朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~ -66ページ目

朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

 

「Z世代」

拡散力や右肩上がりの市場を持っている。

物心ついたときから、SNS上で常にコミュニケーションを取っている。

Z世代とは、1990年代後半から2010年ごろまでに生まれた世代のことをいう。

Z世代から上の世代は、価値観や意識、消費行動の基準が大きく異なる。

これからのビジネスにおいて消費の中心となる世代だ。

SNSネイティブといわれるZ世代を入り口にして、全世代に商品やサービスをPRする「エモマーケティング」の考え方を解説している。

 

7P 消費は「5.0」の時代へ

Z世代は商品やサービスの機能的な価値や金額的な部分だけでは、あまり魅力を感じません。

「エモ」がシェアの基準です。

エモとは、「ハッピーな共感」です。

商品やサービスそのものではなく、それらを消費することで小さな幸せを得ることができる。そうしたメッセージへの共感が彼らにとっての「買う理由」になり、多くの人へのシェアする動機となります。

こうしたことから、消費は「5.0」の時代を迎えていると感じます。過去の消費の形に続く「エモ消費」です。

 

・消費1.0 モノ消費(1970~)生活必需品や便利な商品や趣味に合った商品などを消費する。

・消費2.0 コト消費(1990~)イベント、テーマパークなどの楽しい体験を消費する。

・消費3.0 トキ消費(2010~)オリンピック観戦や限定的なポップアップストアでの買い物などその時にしかできない体験に対して消費する。

・消費4.0 イミ消費(2020~)世の中に貢献する、被災地への支援など、SDGSに沿った商品を輸入などで消費する。

・消費5.0 エモ消費(2023~)

 

 <目次>

はじめに

第1章 「エモ」が自分にとっての「買う理由」になる(ヒットの媒介者となる人たち、SNSを通して全世代に拡散する ほか)

第2章 「エモ」が生まれる場所(「エモ」がすべてを解決する、消費者が本当に得たい情報とは何か ほか)

第3章 ハッピーな共感を生み出す「エモシチュエーション」(実在するターゲットからエモを探る、「Z世代」ではなく「人」を理解する ほか)

第4章 小さな幸せを可視化する「エモクリエイティブ」(最も拡散を生みやすい媒体は、「エモ脚本」を作る ほか)

おわりに 

 

 

僕と私と株式会社CEO、一般社団法人Z世代代表、Z世代の企画屋。1997年生まれ、大阪府出身。横浜国立大学教育人間科学部在学中に起業。花屋のコンサルティングやグラフィックデザインを担うほか、花贈りブランド『HANARIDA』をリリース。2020年、大学卒業後に教育コンサルティング会社に就職。同年に「僕と私と株式会社」を設立し、Z世代向けのマーケティング・企画UXを専門に事業を展開する

 

【No1331】エモ消費 世代を超えたヒットの新ルール 今瀧健登 クロスメディア・パブリッシング(2023/06)

60歳は、終わった人でも社会からの引退でもなく、第3期(秋期)の真っ最中!

人生100年時代を生きるための提言書『LIFE SHIFT』(リンダ・グラットン。アンドリュー・スコット、東洋経済新報社、2016)。これにより、教育、勤労、引退という3つのステージの人生モデルが終焉を迎えて、年齢で区切られないマルチステージに、多様な人生に移行し100歳を見据えて生きなければならない心構えが指南された。

ここでの未定年とは、定年を意識し始める50代に注目し、その世代を未定年と名づけたもの。

これまでに、未定年のロールモデルがなかった。これからの50代が先駆者となってロールモデルを作っていかねばならない。

この未定年の生き方を想定して、いち早く実践している人物たちを取り上げていた。

生涯現役で、楽しく生きていければよいのだが。

学びは、ワクワクする心躍る体験に同感。

 

149P 楽しくなければ定年延長ではない

正社員から契約社員に変わる、給与が下がる、まだ体力がある時期を楽しく周囲と仲良く過ごせるよう、未定年の頃からシミュレーションしておくことをお勧めします。楽しく輝ける、まるでご褒美のような日々を享受すべきです。会社から与えられるのではなく、自分で自分にあげるもの。60歳からの自分にご褒美をあげられるためにいま何が必要か未定年に考えてほしいと思います。

 

