[simju]の詩集 -10ページ目

[simju]の詩集

紡ぐ言の葉の箱

隠遁という名の逃避から
初出2005年10月14日19:52
Lylics:詩麻

 その隠者はまっすぐあるけないんだ

 キミのもとへ目指すけど

 まっすぐ まっすぐ 目指すけど

 まっすぐあるけないんだ

 だから掴まるモノを探して 手探りで

 キミのもとへ目指すけど

 キミを見ていたのにふらついたから

 見失うこともあるかもしれないんだ

 だからたどり着けないかもしれないんだ

 隠者はそれでも歩くんだ

 たどり着けなくても届けるものはあるから

 ほら、手はとどかなくても声は聞こえてきたろう

 その声に向かってまた歩きだそうよ

 その髭が真白になっていくけど
 その躯がやせほそっていくけど

 歩きだそうよ

 それが隠者の永遠なんだから

 隠者はほこらをでたんだ

 俗世から遠ざかるのか
 俗世に近づくのか

 ほんとはどうでもいいことなんだ

 隠者が近づきたいのはキミ自身なんだから
 己自身なんだから

 だからさ

 声に向かって
 歩こうよ

 そのうち杖がみつかるといいね

 すこしはまっすぐあるけるかな

 キミのもとについたとき
 隠者はやっと腰を下ろすんだ

 そして鳥たちと空をながめて
 隠者はそこで朽ちてもいいと思えるんだ
 
 でもそれまでは目の前のキミを見て笑っていたいんだ
 もう杖もいらないんだね

 地面によこたわって杖さえも空をみているんだろうな

 青き空でも
 漆黒の闇でも
 金色の月空でも
 灰色の曇り空でも
 激しい雨にうたれてでさえも

 隠者は笑っているんだろう
 かれが干上がるその日まで・・。
  
Night Rain
初出2005年10月15日03:15
Lyrics:[simju]

 音だけ

 雨戸ごしに空みても塗りつぶされた闇があるだけ

 でもたたきつける
 音だけ

 やさしく そして つめたく
 はげしく そして 揺さぶる

 雨戸ごしの空の先の先をずっと見てる 

 闇の奥の奥をずっと見てる

 見知らぬ世界から舞い降りてきて

 俺に夢をみせてくれるかな

 いつも黒いフードをかぶったあいつばかり

 一度聞いてみたいもんだ

 誰の依頼で土足で俺の夢にやってきてるのかを

 たぶん奴はこう答えるんだろうな

 「汚い醜いおまえ自身だよ」
木偶 by[simju]
2005年10月30日13:23
Lylics;[simju]

 俺は生きてるの?

 ちゃんと生きてるの?

 背中たたいて 追い込まれて

 生かされてるの?
きみの街 by 詩麻
初出2005年09月07日02:11
 あの日ぬれたカラダで生け垣にすわっていたのは
 きみの街

 あの日俺がたすけて欲しかったのは彼らでも先生でもなくて
 きみの街

 あの日からきみの部屋にあかりが消えて今はそれさえもみれない
 きみの街

 そのまま生きてるんだから消さないで おいといてって
 いえないし いわないし 

 そのままにしておきたくても すすめないのだから すてといてって
 いえないし いわないし

 あの日きみのポストにいれたモノはきみのこれからに必要ないの
 わかってて

 でも俺がたすけて欲しかったのは彼らでも先生でもなくて
 きみの街

 これからも何度も踏むだろう
 きみの街
 
 きみがいない
 きみの街
初出2005年09月09日06:30
 いろんなヒトにいえる気がする

いろんなキモチでいろんな"すき"を

そんなキモチになれる

 だからなおさら自分を愛そう

大切なヒトにすなおにすきといえる愛しい自分でいよう

 表現が苦手なひとだから

ウタですきとつげよう

 返ってこなくてもすきになんの変化もない

相手の気持ちではかわらないキモチ

すきでいれること

 これほどくるしくてうれしいことはない

すき

 安っぽく聞こえないよう

ウタにこめて伝えよう

 メロディーがないウタかもしれない

 音がでないウタかもしれない

でもそれもウタなんだ

 いろんな世界で いろんなココロで

ウタにこめて伝えよう

 たとえつたわらなくても

ウタにこめて
初出1995

KUSURI
lyric & music:[simju]

