【第4回再放送】が終わって市販された、

特別機動捜査隊 スペシャルセレクション<デジタルリマスター版> [DVD]

の作品から抽出しました。

市販品なので、

(あらすじ)などストーリーの本質にかかわるところは伏せ、

スタッフやキャスト、また(備考)・(ネタバレしない範囲での一般的感想のみ

にとどめます。

将来、東映chなどで、一般的視聴されるようになったら書き加えていく予定です。

 

※ 特別機動捜査隊 まえがき

捜査担当班の詳細については、wiki特捜隊-キャストを参照、また、(本放送)とはNETでの放送、(再放送)とは東映chでの放送を指します。出演者については配役名を略していますが、本文で書くこともあります。なお、出演者をもっと知りたいときは、リスト特捜隊で検索。

また、1963年公開の、映画版・特別機動捜査隊全2作とは趣が異なることに注意。

なお、オープニングやエンディングで配役名表記がされない作品については、従来の「発声のみの役名については平仮名表記」の原則だと平仮名だらけの文面となります。そこで役名・地名等は、検証本その他を引用、あるいは当方での当て字により、以下表記します。

配役名表記が有るため、従来の「発声のみの役名については平仮名表記」「オープニング・エンディングの表記と、劇中発声・表記が異なるときは、後者を優先」する原則に戻り、以下本文を表記します。例外は、その都度(備考)で示します。

 

☆・・・#141  おんな

特別機動捜査隊(第141回)おんな

 

 

 

(収録DVD)・・・VoL5、disc2、2021年9月8日発売

(本放送)・・・1964年7月8日

(脚本)・・・元持栄美

(監督)・・・伊賀山正光

(協力)・・・警視庁

(協賛)・・・無し

(助監督)・・・天野利彦

(劇中ナレーター)・・・島宇志夫

(捜査担当・オープニング表記)・・・藤島班

西本捜一係長(鈴木志郎)、鑑察医(仲原新二)、鑑識課員(上田侑嗣)、

南川部長刑事(菅沼正)、小杉刑事(三島耕)、笠原刑事(伊達正三郎)、

久保田刑事(木川哲也)、藤島主任(中山昭二)

 

(出演者・オープニングまたはエンディング表記)

・・・劇中優先のため配役名表記を省略

宗方奈美、池田忠夫、掛川照子、結城三千代、片山滉、北山達也、桧有子、原良子、

谷本小代子、須永康夫、富士あけみ、石垣守一、八方ゆり、津軽喜介、小林博、

丸山詠二、三木宏祐、内山登美江、林宏、久保章、打越正八、ピエール瀬川、

本田統、山田甲一、秋山敏、久保比左志、北城允己、阿部光子、金子澄江、

桐島好夫、竹沢侑子、竹村清女、原信夫、大録加寿子、渡辺淳三、飛鳥きみ子、

梶原光江、広沢忠好、川田信一、

(特別出演)木暮スターメーカーズ.スクール

 

 

(あらすじ・予告篇から)

・・・ ※当時のナレーションをそのまま聞き写しています。

 

華やかに、絢爛(ケンラン)と美を競い合うミス・コンテスト。

羨望(センボウ)と嫉妬の嵐の中で、王冠を抱いた女王が、

鋭利な刃物によって殺害されていた!

美しさゆえの呪いか?

ミス・コンテストの影で囁(ササヤ)かれる、殺人への誘い・・・。

華やかに彩(イロド)られた女の欲望と執念を、

ミス・コンテストというひとつの舞台の裏で、激しく火花を散らし合う・・・。

そして、その陰で悲しみと怒りに耐えながら、血を吐くように呪う、ひとりの女!

