「見て見ぬ振りしてきた今の大切な自分に、そろそろ気づいてあげて」


病気がくれたわたしへのメッセージ。



今日はそんなおはなしを。。。









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【前回までのおはなし】

 

① 【死と向き合った最初の感情】

 

② 【命を守るためにできること】

 

③ 【魂の計画】

 

④ 【命を輝かせよう】

 

⑤ 【ないものねだり】

 

⑥【否認】

 

⑦【5年計画】

 

 

 

 

 

 

ずっと健康でいられると思っていたのに、

 

これからやりたいことをたくさんやろう、

 

自分らしく、自分の人生を生きよう、

 

そう意気込んでいた矢先に

 

ある日、突然、人生に立ち止まらずを得ない状況に戸惑った。

 

 

大腸がんステージ4の宣告。。。

 

 

意味がわからなかった。

 

「なぜわたしが・・・」

 

毎日毎日、気が遠くなるほどに考えた。

 

たくさん涙を流したし、絶望もした。

 

焦りと不安と、苦痛と悲しみと、いつも共存・・・そんな日常にいた。

 

そして、身の回りの人たちへの申し訳無さと、罪悪感と、無力さに打ちひしがれていた。

 

 

 

前向きなブログを、日々綴っては

自分なりに心の温度を半ば無理矢理に上げていた日もある。

(そんな日ばかりでもない)

 

 

その頃のわたしには病気になったことのメリットなんて

 

思いつくことも皆無だった。

 

 

 

すべての問題はダミーなのだ。

 

問題は自分に必要だから、引き寄せている。

 

 

 

心の分野ではよく言われていること。

 

そう考えて、心を穏やかにさせようとしてきた。

 

それもよし。何度も心のしくみに癒やされたし、支えられた。

 

 

 

そして最近ふと腑に落ちてきたこと。

 

 

 

病気を全否定せず、恨まず、体の声をよーく聴いて仲良くして過ごしていたら、

 

病気の方からわたしに語りかけてくるような気がすることがあるのだ。

 

 

 

「見て見ぬ振りしてきた今の大切な自分に、そろそろ気づいてあげて」

 

 

 

わたしはずっと、

 

過去の後悔や未来の心配ばかりして生きてきたようなところがあった気がする。

 

意識は、今ではなくて、

 

過去や未来。

 

 

いつも今が置き去り。

 

もっと言うなら、自分よりも他人軸で、

 

今の自分すら置き去り。

 

 

そりゃあ、長年のこんな癖で、

 

自分に葛藤や我慢をずっとさせてきたのだから、

 

肉体は悲鳴を上げてしまったのだと思う。

 

 

 

わたしの強制終了の根源。

 

 

 

強制終了させられた肉体は、

 

もう、今の目の前の不調に立ち向かうしかない。

 

 

神様に

 

「意識を今に向けなさい」

 

「ちゃんと、自分の今を自分のために生きなさい」

 

と叱られたように、

 

もう、そうすることしかできない闘病生活を必死に過ごしている。

 

 

「見て見ぬ振りしてきた今の大切な自分に、そろそろ気づいてあげて」

 

これが病気がくれた究極のメッセージなのだ。

 

 

 

 

この先の未来のこと、

 

正直怖くて仕方ないこともあるけれど、

 

今の自分の感情や、思いを一番に大切にしていきたいと思う。

 

たとえそれが迷惑をかけることになっても、

 

人に嫌われても。

 

 

 

自分を大切にしていると、

 

人の温かさをより、敏感に感じるんよね。

 

今のこの足元にある幸せを拾い集めながら、

 

幸せに感謝して、楽しんで、生きていきたい。

 

 

 

周りの人の愛情や、優しさを満身に受けて、

 

いつもありがとう。

 

わたし自身にも、いつも頑張ってくれてありがとうと伝えながら、

 

今日も生きていこう。

 

 

 

岩戸弘法弘峰寺。
頭のてっぺんにお灸を据えてもらって、説法を聴く、面白体験してきたー。
頭頂部熱かった・・・笑

 

 

 

 

今夜も、あなたが安心して愛の中で眠れますように・・・

***しず華***