我楽苦多通信

我楽苦多通信

なんやかんやつらつらと。


お知らせ。
 ブックマークを少し整理しました。もうやっていないサイトと何年も更新されていないサイトは削除しました。
 で、新たに追加したサイト「阿寒毬藻商店」「アートメーター」にて、イラストやら書き物やらを販売していますので、よかったら覗いてみてください。



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 このところ再び書籍整理をしている。ブクログへの登録漏れがないかチェック。漏れていると思われるのは、もう随分前に読んだり買ったりした本で、別に記録されてなくてもいいじゃないか、とも思うのだが気になり出すとチェックせずにはいられない。

 と言うわけで、しばらく昔の本がちらほら増えるかもしれない。というか増える。本来なら読了日時順に登録されて欲しいんだけど、登録順に表示されていく。一応登録日時を書き換えれば読了順に登録されていくんだけれど。

 順番通りに登録されたからといって何かいいことが起こるわけじゃなく、まして利益がでるなんて滅相もなく、自己満足でしかないので、めんどくささと時間のなさと、猛烈に目が疲れるので諦めた。

 読書ノートを見る限り、一度チェックしているはずなんだけど、登録漏れが出るわ出るわ。前は一体何をチェックしていたのだろう。

 

 実は数年前にブクログにもう一つアカウントを作っていたことが判明して、いつ作ったのかわからないんだけど、途中まで本が登録されていた。今持っているアカウントよりも前に作ったみたいだが、全然覚えていない。覚えていないことはおいといて、もったいないからここに実際家にある本だけ登録しようと考えている。積ん読本含めて。

 今使っているアカウントは、読んだ本の登録だから、人に借りたり図書館で借りたりもう処分してしまった本だったり、手元にないものも登録している。その代わり、積ん読本は登録していない。

 なので、見つけたアカウントには実際家にある本を把握する意味でも登録してみようかと。手書きの読書ノートどカウントは1707で、登録チェック済みがまだ337なので、まだまだ時間がかかる。これにコミックと積ん読本を入れないとと思うと、気が遠くなる。量もそうだけど、処分したかどうか定かでないのが多々あって、前途多難。

 なんとか今年中にやり遂げたいのだが、どうなることやら。

 

 ちなみに、やっぱり読み返したい本が山ほどあるし、映像で観てみたいのも山ほどあるし、あと内容を全く覚えていないのも、悲しいかな山ほどある。

 覚えていないことに関して、あるあるだよ~、と言ってもらえると気分も楽になるのだが。(笑い)

 

 

 

  インスタでフォローしているカフェ&ギャラリーでの宣伝を見たので行ってみた。ここはいつも期間が短いから、行こう、と決めたらすぐに行動しないといけない。今回も5日間の開催。なので、重い腰を上げて行ってきた。

 

 撮ってきた写真が小さくて、思った以上に見づらいことに今気づいた。申し訳ない。

 窓際に飾ってある作品以外は白黒だったと思う。カラーのものも嫌いではないけれど、どちらかというと白黒の方が好き。

 大体が動物、というか猫なんだけど、表情とかタッチがいいなと思って、絵はがきを数枚購入した。

 わりといつまでも観てられる絵。

 

 大きい絵もいいけど、こういう小さい絵も好き。狭いところにも飾れるしね。

 

 この個展をしているギャラリーはカフェでもあって以前はキチンとした(そんなことを言うと今はキチンとしていないみたいだけど、そうではない)食事が出来るカフェだったんだけど、料理人の事情で閉店して今はほんとの軽食だけのカフェになっている。知ってはいたんだけど、とりあえずご飯食べられますかと聞いてみた。

 予想通り食べることが出来なくて、でも近くの美味しい店をいくつか紹介しますがと言ってくれたんだけど、さほどお腹はすいていなかったし、めんどくさいのもあってお断り。このカフェでサンドイッチを注文した。ビールと一緒に。だって、この日は結構暑かったんだもん。

 缶ビールしかありませんが、と言われたけれど、ビールの味はそんなにわからないので何でもOKなのである。普段なら缶のまま呑むんだけれど、グラスもあるし人前なのでキチンとグラスについで呑んだ。

 350CCを呑みきれるか心配だったんだけど、暑いところを歩いてきたと言うのもあるし、ビールがキンキンに冷えていたから、グビグビとあっという間に呑んでしまった。

 サンドイッチを食べながら、やっぱ紹介してもらえばよかったかなぁ、とちょっと思った。

 別にサンドイッチが不味かったわけじゃない。ただ本当に普通のサンドイッチでせっかく電車乗ってまで出掛けてきたからには、ちょっと上等なランチを食べてもよかったなというのと、アルコールがビールしかなかったから。