163P 勉強を辛いものと考えないことで、何かが拓ける

「学び直し」「リカレント教育」

学びとは、本来とてもワクワクする心躍る体験であると思います。昨日までできなかったことが、今日できるようになる、今日できなかったことが、明日できるようになるというように、自分の能力が引き出され、可能性が無限に広がっていく、とても尊い体験です。学びとは、大人になって取り組むほうが、社会での経験と紐づけながら捉えることができるので、より理解が深まり心躍る体験となります。

 

 <目次>

はじめに 

この本の使い方

第1章 「社会人大学院」を生きる未定年 なぜ未定年時代に「社会人大学院」なのか。(ジャンルA「未来を変えたい未定年」、ジャンルB「勉強好き好き未定年」)

第2章 「会社生活」を生きる未定年(ジャンルC「迷える未定年」、ジャンルD「会社と別れた未定年」 ほか)

第3章 キャリアコンサルタントが提案する「未定年」の生き方(筆者が国家資格キャリアコンサルタントを取得した理由。「雇用の確保」と「就業機会の確保」その違いと向き合おう。 ほか)

第4章 セカンドライフ計画の具体的なヒントを得よう(対談01 幸せなセカンドライフをめざして、未定年期に何を学ぶか。(株式会社ユーキャン ウェプマーケティング部 部長 成田敬一さん)対談02 介護・福祉の現場で、企業経験者のスキルが生かせるのはなぜか?(一般社団法人SSCアソシエイツ代表 介護・福祉事業経営コンサルタント 門脇敏弘さん))

おわりに

 

博報堂関西支社CMプランナー、ディレクター、コピーライター、博報堂シニアビジネスフォースディレクター。テレビCM・新聞広告・WEB動画制作で活躍する一方、高齢化社会において「シニアの人生をクリエイティブする」ため、キャリアコンサルタント(国家資格)を取得。広告クリエイターと大学講師、シニア研究、地方創生の「四刀流」で活動中

 

【No1330】未定年図鑑 定年までの生き方コレクション 博報堂シニアビジネスフォース流 三嶋(原)浩子 中央経済社(2023/06)

経営理念 「最小の資本と人で最大の付加価値を上げる」

行動指針 「目標意識、目的意識、問題意識を持って、常に前向きに行動する」

考え方 「誰が言ったかではなく、何を言ったかだ」

 

営業利益率は脅威の55%超、社員の平均年収が2千万円!?

キーエンスは、ゆるブラック企業?

 

リーディングヒッターではなくアベレージヒッターを賞賛する空気、社内での部署を超えた情報共有、顧客が指摘する前に顧客に提案を行う、社内をフラット化にして年次や肩書を意識せず意見を交わせ合い責任を取る体制等々、キーエンスのやり方を真似るのではなく、どうして?なぜ?いかにして?そうなるのかを考えていく。

「キーエンスと同じことをしても、キーエンスにはなれない」

ただ真似るのではなく、もしできるならば、キーエンスの理念や哲学、指針のようなものを自分に置き換えて理解して咀嚼して実践することなのかなと思う。

 

91P 顧客の「欲しい」それでは遅い

キーエンス創業者の滝崎武光氏。

「どういう商品を開発するかを、お客さんから言われて決めているようでは、既に遅いんです。顧客の要望通りのものを作っていても、付加価値は高くならない」

「開発陣は現在の市場の情報を把握したうえで、顧客自身が気づいていないような潜在需要を掘り起こさないとダメです。現在、760人の社員のうち約100人が研究開発に関わっていますが、彼らが他人から依頼された仕事をせず、自分から問題を見つけ、解決方法を探るよう持っていくのが、経営の重要課題だと思っています」

 

あるOBは、「滝崎さんは一人の後継者を育てたというよりも、意思決定を仕組み化した。誰がどのポジションでも同じ最適な意思決定ができる仕組みを整えた」と指摘する。

 

 <目次>

はじめに

プロローグ 語りかける化石たち

第1章 顧客を驚かせる会社

第2章 営業部隊が「先回り」できるわけ

第3章 期待を超え続ける商品部隊

第4章 「理詰め」を貫く社風と規律

第5章 仕組みの裏に「人」あり

第6章 海外と新規で次の成長へ

第7章 「キーエンスイズム」の伝道師たち

おわりに

 

山形県酒田市生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。日経ビジネス記者。電機・IT・通信を中心に取材する。

やりたいことして知りたいことを知って、健康的に長生きをしていきたいと思っています。

なぜ!?高齢者向けの本を読んでいるのか?