新たに創設された特捜隊・藤島班の活躍によって描く、

次週、「おんな」に御期待ください。

 

※映像特典・次回予告篇集には未収録

直前作特別機動捜査隊(第140回)四百九十人の容疑者 は現存が確認されている。

予告篇の現存は、【第1回再放送】で直前作を視聴した方で無いと不明。

→(追加)R5.6.1

※当稿作成時には未発売だった、VoL7、disc1(2023年4月12日発売)の「映像特典・次回予告集①」に収録されていたため、上記にその予告篇を書き出した。

 

 

(備考)・・・

 

・【藤島班について】

藤島班は検証本によると

(1) 特別機動捜査隊(第112回)風の中の街 (本放送・1963年12月18日)

(2) 特別機動捜査隊(第115回)笹の葉 (本放送・1964年1月8日)

の全2回の登場のあと、約6カ月の期間を置いた

(3) 当作特別機動捜査隊(第141回)おんな (本放送・1964年7月8日)

が、第3回目の作品となる。

裏面的な理由は、wikiにいう

>元々は波島進のスケジュールの都合から主任の代役を立て

(1)(2)で藤島班が登場したところ、やはり立石班だけでは制作が困難だったのか、(2)から半年余り経過した当作で、西本捜一係長が

>オリンピックもあとわずかだ。日本も今や、世界の注目を一身に集めている。

>世界の桧舞台・東京から犯罪を締め出し、首都警備強化のために、ここに

>「再度」藤島班を編成することになる。一同、がんばってもらいたい。

と訓示することで、東京オリンピック開催を目前に、番組的に藤島班を第2の捜査班として再編成する形をとったと考えられる。

ただ、【第1回再放送】では(1)(2)は欠番となっているため、【第1回再放送】を初めて視聴する側からみれば、当作(3)が実質的に藤島班初登場回であるともいえる。

→(追加)R5.6.1

このことは、当稿以降に発売されたVoL7収録の当作予告篇で、「新たに創設された特捜隊・藤島班」とナレーションされることからも裏づけられる。

 

 

・患者を演じた八方ゆりは、後年、水木梨恵と改名。特捜隊常連女優のひとりとなり、#800 あゝ夫婦 (三船班最終話)【スペシャルセレクション】 が特捜隊最終出演作品であり、女優活動の掉尾を飾ったもようである。

・劇中では、コンテストを、

>第5回ミス・コットン全国最終審査 '64年度新作発表記念

>主催・南部紡績KK 後援・木暮チャーム・スクール

としているが、以下本文では「ミス・コットンコンテスト」と略す。

・また、入賞者の順位を、準ミス・コットン2位、準ミス・コットン1位、ミス・コットン、としているが、以下本文ではわかりやすく、3位、2位、1位(あるいはグランプリ)、と略す。

・早苗の土地・建物の購入金額についての箇所を、下線を引き表記する(後述)

・事件現場は、京王井の頭線沿い「吉祥寺駅-明大前駅の中間地点」の設定である。

・当作の撮影は、京王井の頭線の富士見ヶ丘駅周辺で行なわれたものと推察されるが、煙突が象徴的な白山湯は2002年3月31日に廃業。現在は、その面影を見い出すことが出来ない。

・当作の本放送は、東海道新幹線開通(1964年10月1日)以前になされたもので、当時の東京⇔大阪の夜行急行列車に「月光」があった。なお1953年12月の時刻表では、月光は、東京発22:15-大阪着翌9:16とある(Rail・Artブログ 2017年1月9日 急行「月光」設定当初の時刻)。なお、「第2摂津」という名称の列車は、ネット検索しても見当らない。

→(追加)R4.5.13

うっきんさんのコメント欄書きこみによると、この当時「第二せっつ」という名称で、東海道線夜行列車(急行)に存在していたとのことです。そのため、上記の文に、取り消し線を加筆します。

・劇中での藤島主任の「許婚・男友達・配偶者」という発言は、現代的にいえば「婚約者・恋人・夫」であるが、以下本文ではそのまま抜き出した。

・南川・笠原の現場近くにある生花店・不二見ガーデンへの聞きこみで、対応する女性に、いきなり「太田黒部長」と話し出す場面は納得しずらい。そこで、以下本文では、たまたま日星産業勤務の女性社員が、ズル休みをして実家にいたところ、すでに太田黒の情報を得た南川・笠原の聞きこみに遭遇、太田黒が日星産業・営業部長だと判明した体をとる。

