こんにちわぁ!

 今回はアルコール類についてです。

 まずはメタノールです。(炭素が1つのアルコール)

 特有の芳香の無色の液体で、水やエタノールジエチルエーテルなどの有機溶剤とよく混ざります

 比重は0.8と水より軽いです。

 沸点が64℃引火点が11℃発火点が464℃です。

 空気中の6~36%の蒸気があれば燃えます。その蒸気は空気の1.1倍重い

 毒性があるし、燃えたとき炎の色が淡く認識しづらいやつ

 

 次はみんな大好きなエタノールです。(炭素が2つのアルコール)

 これはメタノールに性質が近く特有の芳香の無色の液体です。水やエタノール,ジエチルエーテルなどの有機溶剤とよく混ざる

 比重は0.8と水より軽いということも同じです。

 沸点が78℃引火点が13℃発火点が363℃です。

 空気中の3.3~19%の蒸気があれば燃えます。その蒸気は空気の1.6倍重いです。

 メタノールのように毒性はないですが、皆さんが知っている通り麻酔性があります。炎は橙色だお

 

 そして、n-プロピルアルコールです。(炭素が3つのアルコール)

 これは別名1-プロパノールといわれ、エタノールみたいななまえですよねw

 無色の液体です。水やエタノール,ジエチルエーテルに溶けます

 比重は0.8と水より軽いということからだいぶ近い物質だなぁ…

 で、沸点が97.2℃引火点が23℃発火点が412℃です。

 空気中の2.1~13.7%の蒸気があれば燃えます。その蒸気は空気の2.1倍重いです。

 

 最後にイソプロピルアルコールです。(炭素が3つのアルコール)

 これは2-プロパノールといわれます。なのでn-プロピルアルコールにとても近い性質があります

 これも無色の液体です。エタノールジエチルエーテルに溶けます

 比重は0.79と水より軽くn-プロピルアルコールよりも軽いです。

 で、沸点が82℃引火点が12℃発火点が399℃です。

 空気中の2.0~12.7%の蒸気があれば燃えます。

 その蒸気比重は2.1で同じです。

 

 アルコール類は共通して

 火気を近づけず通風や換気を良くした冷暗所に貯蔵し、容器は密栓します。

 消火は耐アルコール泡二酸化炭素粉末ハロゲン化物などの消火剤を使います。

 

 で、まぁやらなくてもいいですが、炭素の数が増えると沸点が上がるなぁとか規則性を探してみたりしてみてください。

 

 

 私が合格したときのテキストはこれです。