こんにちわぁ!
今回は水溶性の第1石油類についてです。
まずはアセトンについてです
これは特異臭のする無色透明な液体で、水によく溶けアルコールやジエチルエーテルなどに溶けます。
またよく油脂を溶かすため溶剤に使用されます。
比重が0.8で水より軽いです。
沸点が56℃で引火点が‐20℃、発火点が465℃です。
空気の2.5~12.8%の体積の可燃性蒸気があると引火し、その蒸気は空気の2倍重いです。
次にピリジンです。
これは悪臭のある透明な液体で、水及びアルコール,ジエチルエーテル,アセトンなどの有機溶剤と自由に混合します。
溶解能力が大きく多くの有機物を溶かします。
比重が0.98で水とほぼ同じくらいです。
沸点が115.5℃で引火点が20℃、発火点が482℃です。
空気の1.8~12.4%の体積の可燃性蒸気があると引火し、その蒸気は空気の2.7倍重いです。
最後にジエチルアミンです。
これはアンモニア臭のする無色の液体で、水,アルコールによく溶けます。
比重が0.7で水に浮きます。
沸点が57℃で引火点が‐23℃、発火点が312℃です。
空気の1.8~10.1%の体積の可燃性蒸気があると引火し、その蒸気は空気の2.5倍重いです。
これらは共通で
火気を近づけず、通風の良い冷暗所で容器に入れたときは容器を密栓して保存します。
そして消火は水を噴霧して冷却と希釈の効果で消火します。 その他は耐アルコール,泡,二酸化炭素,粉末,ハロゲン化物などの消火剤が有効です。