夢磯 | 激流五鱗書+

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我釣りにおいて後悔をせず

夏魚を求めて

 
沖の島
 
秋魚が賑わう
 
沖の島
 
冬魚もちらほら
 
沖の島
 
いつまでもどこまでも
 
するするスルルー
 
豊丸
本日もお世話になります。
 
乗船客は10名
キビナゴ師、上物師、
底物師、ルアーマン
 
本日の磯周り
「姫島南」
 
夢ある磯周り
 
強い北西風
荒れ狂う海
 
豊丸
我夢者を乗せ
いざ出港
 
出港後すぐに
大きく揺れ始めた。
 
波を被る豊丸
外は見えない。

波高2.5m
 
船酔い知らずな私は
ブログを書いていた。
 
船は強い。
 
波を蹴散らし
フルスロットルで飛ばす。
 
二並島を越えた。
 
まだ走る。
 
島影が見えた。
姫島
 
北西風には強い姫島
 
ウネリこそは無いが、
それでも
吹き下ろしの風や
舞い込む風が
強く吹き付けており、
磯際には波気が見て取れる。
 
先ずは、
底物の方三名が
南の磯と
その近くの磯へと降りた。
 
次に
船長から呼ばれた。
 
船「海人君、どうする?」
 
私「出来れば今回も
     千畳でお願いします!」
 
船「潮は逆だけど大丈夫?」
 
私「はい、大丈夫です!
     逆潮も試してみたいので
 
船「よっしゃ、
     鵜来島の渡船を待って、
     来なければ降りようか」
 
私「かしこまりました!」
 
で決まった
本日の舞台は
先週に引き続き
姫島「千畳」
 
もう一度、
あの強魚と対峙したく
夢あるこの磯で
いざ開始
 
潮は下り潮
 
本流は
東方向70m沖にあり、
南に向け
重く流れている。
 
その重い潮に
引かれて出来る反転流は、
大きく弧を描くように
回り込み、
千畳の右奥
「カベ」に当たり
潮目を作っている。
 
その潮目からあぶれた潮は
跳ねる潮へと変貌し、
千畳右手の岩場の角から
南東方向へと払い出す。
 
その跳ねる潮は
千畳からでは狙い難く、
ウキもギリギリ
届くか届かないかの
微妙な距離にある。
 
目の前は池状態
 
もちろん、
あの潮はない。
 
見付からない。
 
探しようがない。
 
それでも
この状況の中では
角から払い出す
あの潮に頼るしかない。
 
その潮を目掛け遠投する。
 
辛うじてウキが届いた。
 
潮を掴んだ。
 
仕掛けが馴染む。
 
途端にウキが消し込み
ラインが走った。
本命モンズマ
引き味は今一つだが、
食べ味は星三つの高級魚
 
次を狙う
 
が、しかし
 
舞い込む風は強く
気嵐の如く海面を走り、
遠投の邪魔をする。
 
当然、
狙いの潮には入らない。
 
ならば点で釣る。
 
仕掛けを縦に入れ込む。
 
緩いウキ入れ
本命ヒメジのオジサン
本命メガネハギ
 
たまに鋭く入れば
本命サンノジ
 
次男が
風に抗い
東沖で掛けた。
本命モンズマ
初の獲物に喜ぶ。
 
次男も
次を狙うが、
モンズマは続かない。
 
上手いこと出来ている。
 
緩い潮で
鋭いウキ入れ
 
叩きが固く荒い
本命キツ
 
変な引きの
本命ヘラヤガラ
 
仕掛けが入り込めば
本命アカハタ
 
今週も
それら本命達が
飽きる事なく
楽しませてくれる。
 
もちろん、
名脇役も高活性
本命モンツキ
 
続けて
本命モンツキ
 
何度も何度も。
 
名脇役には
心より感謝をする。
 
それでも、
何か強い魚を釣りたい。
 
願えば叶う
 
強く重い魚
 
ウキ入れの
速度こそ違えども、
竿に乗った際の
重量感はすさまじく、
一瞬、
大本命かと
期待をしたが、
強い突っ込みは
一度切りで、
後は重いだけの引き。
本命ヒブダイ
 
沖縄では
「アーガイ」
「イラブチャー」
超人気魚種
 
もちろん、
沖縄が大好きな私は喜ぶ。
 
「やったぜアーガイ」
 
このアーガイも
何度も楽しませてくれた。
 
とにかく
千畳は魚が多い。
 
大本命は釣れないが。
 
夢がある磯
 
来年こそは夏に来たい。
 
持ち帰りは
モンズマ43cm~2匹
アカハタ35cm
夢磯だけに少しだけ。
 
迎えが来た。
本日もお世話になりました。
 
帰りも荒れる海
微かに鵜来島が見える。
次男は爆睡
ありがとう沖の島
 
本日の風速
明日も風爆
 
釣り師爆
 
二日釣り
二日目を取り止め、
帰路に着くことにした。
 
南国PAにて
乾杯
 
いつものではない
メニューでも
いつもの笑顔で癒された。
 
最終の持ち帰りは
モンズマが増えていた。
 
船長に感謝します。
 
来週は土曜日を予定
 
気分次第で二日釣りも。
 
この釣り
 
やり込むほどに楽しくなる。
 
まだまだ終わらない。
 
終われない。
 
私、四連敗でも幸せです。