朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~ -4ページ目

朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

必要な情報を自分にとって有益なものとして取り入れ、生き抜くためのスキルへと変えていくことが、今後の人生を切り拓く鍵となります。

さらに本書は、世界の常識は日本では非常識であり、日本の常識は世界では非常識であることを教えてくれました。

 

日本車は、多くの外交官以上に、国際社会で圧倒的な信頼を築いてきた存在です。

42ページより 日本人が知らない「世界の隠れ親日国たち」

南米のボリビアやパラグアイでは、日本への親近感が強く、独特の「日本びいき」の空気が漂っています。これは、かつて多くの日本人が移民として海を渡った歴史に由来します。

私の身内が日本の自動車メーカーに勤めていますが、海外から寄せられる不具合報告を地道に分析し、必要があれば現地で修理を手配するそうです。こうした誠実な対応こそが、世界の信頼を確かなものにしています。

他国メーカーでは報告がうやむやになったり、現地スタッフとの連携不足からトラブルになることも珍しくありません。その点、日本の「丁寧さ」は製品そのものに染み込んでいます。車が生活の足であり、命に直結する地域では、壊れにくく真面目な日本車が圧倒的に選ばれるのです。

こうした背景から「日本車=命を守る存在」という印象が根付き、国全体への好感度が高まっていきます。

 

60ページより 日本は世界一治安が良いことを自覚すべし

日常の安全は、もっと感謝すべきものです。日本の治安は「奇跡レベル」と言われます。例えば、女性が夜遅く街を一人歩きできる国は、日本以外ではほとんどありません。

日本では住居を借りる際、「このエリアは危ないから避けよう」といった治安の心配をあまりする必要がありません。しかし他国では違います。家賃の安さは命のリスクと直結し、安全を確保するにはそれなりの家賃を払わなければならないのです。

 

68ページより アメリカ人がフレンドリーな本当の理由

アメリカ人のフレンドリーさは、実は社交辞令です。

開拓地として多様な人々が流入し、ネイティブアメリカンを追い払い、貧困層や犯罪者、宗教的過激派、海賊まがいの人々が入り乱れる社会が形成されました。信用できない人間ばかりの環境だからこそ、「私は怪しくない」と示すために、笑顔で雑談を交わすフレンドリーさがサバイバルスキルとなったのです。

 

69ページより ヨーロッパの家がすっきりしているのはマウンティング文化のせい!?

ヨーロッパでは、家をきれいに保つことが「私はお金もセンスもある」というマウンティングの手段になります。

イベントは社交の名目ですが、実際には「オシャレな家でしょ」「家具は全部ブランド物」「私は上流階級」と見せびらかす場です。

住まいに対する評価は日本より厳しく、リビングだけでなく寝室や上階まで見られるのが当たり前。そのため家の中は常に片付いていなければならないのです。

 

130ページより マスクをしていると「ヤバい人」

英語圏では、マスクは弱者や病気の象徴であり、不気味と捉えられることもあります。

会話の際、人々は相手の口元を見て言葉を理解するだけでなく、感情や心を読み取ります。日本のように「目を見て判断する」文化とは大きく異なるのです。

 

 

目次

はじめに

第1章 日本人はなぜ世界のニュースを知らないのか

第2章 世界の「常識」を日本人は何も知らない

第3章 世界の「表と裏」を日本人は何も知らない

第4章 世界の「国民性」を日本人は何も知らない

第5章 世界の「マスク騒動」を日本人は何も知らない

第6章 世界の「オリンピック熱」を日本人は何も知らない

第7章 日本人は「ロシア」のことを何も知らない

第8章 世界の「イスラエル・ハマス戦争」を日本人は何も知らない

第9章 世界の「あるもの/ないもの」を日本人は何も知らない

第10章 世界の「日本の人気」を日本人は何も知らない

第11章 世界の「エンタメ事情」を日本人は何も知らない

第12章 世界の重大ニュースを知る方法

おわりに すべては日本人のこれからのために

 