 それに、この界隈で気になりつつ行けていない店も何軒かあったし。

 そうあったのに。今になって、失敗したー!!という思いが強くなってきた。

 過去の私のバカバカ。

 それはさておき。

 こういうシンプルで人を惹きつけられる絵を描けたらなぁ、と思いつつ、食事のあともう一回りしてから帰った。

 

 

 

 先日、森まゆみ著「その日暮らし」という本を読んでいたんだが、その中に須賀敦子さんという作家さんの訃報のことが書かれていて、森さんが須賀さんのことが大好きでとても素敵な人だということが、その文章からよくわかって、彼女の本を読んでみようかしら、なんて思っていたんだけど忙しさにかまけて忘れかけていた。

 で、その話はちょっと置いといて。

 ここ数年毎週金曜日にやっている「高橋源一郎の飛ぶ教室」というラジオを聴いているのだけれど、その番組の前半に秘密の本棚と称した本紹介のコーナーがある。その日紹介されていた本が、須賀敦子著「ミラノ 霧の風景」で、んん?っとなったわけ。須賀敦子、最近どっかで見たぞ、と。

 今読んでる本に出てきたじゃないか。ということで、再び興味がわく。一冊読んでみたいなと思いつつ、山程積読本がある身なのでとりあえずネットでポチッとはやめておこうと判断。本屋なり図書館なりで実際に手にとって吟味しよう。とそう決意したものの、何かとゴタゴタしているうちにまたも忘れかけていた。

 そして「その日暮らし」を読み終え次の本を吟味していたら、なんてことでしょう、最近買った本の中に須賀敦子著の本があるじゃないか。

「本に読まれて」という題名で、作者を見ないでジャケ買いならぬ題名買いをした本だ。

 こんな短期間に3回も須賀敦子氏の名前を見るとは、本も手元にあることだし、今読めってことかしら。いや、そうに違いない。

 というわけで、次はこの本を読むことにした。

 ここ数年、わりと真面目に朝ドラを観ている。なのに、新しい朝ドラが始まると、つい先日まで観ていた一つ前のドラマもえーっと、なんて考えないと思い出せない。

 なぜだ。

 ここ数年とは「あさが来た」あたりからなのだけど、ほぼ幕末から戦争をはさんでの昭和の話で、この時代、題材としてネタに困らないのかな。

 「あさが来た」ではディーンフジオカを初めて見て、素敵!!ってなっていたし、「とと姉ちゃん」と「ひよっこ」を観てからは、高畑充希と有村架純の区別がつかなくなり(高畑充希は未だに「とと姉ちゃん」と読んでいる。)、「半分、青い」はネットのアンチコメントが面白くてセットで観ていた。「ちむどんどん」もアンチコメントを見ながら観ていたなぁ。アンチコメントというとなんだかかっこいいけど、要は悪口。でも頷けるコメントが多くて、もはや変なことやらかさないか?とさえ思いながら観ていた記憶が。

 とはいえ、最近はそういう見方にも飽きたというか疲れたので、普通にドラマだけ観ている。「らんまん」も面白かったけれど、こんな旦那さんは大変だなぁと。この人は大きな仕事を成し遂げたからいいものの、下手の横好きというのもあるから運がよかったんだと思う。こんな言い方身もふたもないが。

 その次の「ブギウギ」は始まった当初から流れる歌が一日ぐるぐる頭を回ってた。ほんとに頭から離れなかった。怖いくらいに。そしてOPの映像というか人形もちょっと怖かった。(笑)

 そして、今やってる「虎に翼」。これも戦争を挟んだ昭和の話。それはさておき、主人公のとらちゃんが気になること何か違和感を感じると「はて?」と首をかしげ思ったことを口にする。それは人を怒らせたりすることもあるけれど、皆に新たな気づきをもたらしたりする。その辺が面白い。まだ始まって一月なのに、ぐっとくるシーンや台詞も、そしてぷっと笑えるところもあって、これからも本当に楽しみ。

 とらちゃんを見習って、何か疑問や違和感を感じたら「はて?」と口に出して調べたり考えたりするのもいいかもしれない。というかしてみよう。

 キャストも好きな俳優さんが多くて、ここ数年で一番面白く観ているかもしれない。驚いたことに脚本の人はアニメ「ぼっち・ざ・ろっく」と同じ人だってこと。ドラマとアニメでは棲み分けしているような気になっていたけど、同じ脚本を書く仕事なんだから、別にドラマだけアニメだけと言うわけではないのにね。

 

 