80歳は、将来自分がたどり着く場所だからです。

これから行く道を既に歩いてきた方や、既にその状況を知っている人からの意見を知りたいです。行く先を知ることで今から(心の)準備ができるし、もし良いことならば年齢に関係ありません。今からやればよい。これから取り入れることができれば、すぐにやればよいのです。

 

「食べたいものを食べて、したいことをして、前向きに愉快に暮らそう」が「80歳の壁」以来の提案です。

食べ方、眠り方、入浴法、家事、運動などに関する実践的な健康寿命を延ばす80のヒント集です。

 

39P メタボよりも、低カロリー低栄養こそ要注意

最も長生きするのは、BMI25~29.0の「小太り型」。18.5未満の「やせ型」の死亡率は、その2.5倍も高かったのです。日本でも、かつて宮城県で行われた5万人対象の大規模調査の結果、「やせ型の人は、やや太めの人よりも、6から8年も寿命が短い」ことがわかっています。BMIは、体重を身長で二回割った数値で、18.5から25未満が「普通」、25を超えると「メタボ」とされます。

 

131P 感情の老化を防ぐために一日1分、「なんで!?」と考える

感情を伴う問いかけです。人間は感情から老化します。感情を働かせながら、自ら問題を設定して、考えることが脳の衰えを防ぐのです。

 

190P 家族と同居よりも一人暮らしのほうが長生きできる

身体をよく動かすからです。一人暮らしだと、自分で買い物し、ご飯を用意し、そうじ・選択も自分でしなければなりません。免疫力を高める、認知症を予防する、骨粗しょう症を予防する、店頭を予防する、睡眠の質を向上させる。

 

 <目次>

まえがき

第1章 おいしく、多めに食べる(エリザベス女王が、美しく長寿だった秘訣はタンパク質?1日プラス50gの肉を食べましょう ほか)

第2章 薬と医者と数値を疑う(首、手首、足首を保温して免疫力を上げる、おしゃべりやカラオケでのど仏を鍛える ほか)

第3章 脳と心にわがままを許す(週5日、20分歩くと、認知症発症率が40%下がる、週に2回、ルーティンを変えてみる ほか)

第4章 できなくてもサバサバ、できることは続ける(ルンバに頼ってでも、掃除する習慣は続けよう、シニア向けの安全ガスコンロで料理をつくる ほか)

第5章 遊ぶ、外出する、笑う(「家族と同居」よりも「一人暮らし」のほうが長生きできる、高齢になっても「心肺機能」は、さほど衰えない。問題は筋肉です ほか)

 

1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在、ルネクリニック東京院院長。高齢者専門の精神科医として、三十年以上にわたって高齢者医療の現場に携わっている。

長短織り交ぜた13の物語を収録した短篇集。

集めた人生の欠片で思い思いの形に魅せた『うたかたモザイク』

まさにぴったりのタイトルだと思う。

「人魚」恋人が人魚だというリアルなのかファンタジーなのかわからないもの。

二人が熱海へ旅する物語で会話がとてもコミカルで面白かった。

「ごしょうばん」母に殺されて食べられた魂が妖怪となった。戦時中に差し出されるご飯が最高においしいからと戦争を心待ちしていた。

『Sofa&』ソファの独り言の話。擬人的にソファの想いがよく練られてた。

全体的にさーさっと読める。しみじみとうまく物語をつくるなと思った。

 

 <目次>

人魚

Melting Point

Droppin' Drops

永遠のアイ

レモンの目

ごしょうばん

ツーバイツー

Still love me?