著者略歴

谷本真由美さん

著述家。元国連職員。1975年神奈川県生まれ。シラキュース大学大学院にて国際関係論および情報管理学修士を取得。ITベンチャー、コンサルティングファーム、国連専門機関、外資系金融会社を経て、現在はロンドン在住。日本、イギリス、アメリカ、イタリアなど世界各国での就労経験を持つ。X上では「May_Roma(めいろま)」として鋭い発信で好評を博している。

 

【No1952】世界のニュースを日本人は何も知らないBEST版 谷本真由美 ワニブックス(2025/06)

少子超高齢社会の進展やインフラ・ハコモノの老朽化など、地方自治体を取り巻く環境は年々厳しさを増しています。こうした状況の中で立ち止まり、現状の把握やこれまでの取り組みを振り返ることの重要性を改めて感じました。本書には、DX、働き方改革、産官学連携など今後の地方公務員の将来像に向けた提言も盛り込まれています。

 

職務内容や組織形態、主要業務といった基礎的な知識から、法制度、財政、人材育成といった発展的なテーマまで、実務に応用できる事例を含めて綿密に網羅されています。

 

手元に置いていつでも参照できる“教科書”であり、地方公務員の仕事をより深く理解し、実践に役立てるための“虎の巻”のような一冊でした。

 

地方公務員への就職・転職を考えている方はもちろん、現役の地方公務員やNPO法人で行政と関わる方にもお勧めできる内容です。

 

〈目次〉

1 地方公務員の最新動向

2 地方公務員の職務と仕組み

3 県庁の組織形態と主要業務

4 市区町村の組織形態と主要業務

5 地方公務員に関わる法制度

6 地方自治体の財政

7 県庁・市区町村への就職法とキャリアパス

8 地方公務員の人材育成

9 開かれた行政を目指す近年の取り組み

10 地方公務員の将来像

おわりに/索引

執筆者紹介(一般社団法人 公務員研修協会 認定講師・富山県職員キャリア開発支援センター所長 荻布 彦さん ほか)

 

 

【No1956】地方公務員の仕事と制度がこれ1冊でしっかりわかる教科書(図解即戦力) 公務員研修協会 技術評論社(2025/12)

表紙の女性の赤いヒールに、まずは目が奪われた。

真波莉子は、元厚生省のキャリア官僚にして総理の隠し子。

人呼んで“ミス・パーフェクト”。

「その問題、私が解決いたします」――。

才色兼備、そして驚くほどフットワークが軽い。行動力は桁外れで、総理をはじめ各方面から問題解決を求められる存在だ。

テンポの良さと痛快さに惹かれ、気づけば一気に読み終えてしまった。

 

限界集落の活性化、キャバクラの売上回復、給食センターの異物混入、女子バレーボール部の改革、厚生省元官僚によるインサイダー取引疑惑――。

莉子は次々と難題に立ち向かい、鮮やかに解決していく。

彼女の迅速な行動、軽快なフットワーク、的確な決断力はまさにパーフェクト。

それでいて現場の声を尊重し、自ら潜入して瞬発力と大胆な発想を発揮する。

困っている人々へのさりげない支援も嫌味がなく、読んでいて胸がすく思いがした。

 

目次

第一問 限界集落である某村を活性化させなさい

第二問 某市の給食センターの異物混入問題を解決し、ついでに客離れに悩む某キャバクラの売り上げを回復させなさい

第三問 ハラスメントだらけの某女子バレーボールチームを改革しなさい

第四問 厚生省の元キャリア官僚によるインサイダー取引疑惑の真相を解明し、地に堕ちた厚労省の評判を回復させなさい

全問正解なるか!?

 

著者等紹介

横関大さん

1975年静岡県生まれ。武蔵大学人文学部卒業。

2010年『再会』で第五六回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー

 

クレジットカードの不正利用や、業務用ソフトウェアの脆弱性を突いたランサムウェア被害など、サイバー犯罪は年々悪質化し、もはや「他人事」ではありません。

本書では、サイバー犯罪から身を守るために必要な 基本的なセキュリティ知識 をはじめ、

• データ暗号化とアクセス管理の重要性

• ウイルス対策ソフトの種類と選び方

• パスワードの管理術と漏洩対策

• スマホやタブレットの安全対策

などをわかりやすく解説しています。

セキュリティ対策の基礎を理解し、正しい知識と備えを身につけることが、サイバー空間で自分を守る第一歩となるはずです。

 

