不思議な空間養老天命反転地。
迷路みたいな壁に挟まれ、おかしな角度に家具がある。
うーむ、実に面白い要素の塊なのに、燃えない…。
何故だ。
【答え】
養老の滝を歩き、根尽きてるから。
足が痛くて痛くて…。
広い敷地が仇となる。
私の頭を支配したのは「座りたい…。」
一回りしてから…と思ったが、この敷地の広さは易々と一周させてくれない。
もう、行こう…
ちょろっと回って、ベンチで一休み。
この体力の無さ、問題です。
今日は、養老の滝を見るのが目的だったし、思ったより時間が過ぎてる。
キャンプ場に向かおう。
以前、本州最南端のライダーハウスのオーナーに教えて貰ったキャンプ場へ。
その手前にもあるなあ。ちょっと寄ってみるか。
『ちょっと』のつもりが、迷いまくり、『だいぶ』になってる。
採掘所じゃないの?ここ。こんなとこにキャンプ場あるの?
もちろん無い。
もう分からん!と、元の道に戻り、脇にバイクを止めて地図を見たり、地形を見る。
あー!!県道直進じゃないのね!
よし、じゃあ行こう…………って、バックパックは!?
パッキングしてたはずのバックパックが無い!!!
慌ててバイクに駆け寄ると、ナンバープレートの後ろにプラーン…としてる。
危ないー!!道ガタガタだったから?!
あんぐらいでプラーンとするなんて、ゴムが傷んできた証拠。
ネットがあればいいんだけど、うっかり沖縄から送ってしまってた。
やっぱ必要か…?
まあいいや。まずキャンプ場へ。
『熊注意』がしつこい中に発見。
でも素敵なサイト。
「使用の際は連絡を。」はい。
圏外…。圏外は不安…。
チキショーー!!!
教えて貰ったトコに行こう!
例にもれず、迷い迷い…。
その辺にいたじーちゃん取っ捕まえて、「キャンプ場どこ!?」
「あっちあっち!ほら、あの桜並木の向こう!」
ありがとうございましたー!
ぶぃぃー。
これか!?普通の公園っぽい。
さっそく設営…てまたバックパックが傾いてる!
さっきよりましだがこりゃ危険!何か考えなきゃ。
設営したテントを見て大爆笑。
アーハハハ!笑うしかないね!!
中はもちろん狭かった。
ひいー着替えしずらー!!
これも何か考えなきゃ……