BL

玉ねぎちゃん

sofa & …

神さまはそない優しない

透子

 

2007年『雪よ林檎の香のごとく』でデビュー。『イエスかノーか半分か』などの人気シリーズを手がける。『スモールワールズ』で第43回吉川英治文学新人賞を受賞し、2022年本屋大賞第3位となる。『光のとこにいてね』が第168回直木賞候補、2023年本屋大賞にノミネート。『パラソルでパラシュート』『砂嵐に星屑』など著作多数

環境のよいところは競争が激しくなるのは当然である。過酷な環境では耐えられるものしか生き残れないのもわかる。強者とは競争せずに、逆境や環境変化に柔軟に対応し自分だけの居場所を見つけると生きやすくなるものだ。

 

あえて不毛な環境を選択して周りと競争しない、環境の変化に順応できるニッチな植物の生き方から、人生に取り入れるべきヒントがあった。

逆境に適応する姿やルデラル(弱者の戦略)的な生き方・価値観のなかに日本人の雑草魂に共鳴するものがあった。

 

86P「幸運とはチャンスに対して準備ができていることである」アメリカの作家、J・フランク・ドービが残した言葉のとおりである。

チャンスはゆっくりとやってくるわけではない。チャンスは予兆なく劇的に訪れる。ある日突然、草むしりが行われたり、地面が耕される。昨日まで何事もなかったのに、突然、大きな変化が訪れる。それが雑草の発芽のチャンスである。その機をとらえて、行動を起こせるかどうかが勝負の決め手なのだ。

チャンスをとらえれば、あとは迷うことなくスピード勝負だ。

時間をかけて、芽を出すタイミングを慎重に見極めることは大切だが、一度芽を出したら、もう土の中に戻ることはできない。

そうだとすれば、一度行動を起こしたら、あとは迷うことなくスピーディな成長を遂げるしかないのである。

 

 <目次>

プロローグ 荒れ地を生き延びる「ルデラル」

1 ルデラルの法則(戦わずして勝つ、逆境を味方につける、予測不能な環境にチャンスがある ほか)

2 ルデラルの戦略(大きな相手とは小ささで勝負する、チャンスをとらえてスピードで勝負する、多様なタネでチャンスを広げる ほか)

3 ルデラルな生き方と日本人(雑草を愛する国、愛さない国、雑草の強さを知る民族)

あとがき

新書版のためのあとがき

 

1968年静岡市生まれ。岡山大学大学院修了。専門は雑草生態学。農学博士。自称、みちくさ研究家。農林水産省、静岡県農林技術研究所などを経て、静岡大学大学院教授。著書に「徳川家の家紋はなぜ三つ葉葵なのか」など。

激動と混迷の現代を生き抜き乗り越えていくためにどうしていけばよいのか。それぞれの専門の立場でトップを走る有識者たちと佐藤優氏の対談集だった。

課題や問題意識を抱きつつ日本が進むべき大きな方向性を示してくれていたと思う。

 

これからの時代は読み書きの読解力と表現する力が更に必要。

太平洋側に巨大地震が起きる前、被害を減ずるための大型公共投資を行うべき。

男性は50歳でも結婚して中流意識を持って生きていく。

倫理なき資本主義の社会は人類が長くもたない。

人口減少を織り込んで戦略的に縮む重要性あり。

成績偏重ではなく尖った部分が評価される社会の構築を。

「不条理」、人間は合理的に行動して失敗するものだ。

皇族は公務を増やし国民との接点を作り皇室と国民の距離を縮める。

情報開示を行い正しい情報を適宜適切にきちんと公開し国民が正しい判断や意思決定をする。

寺院は形式的な檀家制度や法要よりも仏教の文化的な側面の方が中心となっていく。

国民皆保険制度や国家財政の破綻までの時間稼ぎして破滅を先延ばしする。

これからの日本は成長ではなく成熟を目指すべき。

 

など、さらに悪化していかないように自分事として受け入れるべき大切な忠言が多くあった。一つでも選択して活用に向けて行動に移していかねばならないものだと思う。

 

 <目次>

はじめに 

数学・人工知能 新井紀子―DXで仕事がなくなる時代をいかに生き抜くか

土木工学・社会工学・思想 藤井聡―巨大地震とデフレが日本を滅ぼす前に

マーケティング 三浦展―男性は結婚できると中流意識が持てる

経済学 中谷巌―資本主義にいかに倫理を導入するか

人口学 河合雅司―人口減少が進む日本で「戦略的に縮む」方法

教育学 柳沢幸雄―毎年1000人海外へ「現代の遣唐使」を作れ

経済学 岩村充―変容する資本主義と経済成長時代の終焉

経営学 菊澤研宗―人間は「合理的」に行動して失敗する

皇室論 君塚直隆―現代の君主制には国民の支持が不可欠である

会計学 八田進二―「禊」のツールとなった「第三者委員会」再考

仏教学 戸松義晴―仏教は「家の宗教」から「個の宗教」へ向かう

イノベーション論 清水洋―「野生化」するイノベーションにどう向き合えばいいか

医学 國頭英夫―財政破綻を目前に、医療をいかに持続可能にするか

小説・評論・文学 五木寛之―「老大国」日本が目指すは「成長」でなく「成熟」

おわりに 

 