目次

はじめに 

第1章 襲い来るサイバー攻撃から自分を守る

第2章 ウイルス対策ソフトの選び方

第3章 データ保護の必要性と対策ポイント

第4章 安全なパスワード管理術

第5章 パスワード解析ソフト

第6章 スマホとタブレットのセキュリティ

第7章 リモートアクセスのセキュリティ

第8章 最凶のスパイツールとなった「ターゲティング広告」

第9章 「無料VPN」に潜む罠

第10章 脆弱性が蘇る「Windows Downdate」

第11章 悪意ある人物に乗っ取られバックドアを混入された「XZ Utils」

第12章 新たな自動車ハッキング

第13章 テイクダウンから“復活”したランサムウェア「LockBit」

第14章 現実の脅威となりつつある「AI」の「脱獄」

第15章 クレジットカードの不正利用を防げるか?

索引

 

【No1950】知っておきたいネットの危険性!サイバー犯罪から身を守る本 セキュリティの基礎知識、パスワードの管理術、スマホの安全対策… 進化するネット犯罪への防犯対策  I O編集部 I/O BOOKS 工学社(2025/06)

相続は「いつか必ず」やってくる問題

少子高齢社会のなかで、避けて通れないのが相続です。

大切なのは「争族」にしないこと。兄弟姉妹や親族の間で骨肉の争いなど、誰も望んでいません。

もめやすいのは「資産が少ない家庭」

意外にも、相続で一番もめるのは資産家ではなく、主な資産が不動産で純資産が少ない家庭でした。

• 遺産総額1,000万円以下 → 35%が争族に

• 1,000万円超~5,000万円以下 → 42%が争族に

• 遺産総額5,000万円以下の家庭 → 全体の78%が争族に

「お金持ちほどもめる」というのは誤解。家と預貯金が少しだけ、という一般家庭こそ対策不足で争いが起きやすいのです。逆に資産家は事前準備をしているため、もめにくい傾向があります。

 

今からできる準備として

生前贈与、後見制度、公正証書、遺言書などの制度を理解し、家族で話し合う機会を持つことが大切です。

「その時になって考える」のでは遅く、いまから将来の資産の行き先を想定しておく必要があると強く感じました。

 

目次

序章 コレがよくある不動産相続トラブルだ

はじめに もめないために今からやっておきたいこと

第1章 あなたも他人事ではない!実家相続の恐ろしい現実

第2章 損しないために知っておきたい相続の基本知識

第3章 いざという時に困らない!実家売却完全ガイド

第4章 こんな方法があった!実家の意外な有効活用法

第5章 売れない空き家も大丈夫!解決法と活用術

第6章 いまさら聞けない?エンディングノートの意味

第7章 「もう手遅れ」にならない!今すぐできる相続対策

おわりに

 

著者紹介

高橋大樹さん

 宅地建物取引士/一級建築士

 不動産相続アーキテクツ株式会社 代表取締役

 1980年生まれ、神奈川県相模原市出身

 法政大学工学部建築学科卒業

住宅建築会社勤務を経て2008年に不動産相続対策の専門会社へ。建築と不動産の知識を活かし、売買仲介や土地建物の有効活用、底地・借地の権利調整など幅広く手がける。2019年に独立し、相続に特化した会社を設立。税理士・司法書士・弁護士など専門家と連携しながら、不動産相続の全般に関わるコンサルティングを行っている。

 

 

【No1949】あなたの実家、どうする? 知識ゼロでも絶対後悔しない!損しない!不動産相続の新・ルール 高橋大樹 WAVE出版(2025/10)

表情のあたたかさが大事

相手が笑顔で接してくれると、こちらから話しかけやすく、自然と好印象を抱きます。

逆に、自分から先に笑顔を向けて話しかけると、相手も柔らかな表情になり、会話が弾むことに気づきました。今まさにその効果を実感しており、いつか意識せずとも自然にできるようになりたいと考えています。

本書の中から「好かれる人になるためにできること」の一つとして、シンプルで効果的な方法を取り上げます。

 

