命メガネハギ
本命ヘラヤガラ
本命ヒメジのオジサン
 
沖の速い潮には
本命ダツ
 
これらが
入れ替わり立ち替わり、
私を飽きさせない様にと
楽しませ続けてくれた。
 
楽しみ過ぎて
体力を消耗した。
 
そこに駄目押しで、
またまた強く速く走る魚が
遊びに来てくれた。
本命イトヒキアジ
 
この時点で私には
巨大なタマンと
戦う体力は
残ってはいなかった。
 
それでもこの磯は
とことん遊ばせてくれる。
本命モンツキ
本命モンツキ
 
最後の最後まで連発した。
 
何発も何発も。
 
本日、
遊びに来てくれた
多くの魚達には
心より感謝を致します。
 
魚も食欲の秋
 
私は
食欲が無くなる程に
疲れきった。
 
持ち帰りは
モンズマ48cm~2匹
イトヒキアジ55cm
モンツキは頼まれ分
食欲無くして少しだけ。
 
迎えが来た。
本日もお世話になりました。
 
壮大にして雄大な景色
姫島南
 
ここに来れ
ここの磯に立ち
ここで釣りが出来る
それだけで自分は
なんて幸せ者なんだと
心より思えた。
 
マサバエに立ち
迎えを待つ
息子達二人
幸せを噛み締めて欲しい。
ありがとう沖の島
そして姫島
またすぐに来ます。
 
息子達の釣果も合わせて
最終の持ち帰りは
オオモンハタ52cm
モンズマ48cm~3匹
イトヒキアジ55cm
アカハタ38cm~3匹
モンツキ50cm~4匹
食欲以上に少しだけ。
 
モンツキは
知人からの頼まれ分
美味い食べ方があるらしい。
 
来週は
二日釣りを予定
 
姫島南から三ノ瀬
 
私、三連敗でも幸せです。