こんにちわぁ!
今回も危険物の性状の問題例です。
では早速。
~問題~
禁水性の物質の組み合わせについて正しい組み合わせはどれか
1.CrO₃ CS₂ P
2.Ca₃P₂ CaO₂ S
3.Na₂O₂ CaC₂ K
4.KNO₃ H₂O₂ K
5.NaClO₃ Na K₂O₂
【一発合格!甲種危険物取扱者試験テキスト&問題集p310を参考に制作】
これは3です。
禁水性とは水と作用すると発火したり可燃性の気体を出したりして危険性が上がる性質です。
3を見ると Na₂O₂は水と反応して熱と酸素を出す。 CaC₂は水と反応してメタンガスを出す。 Kは発火します。
一番いい方法は、全体を見てから「Pは水中に保存するから…」って選択を消去していくといいと思います。
選択肢消去に使える物
P…むしろ水に入れて保存する
S…イメージですが可燃物ってだけ。水に溶けないし反応もしない
H₂O₂・・・大半が水和物 などです。
それでは次です。
~問題~
火災予防上、水その他の液体の保護液の中に貯蔵される危険物の組み合わせで正しいものはどれか
1.炭化カルシウム,硫化リン
2.赤リン,黄リン
3.過酸化水素,酢酸
4.二硫化炭素,カリウム
5.軽油,過酸化ナトリウム
【一発合格!甲種危険物取扱者試験テキスト&問題集p311を参考に制作】
これは4です。
二硫化炭素は水没させて保存し、カリウムは灯油や流動パラフィンなどの中に小分けして貯蔵します。
ほかには黄リンが水に貯蔵ですね。
大半が『容器を密栓して冷暗所に貯蔵する』なので保護液を使うものは特殊だなぁ・・・って覚えておきたいですね。
甲種危険物取扱者受験時に使っていたテキスト兼問題の参考資料
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