 話は変わるけれど、これだけずっと戦争を挟んだ昭和の話をしていて、しかも戦争後は何もなくなってしまって、悔しかったり悲しかったり辛かったり切なかったり、何もいいことがないということが描かれているのになんで戦争に向かうような政策をするかなぁ、政府。なんて思っている。

 

 

 

 髙橋源一郎といえば、最近次々本を出しているイメージなのだが、つい先日も新刊が出たというのを知って何も考えずにポチッっとネットで注文してしまった。

 後になって値段を見ると2700円。

 2700円。もしやめちゃくちゃ分厚い本ではなかろうか。カラーページたっぷりの本なら薄くても高額だが、源一郎氏の本がカラフルだとは到底思えぬので、たぶん分厚いのだろう。

 で、届いた本は予想通り分厚かった。5センチぐらいはあろうか……。

 はてさて、無事読み切れるか不安。

 とはいえ、同じぐらいの厚さで2段組の「吉里吉里人」に比べると、どってことないかもしれぬ。それでも早々に読み始めないと、一生読めないかもしれん。

 

 

 

 ちなみに「吉里吉里人」は未だ積読本の山に埋もれている。

 

 

 宮沢賢治の小説を題材にした絵本の特集をしていた。本屋の一角に設置されていて、思ったより小規模だ。

 「雨ニモマケズ」の絵本を描いた柚木沙弥郎氏の原画が数点展示されていた。残念ながら氏のことは存じあげないが、かなり高齢の方で、染め物とかもしているみたい。というかむしろそっちが本業のような。詳しく調べていないので違うかもしれないけれど。

 何故か一枚も写真に収めていなくて自分でもびっくりしているのだが、シンプルな絵でほのぼのする。五味太郎氏のような絵、と感じたのだがどうだろうか。

 小規模なので、あっという間に見終わってしまった。

 

その後てくてく歩いて、気になっていたお店の一つへ。「THE TRAM」というイギリス料理のお店。入り口は狭いのだけど、中は意外と広い。

 

 

 店を出た後、この店を自撮り棒を付けた携帯でやたら撮影している人がいた。動画なのか写真なのかは定かではないけれど、数分取った後、店に入っていった。ユーチューバーさんだろうか。

 

 昼食後、この店から歩いて数分のところにあるドーナツ屋さんに寄るつもりだったんだけど、臨時休業で買えず。仕方がなく諦めて、これまた気になっていたカフェでコーヒー豆を買って帰路に着いた。

 三月に入って立て続けに訃報があった。

 昔は有名人の訃報があっても、知らない人だとか名前だけ知っているとか、なんかテレビで見た記憶があるかな~、なんて程度だったんだけど、ここ十数年は知っている人が大半だ。それでも特に自分の守備範囲内の人じゃないから、そうなのか残念、程度の思いだったんだけど、今回はかなりショックだった。

 

 まず最初に飛び込んできたのが、「ドラゴンボール」で知られる鳥山明先生。デビューのときから読んでいて、ドラゴンボールの後はもう読んでいなかったんだけど、「ドラクエ」等のデザインをしていたから、先生の描くものはちょいちょい目にしていた。初期の緻密な絵は大好きで、ジャンプ連載当時の扉絵は今でも取ってある。アニメのほうはあんまり観ていないんだけど、近々始まるという新しい「ドラゴンボール」はちょっと気になっていたし、聞くところによると先生がノリノリだったらしいので期待もあったし。

 本当に残念だし、悲しい。

 

 そして悲しみの涙も乾かぬうちに、今度は「ちびまる子ちゃん」の声を担当していたTARAKOさんの訃報。彼女もまた、ちびまる子ちゃんをやる前から知っている声優さんで、今でこそアニメは観ていないけれどあの独特の声やしゃべりが聞けないとなると本当に悲しい。

 

 このお二方の立て続けの訃報にも打ちひしがれていた訳なんだけど、そのショックからちょっと元気になったかなと思っていたら、イラストレーターのいのまたむつみ先生の訃報をネットで知る。

 彼女の作品を初めて見たのは「幻夢戦記レダ」の時だったと思う。肉付きがあるのにエロくなくて、繊細で可愛らしい女の子を描く人。線が柔らかいという印象。小説「宇宙皇子」や「風の大陸」はこの人の挿絵や表紙絵があったから買っていたといっても過言じゃない。(小説もおもしろかったけど)

 

 とにかく自分がどっっぷり浸かっていたときに、一番観ていた人たちなので本当にショックで、下手したら親の死よりもショックを感じているかもしれな。

 