 

 

(視聴録)・・・開始約分半まで

(ネタバレしない範囲での一般的感想)

主な関連人物をまとめますと以下のとおりです。

(演者は・・・の次に、判明出来る俳優名を表記)。

 

〇ミス・コットンコンテスト・グランプリ・沢田早苗・・・原良子

〇同・司会者

〇同・主催の南部紡績・社員(3人)

〇同・取材記者(4人)

〇同・極東映画社・演技課長

〇同・テレビ局関係者

〇日星(ニチボシ)産業・営業部長・太田黒幸三 ・・・・・・池田忠夫

〇同・課長・秋山・・・・・・・・・・・・・・・・・・・久保章

〇同・男性社員

〇同・女性社員(註・実家は生花店・不二見ガーデン)

〇振分商事・人事課長・磯田・・・・・・・・・・・・・・丸山詠二

〇同・社員・今村啓子・・・・・・・・・・・・・・・・・宗方奈美

〇同・受付嬢

〇航空会社・国内線スチュワーデス・板倉房子   ・・・・・結城三千代

〇同・男性社員

〇吉岡産婦人科医院・院長・吉岡志津夫・・・・・・・・・片山滉

〇同・看護婦

〇同・患者・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・八方ゆり

〇屋長川(ヤナガワ)精神病院・医師

〇モデル・小森哲子   ・・・・・・・・・・・・・・・・・富士あけみ

〇大田黒の妻

〇大田黒の娘・咲子・・・・・・・・・・・・・・・・・・掛川照子

〇啓子の母

〇佐東不動産社長・佐東・・・・・・・・・・・・・・・・須永康夫

〇カメラマン・門脇・・・・・・・・・・・・・・・・・・北山達也

〇門脇家のお手伝い

〇門脇の同僚カメラマン・ふじむら・・・・・・・・・・・山田甲一

〇赤坂料亭たもと・女将

〇バー黒猫・マダム

〇同・バーテン

〇秋山の馴染みのバー・バーテン

〇同・ホステス(2人)

〇平塚海岸の男

〇梢ホテルの男

〇東京駅・駅員

〇警視庁・事務方警官・・・・・・・・・・・・・・・・・打越正八?

〇所轄署刑事・あべ

 

 

特捜隊本部では、再編成された藤島班を前に西本捜一係長が訓示していたところ

「杉並区北永福町〇番地で殺人事件が発生、直ちに出動願えますか? どうぞ」

(番地をボカし、そのまま抜粋) 

と出動要請アナウンスされる。

 

「所轄署から連絡を受けた特捜隊・藤島班は、直ちに事件現場に急行した」

(ナレーションから、訂正無しで抜粋)

現場の自宅では、胸に果物ナイフが刺さった死亡女性がベッドに横たわっており、

「被害者は、本年度ミス・コットンに選ばれた東南大学3年生、沢田早苗21歳であった」(ナレーションから、訂正無しで抜粋)

 

鑑察医は、死因をナイフが心臓に達した刺殺、死亡推定時刻を昨夜10時前後と所見を述べ、鑑識・上田は、指紋が早苗以外は検出できないことを報告。藤島主任は部屋が荒らされていないことから、強盗とは思えないという笠原の意見、顔見知りの犯行と疑う小杉の意見に同意する。そして、自宅内を捜索した久保田は、早苗が自宅の土地建物購入時に交わした売買契約書を発見、半月前に早苗が佐東不動産に200万支払ったことを報告する。これに、南川は支払金の出処がポイントとなること、笠原は大学生ゆえにパトロンの存在、小杉は怨恨の線をそれぞれ考える。

