食欲の秋
魚の喰いも高まる
この季節
キビナゴの釣り
終盤大詰め
悔い残らぬ様にと
親子三人
晩秋の沖の島へ
豊丸
乗船客は18名
キビナゴ師にルアーマン
磯周りは
「姫島南」
そこは、
一発大物を期待させる海域
カジキも跳ねる
そして狙える
姫島に到着
先ずは、
疑似餌部の方々から
南のハエ、南の磯へと渡礁
船はカメバエの前
船長から呼ばれた。
船「海人君、二人一人と
別れるやろ?」
私「はい」
船「カメバエはまだ
洗っとるから、
息子さんら二人は
マサバエに行こうか」
私「よろしくお願いします」
無事に息子達を
マサバエに降ろし、
その近くの磯にも
数人の釣り師を降ろした。
そして私が呼ばれた。
船「海人君、船長する?」
私「あ、はい、
操船は出来ますけど」
船「いやいや、
千畳にする?」
私「それなら
はい、喜んで!」
と決まった
本日の戦場は
いや、
舞台は

姫島「カベ」の
すぐ隣の磯でもあり、
否が応でも期待は高まる。

船着きであり立ち位置
足場は最高
基本、
底物場の千畳にて

大型タマンを狙い

いざ開始
潮は当て潮
南から突いてくる潮は
立ち位置の真正面
10m沖に潮壁を作り、
そこを起点に
左右へと潮流が別れる。
その別れる潮
右流れに比べ
左流れの潮は速く、
東に向け綺麗に流れている。
その潮の中に
あの潮を見付けた。
第一投
その潮に
巨大なウキを置く。
潮を掴む
50m沖
沖の本流と合流する手前で
鋭くウキ入れ
そしてラインが弾き飛ぶ。
足場を固め
ベールを起こし
強いアワセを叩き込む。
フッと軽くなる。
上から飛んでいた。
海中に沈む
見えない根に触れたようだ。
残念
すぐに仕掛けを作り直す。
が、しかし
潮が変わっていた。
緩んだ。
潮目が磯から離れた。
当たり潮が緩くなっていた。
当然、
左流れの潮も
緩くなり、
角度も変わっていた。
そうなれば
その当たり潮の
マモタエを目掛け遠投する。
40m程沖で潮を掴む。
磯に向け
巨大なウキは
真っ直ぐに近付いてくる。
磯から離れた潮目
20m程沖にある潮目
そこでウキが消し込み
竿を引かれた。
強くアワセを叩き込む。
物凄い速さで潜る
全力で止めに掛かる。
フルドラグ
引きずり込まれそうになる。
耐える。
何とか止めた。
叩く
タマンを確信
浮かせに掛かる。
また強く潜る
根擦れを感じる。
弱気になった。
根に張り付かれた。
待つ
待つ
待つ
動いた。
動かない。
待つ
手で引きずり出そうとした。
動かない。
飛んだ。
サルカンの上から。
ここのタマンはデカイ
とにかくデカイ
恐怖を感じるほどに。
悔しい。
まだ潮はある。
すぐに仕掛けを作り直し
その潮を狙った。
何度も何度も。
が、しかし
巨大なウキは
その潮で
沈むことは無かった。
気持ちを切り替える為に
ウキで少し遊ぶ

釣りは楽しく。
最近の私は
タマンタマンと、
タマンを獲る事だけに
重きを置き、
釣り本来の楽しみや喜び、
そして
遊ぶ事すら忘れていた。
東の潮目でウキが走る
釣り味は今一つ
食べ味は星三つ
潮に入れ込めば
名脇役が
入れ食いになる。

本命モンツキ
モンズマ48cm~3匹
イトヒキアジ55cm
アカハタ38cm~3匹
モンツキ50cm~4匹
食欲以上に少しだけ。
モンツキは
知人からの頼まれ分
美味い食べ方があるらしい。
来週は
二日釣りを予定
姫島南から三ノ瀬
私、三連敗でも幸せです。




















