昨日の暑さはすごかったです。
夕方6時前の帰り道でも、雲一つない快晴の空。
その空から、容赦なく太陽が照りつけて夕方とは思えない暑さ。
日差しが尋常じゃなくて夕方とは思えない！
「一体どうしたの？！」
って太陽
に聞きたくなりました。
天気予報では、今日が最後の猛暑ということでしたが、さてどうなりますか？！
確実に、気候異変が徐々に始まっていますね？
エルダー生地は、もともとフリーボトムスにするために作りました。
でも、内側シルクで外側コットンということで、これまで何度も失敗していますが、染めがすごく難しいのです。
（チャコールにしようとしてブルーグリーンに染まったりしてました！）
今回もザンネンなのですが、外側グレーなのに、内側はピンクに染まってきました。
染めをお願いしているところは、関西では一番上手なところで、それでもこんな風に染まってしまうので……
「打つ手がない！」というのが正直な感想です。
染め色が内側ピンクになっただけなら、まだフリーボトムスが作れそうなのですが、編み上げ幅が違っていました。
（編み上げも難しいそうです！）
でも、とりあえず待ってくださっている方々もおられるので、一応一旦、エルダーフリーボトムスを縫ってもらいましたが……ダメなんです。
まずはお色を見ていただきます。
裏向けた生地の色です！
裏側は、不思議なことにピンク系になってしまいました。
表側は薄めのグレーで、内側は絹がピンクに……。
マジ、なんでこうなるのか！？
とっても不思議です。
これだけなら、内側は見えないのでフリーボトムスに縫ってもいいのです！
でも、生地幅が５cm狭くなってしまって、どうしてもフリーボトムスにするにはヒップと太ももがタイトになるのです。
こんなサイズにしか縫えません。
（重ねている下が前回の製品です）
一番広い場所が、5センチ幅が小さくなってしまって……。
ゆったり感が変わってしまう訳なんです
ひっぱると内側のピンクがほのかに透けて見えました。
どうしようか〜〜って悩んでいるとき、スタッフ松田にヒラメキが降りてきました。
「いい色ですし、内側はシルク100％で気持ちいいので、この際マルベリーショーツにしましょうか！？」
「え、この生地で……！？
うーん、でも、いいかもね。
１回試し縫いしてもらおうか？！」
いつもフリーボトムスを縫ってくれる方がすぐに来てくれました。
その時の状況は写真に撮っています。
生地トラブルにも、いつもにこやかに対応して下さる方なのです。
縫いは丁寧で、確実です。
ただトップスはムリで、ボトム系のみがお得意なんですよ。
色々相談して、こんな感じのを縫って〜〜って写真を見せてお願いしたわけです。
ニット生地の状況はこんな感じでした。
表側は前回のエルダーよりも薄い色
右の方が、今回のお色です。
ただ生地的には、内側が絹100％のパイル編みではないけども、パイルくらいしっかり絹が使われています。
絹糸も少し太くなっていて、かなり丈夫になる予定！
デトックスの吸収もよく、それでいて長持ちしてくれるかなって感じです。
その、困ったちゃんの生地がマルベリーショーツに生まれ変わるのか！？
正式名称はエルダーショーツになる予定ですが……。
すぐに作ってきてくれて、出来上がってきたんですよ！！
腹巻と身頃の間のステッチの糸は、もう少し濃い色にしてもらいますね。
こちらは、ウェストゴムとしてマリー腹巻を使うのではなく、実際に腹巻としてお腹を温める目的に添ってみました。
着用感は、心地いい安心感なんです。
もう少しだけ、腹巻部分を長めにしてもらう予定です。
こちらは、これで完成形ですがステッチ糸を少し濃い目の色にしてもらうだけです。
こちらは、もう少し腹巻部分を長めにしてもらいます。
ステッチ糸は、上の製品と同じく濃い目にして目立たないようにいたします！
ウェストはグレーのマリーコットンシルク腹巻です。
ショーツの本体はエルダーなんです。
内側シルクで、外側コットンのマルベリーよりも少ししっかりした生地です。
肌着のショーツとしてもお使いいただけますが、カバーショーツとしても使えるような感覚の生地になります。
まだ、あと1回サンプルを作ってもらいます。
私は今試着しています。
少し厚みもありますが、柔らかくて温かいです。
満足できるショーツなので、また縫い上がりましたら是非よろしくです。
最終サンプルが出来上がって、試着をしてデザイン決定になります。
そして縫い上がりは9月末ごろになるかと思います。
ただエルダーフリーボトムスをお待ち下さっているお客様。
こんな訳で、出来上がってきません……。
ゴメンナサイ。
でも、でも、アウターとしてもお使いいただけるステキなボトムスを今製作中です。
参考ブログ 01
乞うご期待です。
股下丈など、長めも作りたいと思っております。
普通丈も、一般よりは長くしてもらっておりますが……！！
また、ひょんなことで生まれることになったエルダーショーツ。
これからも成長してくれるのか！？
今回で終了するのか？
生地的には価格がかなり高いニットになります。
でも、出来たら同じ価格で販売したいです。
そのへんも、検討しながら再試作を経て、製品化させていただきます。
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