世界遺産#54 コロンビアのコーヒー地帯・文化的景観(コロンビア)
大人の社会科見学#2@コーヒー農園
「朝は1杯のコーヒーから」
「仕事中・勉強中に眠くなったら、濃いめのコーヒーで刺激を」
なんていうコーヒーラバーも多いはず。
かく言うわたしもコーヒー大好き。毎朝ちゃんとコーヒーを炒れて、ゆっくり楽しんでから通学・出勤することを日課にしていました。
けど、そのコーヒーがどんな風に作られるのか、お恥ずかしながら分かりません・・・。
というわけで、コロンビア中部のサレントからコーヒー農園見学に行って来ました。
とその前に、コーヒーに関する豆知識(いや、その豆じゃなくてね)。
コーヒーは主に「コーヒーベルト」と呼ばれる北緯25度から南緯25度までのエリア
で生産されており、生産国は60-70か国。
全世界生産量の1/3をブラジルが占めており、2位は意外にもベトナム。3位がインドネシアで4位がここコロンビアです。
ちなみに輸入量の第1位はアメリカで、2位がドイツ、そして3位が日本だそう。
銘柄の有名どころではキリマンジャロ(タンザニア)やモカ(エチオピア・イエメン)、ジャワコーヒー(インドネシア)、コナ(アメリカ ハワイ)、ブルーマウンテン(ジャマイカ)、ブラジル(同)、コロンビア(同)などがあります。
飲み方としては一般的な「ろ過」の他にも変わった方法があり、豆を煮出して飲むアラビアンスタイルや、コーヒーを濾さずに上澄みだけ飲むトルコ・コーヒー、グラスの底に練乳をたっぷり入れ、そそいだコーヒーと混ぜて飲むベトナム式など多様。
コーヒーの栽培から抽出までの流れについては本編で。
それでは本日の記事はじまりはじまり。
まず街から山道をテクテク歩いていきます。

相変わらず美しきアンデスの山々。
宿でもらった「コーヒー農園への行き方」に従って歩いていたつもりが途中で道を間違える。
更に悪いことに雨まで降りだしてしまったため、まわりに家もないのに途中にポツンとあったちょっとした商店で雨宿り。
ちょうど小腹もすいたので、スナックを買って食べていると、お店のおかあさんが
「座って休みなさい」
と、椅子を持って来てくれた。
優しい。
お言葉に甘えて座って雨が止むのを待っていると、
「寒いでしょう」
と、あったかくてあまーいコーヒーを持って来てくれ、雨がやむまでの話相手になってくれた。
・・・涙。
おかあさんのおかげで身も心もあたたまりました。
雨も弱くなったので、さぁ出掛けよう。
と、その前に、何かお返しをしたい。
ちょっとした日本っぽいものとか、どこかの国のお金とかそんなものがあればいいんだけど、残念ながら用意はなく、唯一渡せそうなものと言えば、リュックの中のポストカード。
これはアメリカ大陸縦断&アメリカ横断を記念して「てがみを書こう!」企画をやっている親愛なるたかしくん&まーちゃんに宛てた手紙で、既に宛先もメッセージも書いてあとは投函するのみのものなんだけど、オモテにはガラパゴスの珍しい動物たちの写真がたくさんあって、これなら喜んでもらえそう。
実際、感謝の言葉とともにこれを渡すと、家の中からこどもたちも出てきて、とても喜んでくれた。あぁよかった。
ということでたかしくん&まーちゃん、アメリカに届くはずだったおふたりへの手紙は、コロンビアの優しい家族のいえに永住することになりました。
ふたりがこの企画をしてくれたおかげで、心優しい家族にお礼の気持ちを返すことが出来たよ。ありがとう!
弟からの1枚がなくてごめんけど、次の機会にはかならずvv
それからお母さんに教えてもらった道を進み、ようやくコーヒー農園に到着。
その場で農園ツアーをお願いすると、おじいちゃんが案内してくれました。
これがこの農園に8,000本あるというコーヒーの木。
そしてこれが、コーヒー豆のもとになる、コーヒーの実!!!
おおおおーーー、はじめて見ました。これがそうなのか!!
これは赤いけど黄色いものもあり、

収穫体験もさせてもらいました。
これがどんな風にしてコーヒーの粉になるのか・・・いきましょう。
まずは収穫した身を機械にかけて、外皮をむきます。

太陽の照り具合や気候によって、8-25日ほどこうしてやるのだとか。
しっかり乾燥させた実をまた別の機会(左)にかけ、内皮をむく。

それがコーヒーの豆。
続いて焙煎。
ここでは直火で豆も1時間ほど煎るのだそう。
ちなみにこの焙煎には浅煎りと深煎りがあり、浅煎りは香りや酸味に優れ深煎りは苦味に優れると言われています。
そうして出来たのがこちら。

全ての行程が完了。
最後に、おじいちゃんが丁寧に淹れてくれたコーヒーをいただきます。

うんめーーーーーっっっ!!!
挽きたてなのはもちろん、煎りたてのコーヒーなんてなかなか飲めるもんじゃない。
しかもここの農園で生産されたコーヒーを、農園見学のあとにその場でいただけるんだからね。すばらしい、感動の1杯です。
丁寧な解説付き(スペイン語だけど、都度体験・実演が入るので分かりやすい)の農園見学、しかもマンツーマン。最後にはコーヒーが1杯付いてたったの250円。
しかも農園までの行き帰りにはアンデスの絶景が望めるわけで、これほど手軽で満足度の高い半日コースはなかなかありません。
あーおもしろかった。
さぁ、次は何農園に行こうか。
地球を走るバスⅢ
「想い出残る移動と言えば?」
と問われれば、すぐさま
「キルギス!」