1960(昭和35)年東京都生まれ。作家。同志社大学大学院修了。85年外務省入省。在英日本国大使館、ロシア連邦日本国大使館などを経て、外務本省国際情報局分析第一課に勤務。著書に「国家の罠」「自壊する帝国」など。

読書(古典)は、偉人たちとの会話である。

まるで著者の魂と共鳴しているかのように。

西郷隆盛の遺訓や坂本龍馬からの手紙を読んでいるときに、同様な体験をしたことがあった。書物の中に入り込んでしまった。

まるで偉人がぼくのそばにいてくれて、ぼくにだけに熱く語ってくれているように感じた。書物の中に描かれている世界や書物を通して窺い知る世界を魂で感じ取っていたのだった。

 

74P 交霊術としての読書

わたしは、読書という行為は死者と会話をすること、すなわち交霊術だと考えている。というのは、著者は生きている人間だけとは限らない。むしろ古典の著者は基本的に亡くなっている。つまり、死者である。死者が書いた本を読むという行為は、じつは使者と会話しているのと同じことである。読書とはきわめてスピリチュアルな行為なのである。

 

 <目次>

第1章 葬儀に迷う日本人

第2章 コロナ禍が供養の姿を変えた

第3章 「供養の心」を季節に重ねる

第4章 忘れてはいけない供養の日

第5章 死とグリーフ

第6章 「供養心」の源泉

第7章 あなたのことを忘れない

 

 

1963年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。作家。九州国際大学客員教授。(株)サンレー代表取締役社長。全国冠婚葬祭互助会連盟元会長

著書に「人生の修め方」「人生の四季を愛でる」「心ゆたかな社会」など。

 

【No1324】供養には意味がある 日本人が失いつつある大切なもの 一条真也 産経新聞出版(2023/04)

ケント・ギルバートさんは、かつて大橋巨泉さんが司会されていた番組に出演されていた。そのときのネギルバートさんといわれていた回答者のイメージがいまも強く残っている。

台湾有事が日本有事に繋がってくることや尖閣諸島有事の場合もあり。北海道が虎視眈々と狙われている。第三次世界大戦が日本近海で起こる、地政学的には沖縄や台湾は重要な地、スパイ防止がないので日本ではスパイ活動が取り締まれない、北海道や沖縄の島の土地が外国に買い漁られている、他国の侵略に断固闘う国民の強い意志が最大の抑止力となるなど、読んでいていまだに驚きの連続だった。

ならず者国家によって、日本があのウクライナのように蹂躙される可能性があるという。

日本がほんとうに侵攻されないようにするために、日本国民はどのように行動しなければならないのか。

それぞれが想定しながら考えておかないと、実際の有事の際には何もできずに日本という国が消失してしまう可能性があろうかと想った。

 

 <目次>

プロローグ どうする日本!?ミサイルが東京に降り注ぐ日

第1章 地政学上、日本ほど危うい国はない(ウクライナ戦争の終結はどうなる?第三次世界大戦は日本近海で起きる ほか)

第2章 台湾有事は明日にでも起こる(台湾併合で歴史に名を残したい習近平、中国国内に高まる「台湾統一」の気運 ほか)

第3章 日米同盟と憲法改正が日本を守る(日本国民は日米安保に拒否感はない!アメリカ人は日米同盟をどう捉えているのか? ほか)

第4章 ならず者国家の戦争に巻き込まれるな(有事での中国への経済制裁は可能なのか?、ロシアへの経済制裁は有効だったのか ほか)

エピローグ 安倍元首相の「遺産」を引き継ごう

 

 

1952年、アメリカ合衆国アイダホ州に生まれる。カリフォルニア州弁護士、経営学修士(MBA)、法務博士(ジュリスドクター)。1970年、ブリガムヤング大学に入学。1971年に宣教師として初来日。その後、国際法務事務所に就職し、企業への法律コンサルタントとして再来日。弁護士業と並行してテレビに出演。2015年、アパ日本再興財団による『第8回「真の近現代史観」懸賞論文』の最優秀藤誠志賞を受賞