 アニメ、漫画、イラスト、ゲーム界の大大損失だわ。それに何が悲しいって、みなさんまだ60代なんだな。今や60代なんて全然老人じゃない。80過ぎの人がよぼよぼになってぽっくり逝くのとは違う。80超えていたらいいって訳じゃなくて、ついさっきまで仕事バリバリしていた人たちだから、突然すぎて頭が真っ白になってしまった。

 

 自分と十も離れていない人の死は、さすがにドキッとする。死がすごく身近なものに感じる。

 

 まだまだやりたいことあっただろうなぁ。

 

 ご冥福をお祈りします。

 

 

 数日前、ようやく確定申告をやり終えた。といっても収入的にそれほど手間のかかる作業でもなかったんだけど。

 以前は役所でもらってきた書類とにらめっこをしながら、なんだかんだと意味のわからん計算をいくつもしてヒーヒー言いながら仕上げたものを、役所で税理士の人に確認してもらって提出していたんだけど、あるとき、これ資料全部もっていって税理士さんにやってもらえばいいのでは?と気がついた。順番待ちの時間はかかるけれど、一人でうんうんうなっているよりは多分時間はかからない。

 それから数年、マイナンバーが出来てスマホでもできるよ、ってなってからは自分でしている。国税庁のHPから確定申告制作というサイトに飛んで、そこからは指示通りに数字を入れるだけで出来る。その数字もたくさんある訳じゃなく、用意する領収書も医療費だけだし。

 だけど、確定申告って一年に一回しかしないから、やり終わったときには、どんとこい、なんて気分になっているけれど、一年たってまた季節が巡って税務署から書類が届く頃にはすっかり忘れている。なので、毎年初めましてなのだ。

 今年はインボイスのせいなのか、去年書かなくてよかった書類を作らなくてはならなくて、それはまぁPCの言うとおりに数字を入れればいいだけなんだけど、合っているかどうかが不安でたまらん。知らん言葉のオンパレードで、クリックすると意味を書いてあるサイトにはいけるんだけど、一読ではわからんのだ。

 見慣れない言葉のせいか、おつむの出来のせいか、とにかくよくわからん。よくわからんなりに最後までするんだけど、やっぱり不安。

 収入は毎年変わらないし、家族構成やら全くかわらんのに算出される税額が毎年違うのも、不安になる一因。国会でなにやらちまちま制度が変わっていることが関係しているのか。それとも、間違っているのか。

 一応税務署に電話して聞いてみたところ、答えてくれた税理士さんはすごく優しく教えてくれたんだけど、伝えたいことが伝わっていない気がして、税理士さんの答えが自分の聞きたかったことなのかというと、それも違うような気もするし。

 ま、間違っていたらなんか言ってくるだろう、ということで出してしまった。

 

 しかし、今年は出す時期にもよるのかもしれないが、役所の確定申告コーナーに人が少なかった気がする。数年前は人であふれてたんだけど。

 これなら数分並んで税理士さんにしてもらった方が、気分的に楽なんじゃないかと思えてきた。

 来年は少し考えてみよう。

 

 ところで、我が家は家で印刷して封筒に入れて役所に持って行くんだけど、印刷するのに紙やらインクやらが減るの地味に損した気分になる。

 

 あれから昆布焼酎を使って二度、煮豚を作ってみた。

 最初は豚の角煮。昆布焼酎と砂糖醤油、ショウガと出汁と一緒に煮込む。ことこと一時間ぐらい。

 できあがった角煮は、特に酒臭くのなく昆布の味もなく、普通の角煮と変わらない味に仕上がった。そんなに家で豚角は作らないし外でも食べないから比べてどうとは言えないけど、昆布焼酎を使ったから美味しくなったとかまずくなったとかはないと思う。

 

 二回目は塩豚。これは塩麹をすり込んで3日ぐらいおいた豚を昆布焼酎で煮込んだ。ネットで調べたレシピでは焼酎で煮込むとあるんだけど、前回昆布の味は飛んでいたから気にせず使用。塩麹で下味付けておいた豚を茹でこぼししてから、焼酎と一緒に煮込む。これも一時間ぐらい。

 こっちも美味しかった。実は下味を3日もおいていなかったから、少し塩気が足らなかったかもだけど、豚の味が感じられて特に気になるほどでもなかった。塩分控えめでちょうどいいかもしれない。

 

 どっちかというと、塩豚のほうが好みかな。というか、こっちのほうがカロリーが控えめな気がする。知らんけど。

 

 と言うわけで2回、豚を煮たんだけれど、まだ残っているから近いうちにまた作ろうと思う。

 

 