藤島主任はこれらをまとめ、久保田には佐東不動産への聞きこみ、南川・笠原には近所の聞きこみを指示、自らは小杉とコンテストの主催者をあたることにする。

 

主催の南部紡績を訪れた藤島主任・小杉は、関係者に面会。昨日は、グランプリ副賞のパリ旅行の件で打合せ、早苗は昨夜6時過ぎに帰ったが、その際、社用車で送ることを提案したところ、途中寄り道をするからと断ったという。そして、早苗の履歴書を見せてもらうと、本籍は新潟県で、東京でひとり暮らしをしているほかに、グランプリ賞金は100万とわかる。これに小杉は、100万では自宅購入できないことからパトロンの存在に確信を持つ。そこで藤島主任は、早苗に許婚・男友達・配偶者の有無、あるいは早苗の隠蔽を問うが、過去に手落ちがあったのか、主催者側としては充分に注意しているからという曖昧な返事にとどまった。

 

佐東不動産では、久保田が社長・佐東に聞きこみ。当方では350万と提示も、早苗に300万と値切られたこと、契約時は早苗1人だったことが判明。そして、支払いは半分が現金、残り半分は小切手だったことで、久保田は小切手振出人の名を問うと、太田黒幸三という名が浮かび上がる。

「一方、現場付近の聞きこみを続けていた南川・笠原の両刑事は・・・」

(ナレーションから、訂正無しで抜粋)

不二見ガーデンを聞きこみの際、久保田からの情報を得ていたのが幸いしたか、対応した女性が太田黒の勤務先・日星産業の社員で、太田黒が営業部長であることが判明。さらに、女性が昨夜8時ごろ、近所の銭湯・白山湯からの帰り、2台のタクシーを目撃。1台目のタクシーを降りた女性を、追ってきた2台目のタクシーから降りた太田黒が「さなえ」と呼び止め詰問、そのあと2人で「さなえ」と呼ばれた女性の家に入っていったという。

 

久保田は、小切手振出人の線から太田黒邸を訪問。すると、跛行した女性が対応。太田黒の娘(後に咲子と判明)と名乗り、太田黒は昨夜から出張、母(太田黒の妻)は入院中と答える。そして太田黒は、昨夜10時の東京駅発・夜行列車「月光」で大阪に向かったことも判明する。

再度、久保田からの情報を得た南川・笠原は、日星産業へ聞きこむ。すると、男性社員から、太田黒の大阪出張の裏づけのほか、課長・秋山も同行していることも明らかになる。

 

特捜隊本部では、これらを藤島班がまとめあげる。藤島主任は、現場から東京駅あるいは新橋駅まで、時速80kmの車を飛ばして約30分かかると説明。これに笠原は、(見立ての死亡推定時刻では無く、解剖後の正式な)死亡推定時刻が昨夜9時10分までなら太田黒の犯行は可能と主張。これに久保田は、太田黒が実際に東京駅10時発・月光に乗ったかどうかの点を取りあげると、南川は、2人での出張だから間違いはないだろうと話す。

そんな中、鑑察医がやって来て、解剖後の報告を行なう。死因、死亡推定時刻については変更は無いが、ナイフの先端は心臓にやっと届く程度であることが確定したという。これに南川は、刺した力は女性レベルのものと考え、小杉は、現在のところ太田黒の線は消え、早苗に男性関係が見出せないなら、犯行は女性の線が強いと主張。これに久保田は、グランプリに選ばれなかった女性の妬みが動機かと触れると、笠原も同様に頷く。

 

と、そこに、事務方警官が、来訪者の女性を案内する。女性は、モデルの小森哲子といい、ミス・コットンコンテストの出場者であった。哲子は、表彰式が終わり他の出場者と控室にいると、グランプリ(1位)の早苗が取材記者、映画・テレビ関係者を引き連れ、入室したときのことを語る。そして、賑やかになった控室に、そっと帰って来た2位の今村啓子、3位の板倉房子が何やら話し出したということだった・・・。

 

 