 

【No1323】日本が消失する 国民の9割が気づいていない、一瞬で壊れる平和 ケント・ギルバート 幻冬舎(2023/04)

マイクロソフトのBing AIを使用して健康の秘訣を聞いてみた。

AならばBであるような返答ではなく、「食事管理をしましょう。継続可能な運動をしましょう。医師のチェックを受けましょう。睡眠も大切です」などのわかりやすい例示があり人が答えるような味がある回答だったと思う。

 

人間のように話すことができる対話型AI「ChatGPT」。

これは、チャット形式の画面に質問を入力すると、人のような答えを返してくれる。連続した会話がスムーズに行える、生成される文章のクオリティの高さが特徴的だった。

 

この本が会話形式だったので初心者には読みやすく、現時点でのChatGPTを大まかに知るためによい本だ。

 

気になった箇所を取り上げてみた。

・人間に話す場合と同じように自分の思っていることを伝えてみると、人とのコミュニケーションにかなり近いものがある。

・回答は、ネットから学習した膨大なデータの中から確率に基づいて作成された文章に過ぎない。

・回答は、正しいとは限らない、不正確な情報を生成する可能性がある。ネット上のデータを学習して、それをもとに回答している。

・2022年初頭までにWeb上に存在した情報をもとに学習している。

・人間が一生かけて経験するくらいの会話はすでに学習している。

 

文章作成AIが役立つための用途想定事例として。

Web記事の作成、キャッチコピーや企画を考えるとき、顧客対応やカスタマーサービスサポート、プログラミングの記載、小説や詩、短歌、標語、俳句などの創作活動など。

 

AIとの共存するために必要なことは、AIが得意なことはAIに任せることだが、感情を伴って物事を伝えたり、自分の思いを届けることはAIにはできない。

 

利用や使用にあたり、ある一定のルールがあるならそれに倣って使っていくべきだろう。

対話型AIと共生する未来、そしてこれを使って生活や仕事がより便利になる社会が希望だ。

AIが作ったものを取捨選択する責任は人間側にある。

物事を最終的に破断するのは、いつの日においても人間だ。

 

映画「ターミネーター」のような軍用の戦略防衛コンピュータシステム、スカイネットがあるとして、この最終判断までを人が放棄してしまいコンピュータに依存し制御できなくなってしまう未来があった。

これはちょっと飛躍しすぎるけれども、人とAIとが争うようなことになる酷い未来はごめん被りたい。

 

「人工知能は、人間が作り出したものであり、人間が管理しているものです。そのため、人工知能が作り出したものを取捨選択する責任は人間側にあると言えます。また、人工知能はあくまでツールであり、最終的な判断は人間が行うべきです。ご心配されているような未来が訪れることはないよう、私たちは常に人工知能の利用について考え、適切に管理していく必要があると思います。」

ここであえて質問してみたら、マイクロソフトのBing AIからこのような回答があり。

 

 <目次>

はじめに

プロローグ

1 ブレイクスルーを起こした対話型AI(今大注目の対話型AI「ChatGPT」とは?なぜ今「会話で文章を作るAI」が注目されているの? ほか)

2 ChatGPTと会話してみよう(使いながせChatGPTを理解する、ChatGPTを使い始めるには? ほか)

3 対話型AIはどんな技術で成り立っている?(AIを使いこなすために技術的な背景を理解する、AIはどうやって「人間の言葉」を理解しているの? ほか)

4 ビジネス活用の事例とポテンシャル(多種多様な分野で活用できるChatGPT、文章生成AIは、ビジネスのどんな用途で役立つの? ほか)

5 Generative AIとの付き合い方(Generative AIと共存する、不正確な生成結果とどう向き合えばいい? ほか)

 

古川渉一 鹿児島生まれ。東京大学工学部卒業。株式会社デジタルレシピ取締役CTO。AIライティングアシスタント「Catchy」の事業責任者。

 

【No1322】ChatGPTI 対話型AIが生み出す未来 先読みIT×ビジネス講座 古川渉一 酒井麻里子  インプレス(2023/04)