やさしくなれねぇ
まともになれねぇ
心配事を情事でけしちまう

あなたが愛しくて
あなたが愛しくて
(insert)drug into my body


泪をあふれさせても
綺麗な粒はひとつもなくて

たぶんあなたに嫌悪されるままの排泄物
それは俺も同じようで ただ夢みるだけのゴミの山に
なぜか昨日の幸せを過去にもちあげようとする

やさしくなれねぇ
まともになれねぇ
心配事を薬でけしちまう

あなたが愛しくて
それでも愛しくて
(insert)drug into my body


白い泪をあふれさせても
それはチューブの世界の中で
あなたと結びつかないままの排泄物

それも俺と同じようで ただ夢みるだけのゴミの中で
なぜか明日はあなたの声が聞けるような妄想で眠れる

あなたに逢えたよろこびを
素敵な事象にかえれない

ろくなしにかたしやしねぇ
俺にはただの不安事

初出2005年09月28日00:39
付け焼き刃

空元気

満たされたつもり

美しくなったつもり か

ホントは ホントは 目の前のカッターナイフで
心の蔵をえぐりだすと、汚れまくったヒトでない液が
あふれだすというのに おまえは

満たされたつもり なのかよ
ヒトになれない おまえは

ただひとつ たったひとつ だからといって

だから

付け焼き刃

恥知らず

困らせてたのしい?

美しくなったつもりか
何よりもおまえは醜いよ 


ホントは 紛れもなく この投与がないと
心の蔵から食い破られて 水晶からヒトでない液が
あふれだすというのに おまえは

それでも
それでも

みたされたつもりなのかよ
モノであるおまえが

ああ そうだよ

ただひとつ たったひとつ だから
羽が生えたんだよ

ヒトからまた離れるかもしれないけど
羽が生えたんだよ

そして焼かれても 視線だけは
まなこが白くなるまで


付け焼き刃で切り裂かれても
あなたが黒くなるまで

わたしが灰になるまで
わたしが土になるまで

わたしはわたしを困らせる
わたしはあなた苦しめる

わたしはわたしを切り刻む

螺旋を描いてこの星の心の蔵に向かって
墜ちる
堕ちる

そのとき 発するコトバは
愛してる
さよなら
どっちなんだろう な

初出2009年11月18日20:20

lyrics:詩麻 music:[simju]

解けるなら全て捧げよう
カタチあるものの全て
千億の星の中 見つけ出すような愛しさ

この部屋でこの街よ 色めいて
この街でこの空を仰ぎ見て

貴女ならば全て与えよう
カタチあるものの全て

天国にいるのなら 毒も華もただ愛しい

この部屋でこの街よ 色めいて
この街でこの空を仰ぎ見て
降り注ぐ

想い込める 滑り落ちる悠久に
私ならばなれる 唯一無二のヒトに

想い込める 全て惜しむべき反芻を
私ならばなれた 唯一無二のヒトに


解けるなら全て捧げよう
カタチあるものの全て
千億の星の中 貴女だけがただ愛しい

この部屋でこの街よ 色めいて
この街でこの空を仰ぎ見て
降り注ぐ

ふるへふるへ ただゆらゆらとふるへ

想い込める 滑り落ちる悠久に
私ならばなれる 唯一無二のヒトに

戻れるなら願う 星に風に雲に
私ならばなれた 唯一無二のヒトに

ほどける なら  すべて ささげよう

コトバだけが ただ いとしい
初出1995


023

SPEED

Lyrics & Music/[simju]

 

俺のうたがかけない

俺のうたがかけない

俺のうたがかけない

 俺のうたがかけない

 

俺の詩が書けない

 

SPEED SPEED

SPEED SPEED

 

止まらない

とまらない

 

俺のうたがかけない

好きだ すきだ すきだ すきだ

俺のうたがかけない

お前さえもかけない

 

SPEED SPEED

SPEED SPEED

 

SEX SEX SEX SEX

XSE

 

うごけ うごけ 動け うごけ

 

止まらない

とまらない

 

(endless)

初出1995
020

Sex machine

Lyrics/[simju]

 

手に余る快び 「飽食」というもの

きっととりちがえてる お前は性支配者(sex machine)

 

私に手段を与えてくれる お前は性支配者

 

鏡の映せない”そのもの”が

私の生きながらえる活力

 

貴様等には解ける訳などないparadox

 

揺れ動く固形物に激しい内部の反乱

止めてくれ 見えるものなら

 

私の皮が欲しければ剥ぎ取りなさい

 

 

君に余る快び 「飽食」というもの

なのに豚の最期だよ おまえは性支配者

 

私との結合は

私の苦悩 未遂の錯乱 思想の嘔吐 存在の冒涜

ただ ひとつの消滅・・・全てを味わえ

 

つれていきたいのは少女 約束の地で待つ

 

嘘を告げる売女は2年で訪れる?