道の駅から少し行った所に、なんと日本の真ん中が!!

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本土最北端と最南端に中心点…。

おおうっブルブル。何かすごい。

たくさんの日時計が展示されていたのけど、デザインがすんごいかっこいい。

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このバングル欲しい…。一石二鳥だし。


そこから向かうは下呂温泉。

別に、今日一口ゲロが出たからでは無く、純粋に。

けっこうなぐねぐねで、始めは恐々だったけど、
だんだんRも緩くなって来て、楽しんだ!!

阿蘇で、名付け親HGさんの言っていた事を思い出す。

「上半身の力を抜いて、カーブに入るワンテンポ前から曲がり出せ!」

ういー!!教官!!!

ブイン!ブイン!

ふっひょー!たーのしー♪

ひたすら先に続く道を見てた。

楽しんでたら、ありえないタイミングで車が飛び出して来て、水を差された。

クラー!!

後ろいないんだから待ちなさいよ!!

しかし、すぐに曲がって行って、またふっひょ~♪♪


ご機嫌で下呂温泉へ到着。

町湯の露店しかない風呂屋を選ぶ。

開放的ー!!

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お湯は無色透明。

すぐに貸し切りになって、一人で浸かりまくり。

暑いかと思ったけど、日陰に入ると涼しくて気持ち良かった!

上がったら休憩所でダラリ。

すると、後から入って来たお姉さんに「この辺の人じゃないでしょ?」と声をかけられた。

ええ。岐阜、始めてです。

すんごいべっぴんねーさんで緊張しちゃった。

でも、とっても気さくでよく笑い、よく話す。

お姉さん、素敵です。


お連れさんが来て、少し話した後、出会いと別れの握手をした。


「気を付けて、楽しんで!」


ありがとうございます。

一時の会話の力、思い出しましたよ。

2時間おきに目が覚めた。

あれ、人の睡眠って、3時間周期じゃなかったっけ?

でも寝起きはそんな悪くなく、早起き成功。


ご飯を食べて、歯を磨いてたら、いきなり一口ゲロが出た。

おっさんか!!

あーもったいない…。

しゅっぱーつ!

こんなに朝早く走るの久しぶりで、すんごく気持ちいい。

涼しいな~。


まず向かったのは金華橋。

なぜかと言うと、ここいらで夜、鵜飼いをやるそうで、何か名残ないかなーと思ったの。

¥3000もかかるし、近くにキャンプ場も無かったから見なかった。

街に入り、川沿いに出ると、金華橋発見!

河原に船がある。

でも屋根ついてるから遊覧船か…。

もちろん鵜はいないよな。

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後ろの山のてっぺんに、何かある!

地図を見ると、寺かな…。

確かめずにそのまま進みます。


さてさてこの長良川、すんばらしい川でございます。

鮎釣りと思われる釣り人がたくさんいるのも頷ける透明度。

川の真ん中にある岩に、鳥が止まっているだけで、色んなインスピレーションが沸き起こる川。

ここは桃源郷の類か。
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あんまり綺麗だから、道の駅美並で川遊び。
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と言っても手でぴちゃぴちゃする程度だったけど、意外と冷たくない。

ここの所暑かったからかな。


川を眺めながら休憩してたら、色んな種類の虫にたかられていた。

何コイツ、百足?めっちゃ早くて気持ち悪っ。


逃げるように出発。


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燕の巣がビニール傘で補修されてた。ほのぼの。

不思議な空間養老天命反転地。

迷路みたいな壁に挟まれ、おかしな角度に家具がある。

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足元もぐにゃぐにゃ起伏しててよろよろ。
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恐るべき広さの敷地はラビリンス。曲線のアート。
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うーむ、実に面白い要素の塊なのに、燃えない…。

何故だ。

【答え】
養老の滝を歩き、根尽きてるから。


足が痛くて痛くて…。

広い敷地が仇となる。

私の頭を支配したのは「座りたい…。」


一回りしてから…と思ったが、この敷地の広さは易々と一周させてくれない。

もう、行こう…

ちょろっと回って、ベンチで一休み。

この体力の無さ、問題です。


今日は、養老の滝を見るのが目的だったし、思ったより時間が過ぎてる。

キャンプ場に向かおう。

以前、本州最南端のライダーハウスのオーナーに教えて貰ったキャンプ場へ。

その手前にもあるなあ。ちょっと寄ってみるか。

『ちょっと』のつもりが、迷いまくり、『だいぶ』になってる。

採掘所じゃないの?ここ。こんなとこにキャンプ場あるの?

