水漏れが…

オイルフィルターについているこの緑色。

コケじゃないです。(笑)

 

クーラントがここまで垂れて、

乾いて緑になってますね。

 

漏れているところは心当たりあるんです。

 

ここ、なんか濡れてるんです。

なんとなくずっと(笑)

 

 

ウォーターポンプの交換、結構大変です。

純正のポンプ一式交換となると、

タービンまで外さないとできないらしい…

 

そんなの無理~!!ってことで、

今回は、ポンプ本体の手前のところの

水漏れしている箇所、ピンポイントで修理します。

 

いろいろ買ってきました。

 

ついでに、オルターネーターも交換しちゃいます。

それは、また別の記事で。

 

 

 

買ったものいろいろ

↓たぶん、前期用。後期はプーリーのサイズが違ったような…?

 

↓前期/後期 共通

 

↓たぶん、前期/後期 共通

 

↓前期用

 

↓たぶん、前期/後期 共通

 

夏の渋滞で、水温がかなり高くなったので、

ローテンプサーモスタッドに交換します。

 

↓3型まで? 17540-80F51

 

テンショナープーリーは、

型式によって違うので要注意です。

 

 

交換方法

 

最初に言っておくと、

結構、大変です。(笑)

 

 

まず、クーラントの水を抜きます。

抜く前に、ラジエータの蓋が開くかは、

確認しておきましょう。

抜いてから、蓋が開かなくて、

クーラントを入れられないとなると、

車を動かせなくなってしまいますので…

90度回して、上に外せば開きます。

 

 

車の下にもぐって、

ラジエーターの下に、蛇口があります。

緩めると、写真に写っているすぐ下の穴から

クーラントが出てきます。

 

じょじょじょじょーと。

抜けるのを待ちます。

 

 

 

 

写真撮ってなくて…(笑)

取り付けるときの写真ですが、

黄色い矢印のところを緩めます。

で、オレンジ色のベアリングを外します。

(ボルトは黄色の矢印の下にも、1本あります。

 ベアリングは2本で固定されています。)

 

そうすると、ベルトが緩みます。

ベルトっていうのは、水色の矢印のものです。

 

ベルトを外します。

 

で、ベルトを交換しない場合は、

そこでおしまいですが、

今回はベルトも交換します。

 

 

コンプレッサーのベルトが手前にあって、

交換したいベルトが外せないので、

コンプレッサーを固定しているボルトを

緩めます。

コンプレッサーを外す必要はありません。

おそらくですが、2本くらい緩めれば、

コンプレッサーをスライドしてベルトを

緩めることができるようになります。

 

工具は、ラチェットは必要最低限として、

こういう↓工具があると、力を入れやすいです。

 

 

これで、ベルト2本とも外せました。

 

ウォーターポンプを外します。

画像は、外した後ですが、5か所、ボルトを外します。

サイズは、10mmです。

ここのボルト、なかなか外しにくいです。

いろんな角度のメガネレンチあるといいです。

 

そういうのは、ヤフオクで中古品をゲットしてます。

10mmのメガネなんて、中古でじゅうぶんだと思います。

 

赤オレンジ色みたいな液体ガスケットの残りがあるので

それを可能な限りスクレーパーや、

細かめの紙やすりなどできれいにします。

(#400番とか、#600番とか)

※これをさぼると、またすぐに水漏れします。

 

ウォーターポンプのすぐ下に、

サーモスタットが入っているところがあります。

 

今回、サーモにつながっているホースも

交換するので、ホースを外します。

クリップを外して、ホースを抜きます。

 

クーラントが漏れてくる可能性があるので、

下に容器とか置いておいた方がいいです。

 

 

クリップ、ものによっては結構硬くて、

そういう時は↓こういう工具があると

めちゃめちゃ簡単に外せます。

ちょっと高く感じますが、これマジおすすめです。

安物だと、どうしてもがっつりつかめなかったり、

いまいち使いにくいんですが、これは本当にいいです。

 

がっつりつかめるし、遊びもなくて使いやすいです。

 

反対側も、外します。

 

上側のホースも交換するので外しちゃいます。

 

交換しない場合は、ホースは外さなくていいです。

 

 

そしたら、サーモスタットがついている方の

ボルトを2本外して、サーモスタットを取りだします。

 

黄色矢印のパッキンは、確かサーモに

新しいのがついていたはずなので外します。

 

 

外した部品、いろいろです。

やっとここで折り返しです。

 

新しい部品をつける前に、

外した部品周辺は、きれいにしておきます。

 

 