(オッシュ~ビシュケク。山もいいけど、時々現れる湖がまた・・・)
「エチオピア!!」

(国中どこ走っても低めの山々が連なっていて、見渡す限りマウンテン)
「ボリビア!!!」

(ラパス~コパカバーナ。ティティカカ湖と緑がたまらない)
と答えます。
が、この度、ここにひとつ追加されるミチに出会いました。
国境の街イピアレスからパストまでの道。
これまでもチリからずっとアンデス山脈を見て来たはずなのに、まるで別物。
谷を挟んで山が平行に2本並んでいて、一方の山のかなり高いところを走るので、もう一方の山を高い位置から見下ろす、もしくは真横に見るようなかたちで眺められる。
畑なのかなんなのか、パッチワークのようなアンデスの山々。
素晴らしい。
2時間ほどでパストに到着するも、
バスはそのままポパヤン・カリを目指して北上。
パスト~ポパヤン間でも、ところどころで同じようなアンデスの絶景に出会えた。

やばいやばいやばい・・・!!
寝る間も本読む暇も一切ない。カメラを構えて、ただひたすら窓の外を見つめるのみ。

外の景色には目もくれず、おやすみ中^^
「曇りでこれだから、晴れちゃった日にゃたまらないだろうなぁ」
なんて思っていると・・・↓↓

晴れたよ!!きれーな青空じゃないか。
きれーすぎて気絶するかと思った。
目的地のポパヤンまであと少しというところでバスが停車。
前を見ると何やら渋滞が出来ている。
その先に行ってみると・・・
がけ崩れ。時間がかかりそうだ。
だけど全然構わない。
なぜならそこからこんな景色が眺められるから。

前にチャンがエチオピアの山々を見て
「エチオピアに恋をした・・・」
とつぶやいたことがあったけど、おれの心は完璧にコロンビアのアンデスに持ってかれました。
叶わぬ恋とは知りながら、どこまでも追いかけ続けます。
そしてまたひとつ夢が出来ました。
いつかクルマを借りて、コロンビアを縦断したい。
いや、必ずします!
それほど、おすすめ。コロンビアのアンデス、ぜひー!!!!!
秘境のイピアレス、絶壁に建つ教会
エクアドルに入国してからもう1ヶ月以上も経つとは・・・信じられない。
長寿の村から始まり、世界遺産の街でお祭り、動物たちの楽園ガラパゴス、温泉、バナナ農園、赤道、南米最大のマーケット・・・めっちゃ濃い1ヶ月だった。
まだ行きたいところはあるけども、そろそろ前へ進みましょう。
ということで、大好きなオタバロに後ろ髪引かれつつ国境へ。

この川を渡れば、37カ国目のコロンビア。
1月1日のアルゼンチンinから4ヶ月超、ようやく南米最後の国に入りました。
国境から3kmほど行ったところにある街がイピアレス。

「イピアレス」なんて、響きがもう美しいよね。
この街1番の見所は、ちょっと離れた谷の中にひっそりと建つ教会。

街からコレクティーボ(乗り合いタクシー)で20分ほど、更にそこから10分くらい徒歩で谷を下ると・・・

ちょーど日曜日の夕方、ミサが開かれている時で、街からこんなに離れたところにもかかわらず、立ちが出るほどの混雑。

奥の壁は自然の岩山そのもの。
祭壇の奥が天然の岩で、精巧に作られた柱とステンドグラスが美しい、雰囲気のある教会。

こんなところにあるんだよ・・・すごくない?
日本から見たら地球の裏側南米の、エクアドル国境に近いコロンビア最果ての街の、更に山奥というか谷底に建つ教会。
もはやここは秘境でしょう。
初日からこんなん見せられたら相当期待しちゃうぞ、コロンビア^^
Amo Otavalo#2 南米最大!?の民芸品市場
昨日の動物市を見た後はオタバロの中心部へ。
(動物市はちょっとはずれたところにあります)
南米どこでも街の中心には広場があり、

ここでもやっていました、洗礼の儀式。
(前に見たのはボリビアのポトシだったかな)
この日のために、きれいに着飾ったこどもたち。

例の民族衣装。ちっちゃい子用もかわいい。
ちなみに、刺繍の街オタバロらしく、イエス様が身に付けている布にも刺繍が。

(ちょっと見えにくいけど)
さぁ、続いては南米最大とも言われる民芸品マーケットへ。
「市場はどこかなぁーー」
なんて探すまでもなく、街の中心部から数ブロック離れた広場まで、とにかくずーーーーーーーっと市が続いている。

とにかく広い。とても廻りきれない。
「オタバロの街全体がマーケット」
そんな感じ。
夜になると、南米には珍しく屋台が出る。

めっちゃひさしぶりの屋台飯。お店が多すぎて、しかもどこも扱うものが違って・・・
なやむーーーー!!この感じも懐かしいよ。
数分ウロウロし、吟味した結果、

こちらのお店に決定♪
決め手はチキン。
どこでもフライドチキン、グリルチキンは食べられるけど、ここのお店は一味違って竜田揚げ風。

ピラフにサラダに鶏肉の竜田揚げが乗って140円くらい。
やばい、超うまい!まさに竜田、懐かしの味。
人よし、飯よし、マーケットよし。更に山と空がきれいで、民族衣装がかわいいとくれば、もう言うことはありません。
文句なく、エクアドルNo.1の街でしたvv









