もちろん無い。

もう分からん!と、元の道に戻り、脇にバイクを止めて地図を見たり、地形を見る。

あー!!県道直進じゃないのね!

よし、じゃあ行こう…………って、バックパックは!?

パッキングしてたはずのバックパックが無い!!!

慌ててバイクに駆け寄ると、ナンバープレートの後ろにプラーン…としてる。

危ないー!!道ガタガタだったから?!

あんぐらいでプラーンとするなんて、ゴムが傷んできた証拠。

ネットがあればいいんだけど、うっかり沖縄から送ってしまってた。

やっぱ必要か…?

まあいいや。まずキャンプ場へ。

『熊注意』がしつこい中に発見。

でも素敵なサイト。

「使用の際は連絡を。」はい。

圏外…。圏外は不安…。

チキショーー!!!

教えて貰ったトコに行こう!

例にもれず、迷い迷い…。

その辺にいたじーちゃん取っ捕まえて、「キャンプ場どこ!?」

「あっちあっち!ほら、あの桜並木の向こう!」

ありがとうございましたー!

ぶぃぃー。

これか!?普通の公園っぽい。

さっそく設営…てまたバックパックが傾いてる!

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さっきよりましだがこりゃ危険!何か考えなきゃ。


設営したテントを見て大爆笑。

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アーハハハ!笑うしかないね!!

中はもちろん狭かった。

ひいー着替えしずらー!!


これも何か考えなきゃ……

親孝行の滝、養老の滝。

真夏みたいな日差しを受け、けっこうな距離を登る。

でも進むほど、木々がアーチを造り、やさしく守ってくれる。

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それでも暑い。

汗が吹き出し、久しぶりに体を流れた。


足が笑い出した頃、滝が見えた。

まだ冷気は届かない。

さらに近付くと、滝から流れる川が、空気を冷やす。

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水に触れると冷たくて、ほてった手の平が心地良い。

滝は水量のわりに細くて、かなり勢いがある。

吹きおろす水。

浅い滝壺にぶつかり、粉散して細かな飛沫をあげながら風をおこす。
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クリアになる。

病気だって治ってしまいそう。

汚いものが無くなりそう。


帰る途中に、養老神社と菊水霊泉があった。

菊水霊泉は、水があるのか分からないほど透明。

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神社にて、ご挨拶。

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おじゃましました。


汗をかいて喉がカラカラ。

それならば、養老ラムネを飲もう!

ベンチにかけてラムネを飲む。

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しかし、炭酸とビー玉が邪魔をして、グビグビ飲めなーい!

ちょびちょび飲んで一服…。

ふい~。休まったなー。


次は「おもしろい」と噂の『養老天命反転地』に行ってみよう~。

養老の滝まで向かうまでに、長良川の中洲を通れる道があった。

これは是非通らねば!

中洲~中洲~……あれ、三重県に入っちゃった。

まあいっか。

中洲への分かれ道は橋の真ん中。

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こちらからは右折になるのだけど、『右折禁止!』とな。

じゃあ橋渡り切ってUターン。

来た来た中洲!
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涼しい~!!

すごい気持ちいい!!

川がすぐそばに近い。

立派な川…。

右側は、少し揺らめいて流れているけど、
左側はまったく鏡面のように地上を模す。

洗われる、洗われる。

私の周りのチリが。


そして、岐阜県に入った。

中洲から陸に出る。

目の前には、まるで両手を広げているように山が連なり、左右に広がる一面の田んぼ。

私の感性に、水が注ぐ。


やっぱり都会は苦手なんだ。


そして、また三重県…。

で、また岐阜県…。


本日3県を跨ぎました☆


しばらく進むと道の駅月見の里南濃があったのでピットイン。

無料の足湯がある!

しかもジェット!!
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うへぁ~気持ちいい~。

足湯久しぶりだー。

ぬくぬく。

そしてじりじり。あっつ~!足湯でのぼせる。

でもあんよサラサラ。


さー、養老の滝まで走るぞー♪