ローテンプサーモを取り付けます。

サーモスタッドの取り付けポイントは、

矢印のところのぽっちです。

これを必ず上向きにして取り付けます。

これは、たしか空気が抜ける穴で、

これが上になっていないとエアーが抜けません。

 

蓋をつけます。ボルト2か所です。

ほかの場所で使うボルトと混在しないように気を付けます。

 

新しいホースを取り付けます。

青くなって見た目がよくなりました。

 

 

ウォーターポンプの方も取り付けていきます。

1mm~2mmくらいの厚みで、

液体ガスケットを塗ります。

 

灰色の液ガスなので見えにくいですが塗ってあります。

 

↓液体ガスケットっていうのはこういうやつです。

 

 

エンジンに取り付けます。

液ガスが均等につぶれてちゃんとシールされるように

均等のボルトを締めていきます。

 

 

新しいベルトを入れたら(黄色矢印)

手前のコンプレッサーのベルトも取り付けます。(水色矢印)

 

 

もとのベルトの配置と同じように、

ベルトをプーリーにかけていきます。

 

 

ベアリングも取り付けていきます。

ベルトをいい感じに配置しながら、

ベアリングを付けます。

 

青矢印のところは、ボルトははまりませんが、

くぼみにはまるようになっているので、

そこにはめつつ、緑のボルトを軽く止めます。

ベアリングが青矢印部分を中心に

動くくらいでボルトを締める感じです。

 

あとは、ベルトにテンションをかける必要があるので、

六角のサイズ違い2つの工具が必要になります。

 

 

黄色矢印のところに刺さってる工具を

時計回りに回すと、ベルトが張ります。

 

いい感じの張り具合になったところで、

青矢印のボルトを締めます。

 

 

ベルトの張り具合ですが、

ベルト外す前に、ベルトの腹を押してみて

テンションのかかり具合を覚えておくのがいいと思います。

 

あとは、もう1本のボルトも締めて、

オイルレベルゲージを青矢印のところ固定して、

部品の取り付け関係は、完了です。

 

次は、冷却水を入れていきます。

 

ウォーターポンプの液体ガスケットが乾くまで、

1日は、時間をおいてから冷却水を入れた方がいいかなと

思います。(待たなくていいという人もいるかも?)

 

 

専用工具買う余裕がある場合は、

絶対に買った方がいいですが、ない場合は、

ペットボトルで代用ができます。

 

ペットボトルを写真のようにカットして、

飲み口のところにビニールテープを巻きます。

ラジエータの給水口のところに固定できるくらいの

厚みまで巻き数を調整して巻き付けました。

 

 

クーラントを入れます。

1本、入れきったらあとは水道水を入れます。

満タンになるま入れます。

 

ラジエータのドレン(最初にクーラントを抜いたところ)

や、交換した部品たちの周辺から、

冷却水が漏れていないことをよく確認します。

 

リザーブタンクの方も、満タンの線まで

水を入れておきます。

 

で、エア抜きをする必要があります。

 

 

1.エンジンをかけます。

  エンジンあったまるまでしばらく待つ。(10分~15分)

2.エアコンはOFFのまま!暖房 MAX

3.風量MAX

 

にすると、泡がポコポコ出て水面が下がります。

 

下がったらまた水を足します。

 

で、泡が出なくなったな~と思っても、終わらず、

 

黄色い矢印のところを手でもみもみします。

ここにエアーが残っています。

結構な力でもみもみし続けて、泡も出なくなったらOK

 

水をラジエータのなみなみまで入れてキャップを締めます。

 

リザーブタンクも、減っている場合は、

MAX線のところまで補充しておきます。

 

 

 

あとは、試走とかしてみて、

・水温が上がりすぎていないか。

・漏れている箇所はないか。

・ベルトが緩んでいないか。

 

確認して、問題なさそうならOKです。

 

 

 

やること多いので、1日で終わらそうとか無理ですね。

ただ、素人でもできない作業ではなかったです。

交換して1年以上立ちますが不具合は起きていません。

 

もし、作業される場合は、

焦るとミスの元なので、しっかり時間に余裕をもって

作業するのを強くお勧めします。

 

あと、エア抜きのところで、

暖気してエンジンあっためるので、

冬の作業は効率悪いかもしれないです。

しっかり、サーモが開いてくれないといけないので、

夏の暖かい日にやった方が効率いいと思います。

 

 

 

※あくまで素人の日曜大工的なものなので、
 自分で作業される方は、

 自己責任でお願いいたします。
※僕のブログだけを読んで参考にするよりは、

 複数見て、確かな情報を持って

 作業されることを推奨致します。

 

 

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