135ページより「笑顔で表情を柔らかく見せる」

人に最初に伝わるのは「言葉」ではなく「表情」です。

笑顔を浮かべるだけで「感じがいいな」「話してみたい」と思ってもらえることが増えます。

笑顔は、言葉を超えて安心感と好印象を届ける「非言語のメッセージ」です。

• 安心感を与える:脳が「この人は安全だ」と判断し、心を開きやすくなる

• 好印象を残す:第一印象がよく、親しみやすさや信頼感につながる

• 自分の気持ちが前向きになる:セロトニンやエンドルフィンなどの幸せホルモンが分泌され、自然と気分が明るくなる

笑顔は、相手にも自分にもポジティブな影響をもたらす、最強のコミュニケーションツールです。

 

140ページより「笑顔が未来にもたらすもの」

• 人間関係がスムーズになる

• 自然と人が集まってくる

• 信頼される人になる

• 心に余裕が生まれる

• 自分自身を好きになれる

特別な話し方のテクニックがなくても、笑顔ひとつで人とのつながりは深まります。

 

目次

はじめに ポリデントのCMから学ぶ大事な教え

第1章 嫌われる人が知らぬ間にやってしまっていること

第2章 嫌われる人が好かれる人になるための心構え

第3章 好かれる話し方になる!自分と相手を知る方法

第4章 好かれる人になることで広がる未来

第5章 好かれる人になるために今日からできること

第6章 未来を変えた6人の人生(事例)

おわりに 穴が開いている限り人生は完成しない

 

著者紹介

木村孝司さん

メモリーマネジメント開発者/米国NLP協会認定NLPトレーナー。株式会社アイエヌエー/NLPiこころのABC研究所代表。

1967年滋賀県生まれ。株式会社キーエンスで営業職を経て31歳で独立。事業の失敗や家庭不和、子どもとの断絶など「暗黒の10年」を経験。その渦中でNLP(神経言語プログラミング)と出会い、話し方やコミュニケーションの課題を解決するも、親子関係だけは改善できなかった。そこで脳科学・心理学・コーチング・賢者の思考法を学び融合し、親子関係の改善に成功。

この経験を体系化した独自メソッド「メモリーマネジメント」は多くの受講者に成果をもたらしている。

現在は企業のリーダー、スポーツ選手、医療従事者など幅広い人々を支援し、「愛される成功者」の育成を使命として活動中。

 

 

【No1948】あなたは話せば話すほど、嫌われる人?好かれる人? 木村孝司 ぱる出版(2025/07)

健康な体と心は、日々の食によって育まれます。

必要な栄養素が不足すると、慢性的な低栄養状態を招き、体の機能に影響を及ぼします。

本書は、

「少食でも、もう悩まなくていい。無理せず少ない量でしっかり栄養をとる新しい食べ方の提案書」

として、知恵やレシピ、実例を交えながら、少食でも栄養をきちんと摂る方法を紹介しています。

食べられる量が限られていても、効率よく、そして心から美味しいと感じながら、タンパク質・ビタミン・ミネラルなど体に必要な栄養を摂ることが大切だと教えてくれる一冊です。

 

印象に残った部分

「空腹状態は、体の内側から整えてくれる、ひそかな恩恵である」と感じました。

52ページ

細胞が生き返る!空腹時間が体にくれるプレゼント

―オートファジーと呼ばれる細胞の修復メカニズムについて

オートファジーは、少しお腹がすいた程度の空腹時に活発化するとされ、食後12~16時間ほど経つと細胞内で静かに修復モードが働き始めます。

細胞の自浄作用によるメリット

• 細胞の若返り:老化した細胞成分を一掃し、新しい細胞の再生を促進

• 免疫力の維持:細胞環境を清潔に保ち、ウイルスや炎症への対応力を向上

• 生活習慣病の予防:糖尿病やアルツハイマーの予防・改善に寄与する可能性

• 体内デトックス:老廃物や細胞のごみを処理し、体をすっきり整える

 