当作は、容疑者が現れては消え、現れては消えるという刑事ドラマ漂う展開に、容疑者たちの背景に何があるのかという人間ドラマの匂いを描いた作品であります。とにかく、当作にはさまざまなカテゴリーに属した女性たちが登場するのですが、最終的に報われることがないまま終わる、報われたように見えながらも寝覚めの悪いようであったりと、「悲惨」という結果が予見されるのです。

唯一、複数の人物たちに取り入って「小悪魔的」(註・劇中では「しょうあくまてき」と発声)に振舞う女性もいるのですが、それとて対比的に登場させた、おそらくは未成年と思われる女性に、寵愛がとって代わられる雰囲気も醸し出しています。まあ、ややもすると、何がバックにいるのやら分からない、流行りのフェミニストに糾弾させられそうな内容ではあります。

ただ、「正直者が馬鹿を見る」ような展開であっても、藤島主任の「法には血も涙もある」という言葉には救われます。#132  痴漢の季節【スペシャルセレクション】 での立石主任の言葉は綺麗事に感じたのに、当作では救われた思いになるのは、やはり「まっとうに生きること」を痛感させられます。この点では、「終い良ければすべて良し」ではないですが、面白く観賞出来て、上手く締めたと評価できます。

 

ところが、刑事ドラマとしては、納得しづらい点が目につきます。(備考)にあるように、南川・笠原の不二見ガーデンでの聞きこみでは、当方の理解でなんとかまとめられますが、早苗の土地建物については、どうみても首を捻ります。

・契約書=200万の取引

・売り手の証言=300万の取引

この違いは、構成・演出に誤りが無い限りは、どちらかが「偽り」であります。自分は、この違いが後々の捜査の過程でクローズアップされて、「隠れた真相」として展開していくものだと考えていました。ですので、その結果については、観賞していただきたいと思います、

しかし、この契約書と証言の齟齬が、上記本文での特捜隊本部のまとめ場面、いわゆる序盤での捜査方針の決定の時点で、指摘されないのはやはりおかしい。さらに、早苗が午後6時に南部紡績を退去してから、午後8時に自宅前に現れた「空白の2時間」の問題もあります。これも、上記本文での特捜隊本部のまとめ場面で指摘されないのも、これまたおかしい。

これらを考えると、小川記正ワールドではありませんが、当作の元持栄美脚本も実際は膨大なものだったのか? とも考えるのですが。。。

 

とまあ、こうやって物足りないところを挙げながらも、最終的には見ごたえがあったと感じるのは、当作の約3年後の傑作#311 沈黙の人【スペシャルセレクション】 (以下、反映作と略)への橋渡し作品とみたからであります。反映作もコンテストを題材としており、謎解きもさながら「事件が起こった真相追及」に力を注いでおり、当作で題材を描き切れなかった元持栄美が、足りないところを補って反映作で昇華させたようでもあります。

これは、かつて横山保朗が約半年かけて

#586 ある 死刑囚の詩 (脚本・横山保朗、監督・松島稔)

#613 転落の愛 (脚本・佐々木武観、横山保朗、監督・天野利彦)

と、永山則夫連続射殺事件を反映させたパターンに酷似しています。

この点をもってすれば、当作をステップにして、反映作を傑作に至らしめたことで、自分なりに評価を高めた次第ではあります、

 

なお、当作は、特捜隊常連女優のひとりでもある宗方奈美の、特捜隊初出演作とともに、テレビドラマデビュー作でもありました。そして、特捜隊終焉の#801 浮気の報酬 (矢崎班最終話)【最終回】 にも登場。中断時期はありながらも、足掛け13年にわたってゲスト出演してきた強者でもあり、女優活動も、特捜隊終了後も20年以上活躍、1998年までの出演作が確認できます。現在はどうしているのか、ネット検索しても見当りませんが、ご健在ならば現在78歳、もし東映chで特捜隊特集を企画されるなら、出演していただきたいひとりでもあります。