 ランチを食べてお土産も買って、さて帰りの時間までまだ少し時間がある。というので、和歌山城のすぐ隣にある和歌山県立博物館へ。本当は美術館にも行きたかったんだけど、改装中で当分入れないんだよね。でも美術間の前に、2022年に解体された中銀カプセルタワービルのキューブ型部屋の一室が展示されていた。窓から覗くことしかできなかったんだけど、昭和の時代に考えられた近未来感があって近未来な感じなのに懐かしさも感じるという変な気分で眺めていた。

 その前を通り過ぎて博物館へ。和歌山城に行った後だとわかやま歴史館はただのようで、常設展の「きのくにの歩み」の分しかお金を払わなかった。230円。

 安い。

 いろいろ歴史的な資料とか見て回って、わりとじっくり見て回ったんだけど、行った日からすでに何日もたっていて詳しく説明出来ないのが残念。メモもほとんど残っていなくて、これからは面倒くさがらずにマメにメモをとろうと思う。

 というわけで、撮ってきた写真でお茶を濁す。

 熊野古道を歩く人たち。

 

 かご。これは庶民が使っていたかごのよう。お偉いさんのはもっと豪華な感じだもんね。体験で担ぐことができるようになっていたので、ちょっと担いでみる。すごく軽くて、これなら人を乗せて走れるなと。揺れるんで乗る人も快適とはいかなそう。

 二階に鳥居のようなものも。隣が小学校らしくて、本当なら入っちゃいけなさそうなところからそっと覗いてみた入りして。特に面白そうなものはなかった。

 

 鳥居とは別の方に一般人でも借りられるようなスペース(学習室)があって、その横に文化財の本がずらりとおいてあって、これは自由に閲覧出来るようになっていた。

 学習室ではちょうど何かの会議をしていた。トイレがその前を通らないといけない構造になっていて、通っていいのだろうかとビクビクしつつ通ってトイレに行ったんだけど、行きも帰りも何も言われなくてほっとする。会議している人たちも、とくに気にすることもなく、会議していた。よくあることなのかもしれない。

 で、横の本棚の文化財資料がすごく面白くて、じっくり観てみたかったのにそんなに時間はなく、最近の美術のと頃だけパラパラと観た。奈良さんとか村上さんとか、あと森村さんとか載っていたかな。

 230円、安すぎる。

 

 美術館はいつから再開するんだろうか。多分美術館の中にレストランもあったと思うんだけど。再開したらまた来よう。

 今調べたら4月26日までが休館だから、それ以降にもう一度行ってみよう。

 博物館を後にして、来たときに降りたバス停とはまた別のバス停から乗って帰路についた。

 そうそう、バスで遭遇した人の話を少し。夫婦、じゃないかもしれないけれどとにかく二人連れのご老人がいて、おじいさんはさっさと乗ってしまっておばあさんは入り口で階段が上がれず、ちょっと後ろから手伝ってあげたんだけど。いや、手伝ったというか、うまく手伝えないうちに自力で上がった、が正解なんだけど、とにかく乗って先に乗ったおじいさんの隣に座るのかと思い気や、別の席に。あれ、連れじゃないのかなと思ったんだけど、降りるときには二人で連れ立って降りていった。仲がいいのか悪いのかよくわからない二人だった。

 もう一人、途中で乗ってきたおばあさんで、そのときには随分人も多くなってきていて席がないようなので、若ぶって席を譲ってあげた。和歌山駅に近づくにつれて人も減ってきて、すぐ横の席が空いたんだけど、あと一駅ぐらいだったから立ったまま外を眺めていたら、譲ってあげたおばあさんが、立ち上がってありがとう、っていうから降りるのかなと思ったら、空いて席に移動。

 気を遣ったんだろうなとは思ったけど、なにも移動しなくてもいいのに、と思った一件だった。

 

 余談だけど、天野展でアンケートのお願いをされたとき、確かタンブラープレゼントと言っていた気がするんだけど、出口では誰もそんなことを言ってくれないし、ライン登録してなんたらかんたらしたらプレゼントが、なんて説明を受けて登録したんだけどよくわからないしタンブラーも貰えない。何だったんだと思いつつ忘れていたんだけど、今これを書くのに資料の中にあったチラシを見ると、確かにタンブラープレゼントと書いてある。そしてそれには別の場所で引き換えてもらわなければいけないらしい。別の場所ってわかやま歴史館なのよ。行ったじゃないか。気づかなかったこっちも悪いとは思うが、ライン登録うんたらかんたらのついでに、教えてくれてもよかったのに。と、今になって悶々している。

 ま、普段タンブラーなんて使わないからいいんだけどね、と強がっておく。