目次

はじめに

第1章 たくさん食べられなくても栄養がとれる 少食さんのための7つの黄金法則

第2章 少食だからこそ「栄養を逃さない!」ラクで賢い関口流調理術

第3章 少量なのに高密度栄養!少食さんのための2品献立という提案

第4章 体を内から元気にする微量栄養素の正しいとり方

第5章 衰え続ける腸の吸収力をよみがえらせる食事術

第6章 食が細くなったときのひと工夫

第7章 少食さんのための「量より習慣」の小さな工夫

おわりに

参考文献

 

著者紹介

関口絢子さん

料理研究家・管理栄養士。東京都生まれ。川村学園短期大学食物学科卒業。

「食とアンチエイジング」の関係が注目されていなかった20年以上前から、インナービューティースペシャリストとして情報を発信。テレビや雑誌などで健康・美容・ダイエットに関するレシピや栄養情報を提供。

2020年に開設したYouTubeチャンネル「管理栄養士:関口絢子のウェルネスキッチン」は登録者60万人を超える人気チャンネル。米国栄養カウンセラー、ヘルスケアプランナー、日本抗加齢医学会認定抗加齢指導士。

 

澤登雅一さん

1967年東京都生まれ。1992年東京慈恵会医科大学卒業、医学博士。東海大学血液腫瘍内科客員講師。血液内科医として白血病やリンパ腫など血液がんの臨床に従事。

2005年より三番町ごきげんクリニック院長。病気を診る立場から「病気にならないこと」の重要性を痛感し、内面からのアンチエイジング医療を実践。ライフワークとしてがん治療にも力を注ぐ。アンチエイジング診療のパイオニアとして講演活動や著書多数。日本内科学会総合内科専門医、日本抗加齢医学会評議員・専門医。

 

【No1947】食が細くなってきたら!少食でもちゃんと栄養がとれる食べ方 関口絢子 アスコム(2025/10)

 

毎日体を清潔に保つために、シャワーではなく「湯船に浸かること」にどんな意味があるのか、漠然とした実感はありましたが、体系的に理解したことはありませんでした。本書を通じて、入浴の健康効果を改めて知ることができました。

 

入浴の主な作用

• 温熱作用:深部体温が上がり、冷えの改善や関節痛の緩和につながる

• 静水圧作用:むくみが解消し、血行が促進される

• 浮力作用:関節への負担が減り、心身がリラックスする

• 清浄作用:皮膚を清潔に保ち、感染症や肌トラブルを防ぐ

• 蒸気・香り作用:鼻や喉のバリア機能を高め、細菌やウイルスに対抗する

• 抵抗性作用:軽い筋トレ効果を得られる

• 開放・密室作用:非日常の空間で心をリセットできる

 

究極の入浴法

著者が推奨する「究極の入浴法」は、週3回以上、40℃のお湯に10分間浸かること。

この方法で深部体温が約1℃上昇し、次のような効果が期待できるとされています。

• 血管拡張による血流改善 → 血圧の安定

• 免疫細胞の活性化 → 病気に強い体づくり

• 細胞の新陳代謝促進 → 肌トラブル改善

• 副交感神経の優位化 → イライラの解消

• 睡眠の質向上 → 熟睡できる

• 低体温の改善 → 体調の安定

「たった1℃、されど1℃」。この効果を信じて継続することが大切だと感じました。

 

安全への注意

大切な助言として、一人で入浴中に体調の異変を感じたら、まず湯船の栓を抜くこと。湯中での事故を防ぐための具体的な行動として心に留めておきたいと思います。

 

 

目次(抜粋)

はじめに:健康のためにお金を使うより、自宅のお風呂で「この温度」「この時間」

第1章 入浴、それは世界一簡単な健康法

第2章 医師が見つけた「究極の入浴法」

第3章 季節別・不調別 入浴法

第4章 命を縮める危険な入浴習慣

第5章 温泉と銭湯で健康になる

巻末テスト:これであなたも入浴のプロ

 

著者紹介

早坂信哉氏:温泉療法専門医、博士(医学)、東京都市大学教授。1968年宮城県生まれ。自治医科大学医学部卒業後、地域医療に従事。2002年に大学院修了後、浜松医科大学准教授、大東文化大学教授を経て現職。これまでに7万人以上の入浴習慣を医学的に調査してきた“入浴のスペシャリスト”。日本健康開発財団温泉医科学研究所所長、日本銭湯文化協会理事などを務める。

