こんにちわぁ!
今回はタイトルの通り硝酸についてやります。ついでに発煙硝酸もついてくるよ~!
早速ですが
硝酸は無色の液体です。
湿気を含む空気中で褐色に発煙します。
水と任意の割合で混合し、その水溶液は強酸性を呈します。
常温でも多少分解するが、日光,加熱により黄褐色となり酸素,二酸化窒素を生じます。
金属酸化物,水酸化物に作用し、硝酸塩を生成する。
濃硝酸は硫黄又はリンと反応し、硫酸やリン酸になる。
鉄やニッケル,クロム,アルミニウムなどは濃硝酸に不動態を作り侵されません。が希硝酸には激しく侵されます。
水素よりイオン化傾向の小さな金属とも反応します。
硝酸自身は爆発性,燃焼性はないが強い酸化性を持つため以下のような危険性がある。
・二硫化炭素,アミン類,ヒドラジン類などと混合すると発火又は爆発する。
・のこ屑,木毛,木片,紙や布などの有機物と接触すると発火することがある。
硝酸,硝酸蒸気及び分解して生ずる窒素酸化物のガスは極めて有毒であり、また硝酸は腐食作用が強いので生体に対し有毒です。
火災予防として、
まず可燃物との接触を避けます。
日光の直射や熱源を避けます。
金属粉などとは有毒な窒素酸化物を生ずるため接触させないようにします。
金属を腐食させるため比較的安定なステンレス鋼やアルミニウム製の容器などを用います。
換気の良い湿気の少ない場所に容器を密栓して貯蔵します。
消火は基本燃焼物に対応した消火手段を取ります。
流出した場合は状況に応じ、土砂などで流出防止、注水による希釈やソーダ灰や消石灰などによる中和を実施する。
防毒マスクの着用を忘れずに!!
発煙硝酸は赤色,赤褐色の液体です。
硝酸に二酸化窒素を加圧飽和させたものです。
空気中で窒息性の二酸化窒素の褐色蒸気を発生させます。
硝酸よりさらに酸化力が強いです。
あとは硝酸に準じます。
甲種危険物取扱者受験時に使っていたテキスト
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