魅力あふれる自然には、同時に多くの危険も潜んでいます。

例えば、毒のある球根を誤って食べないよう、家庭菜園と花壇は必ず場所を分けて育てること。これは「あり得る危険」として強く記憶に刻みました。

海では、高波や津波にさらわれる危険があります。足がつる、滑って転ぶ、満ち潮で岸に戻れなくなるなど、思わぬ事故につながる場面も少なくありません。

危険な場所や毒を持つ生物・植物、土砂災害の恐れがある場面には近づかないことが基本です。

そして「何が危険なのか」を一般的に知っておくことが、事故の可能性を減らす第一歩となります。これこそが、楽しく遊ぶための“転ばぬ先の杖”です。

 

本書は、山・川・海などアウトドアに潜む危険を豊富な図版とともに「最低限の知識」として解説しています。危険な場面に遭遇したときは、冷静さを失わないことが肝心です。

危険を避けるためには、事前に「起こり得る危険」を知り、想定しておくことが大切です。自然は魅力に満ちていますが、同時に危険も多い。その理解が、楽しい思い出を安全に刻むための鍵となります。

 

さまざまなアウトドアフィールドに潜む危険を知ることは、自分の危機察知能力を磨き、さらに研ぎ澄ますための有効な方法だと感じました。

 

目次(抜粋)

はじめに

この本の使い方

場面別危険インデックス

足がつる

一酸化炭素中毒

溺れる

火山ガス

火事になる

カセットボンベ爆発

風に阻まれる

滑落

カヤックの事故

危険な生物

寄生虫

靴の選択ミス・破損

クラックに落ちる

車のスタック

高山病

直火のたき火事故

食中毒

雪庇を踏み抜く ほか

おわりに

さくいん

著者紹介

 

大蔵喜福さん

1951年、長野県飯田市生まれ。

1979年、世界初のヒマラヤ三山縦走(ダウラギリ2~3~5峰)を達成。

1986年、厳冬期チョモランマ北壁に挑み、最高到達点記録8450mを樹立。

1990年から30年間、アラスカ大学デナリ(マッキンリー)気象観測プロジェクトに従事し、27回登頂。

カヌー冒険では、1978年瀬戸内海初横断、1981年黒部上廊下初下降、1987年朝鮮海峡横断などを達成。

著書『デナリ風の研究』で第3回秩父宮山岳賞を受賞。

 

 

【No1945】アウトドアの危険事典 キャンプ 登山・山歩き 川・海のレジャー 大蔵喜福監修 成美堂出版(2025/10)

山奥で発見された遺体は、顔が潰され、手首が切断され、歯が抜かれ、髪も切られていた――まるでホラーのような衝撃的な幕開けである。

崖下に遺棄された身元不明者の発見から事件は始まる。

死体の正体は誰なのか。

犯人は何者なのか。

その答えに至るまで、数々の要素が絡み合い、地道な捜査が積み重ねられていく。地方新聞に掲載された声掛け事案への警察対応を批判する投書、失踪した父を探す少年等々――こうした断片が少しずつ集まり、終盤で驚くべき真実へと収斂していく。畳み掛ける展開は圧巻であり、伏線と思われた細部が見事に組み合わさる瞬間には驚きと興奮を覚えた。

 

目次

六月二十九日 顔のない死体

六月三十日 小さな来訪者

七月一日 欠けていく月

七月二日 もつれた過去

七月三日 リストの名前

七月四日 死んでいた男

七月五日 破られた約束

七月六日 あるはずの光

 

著者略歴

櫻田智也さん

1977年北海道生まれ。埼玉大学大学院修士課程修了。2013年「サーチライトと誘蛾灯」で第10回ミステリーズ!新人賞を受賞。17年、同作を表題作とした連作短編集でデビュー。18年、収録作「火事と標本」が第71回日本推理作家協会賞候補。21年、『蝉かえる』で第74回日本推理作家協会賞および第21回本格ミステリ大賞を受賞。